2017/06/27 のログ
フェゴール > 『謙虚なのは良いことだが……問題ない、美味だ。
というか、ある程度活発に動いているせいか、近頃はそれなりに何を食べても美味しいのだけどね。ともかく、このカルパッチョは旨いな。』

(魚のカルパッチョをフォークですくって食べる。実際に美味しいようで、自然と笑みは零れるのだ。)

『そうありたいと思っているか否かは問題ではない。
一連の行動である程度確信は持てた。
君は、生来の悪だよ。それも悪党や、悪人なんてものじゃない。
無意識に無自覚に、単に行動するだけで人に害を為す。
天然物の悪だ。無能とは、最大の悪である。
それこそ、大罪でもっとも恐ろしいと言われる。憤怒の王すらを凌ぐ、な。』

(この辺りでスッと指先で空中に何か描く。そうすれば、ネコの前に現れるのは。金属質で重厚な、形状としてはペニスバンド。腰はがっちりとベルトでとめられるようになっていて、そのペニスに当たる部分には。もはやディルドやバイブと呼ぶにはおこがましい。ちゃんと五指のついた腕のようなものが黒光りしていた。)

『ネコ君といったね?……腰にある青いボタンを押すと回転する。赤いボタンを押すと、グーがパーになる、二度押すと元に戻る。
ご主人様が切ないそうだ、犯してやりなさい。
イヌ君はそうだな、ワインのお代わりを貰おうか?』


(主人の裸体を凝視していたネコには、こんな提案はどうだろうと。
真面目そうなイヌには、普通に食事をしつつ、その行為を見せたらどういう反応をするのかということに興味がわく。)

『ピング君は良かったなぁ……やっぱり、雄々しい肉体というのは捨てがたい。
あやうく惚れちゃいそうだった。』

(ニコニコと、頬を膨らませるセインを煽るように食事を続けつつ、にこやかに命じる。自分はご飯を食べるから君がやってくれと。)

セイン=ディバン > 『お褒めいただき、恐悦至極感謝の極みでございます。
 何かご要望がございましたら、なんなりとお申し付けくださいませ』

(褒められれば、少し照れくさそうに。しかし、その賞賛を誇りと思うかの様にも。
 イヌは深々と頭を下げ、自分も席に着き、食事を始めた)

「……う~。そう言われると……反論したくなりますけどねぇ。
 とはいえ、そうですねぇ……。
 ……はい。恐らくその認識は間違ってはいないでしょう。
 私は、私のしたいように生き、そしてそれによって周りがどうなろうと知ったことではありません。
 故に。ミレー族を救う。魔族と人間の共存の為に動く。
 それだって、究極的に言えば、自己満足ですもの」

(苦笑したまま、少女は、妻の言葉を肯定した。そう、少女は善人ではない。いや、間違いなく、区分すれば悪の分類なのだ。
 人を助けるも、罠に嵌めるも。すべて自分の楽しみのため。
 その返事をするのに夢中になっており、妻が何かを取り出したのに気づくのは遅れ……)

『にゃあ? ……ほ、ほほぉ……。
 かしこまりましたぁ!! ご主人様スイマセン、奥様からの命令ですので!!』
「え、えぇぇ!? そんなぁ!! せっかくベルにゃんが相手してくださると思ったのにぃ!!」

(ネコは、魔王の命令に満面の笑顔、即座にその道具に飛びつき。
 少女は、悲鳴を上げて抗議するも、取り合ってもらえないということは当然理解しており。
 イヌは……。ワインのお代わりを注ぎつつ、小声で『もう、ネコちゃんたら……!』などと、同僚へ呆れと怒りの混じった呟き、だ)

「むううううううううううううううううっ!!
 あんな、ペニスが大きいだけの中年オヤジより!!
 私のテクの方が上ですしっ!! というか、ネコよりもベルにゃーと繋がりたいんですけど!!」
『はいはーい、ご主人、諦めれ~。この魔王様、結構Sっぽいし。
 いきますよー』

(からかい、煽るような言葉に見事に釣られる少女。ぶーぶー、と勢い良く抗議を続けるが、その隙に後ろに回ったネコが言い、預かった道具を、早速少女へと侵入させる。
 抵抗なく、その腕状の張り型は少女の中へとたやすく入り込み)

「くっ、ふうぅぅぅぅんっ!!」

(少女は、挿入のみでアッサリと達してしまった。
 立ったままの姿勢で、膝を震わせながら、唇を噛む少女。
 それは、見た目相応に幼い少女が苛められている姿そのもので)

フェゴール > 『まぁ、強いてこの世の善を上げるとすれば。
旨い料理とワイン、それに珈琲くらいなものだ。』

(自分はのんびりと食事を楽しみつつ。横では少女が少女を立ちバックで犯しているという素敵な構図。)

『ネコ君。疲れたら回転ボタンを押すとよい。君にも刺激が伝わってキモチイイし。何より楽だ。同時に指の開閉ボタンを押すともう大変だ。』

(自分は、あくまで今は食事を優先しますよという構えで。楽し気に少女が侵される様子を見守りつつだ)

『イヌ君は後で一緒にお風呂に入ろうか?背中を流してくれるね?
ともあれ、セイン君。まぁ安心したまえ。
私はこれでも君を可愛がることを楽しみに来たんだ。
今日は一緒のベッドで寝てあげるから、女中さんたちの福利厚生にも気を配れと、そういう話なだけだよ。』

セイン=ディバン > 「……個人的には、そこに良い銘柄の細巻きと、いい女も加えたいですけどね。
 って、そうじゃなくてー!! 私もー!! 私もベルベルとエッチー!!」

(目の前でそれはもう優雅に食事を続ける妻に抗議しつづける少女であったが。
 ネコの反逆に遭い、見事に強制的に絶頂により抗議タイム終了、であった)

『はいにゃっ!! あぁ、でもこれ、新鮮だにゃあ。
 今までと逆に、ご主人を犯すとか……!!』
「くふっ、んああぁぁっ……!!
 ね、ネコ……後で覚えておきなさい……!!」

(魔王様直々の指示に頷きながら、ネコが腰を振り、少女を犯す。
 腕を掴み、腰を叩きつけるその姿を魔王様に見せ付けるように。
 少女は、その動きに早くも余裕を無くし、床まで濡らすほどに、愛液を溢れさせていた)

『は、はいっ、かしこまりました!! 誠心誠意、勤めさせていただきます!!』
「ふ、福利厚生なら、しっかりとしてます、しっ……!!
 ね、寝るだけじゃ、イヤですっ……。
 しっかり、普通に愛し合ってくれないと……。
 っ!! あ、あぁぁぁぁぁぁぁあっ!!」

(イヌは、いきなりの大任に緊張した様子を見せるが、その表情に怯えはなかった。
 一方少女はといえば……切れ切れの息で反論をしていたものの。
 ネコが、青いボタンを押し、挿入部を回転させれば、悲鳴をあげ、また絶頂へと達した。
 全身を痙攣させながら、床へ倒れこみそうになるが、なんとか四つんばいの姿勢になり、耐える。
 だが、そのままネコが腰を振り続ければ、今度は獣のような姿勢で喘ぐこととなってしまう)

フェゴール > 『部下を性欲処理に使うような主人に、福利厚生を語る資格はない。
……君らも大変だな?こんな主人の夜伽の相手までさせられているのか?
体がいくつあっても足りんだろう?』

(どうも、ネコの。「今までとは逆に」という言葉に少しだけ機嫌を損ねたようだ。
見下すようなジト目。それからイヌに問う。かわいそうにと。)

『一緒に寝ようというお誘いにそれも含まれているから、今はネコ君を楽しませてあげなさい。あと、赤いボタンは連打するように。』

(そう告げれば。そのまま食事を続けて、この後は様子を見るだけで口は出さずに。食事をしっかりデザートまで平らげれば、食後の珈琲で一息を付く。)

セイン=ディバン > 『あ、えっと、それ、は……』
『にゃはは、それは、私たち承知の上で買ってもらったので!!
 ご主人、結構顔イケてましたし、アチシもイヌちゃんも、セックス好きですしねー。
 それに……なんだかんだ言っても、ご主人、奥様と会えなくて寂しかったみたいですから。少しでも雇用主の悲しみを軽減できたら、なーんて』

(急に質問を振られたことに、イヌが戸惑い、視線が右往左往。
 代わりに、ネコが少女を犯したまま応える。
 そう、この二人のメイドを雇うときに、そもそもそれ込みでの条件提示をしてからの雇用だったのだ。
 とはいえ、傍から見たらその辺はわからないことではあるが)

「う、うぅぅっ、ほ、本当ですよ、約束ですからねっ!?」
『あいあい、さー、にゃっ! えっと……こうかにゃ?』
「!?!? あ、ひいいいいいいいいっ!!
 こ、こりぇっ!! こわれ、こわれちゃうっ!!
 ひ、ぎっ……!! お、おまんこの中、も、ダメ……!!」

(魔王様からの的確な指示に従い、ネコが赤いボタンをぴぴぴぴぴっ、と連打する。
 その瞬間、少女は目を見開き、絶叫した。ぐるぐると、腕のような形の張り型が回るだけでも大変だったのに、胎内で、その腕が指を開閉までし始めたのだ。
 あっという間に連続絶頂を向かえ、妻がデザートを食べ終えるまでに、何度達したことか。
 食後のコーヒーを魔王様がしっかりと味わい、一息、息を抜く頃には……)

「あぁ~……あひゃぁ……。
 もっとぉ……もっと、じゅぼじゅぼしてぇ……」

(そこには、壊れた人形のように。アヘ顔を晒し、ただ言葉を垂れ流す少女が居た。
 ネコは変わらず腰を振り続け、イヌはそんな主人の様子を、ハラハラとした面持ちで見守っている)

フェゴール > 『ふむ、まぁ合意の上だというならそれもいいだろう。
じゃ、ネコ君は好きなだけ続けて。それより食事が良いって言うなら2人で済ませるといい。

イヌ君は、風呂に付き合ってくれたまえよ。』

(しっかり食事を終えれば立ち上がり。さっさと風呂に行く構えを見せた。)

『それじゃ、私のことは気にせず。もう少し楽しんでから来ると良い。
後でベッドで待ってるよ?』

(そういうと、なんやかんやとのんびり風呂を済ませて。その間セインがどうなっているかは知らないが。

ここからは途中経過をダイジェストでお送りすることにしよう。いつの間にか寝室に用意させた、ファクトリーにあったものと同じ大きなベッドで。いつものパジャマ姿で。下着はなくて、前より発育したそれなりにバランスの整った体で、ベッドに転がったまま、ランプの明かりで本を読んでいる姿が目撃されるだろう。)

セイン=ディバン > 『は、はいっ!! ご案内いたします!!』
『あ~い。ごゆっくりどうぞ~』

(対照的な二人のメイド。イヌは魔王様の先に立ち、浴室へと案内した後、希望通り、相手の背中をせっせせっせと流すのに集中するだろう。
 ネコは……もうすっかり魔王様の迫力には慣れたのか。
 呑気に返事をしながら、主人のことを犯し続ける)

「あ、あにゃあぁぁぁ……も、もう、らめっ、しんじゃ、うっ」

(妻の声が聞こえているのかいないのか。喘ぎ、嬌声を漏らすだけの少女。
 そうして、たっぷり妻がフロで温まり。部屋に向かい。
 用意されたベッドで読書をしているところに、ふらり、と少女が現れ)

「……べ~る~べ~るうぅぅ……」

(凄く、恨みがましいという声で相手の名を呼んだ。そのままじりじりと近づき、相手に抱き付こうとする。
 表情は怒ってるやら悲しいやら、というか、割と素の涙目だった、というよりは、ガチ泣きの様子)

フェゴール > 『ぁぁ……もう済んだかい?……くぁ……』

(仰向けに寝転がったままで、本に栞を挟んで閉じてから、欠伸を一つ零す。この辺りの仕草は、身体が大きくなっても大差がない。抱き付いてくる相手はそのままにさせつつ)

『何か不満でも?
もしや前の幼女体系の方が好みだったかな?』

セイン=ディバン > 「……う、うぅぅうぅぅぅぅぅぅっ!!」

(眠そうに欠伸一つ。そんな仕草をする妻へ、ぼふっ、と。潰してしまわぬよう、器用に横に転がり込みつつ抱きつけば、拒まれず、そのまま縋るように相手の身体に顔を押し付ける)

「不満も何もぉー!! ベルベルは私のことが嫌いになったの!?
 確かに浮気とかしてたし、会いにもなかなか行けなかったけど!!
 この間だってお尻弄るし、今日だってイジワルするし!!
 久しぶりに会ったからイチャイチャしたかったのに!!
 私はベルフェの事愛して、一番大切なのに!!
 なのにぃぃぃぃぃ……」

(次の瞬間、泣きながら言葉をあふれ出させる少女。
 びえんびえんと大泣きしながら、一気に感情を爆発させた少女。最後は、消え入るような声であった)

フェゴール > 『……?……?……』

(抱き付かれて、顔を押し付ける相手には見えないかもしれないが、割と見たことないくらい優しく微笑んでいた所であった。相手の言葉に首を傾げて、不思議そうな表情を浮かべて。)

『……嫌だったのか。
いや、悪いね……苛められて喜んでるのかと勘違いしていた。』

(淡々とした返事だった。どうも、素でそう思っていた部分があるらしい。
最初は確かに、女子になっちゃっててショックだったが。ブツはついていたし、慣れると今の姿も可愛いし、どうせそのうち治る呪いだろうと思っているので深くは考えてなかった。ポフポフと、いつの間にか自分の方が体が大きくなってしまった相手の頭を撫でてやりつつ)

『あと、もう一個はこれだな……。
後の楽しみにとってあった。』

(しがみつく相手を下にするように体を反転させて、ゆっくりと唇を重ねようと。慈しむように、愛おしむように、じっくりと時間を掛けた長い口づけを)

セイン=ディバン > 「……うわあああああああん!!」

(一度顔を上げ、相手の表情を見れば。そこには優しく微笑む妻。
 その微笑が、今まで見たことのないものだったから。
 少女は、また訳も判らず悲しくなって大声で泣いた)

「……ひぐっ、ぐしゅ……。
 イヤ、じゃ、ないけど。ベルフェにされることなら、耐えられる、けど。
 ……ベルフェが傍に居るときは、他の人に抱かれたりとかは、イヤ。
 ベルフェに苛められるのは、罰だから、耐える。耐えられる。
 でも……。時々は、普通に、イチャイチャしたい」

(ようやっと少し落ち着いたか。なんとか、途切れ途切れに言う少女。
 要約すれば、妻の目の前で他の人には抱かれたくない。時々イチャイチャしたい。この二点が少女の願いだったのだ。
 頭を撫でられれば、心地よさそうに目を細め、そのまま、ごろりん、と体勢を変えられるのを、されるがまま受け入れる)

「そもそも、男に抱かれるとか……本当は、イヤだし。
 でも、気持ちよくなってきちゃって……自分が自分でなくなってきてて、怖いし……。
 んむっ……ん、ちゅ……お楽しみ、って?」

(内心の不安を吐き出しながら、少女はキスを受け入れる。愛しい、最愛の妻との口付け。少女は目を閉じながら、そのまま、相手の言葉について尋ねる。
 その表情に、不安はなくなっていた。妻にされることなら、耐えてみせる、という決意だけが残っていた)

フェゴール > 『ん~……思いの外……呪いによる精神汚染が進んでいるみたいだな。
どれどれ……私が一番好みのお楽しみも兼ねて、治療しておこうかな?』

(黙って聞いていた。相手の主張やらを聞いて。慰めはない、そんなことはしない。あくまでこの怠惰の魔王は、超がつくほどの合理主義で動いているのだから。
慰めや気休めの言葉は、持ち合わせていない。)

『目の前で抱かれるとか、自分が自分でなくなる……という気持ちはそもそもだな?……君の精神が肉体の変異に引きずられているという事だ。
実際に君は、男性の体の頃は嫌なことは嫌だって反抗してきたじゃないのか?』

(相手に覆いかぶさった状態から離れて、ベッドにペタンと腰掛けた状態でパジャマのズボンを色っぽく脱ぐ。下着は付けていないけれど、下半身には毛の一本もない秘所が見えそうで見えないように。それからパジャマの上着の釦を外してはだけさせ、決して大きくはないけど形の整った白い乳房を、先端だけは隠れる程度に晒して見せる。それから両手を広げて、首を傾げて、頬を朱に染めた顔で言うのだ)

『ばっくん……早く、えっちしよ?』

セイン=ディバン > 「えぐぅ……。うぅ、こんな、こんな呪いさえなければ……」

(ズバリ、魔王様の予想は的中していた。
 この少女は、何かあっても他人には弱みを見せないタイプのはずだった。
 しかし、精神的に呪いの影響のせいもあってか、大分衰弱してきているのだ)

「……うん。うん……。
 でも、発情が強くなると、仕事にならないし……」

(相手の諭すような言葉に、小さく頷く少女。
 おおよそ、ピークまで一週間。その間に、抱くか、抱かれるかをしないと、発情は強くなる一方で。
 集中力の低下、その他、仕事に支障があるため、已む無く男性に抱かれることもあったのだが……)

「……ん。うん……する。
 ベルフェ。もしも、私が完全に私じゃなくなったら……。
 その時は、貴女が私を殺してね?」

(久しく聞いていなかった呼び名。その声に、また涙を流しつつ。
 少女は、照れている妻に恥をかかせない様に。ゆっくりと抱きしめ、押し倒し。
 今度は、少女から長いキスをする。そのまま、右手は美しく、白い乳房へと伸び、優しく触れ。
 左手は、産毛すら無い、清らかな秘所へと触れていく。
 キスの最中。少女は妻に、願い事をした。もしも、自分が自分で無くなったら。その時は、と)

フェゴール > 『うん。ならこれからは私を抱けばいい。
寝込みを襲う云々と変な理屈を付けずにな?』

(そのまま押し倒されて、口づけに舌を絡めて。乳房へ触れれば気づけるだろうか。相変わらずの何にも触れられていないようなきめ細かい肌質のまま、先端は堅さを帯びていて、秘所はしっとりと濡れていた)

『ん?おかしいな、侮りすぎじゃないか?……流石にそこまでになったら呪い解くけど?』

(どうも解ける自信があるらしい。あっさりと。解かない理由はある。
どうせそのうち治るし、なら今のうちに可愛い彼も楽しんでおこうという塩梅だ)

『もう……しょうがないな。…情けないこと言ってないで…
せめて、一人称を「俺」に戻したらどうだい?』

セイン=ディバン > 「うん……でも、もしも、ベルベルが嫌な時とかあったら言って欲しい……。
 あと、されたくないこととかも、あれば、言って欲しい……」

(本当に、なんともショボーン、とした様子のままの少女。
 ちょっと前まで、自信満々で敵を作りまくっていたくらいなのに。
 そして、恐る恐る、と言った様子で、愛撫を始めれば。妻の肌は、変わらず。滑らかな手触りの身体に触れていれば、次第に少女も興奮していき。大人しくなっていたペニスも再度堅さを取り戻す。
 そのまま、ゆっくりゆっくりと両手を動かし、部屋に少しずつ、水音を響かせていき)

「……う、ん。それは……うん。
 もしもそうなったら、お願いしようかな。
 できれば……自分で、なんとかしたいから」

(妻の強気な発言には、なぜか、困ったような笑顔を見せる少女。
 本来なら、手放しで喜ぶべき一言なのだろうが。
 少女自身、この呪いもまた、罰だと受け入れてしまっているようで)

「え、っと……ハイ。おレ、じゃなくて、オれ?
 違うな……おれ、オレ、俺……。
 ……うん……やっぱり、ベルベルが傍にいてくれて、よかった。
 ……ベルベル、俺、もう……」

(言われるがまま、俺、と言おうとするが。なぜかイントネーションが変になる。
 何度か繰り返し、ようやく正しく俺と言えれば、ざわり、と。精神が波打つ。どうやら無意識に、呪いに屈してしまい、俺と言うだけでも苦痛なようだが。
 その辛い様子を見せないようにし、少女は屹立したペニスを、妻の、見た目まだまだ押さない秘部へと触れさせた)

フェゴール > 『君は、僕にされて嫌なことがあるのかい?
まぁ、思考や人格的なレベルで僕は工場を動かすことに力をそいでたから
まるで違う生き物に見えるのかもしれないけど。本質的には、何も変わってないんだ……よ?』

(相手の嫌な時という問いに。逆説的に問いかけで返す。そういうことだと。)

『んっ……ぁ……そういう。罰を受け入れようとする姿勢が、見どころあるよね?
何て言うか知ってる?……「敬謙な子羊」と書いて「思考停止の無能」と読む。
君のすべきことは、それじゃないんだ……よ?』

(口調が微妙に、幼いころののんびりとした様子に変わっていけば。響く水音に合わせるように体を振るえさせて、両足を少し開き。硬くなってきたセインのペニスに指を這わせる)

『罰も罪も、それがどうしたと跳ねのけて。
赴くままに自我を為し、奪い、犯せばいいんじゃ……ない……かな?』

(あてがわれるペニスを受け入れるように、自らも手を使い、導いて。その先端を秘所の入り口に、あてがう)

セイン=ディバン > 「……それは、無い。けど。
 でも、その。そうじゃなくて……。
 気分、とか。タイミングとか。あるだろうし……」

(もやもやとした、言葉にしにくいこと。
 伝えたいことが伝えられないもどかしさ。
 少女は、小さく頭を振り、ただただ、相手の優しさに感謝するに留めた)

「……んぅ……ベルフェゴールの言うことは、時々凄く難しくて。
 学の無い俺には、理解できないことがあるね……。
 判らない、判らないよ、ベルフェゴール」

(遥かな年月を生きた魔王からの言葉。その意味するところを何とか理解しようとするけれども。少女は所詮人間で、まだまだ精々数十年しか生きていない。
 すべきこと。それがなんなのか。判らないまま、気づけないまま。少女は、また泣き出しそうな顔になってしまう)

「……それ、は。……。
 もしも、俺がそんな風に振舞っても。嫌わないで、いてくれる?」

(弱々しい、風の前の灯火のように。見た目幼い妻へ、縋りつき、懇願するような言葉。
 以前までの苛烈さなど失ったまま、それでも少女は、過去の自分を取り戻したいと、また強く願い始め。
 相手の返事を聞かぬまま、強く口付けをし……。
 少女は、腰を突き出し。妻の中を犯し始めた)

フェゴール > 『神や悪魔やはたまた魔王に委ねちゃだめさ。
考える能力だけなら、人間は世界で最も優れた生物だ。
思考を停止させて、おぉ神よこれは罰なのですか……と祈るくらいなら。
解決の為に思考して行動すべきだね。』

(今の、旦那は。兎にも角にも流されている印象がぬぐえない。そうあるべきではないと。説明を続けるけれど)

『ふっ…や♡……何を、今更……今、魔王相手にふるまってる……じゃないか。んむっ♪……何度も、自我も欲も、ぶつけて……吐き出して……きた……くせに……ッぅ……ぁっ♡……やっ……。』

(中へと入ってくる、久方ぶりのその温度は、自分の中を押し広げて、蹂躙してくる。こうふるまえと、自分がいったように。旦那のそれは、そうふるまっていると。しがみつくように、縋りつく様に、より深くと、求めて)

セイン=ディバン > 「……う、ん。確かに……。
 神に祈っても何も変わらない。だから、冒険者になったわけで……」

(人を導く魔王。中々凄い絵面である。とはいえ、その魔王様の言葉に、何かを少しずつ思い出していく少女。
 僅かにだが、瞳にも自信の輝きが戻ってくる)

「く、ふっ……あ、あああぁぁぁ……。
 ベルフェの中、あったかい……。
 ……そ、それ、はぁ……ベルフェが可愛すぎるのが悪いの……」

(ズパッ、と鋭く指摘されれば、顔を真っ赤にしながら、貴女が悪い、などと言う。
 そのまま求められるままに、しがみつく相手の身体を強く抱きしめ、腰を叩きつけるように動かし始める。
 久しぶりの妻の味。それを味わいつくそうというような、激しいピストン運動だ)

フェゴール > 『だから、いつも言っているだろう?
何をいまさら、と。

忘れているから思い出せと。そういっているだけ……ぁン♡』

(潤んだ瞳で見つめた旦那の瞳は、相変わらず可愛らしい女の子のそれだけれど。どことなく、以前のような拙いながらも必死で生きている、とでもいうべきか。野生動物のそれを思い起こさせた。)

『ッや……おっき♡……奥……気持ち……いいのぉ♡
ふぇっ……ぁンッ♡……ひゥゥッッ!!?』

(両手で、ベッドのシーツをギュッと掴んで。両足をセインの腰に絡めて激しいピストン運動に、身体を痙攣させる。中はその太いペニスを懸命に締め付けて)

『や……イク……久しぶりに、セイン君の……おちんちんに……イカされっるぅぅぅッッ♡♡♡!!!!』

(涙まで浮かべて、そのまま激しい攻めに、絶頂を与えられ)

セイン=ディバン > 「……はぁ。本当に……。
 ベルフェには敵わないな……。
 俺は、キミと結ばれることが出来て、最高に幸運だね」

(視線が交錯し、妻の潤む瞳が、少女の欲情の炎を燃やす。
 身体に力が戻ってくる。そして、どうすべきかも、もはや迷う必要などなかった)

「ん、んぅっ……締まる……っ!!
 ベルフェ……相変わらず、キツくって、きもち、いいっ……!」

(サイズ衰えぬままの少女のペニスを受け入れ、必死に締め付けてくれる妻の肉体。
 腰に両足を絡められれば、深く密着したまま、打ち付けるように腰を動かしていき……)

「あ、はっ……俺も……!! 俺も、もう……イくっ……!!
 ベルフェ、中、中に出すから……!!
 く、う、うっ……ッッッ!!」

(相手の宣言とほぼ同時に、少女も限界を迎える。
 愛おしい人とのセックス。その精神的な部分に引き上げられ、少女の股間が膨らみ……。
 たっぷり五日分。溜め込んだ、大量の精液は、小柄な魔王様の一番奥へと、どくどくと音を立てて吐き出されていく。
 何度も何度も繰り返した、最愛の妻への、避妊など考えぬ、膣内射精。その快感に、少女の身体からは力が抜け、相手に圧し掛かるように、くたり、と倒れこむ)

フェゴール > 『ぁ、気持ち…よか……ひゃふッ!?』

(射精を受け止め、絶頂を終えたと思ったところに。まだ注ぎ込まれる大量の精液に、驚きに満ちた高い声が漏れる)

『や……まっ……て♡……そのまま…・…すぐゥッ♡』

(続けざまに吐き出される精液の圧力に。満たされる感触に、孕ませようとしてくるような、蹂躙される子宮にそのまま続けざまの絶頂を味わわされて。だらしなく、崩れた顔を腕で覆いながら。倒れこんできた、その体を受け止めた)

セイン=ディバン > 「ふぅ……はぁ……」

(久しく行えていなかった胎内への射精に、肉体も喜んだのか。
 一滴も残さぬ、という勢いで精液は妻の肉体へと注がれ。
 少女自身、その射精による疲労で、息を整えるのがやっとという状態だ)

「あ……ご、ごめん。大丈夫?
 ……もしかして、ベルフェ。照れてる?」

(とさっ、と。倒れこんだ瞬間、身体を受け止められ、慌てて上半身に力をこめる少女。幸い、相手は怪我などしていないようで、安心していれば。
 なぜか、妻が顔を隠していたので。その腕を、ぐいいぃぃ、とどけさせて、顔を見ることにした。意地悪のしかえし、でも無かったが。
 その様子が、とてもとても、可愛かったから)

フェゴール > 『――――ッ!?……』

(腕をどかせれば。そこには、中々大人っぽくなるまでに育った顔が。以前と変わらず半分涙ぐんで、真っ赤な顔で、荒くなった呼吸を整えかねていた。)

『……っない……ちょっと……驚いた……だけ……ひゃぅッ!?』

(照れてないと言い張る顔は、すでに思い切りに照れていた。挙句、ほんの少し動くだけの刺激で、また甲高い声を上げてしまうくらいには、過敏になっていて。お腹の中で液体が動くような、そんな感覚に悶えて。そんな具合に、今日は暫く、このままで。その後はのんびり二人で眠ったことだろうか。)

(後日談だが。このまま同じ屋敷に世話になるようになった魔王の生活は。割と規則正しく。いつも同じ時間に起きて。体操と散歩か運動、朝食から昼までは街中を軽く散歩。昼食を済ませたらお昼寝。読書、夕食、お風呂、また読書で就寝というリズムだった。どうも、生活リズムを人間に合わせて調整しているらしい。)

セイン=ディバン > 「……」

(ぐいっ、と腕をどかせば、そこには、紅くなった妻の顔。
 あぁ、そうだった。こういう子だったんだ、と思い出し。
 胸の奥が締め付けられたようになってしまう)

「……あはっ」

(強がりを言うのだって、前と同じ。どこまでいっても、妻は妻で。
 そんな愛する人と、これから一緒に暮らせる。
 それだけで、少女は喜びに包まれ、叫び出したくなってしまうほどだった)

(そうしてはじまった共同生活。基本ぐーたらな冒険者の自分以上にアクティブな妻に『いつも通り寝てれば良いのに』などと言ったら、怒られたそうな)

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある一軒家」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある一軒家」からフェゴールさんが去りました。