2016/01/04 のログ
魔王リュウセン > 「………そうっすか。ただでは逃げない気がしてます、逃げても倍返しが」

間違っても彼女とは敵対したくない。面倒な気がする。
でも先の事は分らんので気にするだけ無駄と思った、ので尻尾が時折揺れているー落ち着こうと揺らしてる。

「え、値切りしないの?そ? いいの?」

入り口付近に立って居たので 彼女の買い物が済むまではそこにいる。
時折 欠伸をして自分で自分の耳を触って毛づくろいをしている始末。
店主が慌てた素振りで 一応 入り口にいるーギルド長(狐耳)を見た、
彼女 値切り不要とか言っている、交互に見た後 あわわわとし乍ら、

『ま、まいどあり… ね、値切りしないのなら この お、お値段を頂きます…ほ 畏まりましたっ』

銀貨レベルの値段を口にした店主、包装は普通と言われて もう一度入り口を見た後 
観念したのか 大人しく包装を丁寧にし始め程無くして 料金と引き換えに 包装した商品を差し出すだろう。

カレリア > 「当然の事です、泣き寝入りなどごめんですわ♪」

面倒どころか死ぬまで追いかけられる事になるだろう

「当然でしょう?お互いの損得で物事は成り立っているのですから…それに服を値切るほど苦労はしていませんわ。」

なぜこの店主は彼女をそこまで気にするのだろう?
対価を支払いながらもそれが気になる…もしやこの店のオーナー?
そう予想を立てながらも商品を受け取れば満足げにうなずき

「ありがとうございます、満足のいく買い物ができましたわ♪」

店主、そしてリュウセンに頭を下げる

魔王リュウセン > もう何も言えない。

死んでも蘇っててもいや、果たすまで魂だけでも追ってくる気がする。
それは何処の怨念だろう 恐ろしくてたまらない。

「いいならいいんですけど… 相場からして少し位…何でもないっす」

店主の所属するギルドを裏から統括しているのは ケモミミの少女だ。
オーナーと言うものではない、一寸束ねているだけな具合。それぞれに頭を下げられて
もう土下座の勢いの店主を放置して店外へと出よう。

「いえいえ、目的果されたようで何よりです… 私はそろそろ帰りますが… あまり遅くなるのもよくはないっす。気を付けてお帰り下さい」

所々敬語だったり 崩れて居たり。喋りと振る舞いは平民ではないが。

カレリア > 「気に入った品が手に入ったのだからいいんですのよ、吹っ掛けられていたらこちらが無知なのがいけないんです。」

そう切り捨てる
あの店主…最後はほぼ土下座だった
やはりこの少女は彼よりもはるか上に位置するのかと仮定し

「えぇ…ありがとうございました。
私はカレリア…一応冒険者です、最後にお名前をうかがっても?」

魔王リュウセン > 「一応 1割位値切っても 大丈夫なのは言って置く。大体2割位利益吹っ掛けているから、ね。」

少しぐらい 値切っても大丈夫な事を言う。どこぞの地域は値切る自体が文化なのだと。
店主は店主 少女はギルド長位だ、言わないが。でも気づかれている気がしないでもない。

「冒険者。…んでは、護衛任務とか頼んでも良いわけだ。 あたしは …テフィック卿とか言われているけど リュウセン。これを渡しておこう。あとで火で炙ってみるといい。」

彼女にずいっと近づくと ちょっと硬い紙に『 赫 劉仙 』と名入りされたものを
差し出そう。炙った所で出るのは平民と貧民地区の間にある邸宅の住所が書かれた文章が出る位だ。 

カレリア > 「そうですの、気が向いたらそう言ってみますわ♪」

実際に値切るかは分からないがそう答えておく
値切ってでもほしいものがあれば実行するのもやぶさかではない…

「まぁ一応依頼は受け付けておりますわね…リュウセン……珍しい名前ですわね?」

紙を渡され炙れとはどういう事か…魔術や妖術とやらが込められているのだろうか?
不思議そうな表情を浮かべる…実際に暖炉に紙を放り込むぐらいはしかねない

魔王リュウセン > 「大体 大丈夫。店は客の足元視て吹っ掛けるか値切られるかどうか考えるから。」

それ位 しないでただ吹っ掛ける店は ダメだ潰れる。
そんな店は 粋が無いと 潰したくもなると。

「まー港からこの都までの護衛を頼みたい位でねー。 一寸東の果てから来たのさ、じゃ、ま、また。」

「火に翳す位でいいからねー 火に投げ込んだら 燃え尽きるわー ほな」

それはただの紙だ 何も魔術とか妖術含んでいない。暖炉にもし突っ込まれたら一秒持つまい、燃える。
感づいて 注意を言いつつも 振り向いてそんな事を言いながら 会釈をすると 今度は振り向かずに 立ち去っていく― 平民地区の方へ。 

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」から魔王リュウセンさんが去りました。
カレリア > 「いったい何様ですの…」

潰すとはまた物騒な、と呟き

「護衛はかまいませんわ…分かりました、翳してみます♪」

去っていく彼女を見送る
平民地区に彼女の家があるのか…ともあれ、今はこうして手に入れたドレスを着てみたい
鼻歌を歌いながら魔族の国へ向かう…人間の国から離れ、自身の第二の故郷へ

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からカレリアさんが去りました。