2017/10/14 のログ
ご案内:「リストランテ 『グラン・ラピッドストリーム』」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 【待ち合わせ待機中です】
ご案内:「リストランテ 『グラン・ラピッドストリーム』」にルインさんが現れました。
セイン=ディバン > 富裕地区内でも指折りの名店、『グラン・ラピッドストリーム』。
一般人では半年から一年に一度来れるか来れないか。
更に言えば、この店で贅沢をするなら、平民の稼ぎでは三年から五年は蓄えをしなくては到底……。

そんな高級レストランに、一人の少女の姿があった。
明らかに見た目は若く、この店に入れるような素養など感じないのに。
少女は散歩でもするかのように店内へはいり、ウェイターに案内され、席に着く。

「……ふ、む。一応念話は送ったけど。
 あの子、いつ頃現れるかしらね」

待ち人について思いつつ、メニューをぱらぱら。
高い。すっげー高い。しかして、冒険者稼業で稼いだ貯金を使えば。
まぁまぁ。払えなくもなく。お腹は期待に、「ぎゅ~」と鳴き声をあげる。

ルイン > 父親は一般人でしょうか?母親は魔王でした。人間でいえば貴族でしょうか、王族でしょうか?
母親はいなくてもその後に義理の母が出来ました 魔王です。父親の稼ぎはとてつもなく高収入です確か。

指定された場所は 三ツ星のレストランらしいですよ、何という事でしょうか。
少女に該当してしまう幼女の世界から足が抜けきらないその存在は、見た目とは裏腹に心は強くありたく、
意を決して店内へと入るのです…あっさりウェイターに手を繋がれて、先にいるだろう者の元へと連れていかれた。

其のウェイター 優しく 幼女というか少女を席につかせて会釈をして去っていったという。

「すみません。お父様。待たせたようで」

表情は申し訳なさそうではなく 無表情に近い顔だった。
表情死んでいるのではと思う位に 顔色が変わらない 声質が変わらない。
けど 前にはなかった ふわふわの猫耳と尻尾がゆらゆら揺れてる。
父親は 狼耳と狼尻尾 娘は猫耳と猫尻尾だった。
なんという状態なんだろう まさに 愉快で奇怪!

セイン=ディバン > 流石に高級店。以前どこかの道具屋の店主に店内で犯された時の記憶を呼び起こして比較しても……。
客層は優雅とか、豪華とか、そういう言葉を着慣れている人間ばかりに見え。
店内には生演奏のピアノの音。あぁ、身分に伴わない贅沢だ、と少女が溜息を吐くのと同時に。待ち人はゆったりと現れ。

「いや、待ってないわよ。今来たとこ。
 ……ん、ん、ん~? ルイン、その。
 ……顔、死んでるけど。大丈夫? あと、その耳と尻尾、どしたん?」

ふっ、と。顔を上げ、相手を見れば。表情は、なんというか。
まだ家族として打ち解けていなかったころに戻ってしまったよう。
でもそれ以上に。耳と尻尾が。生えていた。ふわんふわんのそれが。ゆらんゆらんと揺れていて。

可愛いんだけど。さすがにビックリしたというか。

二人が席に着いたのを見計らったのだろう。ウェイターが現れ、注文を聞いてくる。
場慣れしていない少女は、その最愛の娘を見て。

「え、っと。何か、食べたいものある?
 なければコースで頼むけど」

とりあえずまずは注文だけして。あとは娘との食事を楽しもうという魂胆。
しかして、視線は耳と尻尾を注視してしまうわけで。

ルイン > この手の店は実はそれほど緊張を抱かせるものではない。
だけど 娘その物が大して階級とかに疎く、こう豪勢なお店にはあまり拘らないという気持ちが強く。

(…お父様 最早 女にしか見えないのですが…!)

「顔?元々こんな感じですが、何か。
 耳と尻尾は 勝手に生えました 呪いのようですがこのままにしてます」

表情 元々 こんな感じです。元が大人しくて無口だった。
感情が出にくいだけなので代わりに耳と尻尾がそれを補うとかいう謎な状態。
耳と尻尾は呪いにしていたが 実際は 謎だった。謎過ぎてそのままにしたという。

これで首輪とかしていたら 正しく飼い猫!

ウェイターがやって来たので 父から視線を外して テーブルに置かれていたメニューを開いて パラパラとめくり閉じた。

「では コースで。おとうさまのお好きに」

あと 喋るのも億劫な様で、メニューが回収されていく様をちらっと見ていたが漸く父に視線を戻す。
感情はないが 耳は時折揺れ 嬉しそうに 尻尾の先がゆらゆら揺れてる。

セイン=ディバン > 自分よりもよっぽど肝が据わっている態度の娘。
これは、自身も格好悪い点は見せられないぞ、と。
腹部に力を入れ、いよいよ食事と言うよりは戦場に赴く心構えである。

「……いや、顔立ちというか、表情そのものが……。
 って、アナタも呪われたの? ……なんか、因果ねぇ……」

相手が元々こうである、と言えば。追求もしない。
呪われたので生えました、と言われれば、それも追求しない。
娘には娘の人生があって。それで色々経験しているのだ。
親としては、怪我とかしないならあまり口出しもしたくはないので。

「はいはい。じゃあ……。そうね。このコースでお願いしようかしら。
 ……。ん? 何か私の顔に付いてる?」

ウェイターに、メニューの中で一番高価なコースを指差し、そのコースを頼む。
料金は目が飛び出るほどの高値だが。別に気にしない。
愛しい娘との食事に倹約節約ケチなど無粋だからだ。
そのまま、相手の視線を感じ、娘に向き直れば。なぜか耳としっぽが楽しげムーブしていた。
思わず、微笑んでしまう少女。やはり、この我が子は可愛いのだ!

ルイン > 肝は生まれが既に普通じゃないので育ったら肝は付きます。
常在戦場 安らぐ場所以外は常にその場がいくさ場です。

って此処は 三ツ星レストランですが 何と言うか、父娘で腹の探り合い合戦勃発。

「表情出にくいのです。面白そうなので耳と尻尾は永劫このままに。
 表情がもうあれなので、補ってくれれば、と思う次第です おとうさま。」

表情が死んでいる呪いはなさそうだ。最近ついたあだ名は人形ルインです。
だって黙って座っていたら 糸の切れた人形のようなんですもの。
この表情が死んだ娘がバイトしている先はまさかの店番なのだ 
相当視線だけでじっと見たらなまじ強いので 気の弱いお客は逃げたり、悪さをするものは来ない。
娘もそこそこ腕は立つので、その身体能力で店番をしているそんな感じ。

(では気になっている事を聞こうとしますか)

「エンゲル係数は大丈夫ですか。稼いでいると仮定して無理は禁物ですよ、おとうさま。
 …おとうさまは いつまで おなごをつづけているのですか?あと…いつ孕みましたか。」

視線を向けていたので 何を頼んだか分かった 一番高い豪勢なコースを頼んでいたのだ。
いや、金の心配はしているのではない その辺は心配はしてもそれ以上はしない。
最後に とある部分に目敏かったのか ぽつりと聞くのは いつ仕込まれましたか、という問い。

セイン=ディバン > 完全に育ちきったら大物になりそうだなぁ。という程の貫禄を身につけつつある娘。
本当に、一冒険者如きである自分とは大違いなのであった。

「はいはい、そういうことにしておくわよ。……いや、耳と尻尾は。
 アンタがいいならいいけどさぁ……」

ちょっと前までは、結構表情豊かだった……いや、そうでもないか。
そんな事を思いつつ、相手の耳と尻尾は残りっぱなしなのか、と。
笑っていいやらなんなのやら。なんとも不可思議な子である。という感想に落ち着いたのであった。

「ん~? あぁ、まぁ。この身体になってから稼ぎが落ち込みもしたけどね。
 最近はかっきり稼いでるから大丈夫。子供が要らない心配しないの。
 ……ん、ん~。流石我が娘。賢しいったらありゃしない。
 そうね。来月には元に戻りたいけど。……孕んだのはつい最近よ。
 ほんの数週間前かな。ちょっと性悪なドラゴンにやられちゃって」

金の心配など気にするな、と。掌を振っていた少女も、相手の核心突く言葉には、真面目な表情に戻り。
あえて隠すこともあるまい、と。正直に白状しつつ、溜息一つ。
娘にはバレたくなかったのだが、仕方が無い、という感じか。
そこで少女は、逆に質問することにしたようだ。

「そっちこそ。最近家で見ないけど何してるの?
 あんまり親に心配かけないでほしいんだけど」

と言うものの、実はあんまり心配はしていない。
少なくとも我が娘は強く、聡明だ。必要以上の無茶はしないだろう、という信頼もある。
けど、行動の把握くらいはしておきたいらしい。

ルイン > 育つ…成長がゆっくり過ぎて中々外見に変化が現れないので、こう肉体的にぼんきゅぼんはまだまだ先な事。
まぁ 前は 成長したときの外見だったので 思い出してくれればよい限り。
あんな外見と中身に育つのだ 多分…凄く先の事。

「…そろそろ 突き出しか前菜が来ますね」

ウェイターが見計らって コースの食事を持ってきてくれる。
一番格式の高いフルコースであったのならば 最初は前菜ではなく突き出しとの筈。
父と目の前に置かれる 見目麗しい食事たち、見る芸術品 舌で味舞う芸術の頂 香りで楽しむ奥深さ。
置かれた後に グラスに注がれていくのは シャンパン…何かは説明を受けた気がするが聞いてなかった。
致し方ないが 注がれて細かな泡が出ているグラスを片手で持ち上げて、乾杯をしましょうか、と伺おう。

「左様ですか。来月に戻れるのであれば もう少しの事ですね。
 ドラゴンはこの世では魔王に次ぐ恐ろしい存在です、どんな悪さをしたのですか。
 わたくしが 賢いのは 父と母の間から生まれて育った結果で御座いますわ、お忘れですか」

冷静沈着に振舞う、ふわふわと揺らぐ耳と尻尾。落ち着いているらしいのか尻尾は大きく膨れたり丸くなったりはしていない。
質問を逆に返されたので まぁ あっさりはぐらかさず隠さず答えるに留まろう。

「最近の事ですが 同棲始めました。
 こんな表情は欠落している身ですが、恋人が出来まして、その恋人が心配なので一緒に住んでます。
 相手は平民地区で魔法具を営んでいるバイト先の店長です」

こんな顔の方ですね、と何処からか取り出したメモにさらさらと顔を書いてゆき ぴっと父の前へとそのメモを置いて。
名前は特に言わなかったが 一度でも会っていたら分かるかもと、
社交性の高い父ならば、と思って言わないで置いた。さて反応は??

セイン=ディバン > 親の立場からすれば、子の成長とは日々驚きの連続であり。
初めて会った過日は随分遠くなりにけり、であった。
そして恐らくは、今日のこともまた、すぐ過去になるんだろうなぁ、としんみり。

「お、流石に詳しいわね……。
 実は、私コース料理って初めてなのよ」

淀みなく言う娘に驚く。続いての言葉は、小声でひっそりと。
テーブルマナーに関しては勉強済みだが。いよいよ届いた食事とシャンパンに、正直驚き、うへぇ……などと萎縮する少女。
しかして、相手が乾杯を促せば。少女もまた、グラスを掲げ。それに応じよう。

「そうね~。まぁ、目星というか。方法は確保しつつあるから。
 悪さはしてないっ。まるで災害の如く、こっちが被害にあっただけ!
 ……あぁ、それは。うん。世辞でも嬉しいわ。そう思ってもらえたなら」

実際、呪いに詳しい知人は出来たのだが。その人物がまぁ信用できないのは傷である。
そのまま会話を楽しんでいれば、相手からの一言に、思わず照れてしまい、頬を掻く。
急なデレに弱い少女なのであった。

「……っ!! ……んっ……。
 そ、そぉぉぉ……へぇ~、そ~なんだ~……。
 ……? ……あれ、この人……?」

衝撃の告白に、シャンパンを噴き出しそうになるが。堪えて飲み干し。
裏返った声で、驚きを隠そうとしてもバレバレなご様子。
視線は見事、空を泳ぎまくり。鳥でもここまで忙しく右往左往しまい。
相手の顔、描かれた絵を見れば。面識こそないものの……。
少女が記憶違いをおこしていなければ、噂を聞いたことがあるような気がする。

っていうか。そもそもの問題。

……相手、女性じゃね? である。

ルイン > 父は気づけば女でした 精神は男のようですが。
生まれた時から父は父の外見をしていなかった娘としては、
外身と中身が食い違ってても別にいいんじゃね?で悟ってしまった。

「一番格式の高いフルコースに分類される順番は、
突き出し 前菜 スープ 魚料理 口直し 肉料理 生野菜、これはサラダに分類されますね。
次いで チーズ 甘菓子 果物 〆のコーヒーか紅茶と茶菓子 以上です。
どれも目で味覚で嗅覚で五感で楽しむ料理設定になってます。 では乾杯」

テーブルマナーとしては兎角言わないでおく。が、ナイフとフォークは外側から順番に使わないと後が大変になる。
足りなかったら 早めにウエイターに頼まないと恥をかいてしまうのだ。まぁ その辺は娘として動こう。

「出産の苦しみは 男でありましたら 死ぬよりも苦しいのだとか。
 …と信じておきましょう、おとうさまは手先が先に動いてしまう身ですから…。」

呪いに関してはもう手を出していない、だって呪いはこの身にもあるのだから。(解く気ないけど)
表情は死んでいるが 相手を立てる そんな気遣いが出来る娘だ、ただ 表情はアレだった。

「その内 二人で お父様の元に参りますね。
 ご挨拶は致さねばなりませんでしょう?…何か問題でも?
 性別はかくいう事はありませんわ、愛があれば乗り越えられると思います」

性別が既に問題だろうが、女が女と付き合い始めた。
最初の恋人が女性だったのだ それだけな事だった。
でもなんでそんなに動揺をしているのだろう このおとうさまは!

セイン=ディバン > 思い起こせば、この愛娘には、本来の姿はまだ見せていない。
別に元の姿に戻って、それを見せたからどうだ、ということもないのだけれども。
どうせなら、ちゃんとした父の姿は見せておきたかった。意地というか、プライド的なアレとして。

「っ、はぁ~。スラスラとよくもまぁ言えますこと。
 私なんて、その辺おぼろげにしか覚えてないのに……。
 まぁ、せっかくの贅沢なんだし。小難しいことは抜きにして楽しみましょ。
 はい、乾杯……、っと」

少女も、生兵法的知識はあるものの、流石に娘の博識さ加減には驚いたようだ。
いざ、食事である、となれば。流石に基礎の基礎程度は心得ていたか。ナイフとフォークを取り違えることはしなかったが。
どこか、不器用な感じになっているのはご愛嬌、である。

「そういう意味では、経験しとくのも悪くないと思うけどね……。
 実際、怖くてたまらないわよ……。
 って、それどういう意味?」

出産。未経験の恐怖。なんとかして、それを回避してもいいのかもしれない。
でも。仮にも、自分の中に宿った命にそれはできなかった。
何かが、壊れてしまう気がして。
とかく。娘との会話としてはまぁ、楽しい分類に入るので。
売り言葉に買い言葉上等、である。

「ん、ん、んぅぅぅ。まぁ、ハイ。
 ま、ルインが選んだ人なら間違いないでしょ。
 ……ま~ね~。最近、私もその性別的なことで悩んでるし。
 同性だろうがなんだろうが。お互いが幸せなら私は何も言わないわよ」

ご挨拶。まさかこの歳にしてそのイベントが発生するとは思っていなかったようだ。
だけど。いつかはやってくることなのだから、と。若干諦めモード。
続いての言葉には、少女もやや苦悩の表情。そう。最近手を出した可愛らしい子は……性別上は、男なので。
なんかこう、色々と器が広くなりつつあるらしい。

ルイン > 父は父だった 外見は本当に女の身なりなのでどう見ればよいのか。
男の姿を全く想像できない ていうか 見た事が無いものを想像も出来ない。
見ることは出来るのだろうか 本当に。会うたびに この おとうさま 呪われてる。

「あと 大事な事を一つ。食べきれなかったら お持ち帰りも一部の料理では出来ますわ。
 ワインとかシャンパンは持ち帰りは出来ない事が多いのですけど」

では 腹の探り合戦の序に食事と言う名の安らぎを開始しましょう。
対する娘は この手の食事は慣れているのか とても自然に振舞っている。

「気絶はすると思いますが 気絶すると力んだ分抜けるので、
 割と……本妻である私からしたら義理の奥様を大事にしながら、浮気を容認されて時折お仕置きを受けつつ
 見目麗しい娘御に手を出して愛を囁く これを何といいますか。
 何人に手を出し愛を囁いて腰を振る 竜に孕まされたのはこれらの罰でしょう。
 娘としてもおとうさまは 手足出やすい身としか見ていられません。
 早い話 自業自得ですわ。」

づけづけと言い始めた 止まらぬ売り言葉 知る限りおとうさまの浮気度は末期だ!
いつ 全てから切り離されてしまうのも問題かもしれない、心配されているのが花と言うのならば 全てなくしたら 何だろう、と。

「その内 ですので、順は守りますわ。
 性別・・・おとうさまは 男でしたっけ?女の外見しか見ていないのですが。」

食事はもそもそと進んでいます 一応。

セイン=ディバン > 世間一般様から見れば。恐らくとんでもなく異質な家族関係なのだろうけど。
少女にしてみれば、初めて手に入れた、本当の家族。その一員である。
元の姿に戻って。父らしいことをしてあげたい、と思うのは。もしかしたら、うっとおしがられるかもしれないけど。

「それは重畳。と、言っても。こう見えても結構食う方だから。
 その心配は要らなさそうだけどね?」

普段、どがっ、と大量に料理を用意して食べる様な形式の食事が多いから。
コース料理というのは勝手が違うなぁ、という思い。
でも、味は凄く美味しかった。語彙が崩壊するほど。美味しいのである。

「おぉおぅ、驚かさないでよ。
 ……ん~。ルインちゃん怖~い。
 ってか、浮気は男の甲斐性? とまでは言わないけどさ。
 私の人生だもの。私が満足するように生きるだけよ?
 それで呪われようが孕まされようが。自業自得、結構なことってもんよ」

なんかもう、悟りの域に入ったらしい。あるいは、開き直りの極地か。
娘の言葉もどこ吹く風。むしろ心地よいそよ風じゃわい、とばかりに。
娘の真似をしつつ、テーブルマナー、実戦研修、である。

「その内、ねぇ……。はぁ、割と憂鬱だわ、娘に恋人ができるって。
 ……一応、本当は男よ? ……最近、本当にこっちの身体に馴染みすぎて自分でも怖いけども」

もぐもぐ。美味しいけど、雑さが足りねぇ。そんな事を思う貧村出身冒険者見た目14歳中身30歳なのであった。

ルイン > 奇想天外奇天烈一家。
父親は女子の外見 義理の母は魔王 メイドが二名。傍から見れば女子しかおりません!
これが本来であれば 父親は父親の身なりをしている筈なのだ。見た事ないのだけど。

「私は食べきる自信はありません。小食なので」

コース料理は全体からしたら 量は多い。それも細かく細分されて出て来るのだ、
最初はよいよい 帰りは恐い。料理は美味しいのだ ただ…。

「何か問題が起きましたら 私は 私の身の大事さと恋人の身が怖いので、
 手は出さずに お父様の事は見捨てますね。ご理解下さい、あらぬ諍いは避けなければなりません。
 暫くは 王都に居りますが 王都自体がきな臭く成りましたら 引っ越しも視野にしております。」

最近 不穏なうわさが耳に入りますので、と表情は相変わらずない見た目14歳中身不明の娘。

腹の探り合い合戦は まだ続くようです…

ご案内:「リストランテ 『グラン・ラピッドストリーム』」からルインさんが去りました。
ご案内:「リストランテ 『グラン・ラピッドストリーム』」からセイン=ディバンさんが去りました。