2016/04/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にロイナさんが現れました。
■ロイナ > 富裕地区に立つ店は数多い。
怪しげなもの、奇妙なもの……色々と。
そんな通りの一つをぶらぶらと歩く女が一人いた。
「……面白い店、とか。ないのかねぇ」
ざっくりと求めるのは『面白そうな店』である。
妙な生物がいるとか、変な人がいるとか。そういった好奇心を満たせるものなら割となんでも良いのだが。
■ロイナ > 「うーん……無いなぁ。ならせめて、美味しく食べられそうな女の子とかー…」
欲望をだだ漏れさせながら。
こうしている間にもあちこちから淫気が伝わって来る為、さほど困ってはいないのだが。
今回は自分が交わりたいという思いもあるのだ。
「チェッ、今日は不作かなーぁ」
■ロイナ > 「……おっ」
ふと目を向けた先に、娼婦らしき女の姿を見た。
双眸を微かに光らせるも、直後に太った男がやって来て連れていく。
「―――あぁぁ…もう」
盛大にため息をつきながら再び歩き始める。
■ロイナ > そのまま暫くは、賑やかみの無い通りを彷徨っていた。
「―――あーもう。出直しね」
そう呟いてその場を後にしたのは夜も更けてからだったとか。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からロイナさんが去りました。