2016/05/01 のログ
■アヤメ > 「んぁ、ぅ……ふぁぃ、ごしゅじん、さまぁっ♪」
蕩けきった笑顔でしっぽをふるう。思考を書き換えられた少女にとって、目の前の男は恋人かそれ以上に愛しい主に変わっている。
それこそどんな命令にも答えられそうなほどに、振り切れた好意が頭の中にねじ込まれていく。
「ん、ふぁ……その、わ、私も、あの子みたいに……段の上で、エッチなことしたり、粗相したり、するんですか?」
問いかけながらも、それを拒む素振りは見せない。今の少女には男の言葉が全てだからだ。
おねだりをしろ、と言われると、ぼんやりとろけた頭は、しかし流し込まれた魔力とともに秘めたる性癖を理解していく。
熱く疼きをあげる子宮と、それ以上にむずむずとしてほじくり返してほしい尻穴、そして泣くまで虐められたい陰核。
植え付けられた『淫らなことが大好き』という嗜好は、そのまま定着して、少女の意識を歪めて行く。
あるいは、頭の中をかき回すならば少女の弱点や秘めた性癖を読みこまれてしまうことすらあるかもしれない。
陰核と尻穴が弱点の、羞恥と快楽に弱い、しかし強い被虐性癖を持った少女――その、隅々までを、理解されてしまうかもしれなくて
「ん……はい、ご主人様に調教していただくの、大好きです……♪ただ、その、悪い奴隷のアヤメは、ご主人様におしりを虐めてくださいって、おねだりしてしまうん、ですけど……」
だめですか?と上目遣いになる仕草。それに魅了されるのは男以上に周囲の観衆だろう。
奴隷種族の、しかし見目は可愛らしい少女が、穢れも知らなそうな姿から淫猥な願いを口にするのだ。
それこそ垂涎の的と言うもので、このままここに留まるならば、少しずつ注意が向いて、期待の視線が集まってくることだろう
■ボリス > つい先ほどまで、うら若い少女の身ながら、磨いてきた自分の技を、抱えた自分の夢のために使い、明日を見据えていた少女。
それが今や、心根まで奴隷と化してしまっている――。
男は薄く笑ったまま、変わり果てたアヤメの姿を満足げに眺めた。
「おや…僕は、それは考えていなかったのですが。
してほしいんですね、アヤメ。君は本当にいやらしい、悪い子です」
微笑みながら、彼女が掘り出し物どころではない大当たりであることを理解する。
たとえ自分の魔力がこれ以上なく効いたとて、この段階でここまでの欲望を湛えるということは、元から素質を持っていた、ということだ。
「そうですね……ここで苛めてあげてもいいのですが、それではただの御褒美になりますからね」
壇上を見上げれば、先の給仕服の少女はぐったりとして、そろそろ終わろうとしている頃合だった。
「やはり、皆さんの前で見て頂くことにしましょう。行きますよ、アヤメ。
壇上に立ったら、思い切りいやらしく、お尻を自分からおねだりするような変態性奴隷であることを叫びなさい。
そうしたら…苛めてあげますよ」
言うなり、男はアヤメを連れて壇上に飛び乗る。
周囲の視線が、瑞々しい少女…先の少女の人工物のような美貌や態度とは違う、とろんとしながらも生き生きとした生命力に釘付けになる。
■アヤメ > 少女の頭の中には、最初こそ少しの性の知識と、料理に関する知識、そして常識のたぐいしかなかった。
それが今では、男のための性の知識と男のための料理の知識、そして男に従うことが常識という形に変えられている。
物理的な拘束よりも根深く絶対的な、精神支配が少女を縛り付けていた。
「……はい、アヤメはいやらしい雌なので……ご主人様にお仕置きしていただかなければ行きていけない子なんです」
うっとりと微笑む少女はまさに陶酔や崇拝といった具合だ。
魔力と素質の相乗効果は、無垢な体に、しかし強烈な狂おしいほどの被虐欲求を抱え込む形となる。
今ならば多少の傷みすら快楽に変えられそうなほどで、性欲は煮えたぎるマグマのようだった。
「――ん、ぅ、承知、しました。ただ、その、お尻、綺麗に、してない、です」
ごめんなさい、と尻尾と耳を垂らす少女は、しかし耳まで赤かった。
ひょい、と壇上にあげられると、少女はふらふらと男のそばから少し離れて、光がよく当たる台の前まで来ると、観衆に背を向けて上体を台に載せた。
同時、スカートを捲り上げて清楚な白い下着を下ろすと、小さな小さな、未使用の窄まりを見せつけながら。
「わ、私、アヤメ、は……い、今まで、いじめられたことの、ない、小さな、お尻の穴を……ここで、ご主人様に、虐めてもらい、ますっ……♪この、小さな、穴がっ、どこまで壊されてしまう、かっ……わ、私が、泣いても、叫んでも、許されずにおしりをバカにされるの、見て、欲しい、ですっ♪」
そういうと、興奮のせいかガクガクと震えて、そしてうっとり微笑むと、一度立ち上がって観衆の方を向き、秘所を割り開く。
処女膜こそないもののほとんど手付かずな秘所、その上のこぶりな陰核。
そして、貧相な胸元をめくり上げると、すっかり蕩けきった笑みで。
「胸も、陰核も、秘所もご主人様に捧げてます……が、その、皆さんにもいじめて欲しい、ですので、えっと……どんなふうにいじめるか、リクエストを、聞きたい、です。みなさんの思うままに、イジメられる、雌奴隷を見ながら、お酒と、ご飯、楽しんで、くだ、さいっ……♪」
主だけでなく観衆の下卑た欲望をも注いでくれとねだる。
それは、少女の破滅願望の発露であり、淫らに変わり果ててしまいたいという欲求の末でもあった
■ボリス > 溌剌さと、隠微さ。従順さと、それを超えた我儘にも取れる性欲。
ただ薬物漬けにしただけでは作れないいやらしい雌奴隷の姿に、観客はざわつきいきり立った。
その反応を満足げに見渡し、男は細い目を更に笑みに細める。
「いかがですか、皆さん。どんなものでも構いませんので、自由にお申し付けください。
ただし、最初だけは彼女の希望を聞いてやりたいと思います…まったく我儘な奴隷で申し訳ありません。きちんと、お仕置きをいたしますので」
一礼をしてから、アヤメの体を不意に持ち上げた。軽々と肩に担いで、むき出しの尻が観客を見るようにする。
「いやらしい子には、最初に罰を与えなければなりませんからね」
やさしげな微笑みと共に――ばしぃっ!! 快音が響き渡った。
それは、手加減しているとはいえ人を超えた力を持つ男が、掌で尻肉をひっぱたいた音だった。
容赦のない音に一瞬静まり返った観客の前で、更にもう一発。更に一発。
観客たちに、徐々に「それはあり」という認識が広まり、笑い声まで聞こえ始めた。
■アヤメ > 少女の様子は、観衆には大受けだった。
ミレー族というだけでも奴隷としての価値は上がり、更にその少女が清楚そうで淫猥というギャップを作っている。
その反応に、欲望のたぎりに、少女は期待に胸を膨らませる。
「は、ぃ……どんな、物でも、平気、ですので……♪」
体が浮く感覚。向き上げられた尻に予感を覚える。
ああ、そうされたらきっと自分は――。脳裏に浮かぶ全ては絶頂の予想図でしかなかった。
ばしぃん、と強烈な音が響くと同時、鮮烈すぎる痛みに目の前が真っ白になる。
涙と唾液がこぼれ落ちて、じぃん、と強い痛みと熱さが響いて、蜜がぼたぼたとこぼれ落ちた。
「あぎっ、い、ぎぅっ、ぁ、ぐ、ぁ、ぁあっ――♪んぎ、ぃ、ぎぅうっ♪」
尻に刻まれる手形は無数。
やがて尻が満遍なく赤く腫れ上がってしまう頃には、少女の秘所は白濁しきった蜜を零していた。
その状態でもなおうずく尻穴はひくひくと蠢いており、苛烈な責め手を今か今かと待ち望んでいた
■ボリス > 尻を叩かれるという、幼子に対する躾の仕置きのような屈辱的な行動。
それすら、本気で感じてしまう姿に、観客が興奮に満ちた笑い声とどよめきを漏らす。
作ってなどいない押し殺した悲鳴の中の隠しきれない喜悦が、空間に響いていき…男の掌はそれでも容赦がなかった。
「仕置きはこれでよろしいでしょうか?…ありがとうございます、ではこれで、我儘への禊はできたことにさせていただきましょう。それでは…」
ぐるん、とアヤメの体が、いかな少女といえど一つの人体が、軽々と振り回されて、男の前へと正面を向いた状態で回される。
姿勢は、まるで赤ん坊に小便をさせるかのように大きく股を開かせ、膝を立てさせた姿。
しかし、いつの間にか男のスラックスはベルトがはずされ、股間部からは人間のそれとは思えない剛直がそそり立っていた。
大きく張ったエラに、浮き上がった疣。脈打つ血管。
それが、ゆっくりおろされるアヤメの体に触れる。
窄まりにあてがわれる。サイズが明らかにあっていない。
「アヤメ。それじゃあ、死んじゃいましょうか」
微笑みかけた次の瞬間――アヤメの体がぐいっ、と下に押し込まれ。
フィストファックと見紛うような剛直が、その尻穴にねじ込まれた。
■アヤメ > 【続きます】
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