2017/07/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にノアさんが現れました。
ノア > 高級感漂う洋品店、 其の試着室から.. 何やら、 女の声が漏れている。

「 .....ん、 コレいい♡ 」

「 コレは.. 無い、 かな。」

「 コレもいい♡ 」

布擦れの音を立て何着か試着をしているらしい女が、 数分後ドレスを手にカーテンを開けると..

「 サー  ─── ボブ ! 」

見知った顔に目を瞬いて、 ひらひらと指先揺らし名前を呼んだ。危うく本名を口にしかけたせいで、 爵位でも付いた貴族を呼ぶように聞こえてしまったかもしれない。

ボブ > (明らかに身の丈にあっていない洋品店で男の洋服を見繕ってもらおうと従業員を探し、試着室の前を通りかかれば
シャーっとカーテンが開き、そこから姿を現したのは数着のドレスを手にした知人)

「うおっと!? のっ!ノアっ!!」

(試着室から姿を現した知人の姿に目を丸く見開きながら驚き、彼女の名前を呼んで)

「ノアってこういう所良く来るのか?結構センス良さそうな感じはしてると思っていたが……」

(ひとしきり驚いた上でドレスを持っている彼女の手元に視線を向けた上で、彼女の服飾センスをさりげなく褒めていく男)

ノア > 試着の済んだドレスの内、 気に入ったモノと気に入らなかったモノとを分けて店員に渡し。貴方の腕に掴まらせてもらいながら、 靴に脚を差し入れて

「 んん.. センス云々はともかく、 よく来るよ。買い物好きなの♡ 」

華奢なヒールのサンダルを履き終えると、 頭から爪先まで.. じぃ と貴方を見詰め

「 ボブ、 って......... うん。背も高いし、 イイ身体してるし、 何着ても似合いそう。」

質素な服を身に纏っているけれど、 どんな服も似合いそうだと頷く。女の斜め後ろでは店員も密かに同意し、 緩やかに頷いていた。

ボブ > (試着室横に控えていた従業員に試着していたドレスを渡し、男の腕に捕まりながら靴を履いていく彼女の身体を支えていき)

「いやぁ~、そういったセンスが良い人に服を選んでもらおうかと思ってたんだけど……
ノアとこうして出会えたんだったらノアの服を……色んな服装のノアを見てみたいなぁ~、俺としては」

(元々自分一人だったから、自分の服を買おうと思ってたが、色んな服が似合いそうな彼女がいるのだったら
男としては彼女に色んな服を着せる着せ替えをして見たいと願望を漏らし、
カジノで稼いだあぶく銭が詰まった金貨袋を出していって、彼女の斜め後ろにいる店員に彼女に似合いそうな服を
見繕ってくれないかと頼んでいく男)

ノア > 女が勝手に脳内で、 貴方を "着せ替え人形" にしていると.. どうやら貴方の方も、 似たような事を考えていたようで

「 なぁに、 プレゼントしてくれるの ? 」

着せ替えるからには何か買ってよね♡ などと、 ちゃっかり付け足し承諾。これで二度目とる偶然の再会ついでに、 今日はとことん貴方に付き合おうと。履いたばかりのサンダルを脱いで、 試着室に上がった。カーテンを開けたまま、 服が来るのを待って.....

「 なんか楽しいね、 こーゆーの。」

店員からしたらいい迷惑かもしれない、 けれど.. 女も既に十数着ドレスの購入を決めていて、 貴方も金貨の詰まった袋を渡したとなれば..... 最早、 多少着せ替えごっこで遊んでも文句は言われないだろうか。

ボブ > 「ああ、いいぜ。どうせ元々無かった金だし、ノアを着飾れるんだったらこの金も本来の無駄遣いにはならないだろうからな」

(「プレゼントしてくれるの?」の言葉に追う様に頷きをしてみせ、店員にチップ代わりの金貨を手渡しながら
店員に耳打ちするように
『徐々に露出度が高いものをチョイスしてくれたら嬉しい』
と伝言をし、立ち去っていく店員を見送り、試着室に再び上がった彼女の方を見やれば)

「いやぁ~、本当に気まぐれでこの富裕地区まで脚を運んで正解だったな。
普段使いの服を買おうと平民地区の店に行っていたらきっとこんな楽しい時間は過ごせなかっただろうし」

(笑顔を見せる彼女の顔を見ながら、たまにはこういった金の使い方も悪くはないと、男は内心で思っていて)

ノア > 「 臨時収入 ? じゃあ遠慮なく、 買って貰っちゃおうかな♡ せっかくだし、 この後呑み行かない ? そっちはあたしの奢りで、 どう ? 」

太っ腹な貴方の言葉に調子良く答えながら店員を待つと、 やがて数着の服が届き。店員もコレを二人の "ごっこ" と理解してか、 普段使いの衣服ではなく.. シチュエーションを選ぶような物を、 色々とチョイスしたようで ── 女は全てを受け取り、 カーテンを閉める。中からは布擦れの音が漏れ、 暫くすると..

「 タイトルは..... "あたしを舞踏会に連れてって♡" みたいな。ふふ 」

何とも豪華絢爛な、 薄紫色に宝飾があしらわれたドレス姿で登場。楽しげにタイトルまで付け羽扇子片手にポーズを決めれば、 再び試着室のカーテンを閉め..

「 お帰りなさいませ旦那様♡ 」

イイお屋敷に仕えるメイド風、 だったり

「 好きに、 して.. ? 」

胸元がざっくり開いていながらも品のある、 高級娼婦のようなドレスだったり

「 ミステリアスな感じ、 出てる ? 」

白地に金刺繍の入った、 異国情緒溢れるチャイナドレスだったり.. と、 様々な姿を貴方に見せた。チャイナドレスのスリットは深く、 脇から白い太腿を覗かせて

「 コレ可愛い♡ どう、 似合う ? 」

余程気に入ったのか、 其の場で一回転。店員は忠実に、 貴方の囁いた内容を実行中.. 今もごそごそと、 次の商品を選んでいるようだった。

ボブ > 「呑みに行ってもいいけど、先にノアの家にこれから大荷物になるであろう服を置いてからの方がいいんじゃないか?
酔っ払ってせっかく買った服を酒場に置きっぱなしっていうのも癪だろう?」

(一緒に呑みに行く事に異論はない男だったが、先に彼女の家を経由する事を提案していれば、
その間に店員が色んな服を選んで持ってきたようで、試着室のカーテンが閉まり、そして開く度に
色んな彼女が姿を現していくのを見て楽しんでいく男)

「ふふっ、ノアって色んな服を着る事が好きみたいだね。
その顔を見てるとこっちもたくさん買ってあげたくなる気分になってくるよ」

(貴族のご令嬢だったり、メイドだったり、高級娼婦だったり、最近この王都で時たま見かける異国の衣装姿だったり、
色んな彼女のお着替え姿を男は見て楽しみ、これならば金を使ってもまったく損はないとばかりの笑顔を見せていって)

ノア > 「 じゃ 買い物終わったら家に荷物置いて、 呑み行くっ..... 決まりね♡ 」

貴方の提案には、 カーテンの隙間から顔だけ覗かせて賛成。様々な衣装に着替え、 其の衣装ごとにポーズを取って見せ.. 高級洋品店で きゃっきゃと楽しげに遊んでいた。一度着た衣装を返し、 店員より続々と届く衣装は確認もせずに受け取って。其の内の一つを手に取ると..

「 えっ、 と......... コレ は.. 」

着替えてみるけれど、 先程までと違い なかなかカーテンは開かない。鏡の前で自分の姿を隅々まで見てみるも.. どうにも際どくて、 戸惑いの声が漏れ

「 何てゆー か..... 」

色々と、 透け過ぎ。デザインはシンプルなホルターネックのタイトドレス、 しかしながら生地がやたらと薄く.. 胸元と腰回りは辛うじて生地が重なっているものの、 後は殆ど透けて見えていたり。チラりと見せて、 ハイ終了。早く次の衣装に着替えてしまおうと、 また違うドレスを手に取るも..

「 ちょっと.. 短い、 かな。」

カーテンを開けると、 一見シンプルなベアトップのタイトドレス姿。ただし、 丈がやたらと短く。溢れてしまいそうな胸を隠そうとすれば丈が上がり、 捲れ上がる丈を下ろせば胸が..... そんなギリギリの丈に、 悪戦苦闘。

「 さっき から.. こんなのばっか、 なんだけど..... コレ、 ほんとにあの人が選んでる ? 」

何だか服のセレクトが、 徐々に過激になっている 気がしないでも ない。もじ.. と 丈を気にしつつ、 唇尖らせ疑いの眼差し。

ボブ > (一緒に呑みに行く事が決まり、嬉々としてお着替えをしていた彼女……
でもある頃合いからカーテンが閉まっている時間の方が長くなり、
カーテンが開いて、男に衣装を見せる時間が短くなっていく。
その度に彼女の露出度が割り増しになっていき、それに伴い、着衣を纏っていない彼女の肌が桜色に染まっているのを
見て楽しんでいけば)

「店員さん…店員さん……ここはインナーも取り揃えていたよね?
衣装に合わせてインナーの方も過激度を増させて渡してあげて。
その分、貴方の売り上げが伸びるからいいでしょ?」

(彼女が試着室に篭っている時間が伸びている間に男は店員に売り上げアップという美味しいエサを与えるように
試着室の中に届ける衣装の中にきわどいランジェリーも加える様に付け加え、頷きを返した店員は
試着室に届ける衣装の過激さを増させるようにしてみせてくれて)

ノア > 疑いの眼差しを向ける女と 貴方との間に、 すかさず貼り付いたような笑みを浮かべる店員が割り込み..『 よくお似合いで御座います、 お客様。』などと、 金貨のように瞳を輝かせ決まり文句を口にした。

「 .........っ、 どーも.. 」

其の勢いに圧されている間に 更なる衣装を手渡され、 ご丁寧にカーテンまで閉められる。手渡された其れを見てみると..

( 水、 着..... ?? )

やたらと面積の少ない布を、 指先で摘まんで揺らし。正直下着にも見えなくはないけれど、 試着する前提で渡されたのだから と.. 渋々身に付けてみる が

「 ............... 」

着替え終え 布擦れの音がしなくなっても、 カーテンを開ける事は出来ないまま.. 女は鏡の前で、 自分の姿に頬を紅潮させていた。黒い水着 (?) と思っていた其れは、 婦人用ではなく子供用なのではないかと疑ってしまう程。とにかく布面積が、 あまりに少ない。上はうなじと背中で、 下は腰の左右に、 細い紐が蝶結びになっているだけの何とも頼りないデザインで。オマケに身に付けてみると、 透けて見えるような気がするのは.. 目の錯覚、 だろうか...

ボブ > (チップを手渡し、更には売り上げ保証をした男の事を守るために男と彼女の間に入ってくれた店員が
また新たな衣装を手渡してくれれば、訝しげな視線を向けていた彼女はカーテンを閉めて、
再び着替えに戻っていくが、カーテンの中からかすかに聞こえる動揺めいた呼吸音を男の耳は捉えていて)

「ふふっ……、ノアは恥ずかしい事を言われたり、恥ずかしい格好をさせられたりって事に弱いみたいだからな。
この立て続けの恥ずかしい衣装責めにかなり心が消耗してるかな?」

(いやらしい笑みの形をかたどる口元を手のひらで抑えながら小さく独り言を漏らしていく男。
新たな衣装を探しに行こうとしていく店員に…
「そろそろ止めないと彼女がキレて怒っちゃうから、この辺にしておくよ」
…と話しかけ、彼女が試着した物は責任を持って買うから…と店員に声を掛ければ、店員は喜色満面となり、
彼女が着た衣装を袋に纏めようとこの場を去り、試着室の前には男だけになっていって)

ノア > 『 承りました、 お包み致します。では、 ごゆっくり..... 』

カーテンの外から聞こえる、 貴方と店員の話し声。貴方の声はよく聞き取れなかったけれど、 店員の声は辛うじて聞き取れた。どうやら店の奥へ入って行ったらしい足音に、 カーテンから チラり.. 顔だけ出して

「 .........も、 おしまい ? 」

着せ替えごっこが終わったのなら、 着てきた服に着替えてもいいかと.. 頬を紅潮させたまま、 困り顔で訊ねた。一度は肌を重ねた相手であり、 今更な気もするけれど.. あの日は互いに正気じゃなかったという感覚があり、 女の中では無かった事になっていた。だからこそ、 こんな水着姿(と、 思い込んでいる下着姿)は..... 恥ずかしくて、 とても見せられない。

「 着替えていい.. ? 」

ボブ > (彼女がノリノリで着ていたご令嬢衣装やメイド服、そして彼女が違和感を感じ始めたホルダーネックのタイトドレスなどを
纏めてくれるように頼めば、店員は喜んだ様子で立ち去っていくのを見送り、
試着室のカーテンからちょっと弱弱しい表情を浮かべながら顔だけ出してくる彼女の顔を見つめていき)

「まぁ、これから呑みに行く訳だし、ほどほどに済ませておいていいだろう。」

(店員が一番最後に彼女に手渡した衣装…いや、下着は男も見ているため、これ以上ヒートアップしたら
彼女もお着替えには乗ってくれないと思い、一歩引いた様子をみせていくが、「着替えてもいい?」という
彼女の問いかけに対しては意地悪な笑みを見せて)

「ん?最後のヤツはどんな感じに仕上がったの?
それを見せてもらわない事にはこの着せ替えごっこは終わらないよ」

(最後に試着した物の見分は終わっていないと男は強弁を振りかざし、カーテンの陰から身体を表わす様に告げてみせて)

ノア > この後の予定を考え、 程々に.. と言う貴方に、 何処か ほっとしたような表情浮かべカーテンを閉めかける、 が..

「 そうね、 じゃあ 着替 ぇ......... 」

意地の悪い突っ込みに、 其の手が止まる。確かにこの水着姿は、 見せていなかった。改めて自分の姿を見下ろしてみると

「 .........けど、 何てゆー か.. 」

ギリギリしか隠せていない身体に、 弱々と眉を下げ。チラり.. ほんの10センチほど、 カーテンを開けると

「 恥ずかしい から、 少しだけ ね... 」

斜め下に視線を逸らし、 そわそわと其の姿を貴方に見せた。

ボブ > (この店を出るにしても最後に試着した物を見せてからだ…そう強弁を吐いていけば、カーテンの陰から出した頭を
軽く俯かせて、試着姿を確認したかのような仕草を彼女がしていくのを見つめ)

「ああ、あくまでも区切りってヤツだからな……」

(少しだけという彼女にそう返事を返していけば、カーテンがまたほんの少し開き、試着室にいる彼女の身体が表れ、
透けるような白い肢体にほんの僅かな黒の布地で隠された…ある意味、全裸よりも返っていやらしい下着姿の彼女を
熱く見つめ、ゴクッとツバを飲み込む仕草が彼女にも分かってしまうくらいに明らかにしてしまう男)

「これはなかなか……」

(男の口からは似合っているとも似合っていないともハッキリしない感想が漏れ、
ただ彼女の体に熱い視線を上から下までしっかりと突き刺してみせていった)

ノア > 「 なかなか、 何よ..... 」

区切りだとか何とか言って、 見せろと強弁した癖に.. 似合うとも 似合わないとも言わず、 中途半端な所で言葉を切る貴方に..... 何とも不服そうに、 つん と唇尖らせて

「 もうっ.. 似合うとか似合わないとか、 何でもいいから言ってよ。そんな じろじろ見ないで、 えっちー 」

貴方の頬を軽くつねってやろうと、 カーテンの隙間から白い手を伸ばした。悔しい事に なかなかの身長差、 ほんの少し踵を上げて背伸びをすると ──

「 ─── っ、 きゃっ.. ?! 」

直後バランスを崩し.. 悪気はないものの、 咄嗟に貴方の服を掴み道連れに。

ボブ > (ほんの僅かに開かれたカーテンの隙間から覗き見えた彼女の黒のランジェリー姿を見て、
的確な言葉がなかなか出てこず、曖昧な言い回しで言葉を留めている男に対して、再びカーテンの中に身体を隠した
彼女の手が男の顔へと伸びてくるが、
短い悲鳴と共に前へと倒れこんできて、男の胸板に頭をぶつけてくるのを不意に食らえば、
さすがの男もこの不意打ちには対応できず、洋品店の床に尻もちをつき、彼女の身体を守るために逞しい両腕で抱き締めていって)

「大丈夫か、ノア?」

(腕の中に飛び込んできた彼女を心配するように見ていくと、薄く開いたカーテン越しでは
全体像は見てとれなかったその全てが男の腕の中にあり、小さなカップに無理やり押し込められた豊かな胸の谷間が
強調され、更には白いお尻が小さなショーツに収まっているその様をマジマジと見てしまうか)

ノア > 「 .........っ、 ん.. 大丈夫。ごめ... 」

思いきり倒れ込んだ身体は、 貴方の逞しい胸板や腕に すっぽりと受け止められ。ゆるゆると顔を上げ謝罪を口にしかける、 が..

「 ............... 」

見上げた貴方と視線は合わず、 どうやら身体へと注がれている視線に気付き。体勢だけ見れば女の方から迫っているような状態のまま、 先程のリベンジとばかりに貴方の頬を むにぃ と摘まもうか

「 見すぎ、 えっち。」

ボブ > (彼女のボディアタックの不意打ちを食らい、尻もちをついた状態で彼女を心配する発言をしていくが、
男としての視線は黒の下着で包まれた彼女の肉体へと釘付けになってしまって……
その彼女の身体を熱く見ていると、彼女の指先が男の頬を抓ってきて)

「いててっ!!……悪いっ!悪かったってっ!」

(彼女の身体を庇う為に抱き寄せていた両腕を解き、彼女の身体の自由を取り戻させていけば、
試着室に逃げ隠れられるようにはしていく配慮をみせるくらいの心の余裕は取り戻していく男)

ノア > 女が現れる時は決まって、 何かトラブルに見舞われがちな貴方。初めて逢った其の時も 不法侵入された挙げ句に正体を見破られ、 更には一泊飯付きの宿まで提供させられて.. 公衆浴場で再会すれば二人して、 原因不明の身体の異変.. そして今日もまた、 タックル喰らい 頬までつねられる災難.. オマケに、

「 もう、 荷物全部持ってよねっ.. 」

などと、 理不尽な要求まで付け足されていた。試着室に戻ると着てきた服に着替える間も、 暫く頬は真っ赤に染まったまま。ぱたぱた と手で顔を扇いだり、 乱れた髪を指でとかしたり、 深呼吸をしたり、 落ち着いてからカーテンを開け

「 お待たせ。」

すっかり普段の調子を取り戻し、 何事も無かったかのように試着室を出る。其の胸中は.. 露天風呂での一件を思い出し、 鼓動はうるさいくらいに速まっていたけれど.. そんな事、 悟られないように。かつかつと細いヒールを鳴らし、 会計を済ませに店員の元へ。

ボブ > (初めて会った時の冷静な仕事に忠実な印象から、男の半同居人たる狼にじゃれつかれ、色んな意味合いで可愛いと
認識している彼女。
下着姿でタックル&ハグをしてしまった照れ隠しとばかりに男の頬を抓ってくるのを甘受して受け止めていって)

「はいはい、畏まりました、ノアお嬢様」

(抓られた頬を手のひらで擦りながらかしづく執事めいた言葉を試着室のカーテンの奥へと消えた彼女に掛け、
立ち上がって、彼女が試着室からでてくるのを待っていけば)

「よしっ!そんじゃ買った物をノアの家へと運んでから呑みに行くか。
ノアの奢りって事だし、俺は食って飲むぞぉ~。
だから美味くて、安くて、料理の盛りが多い所をしっかり選んでくれよな?」

(一刻も彼女の家への荷物運びを済ませ、二人で呑みに行く事を楽しみにしているような男の発言。
王都暮らしをしている彼女の店選びに大いに期待しているような素振りを見せながら、
男は彼女と歩調を合わせるように隣を歩き、袋詰めをしている店員に合計金額を聞いていけば
ハイブラゼールでの勝ち分でカバーできる金額である事に一安心しながら会計を済ませていく男)

ノア > 「 あたしより先に酔い潰れたら、 伝票と一緒に置いて帰るからね。」

大酒呑み、 とまではいかないけれど.. 酒には弱くもない女。自分で選んだ十数着分は しっかり支払いつつ、 挑発的な言葉を掛けて。共に店を出ると、 只でさえ長身の貴方が更に、 幾つもの箱や袋に埋もれて歩く姿は.. さぞ、 人々の視線を集める事だろう。そんな様子に くすくす肩を揺らしながら、 手ぶらな女は脚取り軽く

「 ほら、 早くー 」

楽しげに、 こっちこっち と自宅へ案内するのだった。初めて貴方を自宅に招き、 初めて貴方と酒を呑む。どんな夜になるのかは、 また.. 次のお話し。

ボブ > 【後日、継続予定】
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からノアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からボブさんが去りました。