2016/01/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にカレリアさんが現れました。
カレリア > 血で血を洗う闘争
危険なダンジョンや油断のできないダンジョン
そんな事を全て忘れて足取り軽く街を歩く

「~~♪」

呑気に鼻歌なんて歌っている
今日はとある事情でとても気分がいい
とてもとても…それはもう凄まじく

カレリア > 「アクセサリーも色々ありますのね…流石は富裕層ですわ。」

貧民地区や平民地区とは違った店が並ぶ通りにどうしても心が弾む
無駄にぼったくりな店もあるが…どれもこれも高品質なものが並び中には希少なものもちらほら

「こうして考えると私もまだまだ子供ですわね…ふふ、まぁそれもいいですわよね♪」

柔らかな笑みを浮かべ呟く
いつもなら自分を戒める所なのだが…本当に気分がいいのだろう
頬に手を当て若干にやけながら通りを進む、今日はドレスが目当てなのだが…うまく見つかるか。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」に魔王リュウセンさんが現れました。
魔王リュウセン > ぴこんぴこんと狐耳が揺れる、ふわりふわふわと九尾が揺れる。
街中に何処からともなく新聞片手のミレー族…ではなく、そこそこ小奇麗な恰好に身を包んだのが街中を歩く。

貧民地区と平民地区の狭間から一人歩いてきたのか、新聞を見つつ、器用に人にぶつからずに歩いている。
正確にはぶつかる前に人が避けているともいうが、新聞を見終わったのか立ち止って新聞を折り畳み脇に抱えて

「…此処まで来てしまいましたか…富裕地区は久方振りです」

狐耳が喧騒含めた音を広って揺れる動く、そこそこの賑わいの模様。
何か面白い事でもありましょうか、と視線を辺りへと向け始めたー

カレリア > 「どれもあまりしっくりきませんわね…」

店先に飾られた豪華なドレスを眺める
簡素すぎるのもあれだが豪華すぎても着る者の負担になるのは経験済み
豪華なものばかりで丁度良い物が見つからず通りを進む足取りも少しだけ重いものになってきた

「ふぅ…もしかして平民地区の方がよかったのでしょうか…?」

一つため息を零し前方を見やる…咄嗟に攻撃を仕掛けそうになってしまったが直ぐに理性で抑え込む
ユラユラと揺れる九つの尻尾に耳、現在進行形でリベンジを誓う九尾の女
だがリベンジの相手と種族は一緒の様だが髪色や背格好が違う。彼女が金髪でなく黒髪でよかったと呼吸を落ち着けながそのまま歩を進める
実行こそしてないが一瞬とはいえ襲い掛かりそうになってしまった申し訳なさで九尾の少女から視線は外したまま

魔王リュウセン > 一瞬の殺気 が来た!…でもなんかすぐにそれは四散した。

物音に勝手に反応する狐耳、気分に乗じて揺れる九尾。新聞を脇に抱えて殺気には目敏かったのか 
脇に抱えていた新聞を棄てると 殺気?があった方へ顔を向けたが 騎士や害する存在が見えない。
っていうか居ない。どう見ても 買い物を楽しんでいる民やウィンドショッピングをしている人(カレリア)辺りしかいない。

「……一瞬 殺し屋が紛れているのかと思いました……気のせいでしょうか?…丁度あの辺なのですが。」

こんな所でもし攻撃をされた場合 周りに迷惑がかかりそうな気がする。と、
先程、一瞬視線が合った様な人(カレリア)の方へと徐に近寄って尋問めいた事を試してみよう。
違ったら違ったで それは良いがー狐耳と尾を出したままで

「そちらの方 私の顔に何か御座いましたでしょうか?一瞬ですが殺気を感じましたので」

ストレートに質問を向けてみたらしい、どう反応が返ってくるかを試したいのもあって。

カレリア > 殺気、その言葉を聞いてドキリと鼓動が大きくなる
一瞬だったので油断していたがやはりこの種族勘が鋭い…

「…い、いえ…貴方は何も悪くありませんわよ?
えっと……不快にさせてしまったのなら謝罪いたします…」

距離を詰められ声をかけられれば観念する
往来の真ん中で尋問されるというのは中々に恥ずかしいもので…
扇でも買っておけばよかったとか終えお隠せないことに歯噛みしながら相手を見る

「以前貴方と同じ種族の方と少しありまして…本当に申し訳ありませんでした。」

魔王リュウセン > ドストレートに聞くのか、敢て搦め手使うべきだったか考えたが、
こんな場所で派手な事(戦闘全般)も出来ないだろうと直球で伺ってみた。
尋ね人(カトリア)へと向けられる黒毛の狐耳一対。揺れていないただ ぴんと立って居る。

「…そう。ミレー族か、富裕地区に居るなよコンチクショウとか、そんな殺気かと思いましたが。
不快…違うのであれば謝罪は不要。」

あれ、逃げなかった、見た目がミレー族とほぼ似ているなもんで、
尋問に距離を詰めた際にてっきり 殺気=喧嘩売る・買う と往来で致すのも色々と面倒な事が、と思ったが
あっさり謝罪されたのと認められたので、此方の妙な気持ちは一先ず飛散した。
耳がぴんと立って居たのが ひょこひょこと揺れ出した―気にして居ないーそんな気持ちが表れているかのよう。

「狐耳に九尾。…少し。…いえ。種族、諍いに為りましたか、あたしが言うのもなんですが こちらこそすみません。」

九尾の狐はそういないと思う。それが何をやったか―殺気を向ける程やらかしたのかどうか分らないが、
何となくだが 此方も申し訳なさそうに耳と尻尾を垂れさせて謝ってみた。

カレリア > 「何で貴方が謝りますの?」

小首をかしげる、どう考えてもこちらが全て悪いのになぜか誤られたのが不思議で
ピンと立った耳も今は垂れている…なんだかとても申し訳なくなってきた

「…別に私はミレー族をどうこうなど思ったことはないですが、あなたはミレー族ですの?」

あの時の九尾はミレー族ではないと言っていたが…九尾にも色々要るのかと気になり尋ねる

魔王リュウセン > 「…え、その九尾が粗相をした事に対しての? 謝罪を。」

申し訳なさそうに耳が垂れている、尻尾も元気無さそうに垂れてる。
気分直下で恐らく表情視るより耳と尻尾を見た方が事足りる気がする。
謝罪の理由は 彼女に対して 知らぬ九尾がやらかしたことに対してだった。深い意味がない。

「ミレー族じゃ、ないですけど。あたしは 混血ですよ?」

九尾は正しくは妖怪だ、リュウセンは妖怪とミレー族の混血だが、説明が長くなるので 混血とだけ答えよう。
尻尾がふわっと揺れた が また垂れた。

カレリア > 「九尾は九尾でもあなたとは別物ですわ。そんな連帯責任感じないでくださいませ>」

ミレー族はどうして好感情が耳と尻尾で読み取れるのか
こちらとしては便利であるしかわいらしいが彼らからしたら面倒だろうなぁと眺め…

「混血の何が悪いんですの?
犬猫だったミックスがいますし人間なんてごちゃまぜの塊ですわ。
種族を超えての愛…なかなか美談じゃないですの♪」

種族を超えた愛の結晶…自分と愛しい彼女の事を考えるとそういったものにもあこがれを持つ
珍しいとは思いながらも混血を見下すような感情は微塵もない

魔王リュウセン > 「そうですか、…そうですよね! 分りました気にしません。」

ミレー族ってケモミミが多いだろうから それはもう冬はさぞかしもこもこに…。
隠し事や嘘とかつけ無さそうである、感情直結であったのなら 耳と尻尾が邪魔をする事になる。

耳と尻尾が徐々に垂れていた状態から立ったりふわふわ揺れ出した、気分が向上してきたらしい。

「悪かはないですが、美談?…人は…人は混血だらけですね。
愛…?愛… 美談ですか?」

気になる事が相当増えてきたが 頷く様に首を縦に振るしかしない。
と、呼び止めてしまった事を 今更ながら気づくと あのう、と声が漏れ、

「あたしが呼び掛ける前に 何か探してませんでした、か?こう言っちゃあ何ですが、お手伝いしましょうか?」

自分の胸元に手を添えて どことなく貴族めいた様な仕草でもって伺う素振りを。

カレリア > 「えぇ、そうしてくださいませ。」

尻尾と耳が段々上を向いてきた
あぁ…この種族は嘘や駆け引きに向かないんだなということを改めて理解しながら

「えぇ美談ですわ♪
種族勘を超えての愛、そして子供を授かるなんて…これが美談と言わず何が美談ですの?」

ふふん♪と得意げに言い放つ
これからの自分のことを想像しながら未来に思いをはせはじめ…すぐに現実に戻ってきた

「え?…あぁ、そうでしたわ…派手すぎず貧相過ぎないドレスを探していたんですが…ここらには詳しいんですの?」

妙に芝居がかった仕草にも見えるが無理をしている感じはしない
もしや富裕地区に慣れているのかもしれないとそう尋ねる

魔王リュウセン > 今は感情直結だ。そんな駆け引き必要な場じゃない限り耳と尻尾は感情のままに動く。
もふっと時折 後ろから子供に触られているが、ふりふりっと柔らかそうな毛並みの尻尾が子供を擽って優しく追い払っている。
痛くは無かろう、ただ感触はくすぐったいかも知れない。

「美談。種族間…子供。貴女もそんな相手がいるので?愛さえあれば障害は乗り越える、とか美談の種には…」

言い切られた、愛とか美談とか疎いので 浅く広く考えれば愛さえあればと…ふわりとふわりと尻尾が動いてる。

「派手過ぎず貧相過ぎない、そこそこ流行のだったら 知ってる。 
富裕地区と貧民地区と平民地区は庭だからね。では 案内してあげよう」

無理はしていない、表の顔は立派な行商人だ!そこそこのギルドを束ねているし 彼女の求めるドレスがある店も紹介は出来る。
問題あるまい、と往来をゆっくりと歩き出してーその賑やかな往来から一本道を入った所にある、知る人ぞ知る隠れ家的な店の前へと案内しただろうか。

「ここは 良い職人といい生地がある 知る人が知る店だ。気に入ってくれるといいのだが。」

カレリア > 子供がモフモフとじゃれている…確かにこのモフモフは抱きしめてみたい
できるなら一本分けてもらいたいがきっと猟奇的な分け方になるのだろう…

「えぇ居ますわよ、そして愛さえあれば私はすべての障害を越えられます♪」

愛が全てを乗り越えるのではなく彼女を愛する自分が全て乗り越える
必要なら壁は叩いて壊す性格のせいかそう断言する

「あら、それは素敵ですわね…ではよろしくお願いいたしますわ♪」

本民地区はそこそこだが他はあまり知らない…こんなところに助け舟があるとは実に運がいい
大人しく彼女についていき店へとたどり着くだろう

「なるほど…では見させていただきますわ♪」

そういって店の中へ…確かにいい生地を使ったものが多い
買い物はここからが本番、どれがいいかとじっくり眺めていく

魔王リュウセン > 子供は害されなければモフモフされても構わない。仮にすべての尾に子供が貼りついたとしても耐えられる気がする。
冬はいいのだ、秋から春にかけては。夏は流石に暑くなるから追い払うだろう 尻尾で。
彼女の思う尻尾の分け方は 恐らく無理だろう、猟奇的な事になる。

「羨ましい…乗り越えるんですか…後退はしなさそう…いえ、何でもありません。」

ぶつぶつと何か言いかけたが 直にはぐらかそうと。
少しのやり取りで彼女だったら 後退はしなさそうだと感づいてきた、気のせいだろうか?

「この店だったら いい値段で交渉出来る。主にあたしが紹介できるレベル。では 一寸店主と。」

彼女を店へと案内した後 買い物をする彼女から離れて、店主の姿を見つけると
ちょいちょいっと呼び寄せて 小声で交渉し始めた―

少し経てば 店主と離れて 狐耳の少女は邪魔にならない場所に立って居るまでだ。

カレリア > 「前身のみ、撤退したとしてもあとで必ず打ちのめしますわ♪」

勝気な性格に負けず嫌いが合わさりこんな事に
戦略的撤退はあってもただの後退は絶対にしない
彼女の感は殆ど当たっていることだろう

「値切りなんてしません、彼の腕に見合った分を払うだけですわ。」

相応しい物には相応しい対価を、店主の腕が悪ければそもそも買いすらしないだろう…
たっぷり時間をかけて持ってきたのは黒を基調としたもの
動きやすさとある程度の豪華さもありエレガントといえるそれを持ってきた

「これを頂ます。包装は普通でかまいませんわ♪」