2017/08/16 のログ
■ボブ > (しばらく待っていれば教会の中から参列者が出てきて、教会の入り口から伸びるレッドカーペットの
左右に分かれて立っていくのを見ていけば、そろそろ親友の人生最大の喜びの姿を拝めると男は脇道の影から顔を覗きだし)
「おっと、そろそろか。
以前、彼女を紹介してもらったが、彼女だったらあいつを幸せに出来るだろうし、あいつも彼女を幸せに出来るだろうしな」
(富裕地区の脇道に隠れている男は親友の間違いない幸せを確信するような独り言を漏らしながら、
教会の入り口をジッと真面目な表情で見つめていて)
■ボブ > (教会の扉が開かれ、タキシード姿の親友と新婦が姿を現してきて、周囲の参列者に祝福されている姿を笑みを浮かべながら眺め)
「よかったな、おめでとう」
(親友の幸せの姿を人目見て、祝福の言葉を小さく口から漏らせば、これ以上は人目に付くと思い、親友に背を向け、
教会から離れていく男)
「それにしても結婚か……
厄介な連中に追われている俺にとっては叶わない夢かな…」
(結婚に対する憧れを持ちつつも、結婚した相手に男をやっかむ相手がちょっかいを掛けないと限らないと思い、
叶わない自分の身の上を軽く嘆きつつ、男はこっそりと姿を消していった)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 教会」からボブさんが去りました。