2016/12/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 街路」にユークリッドさんが現れました。
ユークリッド > 夕暮れの街路は、何時もよりも空いていた。
年末故か、仕事から帰る人の量も少なめだ。
人によっては、暮れの祭りに出かけているような時刻。
遠くから聞こえてくる賑わいを尻目に、少年はゆっくりと富裕地区へと足を進めていた。
少年のクラスは冬季の休暇だが、有志による大掃除に出席した次第。
学院は広く、全てを掃除しきることはできなかったが、自分の使っている教室くらいは終わらせての帰路だ。

「んっ……ふぅ、今日もよく頑張ったなぁ」

伸びをして、くたん、と脱力。
ふわり、と長い白銀の髪が揺れる。
少女然とした、しかし男子用の制服を纏った影は、静々と帰宅ついでの散歩を楽しんでいた

ユークリッド > ――夜が迫る道を行き、少年は楽しく散歩を終える。
その先には、おいしい食事と暖かな寝床のある寮が待っていた。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 街路」からユークリッドさんが去りました。