2017/10/07 のログ
セイン=ディバン > 鼻歌交じりに調理していれば、後ろから声をかけられ。
にょきり、と顔だけを食卓へ向ければそこには空のポットと、読書中の妻。
そこで色々と察知した少女は、ひょいっ、と腕を伸ばし。
そのポットを受け取る。

「はいはい。仰せのままに。
 っていうか、本当、フェゴやん変わり過ぎよね~」

もはや慣れていたのか。手早く珈琲を準備し、ポットに注ぎながら言う少女。
当然、妻にそれが聞こえているかどうか、という点に関してなど注意を払っていない。

「昔は甘いもの食べてゴロゴロ~、ぐ~、すぴー。
 って感じだったのに。今は珈琲飲んでキリッ、としちゃってるし~」

どこかからかうように言いながら、少女はコーヒーの入ったポットをテーブルに置いた。その表情はニコニコと喜色満面で。

「ま、そんな愛しの君も素敵なんだけど。
 もうすぐゴハンできるから待っててねん、ダーリン♪」

そう言いながら、また台所へ戻る少女。

フェゴール > 『今でも甘いものは好きだが……目が覚めてきたからね……。
君らに生活習慣を合わせるとこうなるってだけだ。』

(眼鏡を直してチラリとセインを見るけれど。次に注がれた珈琲、一口飲んで。
また本に視線が落ちる)

『夕飯は、まぁいいし愛しいのもなんでもいいが。
私は、今の女々しい君よりも男らしい君の方が素敵だと思うんだがなぁ。』

(本を読みながらだが、すこし不満を零してみる)

セイン=ディバン > どうやらしっかり聞こえていたらしく。
律儀に返事を返してくれる妻とその言葉に、ふふっ、と小さく笑いながらも。

「そういや、そんなこと言ってたわねー。
 ……ムリさせてなきゃいいんだけど」

眼鏡越しの視線を一瞬受け止め、台所に消えつつも。
背後の気配に、若干困った表情。

「それはお互い様、っていうか。
 私はどっちでもいいんだけどね。今のフェゴっちもカッコいいと思うし。でも、昔のフェゴたんも可愛かったし~」

そこまで言いつつ、手早く調理を終え。さぁ後は煮込みだ、と鍋を放置しつつ、食卓近くへトコトコと戻り。
少女は、愛しい妻を見下ろすようにしつつ、首をゴキゴキと鳴らす。

「……私だって、そろそろマジやべぇな、って自覚はあるから。
 動いてはいるんだし、そう不満そうにすんなって。
 元の身体にもどったら、最初に愛してやるから、な?」

それは、少女が忘れかけていた声。喋り方。
呪いにより精神に変質をきたした少女は、元の喋り方をすると少し気分が悪くなる。
だが、妻の要望とあれば。少々の不快感などどこ吹く風、だ。

フェゴール > 『君らが私の無理を心配する必要はない。
殆どが余計な心配だ。
君たちくらいの寿命分、生活リズムを変えるくらいはなんでもない。』

(本のページをめくるスピードが落ちていないから。喋りながら読んでいるのはわかるだろうか。)

『その体でその喋り方って言うのもそれはそれで変だけどな。
ま、5年10年くらいは気長に待つさ。』

(寿命が長いおかげで気も長い。そんなに待ちくたびれたというわけでもないようで。旦那の頑張りや気遣いはサラッと流していた。)

セイン=ディバン > スパッ、と言い放つ相手。元々、時間を共有してきた中で気付いていたことの一つ。
この愛しい妻は、凄く可愛くて、凄く怖くて。凄く甘えたがりだったりするけど。その中でも強く感じる。
とても、冷酷というか。ドライな部分がある。

「ならいいですけど~。
 ……ふふ。よくよく考えれば、わざわざこっちの都合に合わせてくれてる時点で、フェゴやん、私にメロメロよねん」

実に自分にとって都合のいい解釈をしつつ。笑う少女。
そのままちらり、と観察すれば。読書への熱は冷めていないようで。
少女自身、久々に本でも読むかな、などと思いつつ。

「そう言うなって。その違和感は一番私が感じてるんだから。
 ……そんなにお待たせしません。
 まったく。魔王なんていう超絶級の存在に惚れるもんじゃねーよなー。
 色々なギャップに驚かされ続けるっつー」

ともすれば。減らず口の応酬、というよりは熱量の無い口喧嘩、という感じになっていく会話。
しかし少女は判っている。ドライでもある妻は、その実優しく、独占欲というか、執着心も強いのであると。
結論から言えば、面倒くさいが。恐らく相手も少女に対してそう思っている部分があるので。
ごく一部、しかも本当に極端な部分で似ているのかもしれない夫婦であった。

フェゴール > (相手の言葉に、読み終わった本を閉じて。眼鏡を直し、真顔でジィッと見て)

『………今更、認識の確認が必要かい?』


(そのまま小さく手招きして、こっちにこいと。ちなみに、部屋ではいつもの軍服ではなく。簡単なシャツとズボンにソックスというこざっぱりとした服装だ。)

『どうした?……具合でも悪いか?
それとも、単に寂しがりな気分かな?
甘えたいだけなら、可愛がってやらなくもないぞ?』

(フッと笑みを零しながら椅子に深く背もたれて、足を組む。
片手で、読み終えた本を足元に重ねて、新しいのを拾い上げて)

セイン=ディバン > どうやら熱心に読んでいた一冊が終わったようで。
この妻の知識吸収量とその速度は。人間の理解の及ぶところではないよなぁ、と改めて再確認。

「い~え? だって、アナタが私に惚れているのはもう痛いほど判っているもの。
 そうじゃなきゃ、夫名乗れないものねー」

飄々とした物言い。とはいえ、その言葉が嬉しくないわけでもない。
手招きされれば、光へと向かう蟲のように。ゆったりと近づきつつ。

「う、ん? そう見える?
 ……正直、ね。不安はあるさ。もしもこのままだったら、って。
 それにまぁ。ちっと。身体に変調は、無いわけでもない」

妻の読みに舌打ちしつつ、正直に言う。体。そう、胎内。
内緒にしてはいるが。少女の胎内には、今命が宿っている。
ソレすらもばれているのではないか。そんな不安に駆られながら。
少女は、妻の背後に立ち。ゆったりと抱きしめるように腕を回した。

フェゴール > 『わざわざ私が、メロメロだとか確認しようとする辺りが。
何か不安でもあるのかな、とね。』


(背後から抱きしめられるのが嫌な訳じゃないけれど。本を読むのにちょっとだけ邪魔だ。アイコンタクトで、セインを見て足元の辺りを見て。組んだ足のつま先で同じ場所を示す。つまり、足元辺りに立てと、そういいたいわけだが)

『変調ね、私がスキャニングして原因を分析してみてもいいが……
必要かい?』

(アイコンタクト意外は、また本を開いてそこを見るのだったけれど。会話はちゃんとしているようで。)

セイン=ディバン > 「……」

言い返せなかった。事実、少女は妻の愛に、安らぎと不安を感じていたからだ。
こんな珍妙な呪いに犯された男を。愛し続けてくれている。
それこそが、少女の内心を激しく攻め立てる事柄なのだ。

「……へ~い。フェゴール。そこはさぁ……。
 こう、もっと甘えた感じで、読書のジャマだよ、ばっくん、とか言うもんでは……。

 ……。そうさなぁ。キミがそうしたいなら。そうしてくれても構わないよ」

微妙にジャマだと思われたのがショックだったか。渋々、という感じで。少女は妻の足元近くへと移動する。
そのまま、次いでの言葉に一瞬息を飲むが。
少女は、そのスキャニングという物を拒まなかった。
結局のところ。少女が隠しても。恐らくいつかはバレるのだろうから。

フェゴール > 『邪魔というよりは……この位置が。やりやすいだけだよ。』

(背もたれて本を読みながら。伸ばしたつま先、足元に立ったセインの股間の辺りをまさぐろうとしつつ)


『別に、そうしたいということもないがなぁ。
君の体が壊れても。呪いの解けたカッコいい機械の体に移してやることもできるし。見栄えはそっちの方が好みだし。』

(読書をしながら足先で可愛がろうとしながら、それでいて。
心配以前に、自分でなんとでも対処できると思っている為。
お願いされなければ確かめようともしないのだった。
執着心は、そういう部分には無いようで。それでいて、セインの分析通り。
こういう所はとてもドライである。)

セイン=ディバン > 「ちょっ、何してますか」

流石にそういった行為までは想定していなかったのだろう。
思わず驚き、上ずった声をあげる。だが、拒絶はしない。

「……あぁ、そうっすか。
 機械の体、ね。一つの終着点ではあるんだろうけど。
 それだとフェゴールのこと抱けなくない?」

冷めている様でもあるが。それもまた妻の持ち味。
こういった物言いに一々傷ついていては、付き合えないので。
とりあえずは、軽口を言いつつ、内心。身体を探られなくてよかった、と思う部分もある。
以前喧嘩したとき以来。この妻が取り乱したり、怒ったりするところなど見ていない。
そして、それはある意味とても幸せだな、と。少女は思っている。

フェゴール > 『可愛がって欲しかったんだろう?』

(足先で、転送術式。布地を透過し、脱がさずに足先足裏でセインの先っぽをまさぐって行こうと。見た目には、セインの下腹部の直前で足が消えているような感じに。)


『まぁ、とまれ……私は君の見た目が好きな訳じゃないから安心しろ。
そのあたりは色々ギミックを付けたりだな。色々と手段はある。』

(足でまさぐりつつも、読書は継続、会話も継続。マルチタスクは得意なほうらしい。怠惰の魔王はそろそろ返上すべきか。魔王活動を怠けているから良しとすべきか。)

セイン=ディバン > 「そういう意味じゃあないんだけど……」

と、口では言うものの。実際こういった行為が始まってしまえば。
抵抗もせず、ただ黙ってそれを受け入れていく。
ふと見れば、随分と不可思議な光景になっているが。しっかりと触られている感触があるのがなおさら不思議だ。

「そこは見た目も好みだ、と言って欲しいなぁ。
 うん、真面目に考えないでよ。機械の体とかイヤだからね?」

足で触れられれば、素直に肉体は反応してしまう。
布地越しに大きくなる息子の感触は、恐らく相手に全て伝わってしまうだろう。
だが、少女はその行為を止めたり咎めたりはしない。

フェゴール > 『全長15m。重量200トンの最強の体でも?
その辺の魔王クラスくらいならまともに戦えるくらいにしてやろうと思ったのに。』

(どうも巨大な魔導ゴーレムにでもする気らしい。
見た目の好みのハードルが生物には高すぎるようだ。)

『そういう意味ではないというのは……
つまり……』

(一旦足を引いた時には。本を持つ手が片手に。もう片方の手、空間のゆがみに手首から先が消えている)

『お鍋が焦げてしまう前にチャンとやって済ませろということかな?』

(空間を捻じ曲げ、服の中に手を直接侵入させ。セインの男根を手で扱きあげる。本の端から見せた顔は。笑みだった.)

セイン=ディバン > 「それは惹かれるけどね。人間のままで戦って勝ったりするのが大事なのよ」

おそらくは、妻もその辺を理解したうえでの言葉なのだろう。
まったく、たちが悪いなぁ、と思いつつも。どうしても顔がにやけてしまう。

「お、ご理解いただけました?」

相手の反応に、内心、安心半分。残念半分と言ったところの少女。
しかして、またも不可思議な力で愛撫を続行されれば。

「あひんっ!? こ、こらフェゴール……。
 イタズラが、過ぎるぞ……」

突然の肉棒への愛撫に、驚くものの。むくむくと膨らんでいく肉槍を見れば、少女が喜んでいるなどということはあっさりと看破されることだろう。

フェゴール > 『けど、巨大化させると格好は良いけど。
的になりすぎるかな。やはり小型化は大事、と。』

(ふむふむと呟きつつも、本を胸の辺りに開いて置いて。珈琲のカップを手に取り一口。それでもう片方の手はだらりと下がったままだが、手首から先はセインの肉棒を扱きあげているわけだ)

『じゃあ止めようか?
止めてもいいけど、そろそろシとかないと。
発情期来ちゃってないかい?』

(もちろん、止めない。悪戯っぽい笑みを浮かべたまま。行為は続いて)

セイン=ディバン > 「あ、話聞いてないやつだこれ」

どこまでもマイペースな妻に、呆れながら。ちらり、と鍋を見るが、今のところは大丈夫そうであった。

「うっ……それは……。
 うぅ、おねがいします……」

実に痛い所を突かれ、反論できぬままの少女。確かに、発情の呪いはかなり強くなってきている。
渡りに船、ではあるのだが……。
葛藤していたのは、ほんの僅かな時間のみ。
あとは、妻に赤面しつつ行為を続けて欲しい、と頼み込む少女が居た。

フェゴール > 『人間のままで君が勝てるなら魔王という者はいないんだよ?』

(さも当然のように言い切る。自分もそうであるから、その可能性があるとは微塵も思っていない。だからこそ、聞いてない素振りをするのだ)

『うん、素直なのは良いことだ。』

(カップを置いたもう片方の手も、転送式へ。両手で、服の中で。男性器をしごきあげ、もう片方の手は。指で女性器を刺激していく。)

『お鍋が焦げる前に、上手にイケるかな?』

セイン=ディバン > 「……それはそうなんだけど」

何度も繰り返した問答。それをまた繰り返している。
実際、この目の前の妻だって。戦って勝てるような相手でも無いのだ。
それを自覚しているからこそ。少女の言葉は重くなっていく。

「うぅ……恥ずかしい……」

いくら夫婦とはいえ。こういった変り種な行為には恥ずかしさが付きまとう。
しかし、妻の攻めは、実際気持ちよく。
ペニスはぶるぶると震え、先走りを溢れさせ。クレパスもまた、蜜を溢れさせていた。

「んぁ、くっ……。
 きもち、いいから……これなら、すぐイけそ……っ」

フェゴール > 『そもそも勝ってどうするんだい?
魔王にでもなりたくなった?』

(攻めを続けながら、椅子から降りて。セインの前に膝をつく。片方の手を元にもどせば、セインの男性器の先端を露わにさせて、扱きあげながら。先端に舌を這わせようとしてくるだろう。先走りも丹念に舐め上げ。上目づかいに見上げながら)

『……ぁむ……ん……』

(手での刺激に加えて。先端を口に加え。クポクポと音を立てながらそのペニスをしゃぶる。少し大きいが、できなくもない)

セイン=ディバン > 「そうは言わないけど。……ん~。
 ま、ぁ。詳しくはまた今度、ね」

深く追求されれば、どこか誤魔化すかの様に言い。
椅子から降りて動き出した妻を見る。
少し見た目に変化こそあれど。愛しい妻だ。間違いない。
その妻に、ペニスを取り出され、いきなりフェラチオをされる。

「んっ……はぁぁ……。
 ふっ、あっ……。
 出る、フェゴール……出るから、飲んで……っ!!」

懸命に奉仕する妻。その上目遣いの姿が可愛らしすぎて。
実にあっさり、少女の股間は限界を迎えた。
相手の返事を待つよりも早く、その頭を両手で押さえ。
口内へと、勢い良く精液を注ぎこんでいく。

「~~~~~~~~っっ♪」

顔をだらしなく弛緩させたまま。少女は妻の口を、喉を犯し。

……ふと気付き、台所に戻ったおかげで。
なんとか鍋と家は燃えずに済んだんだとか……。

フェゴール > 『んっ……グ…・・んむぅ♡
っ~~~~♡♡』

(のどの奥までペニスを押し込まれ、吐き出されう白濁に、涙目になりつつも。それを零さず、ゆっくりと飲み下し。そのままお掃除までしていたのだけど。
急に思い立って台所に走っていくものだから。運動能力がほぼ皆無な少女はつんのめって床に顔から突っ込んだとか。)

ご案内:「ディバン邸」からフェゴールさんが去りました。
ご案内:「ディバン邸」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にユディーンさんが現れました。
ユディーン > 「…何か用かい?」
富裕地区の一角にある一見さんお断りのお店の前には、用心棒として雇われた荒れくれ男が壁に寄りかかり腕組みしながら立っていた。
秘密の会員制クラブは、会員のもの、もしくは、それに相応しいものしか通さない。
例えば極上の女とか…

ユディーン > 「用がなければあっちいってな」
興味本位か、噂を聞いたのか、店のドアを開けようとした男を追い払う。男は不満げな顔をしていたが、背の高い男の目つきに怯み、去っていった。

「割はいいけどつまんねえ仕事だな…上玉でもいればいいんだが」
空賊として自由に走るのが生き様の男も金は必要。稼ぎよりもメインといった様子で、瞳にかかる金髪を指で弄りつつ、顎を引いて影がかかった目線を周囲へと向ける。

ユディーン > 今度はお偉いさんが訪れた様子で。顔を隠した謎の貴婦人の案内に、店の中へと入っていき…
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からユディーンさんが去りました。