2017/09/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にホルンさんが現れました。
■ホルン > 表情を伺えない程フードを深く被り、身なりの良い通りすがりの紳士へと話しかけるホルン。
口調は普段とは少しだけ変えている。
「ふふふ……。これから、お楽しみ?面白い薬、ありますよ……」
何もかもが非常に怪しく、これではよっぽどの物好きでもないと釣られる事はないだろう。
そこでちらりとフードをめくり、素顔を一瞬見せる。
これで少し興味を惹けたようで、通りの隅へと連れて行き商品の説明を始める。
「どうも……。私は秘密の薬屋……。夜のお楽しみに、丁度いいお薬、用意してあります……」
言いながら、幾つかの薬瓶を取り出し。
「今日のおすすめは、これ……。”鬼泣かし”……。絶倫の強壮薬で、一本飲めば一晩で十発の射精を保障……。
内服薬だから、ペニスに塗っても意味ないよ……。時々、そうやって使おうとする客さんがいるけど」
他にも、弛緩させながら感度を増幅させる薬や、痛みを快感に誤認してしまう薬。
アナル感度を高めて経験が少なくても円滑にアナルセックスが可能になる塗り薬などを紹介していく。
「適量なら副作用は殆どないけど、変な使い方したら危ないから、それだけは気をつけて……」
そうしていかがわしい薬を売っていると、ちらほらと人が集まってきている。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にリンさんが現れました。
■リン > 青いバイオリンケースを提げた藍髪の少年が、近くを通り掛かる。
フリーの楽師である彼が、知り合いの貴族の邸宅に招かれ、演奏を披露した、その帰り道であった。
人だかりは人を呼ぶ。
集まった人の間から顔を出して覗き込んでみると、何やら妙な薬を売っているらしい。
別に何かほしい薬があるというわけでもないが、商売の様子を冷やかし程度に眺める。
絵に描いたような怪しいローブの人物が、却って興味を引いたのかもしれない。
■ホルン > 段々人が増えて騒がしくなってきた。
見向きもされないのは困るが、目立ちすぎるのもあまり良くない。
今のところは噂になる程度に知られればいいのだ。
そろそろ撤収の準備も考えておこうと、客と野次馬の様子を伺ってみると中年以上が多い中に混じって若い男性の姿が一つ目立っている。
「お兄さんも、興味がある?ふふふ……。彼女さんに使ってあげるのも、面白いよ……」
様子を眺めているだけのその若者を手招きして、人だかりの輪の中に誘う。
「今日はお安くしておくから……。中々、普段はこの値段じゃ売れない……。お得だよ……」
そう言って再度商品の説明を始めるホルン。
何か、若者の興味を惹くような物があるだろうか。
■リン > 「ん? ぼく?」
自分を呼ばれたと気づいて、きょとんとした表情に。
さっさと去ってしまうか応じるかをちょっと考えた後、のこのこと近づく。
「彼女、ねぇ」
そんなのもいたなぁ、とか薄情なことを考えながら、商品の説明に耳を傾ける。
近くで聞けば、思ったより声が若いことに気づく。
「……その後ろでするための薬って、もう開発済みのやつが使ったらどうなんの?」
何気なさを装って、薬の一つについて説明を求めながら、フードの奥の素顔を盗み見ようとする。
■ホルン > 「問題なく使えるよ……。快感と拡張の手助けをしてくれるから、更に開発を進める時も、無理なく気持ちよくできて、おすすめ……」
中々良いところに気がついてくれた。
主に初心者向けのように謳っていたが熟練者が使ってもいいのだ。
「ふふふ……、興味ある?ああ、もしかしてお兄さん、自分で使ったり、とか?男の人に使うのも、もちろんアリ……」
随分近づいてきた青年の視線から逃れるように、フードを整えて更に深く被るホルン。
こうして隠されると余計に気になるのだろうが、人も増えてきた今は無闇に素顔を晒したくない。
「ああ、”鬼泣かし”があと一つだね……。どう?お兄さん……。今日のおすすめだよ……」
■リン > 「なるほどね……。
自分で? ふふ、さて、どうかな。」
はぐらかしながら、示された薬瓶を手にとって見やる。
フードで視線を遮ったのを見て、口元に笑みを浮かべた。
「……きみの素顔見せてくれない? 今ここで、じゃなくていいからさ。
そうしたら、“鬼泣かし”と……あとそれと、これとこれも
ひとつずつ買ってあげるからさ。」
おすすめの“鬼泣かし”、痛みを快感に誤認してしまう薬、後ろに使う薬を指し示して、小さな薬売りに交渉を持ちかける。
■ホルン > そろそろ潮時と思っていたし、丁度いい。
相手の言い分に乗り、そのままついでに引き上げてしまうとしよう。
「面白い交渉だね……。じゃあ、その条件で……」
こちらとしても損はない。
特に譲歩を交渉する事もなく円滑に取引は終了した。
「それじゃあ、今日の販売はここまで……。皆さん、またいずれ……」
荷物を片付けながらその場を撤収、の前にリンに耳打ち。
「約束は守る……。ついてきて……」
リンを伴い、その場を後にする。
そして人目を避けて細い路地へと向かう。
■リン > 支払いを求められれば、それに応じる。
招かれた先で多めの小遣いをもらっていたので、懐に余裕があった。
「~♪」
少し楽しげな足取りで、薬屋に付き従って細い路地へ向かう。
退屈を紛らわすにはちょうどいい趣向だ。
もしフードの下が実はしわがれた老婆であったとしても、それはそれである。
■ホルン > 同行者は妙に楽しげだ。
こちらとしても期待はあるが、あまり表には出さない。
人目を避けるのに手頃なところまで来ると向き直り、あっさりとフードを脱いで見せる。
「どう?がっかり、しました?それとも、期待通り?」
露わになるのは若い、少女の顔。
顔立ちに鋭さはなく、大抵の場合おっとりとした印象を抱かせる。
「何にしても面白い、交渉でした……。でも、どうしてわざわざ、こんな事を?」
別に全く分からない程初心という訳ではない。
現にこうして、目立たない場所を選んでやって来たのだ。
■リン > 「期待以上、かな。
ねえねえ、名前教えてもらってもいい? ぼくはリン。」
現れた無害そうな顔に、にっこりと微笑んでみせる。
「わかってるくせにー。
こんなちっちゃくてかわいい女の子がこんなもの売ってるって、犯罪的だよね。
期待してたんじゃないの? ちょっといいことしてこうよ。
おあつらえ向きに、薬もあるし」
人懐っこい笑みに、軽薄な声を乗せながら、
薬売りの少女を路地の壁際まで追い込もうと、詰め寄る。
■ホルン > 「期待以上、ですか。ありがとうございます……。
私は、薬屋のホルン……。さっきの露天は、宣伝みたいなもの、です」
笑顔だが親切さや優しさとは別種のものを浮かべるリンに対して、感情の読みづらいふわっとした笑顔で答えるホルン。
追い込もうとしている事にも気づいているが、特に抵抗はしない。
「そう、ですか……。そうですね。そういう事なら……」
これで一応意思確認はできたとみなしていいだろう。
つまり、これからの事は両者の合意の上だ。
くすっ、と今までとは種類の違う、悪戯っぽい笑みを浮かべるホルン。
「しましょうか、いいこと。じゃあ、そのお薬を使って、どうするつもりか、教えてください」
■リン > 「合意成立、だね。あとで文句言わないでよ?」
妙なまでに都合がいい。拒まないのならば、願ったり叶ったりだ。
提琴のケースなどの荷物を、ごとり、と足元に落とす。
ホルンの笑いの種類が変わったことに何か妙な胸騒ぎを覚えたが、見ないふりをした。
「いろいろ思いつくけど、じゃあ手始めにこれなんてどうかな?
叩いたり、つねったり、踏みにじったりとか、楽しそうだよね」
小柄な相手を壁際に追い詰めている状況に、酔いしれているような上ずった声色。
“痛みを快感に誤認してしまう薬”の封を切る。
フードを取ったホルンの服の襟元に手を伸ばし、軽く掴む。
そうして、薬瓶の中身を彼女に飲ませようとした。
■ホルン > あまりにも都合が良く運びすぎて思わず笑みがこぼれてしまったが、特に見咎められる事はなかったようだ。
「そう、ですね。でもそれはお客様の物ですし……」
薬を飲ませようとしてきたリンの肘と手首を掴むと、逆に薬瓶の口を彼の口元へと押し付けて。
「効果を、体験してみて……」
そして吐き出さないよう、そのまま口を抑える。
見た目よりはかなり力のあるホルン。
専門ではないが体術も素人とは比べ物にならないものを持っている。
屈強な戦士ならともかく、半ば不意打ちでこんな体勢になったら振りほどくのは難しいであろう。
■リン > 暴力を受けているにも関わらず有り余る官能に変換してしまい、震える幼気な少女。
慈悲を求めようと、自分の靴を舐めて懇願するホルンの姿までリンの脳裏には浮かんでいた。
「って」
あれよあれよと押さえつけられ、薬瓶が傾き、自分の口中へと注がれる。
そうして唇も塞がれ、思わず、ごくり、と喉を薬が通過した。
「あっ。あっ」
顔色が目まぐるしく変わる。薬効をすぐさま感じ取れることはないが、
それでも自分の中の何かが変わっていくいやな感覚が確かにあった。
心臓がいやな鳴り方をしている。
「な、なにすんだよ! 自分が何したかわかってんのかよ!」
口を開けられていたならそんなことを叫んだだろう。
これからの運命を直感的に感じ取り、哀れに瞳を潤ませ
手足を暴れさせてホルンを振りほどこうとする。
その力も技も、そのへんのチンピラと同等のものしかない。
■ホルン > 「大丈夫……。よく分かってるから……。うふふ……」
ここまできたらもう欲望を隠す事もしない。
口元が怪しく歪み、笑みを作る。
「あんまり暴れると、早速薬の効果が出ちゃいますよ?」
暴れるリンの体を難なくコントロールし、背中を軽く壁にぶつけてみせる。
衝撃自体は分散してしまうので通常時なら軽く痛みが走る程度のものだが、今のリンはその痛みを快感として得てしまう。
つまり普通は性感帯ではない部分も、性器のように感じる事が出来るのだ。
背中をぶつけて快感を得るという経験は普通なら滅多にない事であろう。
「ほら、ぶつかっちゃった。うふふふ……。もう少し、続けてみます?」
■リン > 罠にかけられたということを理解しても、もう遅い。
あまりにも簡単にいなされ、背中がぶつかってしまう。
「はぅ……っ!?」
自分でも信じられないような甘い声が出た。
すでに、薬の効果が出始めているらしい。
自分の身体が今どうなってしまっているのかわからず、恐ろしい。
彼女の言うとおり、迂闊に体を動かせばどうなるかわからない。
その恐怖が、逃げ出そうという気持ちを縛り付ける。
「…………」
陶然と笑むホルンを、震えながら、問いかけに答えることもできず見つめる。
小さくか細い存在に支配されている屈辱、背徳。
その濡れた眼差しは、期待しているように映るかもしれない。
■ホルン > 「あっ、可愛い声……。
……そうですね。そうして大人しくしておくのが賢明です。
それじゃあ、残りの薬も使っちゃいましょうか?」
残る薬の内一つは塗布薬なので、まずは飲み薬からリンに飲ませようと顎をつかむ。
それもわざと、僅かに痛みを感じる程度の力加減で。
「次は”鬼泣かし”……。あーんってして下さい。吐き出したりしたら……。うふふ、どうしましょうね?」
どうするかはあえて何も言わずに脅しをかける。
既に抵抗の意志はなさそうだが、このような状態からも逆転を狙う人間も数多く見てきた。
油断なく動向を見張っている。
■リン > 「やっ、やぁ……
ごめんなさいっ……調子に乗りすぎ、たからぁ……」
顎を掴まれる痛さ/快楽に、がくがくと膝を揺らし、腿をこすり合わせる。
「はっ、はい……」
圧倒的な力の差と薬の効果を見せつけられ、もはや逆らう意思は完全に萎えていた。
言われたとおり、舌がはっきりと見えるほどに口を大きく開けて、薬を受け入れる準備をする。
注がれれば、表情を歪ませながらも、吐き出すことなく大人しく飲むだろう。
薬の効果か、肉体と精神をいたぶられたためか、
下履きにゆるやかに隆起が出来上がっていく。
■ホルン > 怯えるリンに今度は優しく囁きかける。
「大丈夫。怖いことなんてありませんよ……。たっぷり、気持ちよくなってもらうだけです」
ここまで心を折れば十分か。
後は心置きなくお楽しみといこう。
「まずは軽く、一発出してもらってもいいですけど……。その前に、汚さないように服を脱いでいいですよ」
いいですよ、とは言うがこれはほぼ命令だ。
脱がなければ、何をされるか分からない恐怖がリンにはあるだろう。
■リン > 「っ……はいっ……。」
ホルンの見守る中、もたもたとした速度でボタンを外し、服を脱ぎ始める。
やがて服がぱさりぱさりと落ち、筋肉が薄い少年の裸体が秋口の空気に晒される。
ひどく頼りない。
脚の間の雄の象徴はすっかり屹立していたが、
それはなよなよとした外見のイメージを裏切らない、ほっそりとした控えめの大きさのものだ。
見られながら自分で慰める気にもなれず、ただ落ち着かない様子で身体を揺らす。
持ち上がったペニスと睾丸がそれに合わせて股で揺れて、実に無様だ。
傍らに放置されていたヴァイオリンのケースが、風もないのにかたかたと鳴った。
■ホルン > 「あはははっ!とっても可愛いですよ、リンさん」
それまでは凄みながらも穏やかな口調だったが、無様に裸体を晒すと嘲りの混じった笑い声を上げる。
そして指先でリンの胸からお腹を軽くなぞり。
「じっくり虐めてあげたいんですけど、まずは約束通り一発出させてあげますね♡」
ニコッと微笑むと、無防備に揺れるリンの睾丸目掛けて足を蹴り上げた。
いくら痛みが快感になってしまうとはいえ、ダメージがなくなる訳ではないので威力自体はその辺りも考慮してかなり軽いものだ。
しかし軽くとはいえ蹴り上げられれば通常なら悶絶する程の痛みがあるはず。
今のリンは、その痛みが快感となってしまう訳で……。
一体、どれほどの快感を叩き込まれてしまうのだろうか。