2016/09/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にレーシアさんが現れました。
レーシア > ふらりふらりと富裕地区の、それも最も富裕らしい場所をローブを纏う少年が歩く。
道行く貴族の方々は此方を、異物でも見るような目で見たかもしれないがそんなことはどうでもよく。
深く被ったフードの下、口元には笑み。
すれ違う人々をそれぞれ物色――もとい、観察しながら歩いている。

「―――……はい、はい? ……あぁ、人探しね」

呼び止められ、渋々といった風で向き直る。
一回りほど年上にも見える婦人の問いに、飄々とした声で答えた。

「むこうに似たような人を見たような気がするな。まぁいるかもしれないし、いないかもしれない。頑張って」

レーシア > 「はは、見ず知らずの人に嘘なんかつかないさ。……それじゃ」

フードの下の唇は微笑み、婦人と別れる。
口から吐き出した台詞は嘘か真か、己にしか分からぬままに。

そのまま、またふらりふらり、綺麗に整えられた道をどこへともなく歩いていく。
そしてある地点でふっと消えた。
後に残るのは何もなく、ただ温い風ばかりが吹いて。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からレーシアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にアイリッシュさんが現れました。
アイリッシュ > 籠を片腕に抱え、もう片手には紙切れの地図

数件の届け物を終えて、あとは…最後の1件。
小さなため息を無意識にこぼした。
周囲をキョロキョロしてるのは、自分には縁のない場所

見つからなければ、後日でもいいと思いながらも
外に出たついでに届ければと…

街灯の下、立ち止まり、地図を見直して

アイリッシュ > 「うーん…困りました」

夜も遅くまでしてたはずの地図のお店。
街灯の下で確認しては、また歩き出す。

少し歩けば、目的の場所を見つけるけど
明かりも落ちて、看板も片付けられてた…
今日は早くに閉めたのだろうと、籠の中の荷物は
後日へと回すことに、籠の荷物を包み直し

今、歩いてきた道を引き返そうと

アイリッシュ > ストールをかけ直し、人の通りも少なくなった道に出る。

街灯が点在してるから、比較的、通りは明るい。
ふいに小さい欠伸が漏れて…

歩き回って疲れたのか、途中の寄り道も今度にしょう。

人が徐々に少なくなっていく街のはずれへと姿を消して

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からアイリッシュさんが去りました。