2016/03/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にリューディアさんが現れました。
リューディア > すとっ、と音を立てて屋根から降り立つ。
キョロキョロ、と周囲を軽く見渡すとローブのフードを被りなおした。

んふふ、という少し嬉しそうな含み笑いが零れる。
今日の仕事も簡単だったね、とでもいいそうな雰囲気。

今しがた「ひと仕事」終えてきた所なのか、軽い足取りで通りを進んでいく。
慣れた道なのか、夜目が利くのか、その足取りに迷いや恐れはない。
さて、後は一晩一緒に過ごしてくれる可愛い子でもいればいいのだけど…物色するには人は少ないかな、と独りごちた。

リューディア > 通りを静かに歩く、歩く。
ふと横を見ると壁に手配書が張られていた。

…ふっ、と思わず噴出したのは自分の手配書だからである。

事実以外にも誇張が混ざってこれじゃあ誰だかわからないんじゃないか…。
そんな気もしたけれど、わかる人はわかるのかな、と気を取り直す。
あまり正確に姿を捉えられたという事もないだろうし、と自信を持って視線を切った。

また、通りを歩き始める。

リューディア > 「んー。」

一声もれた。
人通りの少ない通りをすうっと視線が横切る。
うっすらとした金色の光が夜道に尾を引いた。

「…と、いけないいけない。」

小声で呟きながらフードを目深に被る。
欲求不満なのかなー、と考える。…いや、そうなのだろうけれど、とも。
魔眼をホイホイ使ってるのを見られるのはそれはそれで、面倒だ。…多分。