2016/08/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にネリスさんが現れました。
ネリス > 富裕地区にある通り。
その辺にあったと思われる、木箱に男が一人腰掛けている。
服装からして貴族であろうか。その前に立つ一人のローブ姿。
フードを被ったまま、男に顔を寄せると何事か囁く。

すると、男は短い悲鳴を上げびくびくと身体を震わせた。
…漂う栗の花の匂い。
それを満足そうに見届けると、ローブ姿はゆっくりと背を向けた。

「……忘れてはダメよ?」

ぞっとするほどの色香を含んだ声が夜気に紛れて消える。
そしてゆっくりと視線を持ち上げると、周囲を見回した―――。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にソル・グラディウスさんが現れました。
ソル・グラディウス > 「はぁ~…やっぱり貴族ってクソだわ」

富裕地区の通りを歩きながら、誰が聞いてるのかもわからないのに堂々と言い放つ。
そう発言したのは黒づくめの男。服はそれなりに上質なものを着用してはいるが貴族に比べると見劣りし、何より発言から貴族でないことは明白だ。
では背中に剣を携えているから騎士なのか。それもこの発言によって掻き消されるであろう。

貴族でもない、騎士でもない。所謂冒険者である彼は依頼のためこの富裕街を訪れた。
依頼と言っても大層な物じゃない。単なる郵便配達、手紙を届けに行っただけだ。
途中、変な輩に絡まれたがもちろん簡単に御した。

「狙われるから気を付けろって依頼内容に書いとけよな…クソが」

悪態をつきながらその依頼の完了報告のために富裕地区を通って冒険者ギルドへ向かうところだ。

ネリス > 周囲に緩く視線を向けながらゆったりとした動作で歩く。
通りに出る前に、愚痴のような何かが聞こえてくるが…。
よくある事、と断じて通りに出る…。

「…っと…。」

出た先で、黒いコートを纏った男性と衝突しそうになる。
反射的に避けようとし、ぱさりとフードが外れて素顔を外気に晒す。

「…失礼。」

そう言いながらフードを纏い直そうと手を伸ばす。
もし女性の素顔を見てしまったなら、抵抗力次第で性欲を煽られるように感じてしまうかもしれない。

ソル・グラディウス > 「っっ…っとと」

突如フードの人物が飛び出し、何とか避けるもその人物の顔を見てしまう。

「いや、別に…」

その人物が男性なら少し強めに反応しようと思ってたが
フードの人物が女性だと判明すると素っ気なくそう反応する。

何故だか女性の顔を見た途端、体が疼きだした。
魅了の魔法でも使ったか?と少し険しい顔をして、女性の顔を見据える。

ネリス > ぱさり、とまた被せられるフード。
それは女性の顔を隠すものの、口元などは隠していない。
うっすらと濡れた唇がかすかに開き、言葉を紡ぐ。
何故かフェラチオを想起してしまいそうな唇の動き。

「…どうかしましたか?」

男性の向けてくる険しい表情に対して不思議そうに言葉を返す。
特に魔力なども含んではいない、自然体の言葉がいやに魅力的に響く。
感知能力が高ければ、特に魔法や魔力を使った形跡がない事はわかるだろう。
まとわりつくような甘い言葉の響き。
耐性が無い男性なら、それと唇の動きだけで妄想を始めてしまいそうな―――。

ソル・グラディウス > 目の前の女性がフードを被ると言葉を発する口元を見る。
その口元に少し興奮を覚えつつも頬をかいて、視線を逸らす。

「だから別になんでもねーよ。気を付けて道歩け」

自身の口元に手を添え、そのように素っ気なく返す。
しかし頬は若干赤くなっており、女性の行動一つ一つに性的魅力を感じていることは察せるだろう。

(魔法を跳ね返した感じはない…となると、こいつが元々持ってる特性か。高位の淫魔はこんなこと出来るって聞いたが、そうか。こいつが…)

女性を横目で見るが、すぐ視線を前に戻す。

ネリス > 「怖い顔で見てくるものですから、つい…」

目の前の男性に対し言葉を囁きながら、フードの下からじっと様子を伺っている。
目の前の男性が強力が力を持っている事はすぐにわかった。
そこまで日和っていたのであればこんな所には来ない方が懸命である。
けれど、男性は男性。自身に魅力を感じる事は仕方のない事。

「ふふ。それでは失礼しますね…。」

男性が視線を逸らす直前、すうっと持ち上がった手が視線を掠めたかもしれない。
男性器に絡みつくような手指の動きを瞳に残し―――。
ただ、視線を戻せば特にそのような動きをしていない事がわかるだろう。

そのまま、ゆったりとした動作で男性から遠ざかるように歩き始める…。

ソル・グラディウス > 「っ……」

フードを被った女性が変な手の動きをしたと思い、そちらを向くが特に異常はなかった。
やはり何かを…と考え、歩き出す女性の背を見つめる。
何だか虚を突かれ、嘲笑われた気分になり、それが気に入らずに声をかける。

「お前、ちょっと来い…!」

女性の手を握り、強引に路地の方へと歩き出す。
路地に入ると手を離し、女性を見据える。

「何者だ…俺に何をした…!?」

体の疼きが少し増えた気がする。
しかし、すぐに女性に対しそのような感情が湧かない当たり強い自我と精神力を有していることがわかるだろう。

ネリス > 「あら……。」

大きな声で叫ばれ、路地に連れこまれる。
強引なのも嫌いではないけれど…と内心で思いつつも特に抵抗する様子はない。
手は離したものの、男性の手には女性の柔らかな手の感触がまざまざと残っているかもしれない。

「…ふふ、別に何もしていませんわ。
私はしがない商人でございますよ。」

強い男性のようだ。
顔を見、言葉を交わし、肌に触れれば大抵の男性の理性など溶け落ちてしまっているだろうに。
そう思いながら、白々しいとまでとれそうな言葉を口にする。

見据える男性の目の前で、ほら、とローブ軽く開いて中を明らかに。
目に見える範囲で護身用のようなナイフが一本だけ。

けれどもその肉感的な肉体は隠す事などできようはずもなく、
露出の多い服装は紋様の刻まれた真っ白な腹部を男性の目の前に晒し―――。

ソル・グラディウス > 手に女性の柔らかな手の感触が残るが、拳を握りそれを無いように自身に誤魔化す。

「ふざけるな…てめぇ、サキュバスだろ?しかも高位の」

顔を赤くしつつ、白々しく商人を名乗る女性にそう返す。
ローブを軽く開かれると護身用のナイフより先に真っ白な腹部が目に入る。
強い意志を持っているが流石に高位のサキュバス相手に対しこれ以上抑えることは難しく、理性は崩れかかっていた。

何とか深呼吸をして、己の理性を取り戻そうとする。

ネリス > 「ふふ…気づけるだけでも凄い人です。
それで…サキュバスと知った貴方は私をどうするおつもりですか…?」

ローブを緩く開いたまま、男性へと一歩近づく。
ぱさりとフードを脱ぎ、自らの顔を晒すと男性をしっとりと下から見上げるように見つめる。
深呼吸してしまえば、逆に女性のほんのりとした体臭が鼻腔に届くだろうか。

「…別に、私に委ねていただいても構いませんよ…?」

ゆっくりと手を持ち上げる。
その白い繊手は、すうっと自然な動作で男性の股間部分へ…。

ソル・グラディウス > 「………」

ローブを開き、フードから顔を晒した彼女の顔を見る。
丸い赤い瞳、白い肌、整った顔立ち、そして体臭が鼻孔を刺激するとそろそろ我慢の限界なのか
顔を近づけ女性の唇を奪う。
舌を彼女の口の中に入れ、彼女の舌と絡ませディープキスを実行する。

数秒間ディープキスをすると、唇を離し、女性の顔を真っすぐ見る。

「…溜まってるんだ。頼む」

女性が白い手を股間へやると大きなそれが布の下でうごめき、どくどくと脈を打っている。