2016/07/17 のログ
タマモ > 生きた屍だ、肉体的な攻撃は無意味に近いだろう。
切り刻んで細切れにしたところで、時間をかけて復活されるだけ。
ならば、精神的にやるのが一番効果的か…さて、性的な行為は釘を刺された、ならばトラウマでも…
色々と考えを巡らせながら、視線は少女へと向けたままだ。
と…目の前で明らかに見えるような唇の動きに、少女がまったく反応していないのに気付く。

あぁ、この相手、どうやら己の妄想の世界に浸っているのかもしれない。
もしあの子のように、この少女の頭の中が見れたのならば…色々と言葉に出来ない事が見えるのだろう、そう思う。
…なんというか…一番相手をするのが面倒そうな相手だ。

「………やれやれ、本当に…そこまであの子の事を想えるとは…」

確かに、時と場合によっては切り捨てれる我が子。
だが、今はまだそこまで至ってないのだから、出来る訳もなかった。
最悪、トラウマでも弄ってしまえば本当に壊せるだろう。
そうした時に、あの子がどう反応するか…面白そうではあるが、色々と面倒が被る可能性も出てしまう。

「………ふふ、参ったものじゃ。そう思わされるとは、楽しいものじゃな?
仕方ない、今回も引いてやるとするのじゃ…特別に教えてやろう。
今起こっておる変化は、もう少し経てば勝手に止まる。
それを伝えるか、伝えないかは…お主の自由じゃ」

負けはしないが、勝ちも見えない。
こうして考えさてくれた少女に、ひらりと手を振って言葉を紡ぐ。
同時に、すっと少女の目の前まで音も無く移動をすれば…身を寄せ、その体から力が失われるだろう。
自らの意思によって意識を落とす、その後どうするのかは、少女に任せようと。

エミリー > 「あはぁ~タマモちゃん良い匂い…お日様の香り…♪」

あのモフモフの尻尾にダイブしてそのままお昼寝なんてできたらどれだけ気持ちいいだろう?
もしくは前から抱き着いて膝枕されたまま尻尾を抱き枕なんてのも素敵
そしてもちろんタマモが相手であればそういう事も……
…と、そろそろ現実に戻ってこれなくなるので意識をしっかり持ち直す

「ん、何が?」

楽しい?
それに引いてやると言われたがいきなりどうしたのだろう
都合は良いが気持ち悪い。失礼かもしれないが仕方ない

「変化が終わる…それってどういう…」

いきなりすぐ目の前に現れ倒れそうになるのを支える
なんて危ない事をするのか…文句でも言いたくなるが寝顔を見ればそれはタマモの寝顔
役得とばかりにムギューっと抱きしめ、キスはギリギリ我慢し愛の力でお姫様抱っこ
一刻も早く二人きりの場所に行こうと店を後にする

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からエミリーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からタマモさんが去りました。