2017/05/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある一軒家」にセイン=ディバンさんが現れました。
■セイン=ディバン > 【待ち合わせ待機中となります】
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 とある一軒家」にノアさんが現れました。
■ノア > 先日酒場のカウンターで交わした契約話よりも、 寧ろ淡々と。自分自身の汚さも狡さも全て見せ、 その上でなお貴方が求めてくれるのなら.. 女は、 ただ其れでよかった。初めは触れ合うだけの口付けも、 全てを曝け出したなら歯止めなんて効かなくて.. 思えばあの夜から、 ずっとこうしたかったのだと気付かされる。回された手に身体を撫で回されると、 もっと深い口付けを、 もっと濃密な触れ合いを求め。女の目も とろん.. と蕩け始める、 が ──
「 .........っ、 ん.. 」
( はいはい、 人類滅亡ね。人類滅亡......... 人類めつ..... っ、 人類滅亡.. ?! )
思わず はむ、 と貴方の下唇を噛んだ。本来より何テンポも遅れて魔王=魔族の王と理解した女は、 目を見開いて
「 魔王って.. ガチの、 魔王 ?! 魔族の王の魔王 ?! ちょっ..... 冗談でしょ、 魔族とか... あぁ" もうっ.. これ以上余計な事考えたくないのに、 馬鹿 !! 」
貴方は今まで一度も嘘はついていない、 女が勝手な変換をしていただけなのだけれど。文句の後は、 少し荒々しい口付け。そして
「 .........もういい、 わかった。もしそんな事になったらあたしが魔王の夫を殺してやるから。だから.. もう、 早くして。アンタんとこの謀反猫のせいで、 さっきから頭ごちゃごちゃしてるの。だから..... 何も考えられなくなるくらいに、 してっ.. 」
漸く取り戻した本調子。女の琥珀色は真っ直ぐに、 紅い瞳を見詰めていた。覚悟を決めた、 それでも今、 貴方が欲しいと。
■セイン=ディバン > 目の前の美しい女性と、ふとしたことから出会い、急速に縁を深めていき。
そうして、今こうして意識しあうまで。長くかかったような、短かったような。
男はそんなことを考えながらも、女性の身体を強く抱きしめ、激しさを増していくキスを全て受け入れる。
その間も、女性のヒップは揉んだままだったが。
「……んっ……んぐっ!?」
唐突に、下唇を噛まれ、男は慌てて女性から離れる。
幸い血は出ていないようだが、噛まれた箇所はじんじんと熱を持っていた。
「……え、だからそう言ってるだろ。怠惰の魔王軍の魔王様、ベルフェゴール様。それがオレの妻だって。
……あ、さては信用してなかったのか? って、バカとは何だバカとは!!
うっ……んむぅ……」
まるで火の付いた爆竹のような勢いで文句を言う女性に面食らいながらも言い返していた男だったが。
再度、激しく唇を重ねられれば素直に黙り込み。
「むっ……うわぁ、そりゃおっかねぇこった。
……ヘイヘイ。まぁ、俺も限界だしな?
こっから先は、難しいことヌキで、楽しもうぜ」
女性の言葉に苦笑いしつつ。しかしその表情、そして瞳を見た男は浮ついた笑顔を消し、女性を抱きしめるとゆっくりとベッドに押し倒した。
まるでいつかの再現の様。そのまま男は女性を抱きしめつつ、その柔らかな腹部に、バスローブ越しにはちきれんばかりのペニスをぐにぐにと押し付ける。
■ノア > 勝手に間違った解釈をしておいて怒っているような、 自分から唇を重ねておいて照れているような。様々な感情が一気に沸き上がり複雑な表情を浮かべるも、 女は貴方に寄り添ったまま
「 魔王呼ばわりされるくらいの鬼嫁だと思ってたの、 まさか..... 本当に魔王だなんて、 思わないわよ普通っ.. 馬鹿 !! 」
魔王の名を教えられたところで、 魔族とは無縁の女が其の名を知る筈もなく。ノアの二文字と比べ、 余計に混乱しそうな文字数に.. 思わず再度、 悪態吐いて。其れでももう、 互いに引く事なんて出来ずに.. 貴方との、 深い深い口付けに睫毛を伏せた。貴方の手から火の付いた細巻きを奪い軽く吸い込むと、 其の火を灰皿に押し付けながら細く長く紫煙吐き出し。抱き寄せられるまま身を委ね、 ベッドに押し倒されて。
「 .........何だか、 不思議。」
ぴん と張られていたシーツに皺が寄り、 其の上に長い髪が ふわりと広がる。仰向けになった事でバスローブの襟元が緩むと、 其の隙間からは白い肌が覗き。ふと、 何時からこんな風に貴方を求めてしまうようになったのだろうと.. 可笑しくて、 くす と笑みを零した。
■セイン=ディバン > 確実に。男の見た感じでは目の前の女性は怒っている。
それでも、女性は唇を重ねてきて……離れるでもなく、傍に居てくれている。
結論から言えば、それは嬉しくて。どこかむず痒かった。
「あぁ、そういう解釈か……。ま、普通ならそうだよなー、やっぱ。
おかげで最近出会うヤツにはほとんどウソ吐き呼ばわりだよ、オレは」
女性の言葉はいつも通り。飄々と避けながら、男も男で、ちょっとしたグチを零す。無論本気でグチってる訳でもないが。
そして、ベッドに倒れこむ前。女性が器用に細巻きを奪い、灰皿に押し付けてくれたのを見て、男は目を細めた。
「サンキュ。危なかった。このベッドも結構値がするんでな。燃えなくてよかったよ。
てか、吸ったな? それも割りと良い細巻きなんだからな~?
……不思議って、何が?」
女性に対し、火を消してくれことの礼を言う男。危うく高級店で購入したベッドが消し炭になるところだったな、と。
そうして細巻きを吸われた事に少し文句を言うが、そのまま男は女性の言葉について尋ねる。
微妙に女心を理解できない男であった。しかも、その女性を抱きしめる両手で、早くも女性の身体を隠すローブをゆっくりと脱がせ始めている。
■ノア > 「 仕方ないじゃない。あたし達、 嘘を吐くのも仕事の内でしょ ? 」
愚痴にも聞こえる貴方の言葉には職業柄だと、 口の中 仄かに残る紫煙の香りと共に くすりと笑い飛ばした。序でにベッドや細巻きが "イイモノ" だと聞き
「 そんな情報、 軽々しく口にしちゃって.. 何処かの女盗賊に盗まれても知らないわよ ? 」
なんて、 冗談を。押し倒された今、 女の表情からは怒りも戸惑いも消え.. 最後に残ったのは、 普段と変わらぬ生意気さを含んだ ありのままの表情。何が不思議なのかと問われれば
「 だって..... こんな風になるなんて、 思ってなかったから。」
素肌の上に羽織っていたバスローブも脱がされて、 徐々に女の身体が露になってゆく。全て律儀に全てをさらけ出した上で女を求めた貴方だけれど.. バスローブ越しに押し付けられる熱と硬さには、 思わず小さく吹き出して
「 ってゆーか.. いつからこんなに大きくしてたの ? 悪いオトコー 」
■セイン=ディバン > 「う~ん否定できない」
女性の鋭い指摘に、困ったような笑顔を浮かべる男。事実、盗賊・探索者たるもの嘘と真実、両方を使いこなせなくては一流とはいえない。
「細巻きはともかく、ベッドは盗めねぇだろ……。
あぁ、今日は泊まっていけよ。んで、明日帰る時は細巻き幾つか持ってけ……」
思わず、男は大笑いしてしまいそうになるが、それを堪えそう言うに留めた。目の前の美人は、淑やかなのもいいが、やはりこういう態度のほうがしっくりくるな、などと思いつつ。
「そりゃ俺も。妻は魔王様だからアレだけど。
人間の女相手でこうも本気になったのは初めてかもな」
素直に、そして率直に答えた女性に、男も同意する。実際、好意を抱いた女性は数多く居るが。
ここまで熱を上げた女性は久しいか……それか、本当に始めてかもしれなかった。
そうして、女性のバスローブを脱がせきると、男は今度は自分のローブへと手を掛け始めるが。
「あぁん? そりゃ、お前の風呂上りを見てからずっと。
ネコも言ってたけど、食事中も大変だったっつー。
ハッハッハァァン。今からその悪いオトコの、太いチンポで『また』アヒンアヒン言わされるわけだけど、覚悟はいいのか?」
相手の揶揄するような言葉にも、男は包み隠さず正直に全てを話す。
しかし、流石に少しカチン、ときたのか。以前女性を抱いたときに散々鳴かせたことを引き合いに出し反論するのであった。
■ノア > また今までのように冗談が言い合える、 其れが嬉しかった。そしてこれからは素直に貴方を求められる、 其れが何より嬉しくて.. この人が好きなんだ、 と。こうなった今、 改めて自覚する。けれ ど.....
「 えっち、 すけべ、 へんたい。」
湯上がり姿を見てからと、 想定していたよりも前だった返答に再度吹き出し。口を吐くのはやっぱり、 子供染みた悪態。そんな子供っぽさに反してバスローブが剥がされた身体は、 貴方を求め艶かしく曲線を描いていて
「 この前は、 ちょっとビックリしただけっ..... てゆーか.. 仕方ないじゃない、 おっきいんだもんっ... 」
互いに身体を包み隠すものが無くなれば、 貴方の雄々しい剛直もチラりと視界に入り.. 反論に つんと唇尖らせながらも、 其処へ触れようと白い指先伸ばし
「 悪いオトコも、 嫌いじゃないけど。」
ほんのりと頬を染め.. 其の熱や形を確かめるように、ゆっくりと指先を這わせた。
■セイン=ディバン > 先ほどまでの、どこか空々しい空気が嘘のように。いつもの、この女性との会話のテンポ。心地よく、嬉しい雰囲気。
でも、そこに今までとは微妙に違う関係性、というのが混じるとまたそれが気恥ずかしかった。
「うっせ。うっせうっせ。男はみんなスケベだろうが。
……てか。好きな女相手ならこうなんのも仕方ねぇっつ~」
相手からの罵倒の言葉に、拗ねたように返す男。まっすぐな好意や言葉に対し、オトコとしても免疫がないため、どうしても捻りや余裕のない対応になってしまう。
しかし、考えてみればそれはそれで、とても素晴らしいことのようにも思えた。
「あ~、そうですか。 ……ん。大丈夫だぜ。
今日はそこまでムチャは……しないといいね、うん」
経験の割りに、こういうところはウブだよなぁ。そんな失礼な感想を抱きつつ、女性の手がペニスに伸びるのを拒まない男。
代わりに、男は女性の髪へと手を伸ばし、触れる。
「カハハ、素直だねぇ。
俺も、ノアみたいな可愛い女は好きだぜ」
まるで少女の様に。頬を紅に染め、告げる女性に男は笑い。
上質の絹のような髪の手触りを楽しみつつ……。
膨張しきった性器を軽く触れられれば、鼻から僅かに息が漏れ。
まるで性器自身が喜ぶかのように、ぴくんっ、とペニスは小さく跳ねた。
■ノア > いつまでも言い合っていれるくらい、 貴方とのお喋りは大好きな筈なのに.. これまでとは違う関係性がそうさせるのか、 お喋りだけでは満足出来ない自分に。そして、 漸く与えられる深い繋がりへの期待に。悪態吐いていた女の頬も、 ほんのり染まり
「 何言ってるの、 せっかく無茶していい関係になったんじゃない。」
髪をとく指の心地好さに、 ふ と目元を細めながら。這わせていた指は根元へ、 軽く握って緩やかに扱き
「 セインは.. どんな風にしたくて、 どんな風にされたい ? 」
余裕ぶって扇情的な台詞を吐くけれど、 女だって貴方同様、 あのぎこちない時間をずっと我慢していた。貴方の下に組み敷かれた身体は鼓動も速く、 熱っぽく、 そして.. 秘裂の奥も、 僅かに湿り始め。
■セイン=ディバン > 変わる、というのは……こういうことなのだな。男はそう考える。
こんなにも……同じ人物と相対していても。違ってくるのだな、と。
「そりゃそうだけどな。
……前みたく、イジワルしすぎんのもどうかと思うわけよ。オレとしても」
どうにも、この女性は吹っ切れてから随分と鋭い指摘をするぞ? と男は内心冷や汗を掻きながらも。
女性の身体に負荷をかけたくない、というのは本音なのでそこはハッキリと言っておく。
「ん~? ……そうさな。
あぁ、それじゃあ最初は口でしてくれよ。その代わり……。
俺もするからさ」
相手の質問に、ふむ? と男は一瞬考え込む。よくよく思い返してみれば、前回の逢瀬。
あれこそ、男の嫌う、テクの無いチンピラのような行為ではないか!!
せっかく愛おしい人と致すのだ。しっかりと色々堪能せねば、と。
男はそう思い、女性の身体をぐるり、と半回転させる。
所謂……シックスナイン、であった。
■ノア > 「 悪いオトコも嫌いじゃないけど..... 優しいヒトも、 好き。.........うん、 これからは.. 色んなコトしよ。」
きっと身体に掛かる負担を配慮してくれているのだと、 そう受け取れば素直に にこ と笑みを浮かべ。貴方から返ってきた要求は、 互いに気持ち良くなれる行為。決して上手く出来る自信なんてないけれど.. 単純に嬉しくて、 こく と小さく頷いた。そして、 女の身体が180度回転。先程まで緩やかに扱いていた其れが、 いざ目の前に...
( やっぱ、 おっき ぃ.. )
わかっていたとはいえ其の雄々しさに、 弱々しく目を細め.. 先端に、 ちゅ と軽く口付けて。根元に手を添えたまま、 ぺろ と覗かせた舌先で舐め始めた。先ずは丁寧に、 先端から根元までを舌先這わせ唾液で濡らし
「 .........っ、 ん.. 」
くわえ込み激しく吸い付くような強い快楽は与えられないかもしれないけれど、 先ずは いとおしむように.. 何度も何度も舌を這わせた。