2017/06/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にノアさんが現れました。
■ノア > 自分には最も縁遠い場と思っていた王立コクマー・ラジエル学院、 最近は色々あって.. 何かと脚を踏み入れる機会が増えた。ご立派な図書館にも堂々と入れるようになった女は数冊の本を借りて、 調べものでもしようかと。折角ならば..
「 ............... 」
富裕地区、 お洒落なカフェのテラス席で、 いかにも "日課です" みたいな顔をして読書をしてみたかった... 案外ミーハーな、 女子脳。という訳で、 脚を組み本を片手に澄ましているけれど..
( んん.. 何、 これ..... )
内容がかなり複雑で、 用語の説明にも知らない用語が使われているものだから.. 初めは澄ましていた顔も、 次第に難しそうな表情へ。
■ノア > 「 ......... 」
《 魔術における基礎理論、知識 》、《 魔力錬成、 錬磨 》等々.. 基礎的な本ばかりとはいえ、 魔術に関しまるで触れてこなかった女にとって其れは
「 ...............く、 ぁ... 」
睡眠導入書。俯いて長い髪に隠した顔は、 小さな欠伸を漏らしていた。
■ノア > 女の身体には今、 僅かとはいえ魔力が流れている。残念なのは其れを、 女があまり自覚出来ていない点。とはいえ、 話として聞かされてはいたから..
( .....うご、 け... )
紅茶の注がれたカップを、 琥珀色の瞳で じぃ.. と凝視中。動け、 動け と、 本気で念じながら。実のところ、 魔術と超能力の差も大して理解していない女。周りの人々は皆優雅な時を過ごす中.. 目の前のカップを見詰め、 不審な空気を纏っていた。
( う、 ご... けぇ..... )
■ノア > そしてついに、 其の時は訪れた ──
「 !? 」
見詰めていたティーカップが、 カチャ と音を立てて揺れたのだった。注がれた紅茶も、 静かだった水面を乱している。其の原因、 は..
「 .........っ、 」
テーブルの脚にぶつかった、 一匹の犬。何処かの飼い犬だろうか.. 随分と毛並みの良い犬は女の足下で、 何かを強請るような視線を向けていて
「 だから犬なんてキライ.. 」
最近は犬にイイ思い出がない。人々が談笑する声に紛れ、 犬を相手に小さな声で毒吐いた。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にガリアさんが現れました。
■ガリア > ―――そりゃまたヒデェ話だなオイ。
(響いたのは、そんな声だったろう。
声は女の直ぐ傍から聞こえた、けれど、恐らくは周囲を見回しても
声の主と為り得るだろう人物は近くに居ない筈だ
誰も彼もが自分の用事に集中しており、女へと視線を向けている者は無い
――ただ、一匹を除いては。)
――…少なくとも、俺ァ御前さんに何かした覚えは無いんだぜ?
(もう一度、声が響いただろう。 其れは女の足元、其の姿を見上げる存在から、確実に
もし、女の視線が此方へと向いているならば、お座りしている其の、犬とすれば大型の獣は
其の金色の瞳で女の顔をじっと見詰め…それから、小さく鼻を鳴らした。)。
■ノア > 「 そんな目で見たって、 お前の食べれる物なんてないの.. ほら、 ご主人様んとこ戻りなさい。」
位置的に、 自然と上から目線。つん と唇尖らせながら、 其れでいて特に手で追い払ったりする事もなく。ただ じぃ.. と、 一匹の犬を見下ろしていると
「 ん ? 」
聞こえた声に、 周囲を見渡す。タイミング的にも距離的にも.. 何となく、 自分に向けられた声と思ったけれど... 其れらしい人物の姿はない。視線を感じるとすれば其れは、 足下から注がれる視線。
「 .........っ、 」
( いや.. まさか、 ね..... )
そうは思いつつも、 何処か恐る恐る.. 周囲から足下へ、 視線戻せば
「 ...............あぁ、 また.. だ。」
人生二度目の、 喋る犬。見た目こそ可愛らしいものの.. 決して、 其の内面まで可愛らしいとは限らない。ぎゃあぎゃあと騒ぎ立てる訳でもなく、 やや顔色の悪い女は静かに口を開いた。
「 ほん と..... その見た目と中身のギャップ、 どーにかなんない訳.. ? 」
■ガリア > (――何故か向けられた、不満そうな表情
此れが女にとって二度目の喋る獣との邂逅、何て事情なんて知る筈も無い故に
此方は此方で憮然とした表情を向けていた事だろう、獣なりに、では在るが)
どーにか、と言われてもなァ…、……見た目に合わせて中身変えたら唯の道化だろォよ。
(其の方が余程『どーかしてるぜ』と、そんな事呟いたなら
女の足元、ぬぅ、と机の上を覗き込む様に前足を机状に乗せる
果たして、ページが開かれたままであるなら、その内容を一読し
そして、また直ぐにまたお座りの体勢に戻っては。)
おう、魔術理論とかさっぱりだぜ、アンタ、メイジなのか?
(――にんげんのあつかうまじゅつとかよくわからない。
顔色悪く、ついでに何処かげんなりとしている様子さえ伺える相手に構う事無く
そんな問い掛けをしてみるんだろう)。
■ノア > こう見えて、 動物好きな女。少々大きくたって、 やっぱり可愛らしいと思ってしまう。犬でなく狼だと気付けないのは.. 此処が王都内、 富裕地区だからか。森で遭遇すれば確実に逃げそうなものだけれど、 おっきい・つよそう・カッコイイ.. くらいにしか、 目の前の存在を認識していなくて。
「 道化にでも何でもなって、 たまには純粋に愛でさせてくれないかしら..... 最近似たようなのに逢ったけど、 中身はやっぱり可愛くなかった。」
未だ唇は不満げに、 つんと尖ったまま。テーブルの上を覗いたワンコからの、 何気ない問い掛けには.. いつの間にか当然のように、 会話を続けていて。
「 メイジ、 ねぇ..... それっぽく見える ? 」
少し、 嬉しそう。ふふ.. と満足げに質問を返した。もし少しでも、 知的な女に見えたというのなら.. お洒落なカフェのテラス席、 読書が日課の女を演じてみた甲斐もあったというもの。
「 .........ほんとは、 ね.. 書いてあること全っ然わかんなくて、 眠くなってきたとこ。」
くすりと小さな笑みを溢しつつ、 足下のワンコに こっそりと事実を話した。内緒話でもするかのよう、 ほんの少し楽しげに。
■ガリア > (在る程度の知識や経験が無ければ、犬と狼の区別がぱっと判る者の方が少ないだろう
実際、犬扱いされた所で最早余り気にしなくなって居る節も在る、所詮同じ種だ。
やっぱり可愛くなかった、と言う事は自分も可愛げが無いと言う事なのだろうか
別に可愛く見て貰いたい気などこれっぽっちも無いのだが
何と無く感じる理不尽に、若干のジト眼。)
そーゆーのは媚びるのに慣れきった家犬連中でやりゃーイイ。
寧ろ喋れるタイプに逢える方が珍しいんだぜ、もっと喜べ。
(間違い無く反論が返るだろうと判って態と言っている、妙に偉そうな台詞。
けれど、其れからは其の場へ、女の足元ですっかりと腰を落ち着けては
時折何か鼻を鳴らしながら、相手の話へと耳を傾け。)
……さぁな、人は見かけじゃ判らん。
魔力的には大した感じじゃなさそうだがなァ、でも、技術で補える奴も一杯居るだろ。
(――書いてある事は判らない、と女が告白するなら
別に其れをからかうでもなく、ただ素直に、そうか、と頷いた
其れから、労う様にか、其の脹脛辺りを前足で、ぽむぽむと叩いてやれば
自分もまた、大きく口を開いて欠伸を零したか。)
俺ァ、読む気すら起きないからなァ、読もうとする気が起きるだけ、遥かにマシさ。
■ノア > 誰かが化けているのか、 本来こういった存在なのか ── 只でさえ読書に疲れた頭は、 長く考察する事もなく。もし薄暗い路地や森林地帯だったなら.. どれだけ疲れていようと、 頭をフル回転させる筈だけれど.. 此処なら安全そう、 何ともいっても人目が多い。オマケに.. ジト目も。
「 ん、 超うれし。」
女が返したのは反論ではなく、 肯定の言葉。ただ.. 其の声は、 だいぶ棒読み。
「 嘘でも "知的なオネーサンに見える" とか何とか言ってよ、 せっかくこんなとこで読んでみたのにー 」
本を閉じ、 テーブルの上の数冊を全て纏めて置き。両手を伸ばし背筋を伸ばしたり、 脚を組み変えたりしていると..
( .........ん、 にくきゅー )
脹ら脛に触れた、 大きめの肉球。飼い犬や飼い猫に比べれば、 ちょっぴり硬くて.. これはこれで、 やっぱり可愛い。密かに萌えていると、 足下のワンコの欠伸に気付き
「 いい天気、 眠たい ね..... そうだ。ワンコのみぞ知る、 的な.. おすすめ昼寝スポットとかないの ? 」
■ガリア > 心が篭ってない、30点。
(棒読みに対する採点、酷い話である。
知的なオネーサン、と言う単語に対しても、矢鱈三白眼な狼の視線だけ返しては
今度は矢鱈毛でもふもふした尻尾の先で、女の脛辺りをべしりと叩いてやるだろう
まぁ、痛くも痒くも無いだろうけれど。)
……昼寝なんて、邪魔の無い場所か、高い所か、陽の当たるトコだからなァ。
俺は良いとしても、アンタが如何かは…、……嗚呼、此処の外で良いなら幾つか在るけどよォ。
(昼ね、と聞いて、暫し考え込んだ。
思い当たる節は在るには在るが、女にとって心地良い場所かどうかは知らない
読書は飽きたのか、と一言伝えては、其の場へとゆっくり身体を起こして立ち上がり。)
見回りついでだ、知りたいなら教えてやるぜ。
(見上げる女の顔、付いて来るならご自由に、とばかりに)。
■ノア > ワンコから返ってきた、 30点という酷評。オマケにもふもふで、 軽く脛を叩かれてしまえば..
「 女心がわかってない、 29点。」
などと、 生意気に言い返す。正直もふもふには萌えまくっていたのだけれど.. 何だか悔しいから、 表には出さずに。
「 高いとこは得意なんだから♡ 」
無駄に得意気にそう返すと、 数冊の本を革製のブックベルトで纏め 意気揚々と立ち上がる。まさか目の前のワンコが、 無所属とはいえ王国軍の騎士とも知らず..
( ワンコと大冒険、 的な.. ? )
縄張りの見回りか何かと勘違い。犬型の大きな獣の後ろを、 足取り軽く くっ着いていく。
■ガリア > 女心とか考えてなかったから問題ねェな。
(態となのだから当たり前だ、と言わんばかりの尊大な態度である。
女が立ち上がるのならば、まずはゆっくりと歩き出して、図書館から退室しよう
流石に館内に昼寝場所を求める事は無いし、何より学院内は色々と目が厳しい。
昔ほどでは無くなったとは言えど、王立である事には変わりは無いのだ。)
得意、ねぇ? ……んじゃ、上ってみるか?
(ふと、指し示すのは、今しがた自分達が出て来た図書館の隣、蔵書などを管理する建物
其の屋上は図書館側の屋根よりも高く、この学院内でも高い部類に入る
そもそも屋上へと出る様な用途などない為、入り口出口も無いのだから
要するに、物理的に上るしかないのだ。)
別に、真っ直ぐ上れるんなら上っちまっても良いけどなァ。
(さて、高い所が得意だと言った女の反応は如何だろう
挑戦するのなら止めはしないし、遠慮気味の表情浮かべているのなら小さく笑うだろう)。
■ノア > 「 やっぱ可愛くないっ 」
やばい、 ワンコに勝てない.. 小さな文句溢しつつ、 つん と不服そうに目を細めた。カフェのテラス席を後にして、 着いて行くのは学院内。読み終えてもいない本も全て返却し、 手ブラになった女は...
「 .....っ、 望むところよ。」
ワンコの試すような挑発に、 まんまと乗ってしまう。装束姿でもない、 ロープもない.. 夕暮れ前の学院内。私服姿、 ましてスカートで外壁をよじ登るなど、 成人を迎えた女がすべき事ではないけれど...
「 人間ナメんじゃないわよ..... っと、 」
幸い換気の為か、 ほんの少し開いていた小窓を発見。小さな窓に身体入れると.. するりするり と身を捩りながら侵入。最上階まで建物内の階段を悠然と使用、 窓を開けると縁に脚を掛け
「 .........っ、 ん.. 」
溝や縁、 装飾などを巧く使い。しなやかな身のこなしで最上部、 屋上へ到達した。其処から下を、 得意げに見下ろして。
「 ほらね、 言ったでしょ♡ 」
下から外壁をよじ登った訳ではないけれど、 狭所からの侵入も高所での身のこなしも、 其の辺の町娘と比べれば大したものだろう。
■ガリア > そりゃそうだ、可愛げなんざ求めてねェからなァ?
(ふふん、と鼻で笑って、其れから自分は其の場に座り込む
別に長髪、と言うほどのことでもなかったのだが
全く臆する事もなく壁に挑もうとする其の姿に、へぇ、と三白眼細めて
さて、どうなる事やらと――最悪、落っこちた時の為に身構えはしていたのだけれど。)
あ、マジかよアイツ。
(――壁を登らず、建物の中へと入った。
反則と言うか、目敏い、とか思いつつも、取り敢えずは暫く待っていただろう
其のうちに、再び女が最上階辺りの窓から姿見せるのを見れば
じっと、其処からの動きを見守って。)
……へぇ…、……成る程、確かに得意って言うだけの事は在る訳だ。
(――意外だった、確かに、其の上って行く姿は手馴れている其れだったからだ。
軽業師の様な其の身体の使い方は、一般人の其れではないだろう
少しばかり、考え込む様に小さく唸ったのは、恐らく女には届かないだろうけれど。)
―――……やれやれ。
(身体を起こし、そして、見下ろしている女の其の視界から一旦――消えた
暫く、姿を見せなくなっただろう狼、もし其の場にて待っていれば
程なくして、周囲の建物から、小さな物音が聞こえ始めるだろう。
屋根伝いに、段々と高い建物へと飛び移って行く狼の姿
そして、其の内に、図書館の屋根へと辿り着けば
其処から、助走をつけて、大きく飛び上がり――屋上へ、静かに、着地するだろうか)
―――……流石に、この姿で建物の中なんぞに入ったら、追い出されちまうからなァ。
(ふん、と鼻を鳴らして、見やる女の姿。 やるじゃねぇか、と言わんばかりの瞳で)。
■ノア > ( 決まった.. )
再び、 位置的に自然と上から目線。地上のワンコへ、 最上級のドヤ顔を見せる。ワンコが何か言っているようだけど、 屋上の女の耳には入らず
「 え ? 聞こえないってばー 」
と、 褒め言葉を期待しつつ.. ちゃっかり聞き返した。けれどワンコは姿を消して..
( 置き去りとか..... ない、 よね.. )
こんな場所で一人ともなれば、 不安になって目を凝らす。暫くすれば、 建物から建物へ.. しなやかに、 そして力強く飛び移る姿を捉えた。何処か野性を感じさせる動きに、 ほんの一瞬見惚れもして。
「 随分待たせてくれるじゃない、 どう ? 人間の女だって、 やれば出来るもんでしょ♡ 」
すぐに追い付かれてしまったけれど、 ドヤ顔は崩さずに。ちょっぴりズルをしたのには.. 触れてくれるなと。欲しいのは、 称賛の言葉。眺めの良い屋上、 薄紫色の柔らかな髪を靡かせながら
「 ココがおすすめスポット ? 確かに、 んん..... きもちぃー、 かも..♡ 」
目を細め何とも気持ち良さそうに、 大きく大きく伸びをした。
■ガリア > (恐らくは、5分程度の事。
遅れて到着した屋上の、以前訪れた時と変わり映えの無い様子に、満足そうに鼻を鳴らした
屋上…と言っても出入り口が無いからこそ、全く持って何も無い
吹き曝しの上に風が絶えないから、埃なんかが留まる事も無く
雨水が堪らない様に溝が作ってあるお陰か、比較的綺麗だろう
加えて、物見塔の様に、小さくは在るが腰元位までの柵で囲ってあり
寝転がると周囲からは見えない、そんな場所だったりする。)
あーハイハイ、確かに良く動けるじゃねェか。 ……案外、本業だったりしてなァ?
(どうだ、と言わんばかりの女へと、半分くらいは棒読み。
けれど、半分くらいは、予想外だと、素直に賞賛を乗せた事だろう
ただ、其の時感じた事を、冗句染みた声音で、あるいか、カマを掛ける様に問いかけては
小さく咽喉奥で笑ってから、其の場へと寝転がるんだろう)
夏場にはちときついかも知れネェが、今の季節ならギリギリまだイケる。
まァ、よっぽどの事が無い限り誰にも起こされないから、其の辺り注意か。
(ぐぅ、と伸びをした後で、そんな事を呟いては
佇む女の背後へと視線を投げつつ、ふと、双眸細めた)。
■ノア > 「 ふふ、 でしょ♡ .........っ、 」
棒読みとはいえ褒められた。おっきくて・強そうで・カッコイイ もふもふに褒められれば、 純粋に嬉しくて笑みを深めるも ── 冗談っぽく続いた一言には、 伸びをしたポーズのまま一瞬フリーズ。直ぐに平静装って、 一足先に寝転んだワンコの隣へ添うように寝転がった。
「 ホンギョウ ? 何それ、 冗談。このいかにも "知的なメイジのオネーサン" が、 シーフな訳ないでしょー 」
調子の良い戯れ言を返し、 視線はワンコへ.. 先程までずっと下に居たから、 この時初めて目の前で見る。耳や目、 鼻や口、 毛並みや尻尾、 肉球も忘れずに.. 憎たらしいけど可愛く見える、 其の姿をぼんやり観察中。
「 ん、 今日は風もあるし... きもちぃよ、 全然寝れる..... ふ、 ぁ.. 起こす係は、 ワンコに任せるー 」
口元を手で隠し、 小さな欠伸を漏らす程。盗賊だと、 騎士に見破られそうだとも知らず.. もふもふの隣で、 何とも心地好さそうな表情を。とろん と細めた目は相変わらず、 愛でたそうに見詰めたまま。
■ガリア > ―――……。
(一瞬の硬直を、見逃す筈も無く。 これはもしや、と頭の中で予測立てるけれど
――暫くして、女が惚ける様な台詞を吐きながら隣へと寝転がって来るなら
やれやれ、と薄い眼で其の姿を見やりながら、其のお凸の辺りへと肉球の掌で
てし、とツッコミを入れようとする、か。)
………あー、ハイハイそーだな、シーフなのか、何て一言も言ってネェけどな。
……オイ、待て、俺を目覚まし代わりに使うな。
(――なんでシーフなんて言葉が出て来たのか、口滑らしたとしか思えない台詞を
けれど、其れ以上は其処まで強く追及しない様子で、溜息と共に呟いては
…其のうちに、ごろん、と一回転で転がり、女の方へ身体寄せ。)
……寝るのは良いけど、其の間に押し倒されても知らねーぞ、御前。
(其の耳元で、狼顔が、何か言った)。
■ノア > 「 ん、 肉球 ぅ.. 」
的確な突っ込みだけれど、 額に触れるのが肉球だったせいで.. 焦りや危機感はあまりなく。魔術に関する本を読んでいた時 "メイジ" という職業が出たから、 今しがた女の見せた身のこなしを "シーフ" と例えただけだ と。そういった内容を、 軽く付け足す程度の警戒心で。
「 いいじゃない、 それくらい。けど..... どーせ起こすなら、 押し潰すんじゃなくて.. もっと こう、 可愛く起こし て... 」
心地好さそうに長い睫毛を伏せれば、 ごろん.. と転がり身を寄せてくれるワンコ。かろうじて薄く開いた目は、 どアップのワンコを見詰め.. あぁ、 可愛い と。眠気のせいもあってか、 うりうりと自分から擦り寄って
「 やっぱ.. いぬ、 かわいー 」
押し倒す=押し潰す、 と解釈。毛並みを撫でたりしながら、 もうすっかり狼を愛で始めていた。
■ガリア > ……駄目だこいつ、危機感が消えてやがる。
(時々居るのだ、獣姿相手だと、妙に無防備になる輩が。
人間の感性はイマイチ良く判らん、と僅か首を傾げるけれど
それでも、相手の掌が毛並みを撫で始めれば、其れを拒むでもなく好きにさせて居ただろう
もう、放って置けば寝てしまいそうな様子を、其の儘暫く眺めながら
如何したもんかと、一寸考えながら。)
―――……起きてるかー?
(少し、時間が経った跡に。 女へと掛けてみる声。
女がもし反応するなら、やれやれと肉球で其の肩の辺りてしてしするけれど
もし、其の時点で女の反応が無く、寝入ってしまっていると、知れるなら
ゆっくりと身体を起こし、女の体躯をうつ伏せに転がして――
其の上に、緩く、圧し掛かって行こうとする、か)。
■ノア > 「 ん..... なん か、 言った.. ? 」
憎たらしいけど 可愛いし、 おすすめ昼寝スポットに招待までしてくれたワンコだからこそ.. 女は余計に警戒を解いて、 擦り寄ったり撫で回したり、 むぎゅ ぅ.. と抱き付いてみたり。ワンコが拒まないのをいい事に、 もうやりたい放題の愛でたい放題。そうしていれば、 やがて..
「 ............... 」
聞こえてくるのは、 規則正しい寝息。すぅ..... すぅ.. と、 幸せそうに眠ってしまっていた。俯せに転がされては、 女はもふもふの感触を失って
「 ん、 ん..... 」
と、 名残惜しげに唸るけれど。所詮意識は夢の中.. 目を覚ますのは、 大きな体に圧し掛かられた後で
「 .........っ、 ン... ?
おこ す、 なら.. もっと..... かわい く、 って.. いった じゃ、 な ぃ... 」
どういう訳だか俯せ、 しかも背面に圧を感じながら.. 未だ半分眠っているような声で、 生意気に文句を垂れた。
■ガリア > (――弄繰り回されている間動かないのは、相手に悪気がないとは判って居るからだろう
最終的に、女がすっかりと寝入ってしまっているのなら
其れこそ無防備も良い所の其の姿を、静かに眺めながら――ふと、気付くのだろう
其の首筋に刻まれている紅い痕、鬱血した痕だけでは無い、まるで噛まれた様な傷跡に。)
―――……成る程、だからか。 ……人間以外の臭いもする訳だ。
(――小さく呟いた言葉は、眠りこけている相手へと伝わるかは判らない
転がされて尚、目覚めたとは言い難い呆けた言葉しか零さない女の
其の首筋へとゆっくりと顔を寄せては、口を開き、自らの其の鋭い牙先を傷跡へと押し当てて
――塞がり切らぬ其の孔から、牙より注ぎ込む、毒。 身体に熱を灯す、媚毒を
血流に乗せ、染み込ませて――十二分に、巡らせて行く、か。)
―――可愛さなんて求めてねーつぅに…。
(そう言うのはもっと媚び方を知っている奴に言えと、不満をば
元々開いている傷跡を穿つなら、痛みは控えめとなるだろうか
犬にしては大型の、大人一人ならば押し倒せる其の体躯は
今は、女へと重みを掛け過ぎぬ様に、柔らかく圧し掛かっている程度だけれど
もし、女が身体を起こそうとするなら、其のときには重みを預けるだろう)。
■ノア > 呟きは聞き取れず。首筋に刻まれた痕と、 其の意味を、 悟られてしまっているとも気付かずに.. 不満を口にしつつ、 顔だけ振り返ると
「 てゆーか... まだ、 寝たばっ か..
なの、 に..... ─── ? 」
其処に見えたのは、 生意気なワンコではなく.. 狼の顔。何となく、 今すぐ、 起き上がらなくてはならない気がして。頭と腰を上げ、 這いながら前進しようとした。次の瞬間
「 ─── ン、 くっ.. !! 」
逃げ出そうとした女に重圧が掛かり、 動きを封じられ。首筋には.. 知っているものとは違う、 牙が突き立てられた。其の尖端は必死で塞がろうとしている細胞を無視して、 容赦なく傷痕に刺さり.. 其処から女の身体へと、 媚毒注いで
「 ぃ、 やっ..... なに.. これ、 っ.. 」
焦げるような痛みに、 目には涙を溜める。何とか逃れようと身を捩るも 其の度に、 女の身体は熱く、 痺れて.....
「 ゃ だ... っ、 どい て..... えろ犬っ ! 」
どんなに悪態を吐こうとも、 全身に巡る頃には其の声も.. 熱っぽい、 吐息混じりに。
■ガリア > (――犬にしては大きな其の体躯は、実際に圧し掛かれば相当な重みを女へと感じさせる筈だ
呼吸を阻害しない程度なのは、まだ全ての重みを預けている訳ではないから
身体の下で、組み敷く形の女の身体が逃れようと藻掻くけれど
暴れれば暴れる程に、注ぎ込み続ける媚毒が全身へと巡り、そして何よりも胎へと巡る
抵抗の声が甘さを帯び、熱を帯びて蕩ける頃になっても、未だ抜く事のない牙が毒を注ぎながら
其の抵抗を、徐々に奪い去って行こう。)
――――……押し倒されるって、言っただろォ?
……それと、俺は犬じゃねェ、狼だ。
(そんな無防備なのが悪い、だなんて紡ぐまでには、随分と時も経つ
前足を折り、重みを預けて女の頭を下げさせようとしては
まるで其の光景だけ見れば、肉食動物が、獲物を喰らっているかのよう
けれど、女には其の内に判るだろう。 掲げられた腰へと、押し付けられるモノ
女の下胎へと張り付く様に押し当てられる其の、長大な熱量が――雄の、獣の楔である、と言う事に)。
■ノア > 今すぐに、 這い擦ってでも逃げなければ.. 此処から、 逃げ出さなければ... いつかの二の舞だと、 圧し掛かられながらも必死で身を捩るも.. 前面が床に擦れる度、 背面が毛皮に擦れる度に、 びくびく と身体を震わせて
「 ちが、 っ..... ン、 んっ.. ! 」
泣きたくなる、 自分のチョロさ。そして.. ここ最近の、 性事情。想いを寄せる相手には獣の耳と尻尾が生えてしまったし、 意地悪な主によって犬相手に無茶苦茶されてしまったり.. そして今、
「 .....ゃ だ、 っ.. こんな、 の で... きもち、 く.. なん、 て..... なりた、 く... ない、 の にっ.. 」
狼に組み敷かれ、 噛まれ。毒に侵された身体は、 生意気な態度とは関係なく発情を促されている。身を捩った事で捲り上がってしまったスカート、 其処からはみ出た臀部には.. 今まさに、 雄々しく主張する熱が押し当てられていて
「 いぬ、 だか... 狼だ か、 しらな ぃ、 けど......... も.. どーぶつ なん、 て.. だいっ、 き らぃ..... ! 」
甘ったるい声で "犬可愛い発言" を、 全力撤回。そう言いながらも狼の下で、 身体は疼き、 焦れるばかりで..
■ガリア > (――僅かに、双眸を細めた。
相手の事情など知るよしも無い、己は此処で初めて逢い、名前すら知らないのだ
人前でのんびりと寝姿を晒す、と言う時点で、其れこそ無防備だと言わざるを得ない
けれど、そんな中で、訴える女の犬嫌い発言には、多少なりとも感じる物があったらしい。)
―――――……悪いのァ、犬じゃなくて個人だろォよ…ったく。
(――まぁ、そもそもこんな事をしている時点で罵られて然るべきなのだが
――ふと、女の背後にて、圧し掛かる狼の重みが僅か、変化しただろう。
もし其の眼を開いているなら、視界に映る獣の前足が次第に
人間の其れへと、カタチを変えて行くのが判る筈。
狼から、人へ…其れまで、相手を押し潰すばかりだった其の体躯は、片腕が、ゆっくりと其の身体を抱き締めて。)
―――……嫌うんなら、せめて俺だけ嫌いな、シーフさんよ。
(囁く声音は、獣の時よりも、明朗になっただろう
其の首筋へと噛み付いていた、牙の鋭さだけは変わらなかったけれど
組み敷くのではなく、抱き締める、に変わった相手を、ゆっくりと抱え上げては
自らの腰上へと、其の腰を落とさせて――長大なる其の熱塊を、ゆっくりと、飲み込ませよう。狼としてではなく…人として、貪る為に)。
■ノア > 「 ん、 んっ.. ゃ、 だ..
離し、 て..... っ、 ─── ?! 」
すっかり発情しておいて、 口では抵抗を続ける。そんな中.. 圧し掛かっていた身体が不意に、 軽くなり..
「 ...............ぇ、 」
左頬を地面に押し付けられ、 髪が垂れる隙間から。僅かに残された視界が捉えていたのは.. 狼の前足、 の 筈だったのに..... 其処に見えたのは、 ヒトの手。其の手に、 其の腕に、 女はあっさりと抱き上げられて
「 も..... いみ、 わかん.. な、 ぃ... っ、 」
はっきりと聞こえるのは、 男の声だった。紅潮した蕩け顔で見上げれば.. 狼の時よりも、 うんと意地の悪そうな顔。女にとっては見ず知らずの、 まして感覚的には今初めて逢ったばかりの男に抱き上げられているというのに..
「 ん、 んっ... ン、 んんっ.. ♡ 」
不思議と.. 其の姿に安堵したかのように、 女の身体から力が抜けて。面積の少ないレースも、 ずれてしまって意味をなさずに。下ろされていく身体.. 熱く逞しい欲棒が捩じ込まれる。無毛の秘裂も、 其の奥も..... すっかり欲情し、 蜜に濡れていた。
「 んぁ、 っ... おっ き、 ぃ..... むり、 っ.. 」
■ガリア > (其れはそうだろう、其れまで狼だった相手が、人の形をした男へと変わったのだから。
其れこそ、獣の様に組み敷いていた女を、雌ではなく、女として腕の中へ迎え入れる。
腰を下ろさせる毎に、女の身体が自らの熱塊を飲み込んで行く、媚毒に侵された其の胎の奥へと
熱塊が近付けば近付くほどに、疼きと発情を強める其の場所が、心臓みたく脈打ち蠢くのを
女へと、感じ取らせ、自覚させながら、其の首筋へと、今度は牙の痛みではなく――口付けを、触れさせる。)
―――……奥…抉じ開けてやる。 ……無理じゃネェよ、ゆっくりと押し潰して…、……腰、全部蕩かしてやる。
(――そうして、売れた其の粘膜へと受け止め、飲み込ませて行く熱塊が
女の奥底へと到達したなら、其の刹那、子宮孔を押し上げ、子宮其の物を押し潰して
発情の熱に狂う其の器官を、ぐりぐりと揺さぶり立てては、園を囚われ、弄ばれる感覚を教え込む
片掌が、女の脚を開かせるよう、其の膝頭へと置かれては、より一層無防備となる事を求めて。)
―――……捏ねるから、なァ。 ……痛かったら言えよォ、少しは加減してやるから。
(片腕が、女の乳房を持ち上げるように其の胸元を抱く
互いに、温度を交わす様に其の胸板と背筋を密着させながら
――腰を、揺るがして)。
■ノア > 「 く、 ンっ..♡ んっ、 ぁ.. あっ 」
太く長く、 硬いモノが.. 内壁を押し広げながら、 女の身体を貫いていく。先端が女の最も深い部分に触れても、 其れすらも押し上げて
「 む、 りっ..... ン、 んんっ ! あ.. ん、 っ 」
後ろから掛けられた、 髪や耳を擽る貴方の声や吐息にさえ、 びくびく と震える身体。更には首筋に、 口付けが落とされては.. 背中から腰、 尻に掛けて、 艶かしい曲線を描いた。其れでもなお、 無理だと喚く女だけれど..
「 んぁ、 あっ..... ひろげ、 ちゃ... ゃ だ、 っ ── 奥っ..... ン、 んっ ! ん、 くっ.. んぁ、 っ..♡ 」
膝に置かれた手に導かれるままに、 脚を開いた女は.. 抱き抱えられた胸元も、 白い衣服越しにも其の先端の位置がわかる程。短いスカートも今では、 腰に引っ掛かっているだけ。そして最奥を捏ね回された秘部は.. きゅぅきゅぅと貴方を締め付け、 与えられる快楽に痺れ始めていた。まさに、 貴方の宣言通りに.. 腰を、 身体を、 全てを蕩けさせて.....
「 んぁ、 あっ.. ! ン、 んっ♡ これ、 だ めっ..... 待っ ─── ぁ、 あっ..♡ ゃ、 だっ.. く、 っ..... ン、 んぁっ 」
甘ったるい嬌声、 押し出される蜜の淫靡な水音。貴方が腰を揺らす度、 厭らしい音が響く。過敏になった身体は羞恥煽られ、 されるがまま.. しかし女の口から、 痛みを訴える声は聞こえず。ただ甘く、 蕩けた鳴き声を上げるだけで
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にノアさんが現れました。
■ガリア > (奥を捏ね上げる、快楽の源泉たる子宮を直に愛でる様な、虐め方。
女の両足が開かれれば、其の分だけより繋がりは深まり、押し上げられる分子宮が拉げて行く
子宮孔へと押し付けるばかりの熱塊で、其の扉を抉じ開けようとしているかの動きを見せれば
女の嬌声を、誰に遠慮するでも無く高らかに響かせ、搾り出そうとするのだろう
此処まで高い場所ならば、多少声が響いた所で風に紛れてしまう
どくどくと、力強く脈打たせる熱塊と共に、女の内側を目一杯に擦り上げてやりながら。)
―――……待つ訳ない、だろ? ……ほら、自分からも腰落としなァ、奥、虐められた方が悦い、だろォ…!
(次第に、捏ね回すばかりだった動きに混じる、律動と抽挿。
子宮孔が、亀頭と衝突するたびに、強烈な口付けを交わして
其れが強さを増してゆくたび、臀部と腰とがぶつかり合う乾いた音を
結合部からの艶やかに濡れた蜜音を交えて、響かせる。
膝頭から再び滑る掌が、今度は女の乳房へと伸びれば、衣服越しに其の膨らみを、根元から揉み絞り始める
衣服が皺に為るのも構わず、尖り立つ其の先端を、指の間に挟み込んで押し潰せば
女の理性を、次第に快楽へと引きずり込み…追い詰めて、行く、か)。