2016/03/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 貴族の秘密サロン」にフレイさんが現れました。
フレイ > 富裕地区のとある場所。貴族の別宅がある場所でもあるが、秘密クラブでもある。
とはいえ、こういった場所は貴族はいくつも所有しており、何時もどこかで宴が開かれている。
呼び出されて薬を届けにやって来るが、いつものように変装をして顔を見せないようにする。
入り口の私兵に手形を見せ、サロンの中へと。
運がいいのか悪いのか、宴はまだ序の口。こちらを呼び出した貴族に促されて奥まった場所に進むとテーブルの上にいくつもの薬を並べて行く。
水薬、軟膏、香
様々な薬物だが、全て媚薬の類。
使うものを選べばその場で金銭を受け取り、薬を手にした貴族は目当ての女性の腰に手を回し、その場でそれを使って行く。
あっという間にサロンの中は淫靡な交わりの場と変わっていく。
それを薄笑いすら浮かべて静かに見つめ、テーブル周辺をきちんと整えて。

フレイ > 己に誘いをかけて来る男は丁重にお断りをし、代わりに媚薬を勧め、手ごろな女性を示して追い払う。
媚薬は飲むもの、塗る物が中心にはけて行く。
お香タイプの物は大抵は購入して持ち帰り、別の用途で使われる事が多いようである。
中には淫らな集いに恐れをなして部屋の隅に小さくなっている女もいるが、それも見逃されるはずもなく。
主催する貴族が気を使うふりをして、水やワインを差し出していく。
無論、その中にも媚薬が仕込まれており、茫洋として来た所を待ち構えていた男に押し倒され、宴の輪の中へと放り込まれて行く。
悲鳴ではなく嬌声
囁きではなく喘ぎ
衣擦れの音ではなく肉と水の音
濃密なまでの淫臭が満ちる中、平然と表情を変えることなく見つめる。
薬の効きが悪い者がいれば、遠くから術を使って強制的に快楽を引き出し、限界が近い者にはそれを補ってやる。
そもそもの薬が人間が作り出した物ではない為に効きも良く、貴族や王族の間でも評判となっている。
その為にこういった宴が催されれば、大抵はお呼びがかかる。
人間の動向を探る煮にも丁度良い為に大抵は受けているのだが。

フレイ > ある程度薬もはければ用はない。
己の荷物をきちんとまとめると淫靡な交わりに夢中な人間の宴から辞去していく。
サロンを出てすぐに人通りのない所へと潜り込み手を翳す。
目の前の空間が裂け、異空間へと繋がって。
そこへの足を踏み入れて行く。
彼女の姿が裂けめに消えると自然と空間は閉じ、後には何事もなかったかのように……

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 貴族の秘密サロン」からフレイさんが去りました。