2017/06/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 クラブ」に柊 紅音さんが現れました。
柊 紅音 > 「まったく彼奴も、好い趣味をしている。」

外見とは裏腹に、やや中性的な物言いをしながら肩からレースストールを羽織る姿、黒のドレススタイルという中で富裕層のあちらこちらを見やる。

聞こえるのは甘い声もあれば絶望に染まった声もする。
自身も、北の魔族と勘繰られた事は数知れずだった中、それでも一人で出歩くことをやめるはずもなかった。

なぜなら彼女は化物なのだから。
止まることを知らないし、躊躇いも臆することもしない。

友人は随分面白い国に誘ってくれたものだと、東洋名を用いた稀有なドラキュリーナは、クラブ内へと足を踏み入れる。

「いらっ…」

クラブ内のスタッフが見せる焦りに対し、吸血鬼はいつもの事のように小さな手形を見せる。
樹脂でコーティングされたそれは北の魔族とか関わりの無いことを示す証のようなもので。

「フフッ、魔族はここまで来れるのか?」

―――それはそれで、お目にかかりたいな?
赤い瞳を妖しく歪ませるや、謝罪をしながらも、一席へと案内されながらに腰を下ろすとレッドラムを頼む。

「さて……今夜は面白いことは……あるのかな。」

葉巻をパンチカットし、指先で携え唇に咥えるまま酒精を運んできたスタッフが行う火付け。
煙を フゥッ と燻らせて、ドラキュリーナは混沌とした街中の出来事に淡い期待を―――。

柊 紅音 > 魔族・ミレー族に強い反応を示すらしいマグメール国内での、魔族の酒盛り。

レッドラムの熱い喉を焼かせるそれをグラスを傾けていく中。
洗われた舌に再度焦がされる葉巻の煙。

中には、興味や不思議さからか富裕層の人物らしい貴族関連・商人が声をかけてくる。
そんな中でも、葉巻を銜えるまま態度を一切変えることもなく続けていく談笑。

生気を失った肌や赤い瞳、その唇から覗く牙を物珍し気に見やる顔ぶれと会話をしながらに
吸血鬼もまた、この辺りでの面白いものを聞いていく。

クラブ内での、中央のステージによる余興から始まり……
好い奴隷が市場に今度入荷するらしいことまで様々に。
とある宿は王族が関わった湯屋だとか。

「フフッ、マグメールは好い国だな。」

妖艶な笑みと葉巻を携え、素直に話を聞いていっては、やがて別れるだろうか。

柊 紅音 > ステージでの余興や酒精、そして葉巻一本分の時間を費やしては、吸血鬼は席も温まらぬままにそこを起つ。

先ほどの顔ぶれらと別れを告げながらも、どうだったかと聞かれれば

「まぁまぁだな。」

可もなく不可もなく、酒精と葉巻で過ごす有意義な時間ではあったらしい。
ただしそれは暇の潰し方が含まれるものの、支払いと共にそこを出れば、入り口で待っていた馬車に乗りこむだろうか。

葉巻を新たに咥えながらに、火を灯す頃、さてこのマグメールでどう楽しもうか。
吸血鬼の時間は長く急いて詰めることもない。
のんびりとした思考と時間の感覚の中、夜を深けさせていった。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 クラブ」から柊 紅音さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある一軒家」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 【待ち合わせ待機中です】
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある一軒家」にノアさんが現れました。
ノア > ( アテ、 無いんだ..... )

「 失礼 ね、 ほんと 偶然..... 喰う、 どころか.. 一緒に氷菓子 食べて、 それだ け... 」

呪いを解くのがいつになるかも、 そもそも解けるのかも わからない。らしくない弱々しい口調で告げられた事実には、 酷く落胆したけれど.. きっと本人は、 もっと思い悩んでいる筈だから。これ以上呪いについて触れるよりも と、 少女との出逢いについて話していたが ──

「 ...............っ、 」

どうにも先程から、 身体が熱い。言葉は熱っぽい吐息混じりで途切れ途切れ、 次第に呼吸も乱れてゆく..... けれど、 彼がきっと何とかしてくれる。そう、 思っていたのに.. 大きな音に びくっ と肩揺らし、 そちらへと視線向ければ

「 .........っ、 余 興.. ?? 待っ、 て... セイ ン、 少し落ち.. 着い、 て..... ─── 」

ギリ.. と、 此方を見ていた彼と視線がぶつかった。薬が回ったか、 或いは発情の呪いが彼をおかしくさせてしまったか.. この状況を余興だと言い、 少女を咎める事もなく。問われたのは..... 首の、 傷痕。首を覆う高くて詰まった襟元を、 きゅっ と引き上げて。女はキツく、 唇引き結ぼうと努めるも..

( 言いたく、 ない..... )

  「 これ、 は... 」

ダイニングに聞こえる、 乱れた息遣い。そして少女の、 まるで.. 悪魔のような囁き。淫剤に身体を蝕まれる事など、 どうでも良かった。問題なのは、 自白剤... どんなに唇引き結ぼうとも、 抗えない。抑えきれない。視線を逸らす事さえ出来ない琥珀色は、 次第に涙滲ませて

( 知られたく.. ない、 のに... )

  「 噛まれ、 た..... 」

( ─── イヤ、 だ。)

  「 ...............吸血 鬼、 に... 」

違う、 言いたくない。嫌だ、 知られたくない。いつもみたいに つらつらと、 気性の荒いニャンコに噛まれた などと.. 嘘を吐いてしまいたいのに。

「 .........っ、 きか... ない、 で.. 」

嘘を嫌い、 己をあの日に比べ随分と子供らしさを失った少女の思惑通り.. 彼の質問に対し、 短いながらも嘘偽りのない答えを漏らした。こうしていながらも、 身体は火照るばかり。少女に "父親の妾" だと言われてしまった女は.. そんな姿だけは意地でも見せぬよう、 テーブルの下、 短いスカートを手のひらに爪が食い込む程強く握り締めていて

「 ちょっ、 と..... 今日は、 この 辺で.. 」

挙げ句の果てには、 この場から立ち去ろうと逃亡を試みてみたり。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある一軒家」にルイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 「な~んだそりゃ。オレだって狡賢い訳でもねぇっつー。
 ふ、ん。阿呆。戯れと言うのならもう少し害の無いものにしろ。
 今回は客の身体に変調を来たす物でないから不問にするが、次にこういったことをすれば、仕置きだ」

シレッ、とした様子のまま語る娘に、いつに無く真面目な表情と声で言い放つ少女。
眼は冷たいが、そこまで本気で怒っていないのは言葉の流れで気付くであろう。
コイツは、本気で怒ればまず手を出し、それから説教をするタイプなので。

「ふむ、それならいいけどな。娘が世話になったようで。感謝感謝。

 ……まぁ、そんなこったろうとは思ってた。『首に傷を残す』なんぞ、吸血種以外ねぇからな。
 だが質問は、『誰に』だ。名前、教えろ。」

怒りは無いとは言うが。もしもこの美しいパートナーに危害を加えるような悪人であったなら。
吸血鬼だろうがしったことか。ブチ殺してやる。そんな怒気が、身体から発散されていた。

「てか、ノアもルインもいい機会だ。オレに聞きたいことあるなら質問しろよ。応えてやるからさ。

 しかし、発情効果はいらなかったんじゃねぇかぁ?」

相手の返答から、薬の効果は確かだと判断し、そう呟く少女。同時に、身体の熱は高まり、カタカタと全身を揺らし始める。
娘の質問、本音。パートナーの質問、本音。どうせなら、全てさらけ出そう、と。

なお、ノア嬢の逃走はいつから居たのやら。ネコメイドが阻害中。
逃がさねーニャン、などと笑っている。

ルイン=ディバン > 「嘘はしたら駄目ですよ、まだ精神に弊害は起きていないでしょう。
 阿呆?実の娘に阿呆呼ばわりですか…そうですか、ソウデスカ。
 本妻様に父上のあられもない姿の映った水晶を送り付けましょうか??
 私に仕置きをする前に 特大の仕置きが齎されましょう」

真面目に反論されてもしたり顔、寧ろ口達者な父に寡黙で行動が愉快犯の母から生まれた子だ、
やる事為す事 言う前に実行してしまうから 程々の躾けは微妙になろう。
そもそも 父の然りが本気で無かったので 此方も反論はやめない。
目の前で繰り広げられる痴態な本能のままに剥かれていく少女と女性のイケナイ尋問。
これは映像として保存しなければと ごそごそっと何処からか取り出したのは件の映像記録水晶(新品)
魔力を注ぐと注いでいる最中は 目の前の光景をありとあらゆる事を記録していく。
複製も後で可能なので 使用用 布教用 保存用 予備用 とし放題。

尚 今回の事も 記録予定です(キリ)

「そうですねぇ… 質問ですか。何人女の人に手を出し、何人啼かせて
何人に愛を誓いましたか?
 一応 参考までにお聞きしますわ、父上。 発情をして理性を削ぎ落さないと聞きたい事も聞く事が出来ません。」

然し ルインは顔色が大して変わらない、元々青白い肌なのだ、少し発情した位で肌色に変化があまり見られない。
もう少し滾らないと変化はなさそうだ そう 傍から見て。

「ノアさんにこれも与えましょう」

楽しい事に成りますよ、と魔法で手にしたのは ウニョウニョ動く魔法淫具だった、触手のような物体。
それをそっとセインに手渡そうとするー。

ノア > 「 .........っ、 」

しれっ と椅子から立ち上がり逃亡を試みるも、 肩に手が置かれ.. 割と、 強めに座らされてしまう。其れがニャンコの仕業とわかれば、 蕩け顔ながら小さく舌打ち。

「 誰に、 って...

   ─── ウィル.. バー 」

何だか親子のやり取りが繰り広げられているけれど、 耳に入ってこない。ただスカートの裾を握り締めたまま、 俯いて、 必死に口を閉ざすものの.. 身体を回る毒には抗えず、 首筋に痕を残した相手の名を答えてしまった。しまいには

「 聞きたい こと、 なんて..... 別に..

   ── っ、ありすぎ て.. 」

何から聞けばいいのやら、 自白剤が効いている中でも思い付かず。魔王な奥様の事 ? 少々成長速度が早すぎる娘の事 ? 獣耳姿の彼の事 ? 頭から湯気が噴き出しそうな程、 様々な疑問が渦巻いて

「 何してん、 のっ.. ?! こんなの、 今すぐ やめさせて..... 見た目は ともかく、 父親なら せめて 娘を 言いくるめる くらぃ.. 」

其の娘はといえば.. ごそごそと何かを取り出しているし、 相変わらずニャンコに背後を取られているし。質問されれば ぺらぺら と自白してしまうし、 身体は熱いし.. 状況は最悪、 いっそ気絶でもしてしまいたい。

セイン=ディバン > 「カカッ。娘相手だからこそ言うんだろうが戯け。
 ふん、そこは勝手にしろ。お前のそう言うところは決して嫌いではない。
 仕置きが怖くて女好きが出来るか、だ」

相変わらず、やりとりとしては親子というよりは好敵手という感じ。
こういう気を使わない関係は少女の好みそのものであった。

「……ふん。ウィルバー、か。覚えたぞ。
 後で調べよう」

パートナーの口から漏れた名前。聞き覚えはなかった。だが、調べれば恐らくすぐにわかるだろう。シーフギルドの情報網は凄まじい。

「……ちと待て。思い出す。買った娼婦とかを抜けば良い女は19人。
 その内愛を囁いたのは……二人だ。妻であるベルフェゴールと、そこのノア。それ以外には愛など蒔いてない。
 さて、娘に質問。こんな貧弱でクソみたいな性能の父と生活していて楽しいか?」

娘の質問には、するっ、と答え。さらに普段言わない様な恥ずかしい事まで真面目に答える。
薬のこともあるが。娘の質問にはしっかりと答えるつもりらしい。そのまま、謎のウネウネを受け取れば。

「なんだっていいさ。一つ一つ、しっかり応えるぞ?
 カカカ、オレだってやめさせたいがな。こうなっては手遅れだそうさ。
 それに……ノアのことはもっと知りたいし、知ってもらいたい。大事な大事な、愛している人だからな。
 ほんで、これ使うか?」

相手からの必死の苦情には、困り顔のまま笑う少女。少女自身、やり方はどうかとも思うが。
それでも。このパートナーのことを知りたいと思ったのは本当だし。こういう機会じゃないと聞けないことも多い。
そのまま少女は力入らぬ身体でなんとか立ち上がり。そのウネウネを持ちながら、悶える相手の元へとゆっくりと近づいていく。

ルイン=ディバン > 「そうですか。では 早急に 記録媒体は送りますね。
 …掘られてしまえ です。どこをと突っ込まれましょうが 吝かでしょう。
 しかし 本妻様が気の毒です、よ」

本妻様 逢ったことありません。名のある魔王は13人いるらしいが、母以外面識はゼロ。
それ以外に魔王はいるらしいがそれも存じない。然し今夜の事も送ればどう転がろうとも 不貞の催しは知られよう!
気を使わなくても結構、遣る事はやる!…聞いた事がある名を聞いた、あの信用為らぬ吸血鬼の毒にやられたらしい。

「ウィルバー。宮廷…んん 魔法学院の講師であり、稀代の術師です。
 そんのそこらの吸血鬼ではありませんわ お父様。」

一度会ってます、幼女で。調べるまでもない 娘が既に遭遇済。
もう既に今宵の事は絶賛 記録中(…!)セインの事もノアのあられもない姿も映ってます 撮ってます!

「…既に末期ですわね。手遅れでしたか。ベルフェゴール様には後程お目に掛るとして…。
 19人…孕ませたら 八つ裂きになるのでは。…ええ、楽しいですわね、
 今はヒトでありましょうが ヒトから進化したらさぞ楽しい事になりましょう。」

記録しています。きっちり水晶に納められましたとも!後は知りません。
聞きたい事は余りなかった これからの尋問も大切なので娘としては今度は答える側に回ろう。
薬を作った方として 解毒薬も作成できるからして 待機要員として―ウネウネを父に手渡して

空いた椅子に再度腰掛けて ちゅるっと舌舐めりをして恍惚な笑みを浮かべ 二人のあられもない尋問を観察し始めるのだ!

ノア > 「 この.. 謀反ねこ、 っ..... 離し、 てっ... ! 」

父と娘が会話を繰り広げている間は、 真上に顔を上げニャンコと格闘中。逆さに見えるニャンコの悪ーい笑みに対し、 女は涙目で睨み付けるも..

( ふたり..... だけ、 )

少女の質問に対する彼の答えには、 思わず ぱちり と瞬いて。つい睨み付けるのも忘れていると、『 二人だけ、 みたいだニャン♡ 』などとニャンコに揶揄われたり。

「 .....てゆー か、 調べて どうするつもり.. ? 獣耳幼女の 癖に、 っ... まず その身体をどーにか......... 」

其処で漸く気付く、 一番聞きたい事。視線は彼から、 優雅に着席している彼の娘へ..

「 ルインちゃんのママが、 セインのこと.. こんな風にしたんだよね。何とか出来ないの ? ママが無理 でも..... 娘のルイン ちゃん なら、 何とか出来 たり... 」

そんな事を、 ほぼほぼ希望のみで口にして。望む答えが返ってくるよう、 じぃ と懇願するような視線を送っていた ── 其の時、

「 .........っ、 ちょっ.. 何 ? 待っ... セイン、 何持って んの ?! キモっ..... 無理、 むりむりむりむりっ.. 気をたしか にっ..... ! 」

ニャンコが突然の羽交い締め。何事かと視線移せば.. ウネウネ片手に近付く彼に気付いて。ふるふると首を横に振り制止求めるも、 小柄な癖にこのニャンコ.. 意外に力持ち。

セイン=ディバン > 「……恐ろしいこと言うな。トラウマ蘇る。
 はんっ。そんなの百も承知よ。最悪、命差し出すだけだろ。
 ま、あのお昼寝魔王様がオレの命如きで怒りを治めてくれるかは知らんがな」

愛娘の指摘には、どこか諦めた風に吐き捨てる少女。実際妻には悪いと思っているのだが。寝てる妻に手を出すのも躊躇われるし、性欲は発散しなくては拙いのである。

「お、いいぞネコー。そのままホールドしとけぃ。
 ……決まってんだろ。お前に危害を加えたんだ。
 必要ならボコる。もしも話のわかるやつなら、まぁ話し合いする。
 オレは確かにお前に、自由に他の男に愛されても良いって言った。けどな……。
 だからと言って、俺の大事なパートナーを傷物にされて穏やかでいられるわけねぇだろ」

口調こそいつも通り。粗野で直情的なままだが。その言葉の熱量はいつもと違った。
奥底は深く熱く。しかし表面は冷たく。このパートナーに対して怒りはなくとも。牙を突きたてた相手に対しては相当怒っているらしい。

「孕ませたりしてねぇし。てか、ふむ? 魔術師かつ学園講師か。
 接近戦ならいけるかな……。情報感謝する、ルイン。
 ……あぁ。人を辞める、か。考えはしたがしばらくは人間でいるつもりだ。期待に添えなくてすまんな」

娘からの貴重な情報に、次の行動プランを考える。学園講師なら、学園に行けば会えるかもしれないな、と。
しかし少女には吸血鬼討伐の経験がないのが問題だが。

「ハハハハハハハハハハハハハハハハ。そう言うな。我が愛しき娘からの贈り物だし、乱れるノアはオレも見たい。
 そう、お前を傷物にしていいのはオレだけなのだな、うん。
 と、いうことで。ていっ」

凄まじく狼狽する相手に、薄く笑いながらにじり寄り。そこでネコが両足を広げさせた。
ナイスコンビネーション、とばかりに。娘自慢のオモチャを、ゆっくりゆっくりと相手の女性器へ侵入させていく。
発情した肉体は、何の抵抗もなくそれを受け入れ。女性の胎内をうにゅうにゅと掻き回し始めるだろうか。

ルイン=ディバン > 「悍ましいですが それが事実であります。命で済めばよいのですが、
 魔王大戦で大陸の一つや二つが吹き飛ぶだけでしょう、魔王の怒りとはそのレベルです」

そうなったら 娘としては即逃亡だ、魔王VS魔王の戦いは壮大で壮絶である。巻き込まれでもしたら命がいくらあっても足りない。

「まぁ 孕ませたのは 母上でしたね!さぁ…信用為らぬ吸血鬼です。
 それ位ですわ、非常に女好きな時点で父上と同類では。…気が向いたら進化なさって下さいね。」

その講師とは学院外で出会ってしまったんですが。あっちこっちに出るので学院に行かなくても逢えるのではと思う。
ただ情報としてはそれだけだったので あとは 父次第だ。意外と後の事は気にならないらしい。

おや、ノアさんの視線と質問が来ましたか。
火照ってきた気分は漸く向上してきたので はぁっと弾む息の狭間に、
ギシッと椅子を軋ませながら 他愛のない会話です、と前置きを置きながら

「ええ、然し乍ら それは女好きを諫める為に我が母リュウセンが施した超絶技巧変化術式。
 罰としては半年に掛る長い期間 女の苦しみと快楽を味わい絶望に満ちよ堕ちよ、です。
 実際は楽しまれていらっしゃるので 罰としては機能しておりません。
 残念な限りですが、これも想定のうち。で、質問の回答としては 私 解呪出来ますが、愉快な事ですので 致しません」

…解呪出来るが しないらしい。あくまでも半年間の規則を守るつもりらしい。
何より これからの 乱れた事を記録しなければならない…!!!

ノア > 女と、 彼と、 少女の.. ? 父と娘と、 妾の... ? 何とも奇妙な質疑応答タイムが続く、 とある一軒家のダイニング。しかも其の光景は、 しっかりと記録されているというにも関わらず.. そんな事はお構い無しなのか、 この親子と来たら何故か張り合っている。しかも其の一部始終を、 魔王な奥様に提出しようと企んでいるようで...

「 ちょっ..... セインは 良くても、 あたしは良くないっ.. ! て、 ゆーか... 本妻、 さま ?? 」

少女が口にした、 どうにも引っ掛かる言葉に ぱちぱちと目を瞬いた。すると、 どちらかに向くでもなく..

「 ぇ......... 魔王な奥様、 と... ルインちゃんのママ、 って..... 違う人 ?! 」

何とも今更な確認。すっかり同一人物だと決め付けていたものだから、 衝撃の事実にショート寸前。背後からはニャンコに『 ニャハ、 ウケるー 今更ー 』などと馬鹿にされる始末。魔王対戦 ? 大陸の一つや二つ ? とんでもないフレーズの数々に顔面蒼白..... とはならず、 女の顔は相変わらず火照って紅潮したまま。

「 .........は ? で.. 出来るなら、 今すぐ どーにかし ─── ゃ、 だっ.. バカ ! 離し、 てっ... 待っ、 セ.. インっ..... だ め、 っ... ぃ、 やっ.. ン ── ん、 んっ... ! 」

あっさりと、 解呪は可能だと答える少女。羽交い締めだけに留まらず、 女の膝を開かせるニャンコ。そして.. すっかり色々とヤル気満々な彼に囲まれ、 女はきゃんきゃん騒ぎ立てるけれど

「 んぁ、 あっ ! ゃ、 だっ.. 取っ ── ン、 んんっ ! ぁ..... あ、 っ.. 今、 うご ぃ.. ちゃ、 ─── ん、 ぁ あっ.. ! 」

既に蜜で濡らしてしまっていた下着はずらされ、 人のモノではない触手を捩じ込まれては.. ろくに喋る事も出来ず、 甘ったるい鳴き声を上げ。ニャンコの手が緩むと今にも椅子から崩れ落ちそうな程、 蠢く触手が与える刺激に びくびくと身体跳ねさせて..

「 んぁ、 ン♡ ん、 くっ... ばか おやこっ..... おんなっ たらし、っ... ン、 んんっ ! まおー ふぇちっ.. ! んぁ、 っ.. あっ♡ 」

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある一軒家」にノアさんが現れました。
セイン=ディバン > 「……はぁ。だよねぇ。やれやれってやつだ。
 もっとも、そういう存在に惚れた自分の負けってやつか」

まさか。自身も当初、命乞いのためにエッチをしようとした魔王様と結婚することになるとは思っていなかった。
しかして、一緒に過ごしていればその情愛は膨らみ。今ではとても大切な存在となっていて。
だからこそ。妻を怒らせたり悲しませたりはしたくはないのだが。

「ふむ。バカ親子に女誑し。終いには魔王フェチと来たか。
 散々な言われよう。ちょっと傷ついた。
 その魔王フェチの女誑しのチンポで喘いでたのはどこのどなた様ですかね」

娘からの道具でもって大切なパートナーを攻める少女。つ~ん、とした口調ではあったが、その相手の乱れように、しばらくするともじもじと太腿をすり合わせるような仕草を見せ。

「……ルイン。部屋戻ってなさい。うんそれがいい。
 流石に、いくらオレでも娘の前でチンポ晒して女抱くのはムリだぞ」

ちらり、と。優雅に座ったままの娘を見てそう言う。よくよく見ずとも、少女のドレスは、何かによって持ち上げられているのがわかるだろう。
そう、下着を穿けないが故の弊害。スカートの中では、少女のペニスが硬くなり。大切なパートナーと繋がりたいと主張しているのだ。

「……ノア。このままオモチャ入れたままでアナル犯されるのと、これ抜いて、マンコにチンポ入れられるの、どっちがいい?」

少女自身も、余裕がないのか。相手に圧し掛かるように接近しながら尋ねる。
どうやら、どちらにせよ挿入するのは決定らしい。

ルイン=ディバン > そして 不義な子ルインがセインの家に上がり込んで同居するという摩訶不思議微妙生活を始めたのだ。
色々と気になるのだが 二人の乱れた催しは目に毒だ、記録水晶はどんな手段をしても壊れやしない、物理的魔法的に壊れない。

ノアさんからの質疑に答えたいが 実の父親から席を外せ的な事を言われてしまうと
眠いのも手伝ってか(精神は育っても)、ふぁぁっと欠伸をして、唯一解呪出来そうな娘は あっさりと
2人を残して  部屋に戻ってしまったという。

…戻って 来るのだろうか?? 娘がいた処には スライムがぷるんと蠢いていた―

ルイン=ディバン > 【続きは後日になりました】
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある一軒家」からルイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある一軒家」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある一軒家」からノアさんが去りました。