2016/01/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 路地裏」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 少女の姿は賑わう表通りと違い、人気のそうない路地裏にあった。
今日は足を踏み入れた事のない富裕地区、まぁ、富裕というのだから楽しめるところも多くあるだろう。
そんな期待を持って来てみた、のだが…
「………なんじゃろう、こんな場所の方が落ち着くというのは不思議なものじゃのぅ?」
ぽつりと呟く。
あったのは劇場やら、音楽堂、どう見ても上っ面ばかりご大層な連中の多そうなクラブ等々。
遊ぶ場所やらを期待していた少女には、かなりつまらない場所ばかりだった。
で、そんな場所から離れ路地へと入り込んだのだ。
貧民地区や平民地区と、やはりこういった場所は変わらない。
それがこう、なんとなく落ち着いてしまうのは…何だろう、ちょっと微妙な気がしてならない。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 路地裏」にティネさんが現れました。
■タマモ > まぁ、似たような場所とはいっても、やはり挟む建物の造りは結構違うかもしれない。
こつこつと壁を小突く、うん、かなり頑丈そうだ。
「まったく、それにしても…妾にはあの良さというものが良く分からん。
もうちょっとこう…派手だったり活気があったりせんものじゃろうか?
あんなものを長々と見せ付けられても眠くなるだけじゃ」
はふん、見てきたものを思い出し、溜息を一つ。
一応は入ってみた、お金も払ったのだから頑張って見ていた。
正直な感想を述べると、まだ公園とかで子供と戯れていた方が楽しい。
■ティネ > 路地の向こうから、ヨタヨタフラフラと何かが飛んでくる。
散歩中(歩いてはいないが)の蝶羽根の妖精のティネである。
見ていて不安になる飛びかたに定評のあるティネであったが、
本日はより不安定というか、今にも墜落、不時着しそうな危なっかしさであった。
というのも、今は普段彼女に縁のないはずの
宝石飾りやら綺麗な布やらを身体に巻きつけていて、どうやらその重みのせいであるらしい。
「やっほ~タマモ~……」
べしゃ。
タマモの足元近くに堕ちた。
■タマモ > ぴくん、耳が小さく揺れる。
離れた場所からの気配に反応し、かくん、と首を傾げるようにしてそちらを見遣る。
…どうやら見覚えのある姿がこちらに向かって飛んできている。
「おや、何者かと思えば………ん?」
なにやら色々と身丈に合わぬ物を持っているみたいだ、頑張って飛んでいるようだが…目の前で落ちた。
その飛んでいて地面に落ちるまでをつい視線で追ってしまう。
「………うむ、おばんじゃ。
しかし…それはどうしたのかのぅ?落ちる程の物を持ち歩…いや、持ち飛んでおるとは…」
屈み込むと、足元に落ちていたティネへと左手を伸ばし、その上に乗せる。
空いた右手の指でちょいちょいと頬を突いて。
■ティネ > 「お姫様ごっこ~」
タマモの手に拾われればきゃいきゃいとはしゃぐ。相変わらず言動が幼い。
確かに高価なもので身を纏っているのだが、どちらかというと埋もれている。
「いやあ、表通りでフラフラしてたら見つかっちゃったんだけど。
なんか拝まれたあといろいろもらって放された。貴族サマだったのかも。
何かありがたいものと勘違いされちゃったのかな」
頬を突いてくる指にうれしそうに身体をすり寄せる。すっかり懐いている様子。
「でもボクが持っててもしょうがないから、タマモに全部あげるよ。
ボクえらいでしょ? ほめて!」
そう言って自分に絡みついている宝飾品の鎖を、
たいした執着もなさそうに手で掴んではいと差し出す。
胸を張ったドヤ顔である。
■タマモ > 「………あぁ、なるほどのぅ?」
納得するのに少しの間、お姫様、という言葉に和風の方でまず考えてしまったからである。
間をおいて洋風のお姫様である事に気が付けた。
とはいえ…これがそのお姫様であるのだろうか?ちょっと考えてしまった。
「ふむふむ…まぁ、人間にしてみれば妖精らしきものなんぞ、そうは見れぬしのぅ?
確かに、運が良かったのだと喜んでおったのやもしれぬな?」
実際には妖精ではないのだが、まぁ、相手がそれで喜んでいたのならば良いのかもしれない?
指に擦り寄ってくるティネに、その指で撫でたり擽ったりと軽く遊んでみる。
「ふむ…確かにその飾り物はティネにはちと大き過ぎるか、ありがたく貰っておこうかのぅ?
ただ、こちらはちと手を加えればティネの新しい服なりにならんじゃろうか?」
装飾類はまぁ、小さく出来るものでもないか、ありがたく受け取っておく。
それとは別の綺麗な布らしきものを手に取れば、そうしてはどうだろう?的に言ってみる。
とりあえず、褒める代わりに張っている胸をつんっと突いた。
■ティネ > 「いいの~。ありがと!
確かにこれっぽっちの布じゃ、タマモには物足りないか」
宝飾品を献上し、残りの紗は自分のからだに巻きつけて遊ぶ。
擦り切れて薄汚れた自分の服よりはずっと綺麗だし肌触りもよい。
ふに、胸を突かれればひゃんと声を上げて楽しそうに掌の上に倒れる。
しかしさすがにそれにも慣れたのかすぐに起き上がる。
「もーすぐセクハラするんだから。
ボクだってやられてばっかりじゃないよ!」
逆襲とばかりに手から飛び立ってタマモ――の胸へと正面から突撃する。
と言っても布が絡みついている分速度はトロい。
■タマモ > 「うむ、妾が手を加えても良いが…着物ならばともかく、ドレスとかは構造がよく分からんのじゃ。
それで良かったらちと手を加えてみるかのぅ?」
さすがに、同じ貫頭衣というのもあれだ、布のままでも意味が無い。
そんな感じに提案はしてみる。
上がる声と仕草に楽しそうにくすりと笑う。
起き上がり、胸に向かって飛びかかってくるみたいだが…
「ティネの反応が可愛らしいのでな、仕方ないのじゃ。
………うむ、甘い」
さらりと答えながら、胸元へと辿り着く前に、ぱしっと右手がその体を捕らえた。
今度は逆に空いた左手がティネに伸ばされ、中指でまた胸をくにくに弄りだす。
ついでに親指がするりと裾の中に入り込み、太腿をつぅっと這い…ちょんっと股間をつま先で擦った。
■ティネ > 「え、いいの? うれしい!」
目を輝かせる。タマモから賜るものならなんでもうれしいのだ。
もっとも普段使いにすればいろいろなところで遊びまわる都合上すぐにボロくしてしまうだろうが。
この貫頭衣も何代目かわからない。
「あっ、もう!」
おっぱいへのダイレクトアタックは叶わなかった。
右手に鷲掴みにされ、なんとか抜けだそうと身体を動かすも
左手が伸びて胸を触れられればふにゃあと声を上げて力を失ってしまう。
「こっ、このー! ぶ、無礼であるぞー!
あっ、ひい、ううっ……」
なぜか一瞬微妙に尊大なキャラになった。
太腿を指が這う感覚に手の中で身を仰け反らせる。
指の先の指紋の形までもが肌に伝わる。
今日も肌着の類は付けていない。
敏感などころを胸と同時に直に触れられれば、羞恥と快感に顔を真っ赤にしていく。
■タマモ > 「いやいや、元はお主が貰ってきた物じゃ、礼は良いぞ?
まぁ、動き易いのが良いじゃろうかのぅ…ふむ…」
そうなると、袖や裾は長くさせない方が良いだろうか?
布を手に大きさを見遣りながら、どうこうと思案を巡らせる。
まぁ、とりあえず、出来たら後で渡す事にしよう。
「ふふ…ほれほれ、どうしたのじゃ?
やられてばっかりではないのではないのかのぅ?」
顔の高さへとティネがくるように掴む手を上げる。
少し角度を変え、親指の弄る股間がちょっと足を広げると中が見えてしまうようにしてしまう。
中指は変わらず胸を弄り続けるままだ。
時折、くりっと捻るように動かし胸の先を軽く押し潰すようにする。