2015/12/05 のログ
ティネ > 「さ、さそってなんてっ……、
 だってきみがさわる、からっ……」

自分の嬌態が彼女の高揚を誘っているというのはわかるものの、
自分自身ではどうしようもない話だった。
傲慢なこの少女の求めるままに淫れてしまうというのは、
快楽に弱いティネであっても癪な話ではあったのだ。

だけれど、アスタルテが甘ったるい調子で
自分のことを呼び、求めれば、だんだん頭の中がふにゃふにゃになっていく。
反発する理性とは別に、求められるままに振る舞いたい、という気持ちが強くなっていく。

「ボクが、いけないの……」

人形に対しそうするように、ショーツが無抵抗に下ろされれば、
とろりとした蜜が秘部から溢れた。
そこは小さいながらも、人間と同じつくりだ。
その様を、抗う素振りすら見せず、ティネは呆然として見ていた。

続く、アスタルテの囁くような甘い言葉には、

「……、はい」

表情に喜悦を浮かべて、そう小さく頷いてしまった。

魔王アスタルテ > 「上手く出来た可愛い人形だと思って、ついどんな反応しちゃうか気になったんだよ。
 そしたら、君がえっちく身を捩じらせるから……えっちぃ喘ぎ声をあげちゃうから……♥」
(そんなの……アスタルテだって、我慢できるわけないよ……♥
 ティネが、こんなにも愛らしいんだもん♥

 ティネのショーツを降ろすと、秘部からはとろりと愛液が溢れている。
 ちっちゃくて可愛いティネのぐちょぐちょになった秘部……たまんない♥)
「ティネちゃん……♥」
(しばらくティネの見つめた後、
 アスタルテは彼女の秘所に唇を近づける。
 そして、蜜が溢れているティネの割れ目を舐めるのだった。
 その愛液をそのまま吸っていく)
「これがティネちゃんの味……なんだね♥
 とっても、おいしい……♥」
(可愛いティネの愛液の味を堪能していると思うと、アスタルテはさらにドキドキとさせるのだった)

ティネ > じい、と見つめられるだけで、愛おしげな言葉をかけられるだけで、
自分の奥底にあるものがだんだんふやけていく。
自分よりも幼い見た目の少女に逆らえずいいようにされている背徳の悦び。
目の前の少女のモノになってしまいたいという欲求。
小さなものが大きなものへ持つ恭順の衝動。
――そういったものが湧き上がる。

「はぁっ、ふぁっ、ふっ、くぅ、ぅぁっ」

アスタルテの柔らかな唇が、小さな(大きな)舌が、
秘所へと触れるだけでティネに強い快感を与え、びくびくと身を震わせる。
うっとりとするアスタルテに対し、ティネは与えられる快楽の中、息を継ぐので精一杯だ。
舐められれば舐められるだけ、ティネは甘やかな魔力の篭った蜜を分泌してゆく。
ほのかにいい匂いすらするそれは、いつまでも啜りたいとすら思ってしまうかもしれない。

「ふあっ、ふぁああああっ……!」

吐息をかけられたり、舐められたりするだけでも激しく感じるのに、
口づけられ、吸われれば耐え切れるはずもない。
アスタルテの手の中で一際強く身を痙攣させて、果ててしまう。

「ね、ねえ……
 アスタルテのも、なにか、ちょうだいよぉ……」

快楽の余韻にだらしなく口を開いて、自分を持つ手の主を見上げて求める。
さながら餌を求める雛鳥だった。

魔王アスタルテ > (妖精の少女、ティネが可愛らしくて愛おしい……。
 手のひらサイズの女の子がステキで……たまんない。
 ずっと眺めていたくもなっちゃう。ずっと、その喘ぎ声を聞いていたくもなっちゃう)
「ティネちゃん……とっても、ステキ……♥
 その喘いだ声も、身を震わせるえっちぃ姿も……。
 あぁ~、ティネちゃんが可愛くてたまんない……♥」

(ティネの秘所を舐める時に、舌に感じる熱と甘やかな蜜の味。
 なんだかとても……いい匂い……♥
 アスタルテをえっちく狂わしていくような……。
 病的なまでに、ティネを啜りたいとすら思ってしまう)
「ティネちゃんの味……もっと、味わいたいの……♥
 もっともっと……ティネちゃんをあたしにちょうだい……♥」

(アスタルテは激しく、ティネを求めていた。
 ティネを秘所をさらに激しく舐めて刺激しながら、啜っていく。
 一際強く痙攣させるティネの胸も撫でていく。

 今度はティネから、アスタルテを求められる。
 するとアスタルテは、にこりと笑った)
「いいよ……。
 ティネちゃんがあたしを求めるなら……あげるからね♥」
(アスタルテのショーツもまた既にぐちょぐちょだった。
 その愛液は既に、太股にまで垂れている。
 一旦、ティネの胸を刺激している指を放して、自身の太股に手を伸ばす。
 そして自身の愛液を指に付着させると、それをティネの口にもっていった)

ティネ > ぴちゃぴちゃちゅうちゅうと舐められ、啜られる。
あまりに激しい舌での責めに、ティネは自分の中身が啜られているような感覚にすら陥る。
ひい、ひい、と苦しげに息を上げながらも、
自身を求めるアスタルテの声には必死に首を縦に揺らす。

「いいよ、あげる……っ。
 すきなだけ、ボクのこと、たべて……っ」

透明な雫の付着したアスタルテの指先が眼前に突き出されれば、
待ちきれないといったふうにつま先立ちでそれに顔を近づけ、
指を両手で抱きかかえるようにして、貪るように舌を伸ばし舐めていく。

「おい、しい……」

アスタルテの蜜を口に含むと、ふにゃあと幸福そうに表情を蕩けさせ、そう零す。
ひと舐めするごとにアスタルテのもので自分が満たされていく充足感。
指に僅かに付着したそれをあっというまに舐め尽くしてしまう。

「もっとぉ……
 もっと、ください……」

そういじらしく求めるティネからまともな理性や尊厳というのは消え失せていた。
アスタルテを恐怖し拒んでいた彼女はどこにも見当たらない。
もはやアスタルテの与えるいかなる行為をも、快楽として受け入れてしまうだろう。

魔王アスタルテ > (ティネが、たまんなく……おいしい♥
 その膣内にまで舌を入れたいところだが、ティネがちっちゃすぎるのでそれは無理な話だった。
 だがその分、ティネのかわいい割れ目を存分に啜る。
 苦しげに息を上げるティネもまた、えっちくて愛らしいよー……♥)
「あははー♥
 ティネちゃんのえっちぃ姿で、あたし……狂っちゃいそうだね♥
 とってもおいしいティネちゃんの愛液……たまんないの♥」

(自身の愛液を付着させた指をティネにもっていくと、彼女はそれを両手で抱えて、舌で舐めていく。
 そんな可愛いティネの舌の感覚もまた、アスタルテをドキドキ、ゾクゾクさせていた。
 愛らしい妖精ちゃんが自身の愛液を求めて、舐めている。
 もぉ~、それがアスタルテを狂おしい程に興奮させている。

 さらに、ティネのおいしいという感想を聞いた時は、アスタルテを胸をドキッとさせた。
 もっとこの妖精ちゃんを自分のもので満たせたい……♥
 そんな感情にかられていくのだった)
「もっと……だね♥
 いくらでも……ティネちゃんが満たされるまで……あげるよ♥」
(アスタルテは一旦、ティネを自分の頭に置く。
 そして、店内であるにも関わらず、ワンピースを脱ぎ始める。
 やがて、その白い肌が顕わになった。

 さすがに店員から注意がきて邪魔されちゃうのも心外だ。
 せっかく、可愛すぎるティネを愛でてるんだからね。
 なので、魔術によりティネのアスタルテを周囲から見えないようにする。さらに、なんとなくこの場には近寄りがたくなる人避けの結界も張った)

(ワンピースを脱いだアスタルテは、自身の下着にも手をかける。
 そしてブラを外し、ショーツも脱いでいく。
 大事なところも全て、ティネに見せている。
 アスタルテの頬も少し、紅潮する)
「あたしのも……ティネちゃんに、あげるからね……♥」
(そう言って再び頭上のティネを掴むと、
 愛液によりぐちょぐちょになった自身の秘所に、ティネをもっていく)

ティネ > するすると衣擦れの音。
アスタルテが自分の衣服を脱ぎだし、やがて一糸まとわぬ姿となる。
なだらかな曲線を描く澄み渡るような神々しい肌。
アスタルテに掴まれそれを目の前にして、平伏したくなる情にティネは駆られる。
自分と同じように裸の姿を晒してくれたことに、感謝の念すら覚えた。

少女の秘密の部分が近づく。つんとした匂い。
小さな小さなティネの視界にはアスタルテの全体像は映らなくなり、
はしたなく濡れそぼったそれで一杯になってしまった。
未成熟な少女のものであっても、それはティネに威圧感を覚えさせる。

「はぁ、はぁっ」

手の上で背を伸ばし、自身も興奮で股から秘蜜を零しながら
小さな舌で割れ目やその周囲をちろちろと舐めていく。
先ほどとは違い到底舐め取り切れる量ではない。
やがて秘裂に身体を押し付けるようにしてべったりとへばりつかせながら、
必死にぴちゃぴちゃと舌を這わせ、んくんくと呑み下す。
一滴飲み込む度に麻薬のような快楽がティネの脳髄を揺らした。

全身がアスタルテの愛液まみれになっているが、そんなことは気にしない。
それどころかそれすらティネには悦びを与えているようだった。
夢中に少女の蜜を貪る姿は浅ましくすら映るだろう。

「アスタルテ、アスタルテぇ」

切なげに名を呼びながら、腕や脚を秘裂に押し付ける。
幼いアスタルテの秘所を前にして、もう一つの欲望が持ち上がっていた。
――この中に入りたい。
圧倒的に大きいものと一つになりたいという回帰願望。
小さく弱いティネの力では、まだそれは果たされないようだったが。

魔王アスタルテ > (一糸まとわぬはしたない姿を可愛いティネに見せ、
 その胸の鼓動が高鳴る。

 ティネに見られていると思うと、さらに愛液は噴出する。
 もう、ティネとえっちぃ事しか考えられなくなる。
 ティネが求めるなら……もう、差し出さないわけにはいかない……♥)

「ティネ……ちゃん♥
 あたし……ティネちゃんに、狂わされちゃったね♥」
(自身の秘所にティネをもっていくと、えっちく、だが無邪気に、にこりと笑う。
 その顔は、少し赤らめている。
 アスタルテの大事な部分……。溢れ出る愛液……。
 全部……ティネに、間近で見られてる……♥)

「あっ…………んっ……♥」
(割れ目やその周囲を舐められれば、アスタルテは甘い声を漏らしてしまう。
 すっごくちっちゃな舌なはずなのに、それが可愛いティネのものなんだからすっごく気持ちが良い。
 ほんとにもう……冗談抜きでティネに狂わされる……♥
 自身の秘裂にティネがへばりつくと、一層感じてくる……♥)
「ひゃぁっ……♥
 ティネちゃん…………激しすぎっ…………♥
 あぅ……あっ……♥
 今……すっごくえっちぃ気分だから…………敏感なんだよ……♥」

(アスタルテの下半身は、快楽でガクガク震えだしていた。
 同時に、自身の愛液に塗れたティネを見て表情をうっとりさせる。
 可愛いティネが、自分の愛液を被っている……♥
 それがたまんなくゾクゾクして、アスタルテをより欲情させていく。
 そんなティネを浅ましいなんて、思えるはずないよ……♥
 むしろ、今のティネは狂おしい程に……ステキなんだ……♥)

「んあっ…………いっ……♥
 ティネちゃん……♥」
(アスタルテもまた、愛おしくティネのなを呼ぶ。
 ティネみたいな妖精ちゃんがアスタルテの中に入るなんて、
 それはもう、本当にアスタルテは快楽で壊れてしまうかもしれない。
 だって、表面をちょっと舐められているだけで、もうこれだけ気持ちがいいのだから。

 アスタルテの膣内はぐちょぐちょに濡れている。
 なので、小さい身体でも浅い部分なら簡単に入る事ができるだろうか。
 アスタルテの奥には、処女膜も見えるだろう)

ティネ > アスタルテの蜜が溢れ、秘所を舌で愛撫すれば身を快楽に揺らす。
その様を誰よりも間近に感じて、ティネはさらなる充足を得る。
自らの行いが少女を満たしているという、融けだしてしまいそうな幸福感。
二人の嬌声が混ざっていく。

秘裂に対して試行を繰り返していたティネの身体、
その爪先が、つぷり……と、膣口へと入る。

「ひうっ……!」

そこに伝わる湿って温かな感触に強く身を震わせる。
愛撫されたり舐められたりしたわけでもないのに、電撃のように快楽が走った。
もし全身が入ってしまえば、本当に気持ち良すぎておかしくなってしまうかもしれない。

「ふっ、はっ、はっ、ふぅぅっ……! ひぃぃぃぃ……ん!」

けれど止められるわけもなく、ずに、ずにと脚を深く差し込んでいく。
その度に与えられる新たな悦楽に痙攣する。
アスタルテに愛撫されていた時と同様に、いやそれ以上のよがり声を上げる。
両腕をもその裡に入れて、こじ開けるように中へと進む。
男性器を受け入れた形跡がない襞が、見た目に釣り合っているようで淫蕩な幼女には不釣り合いに感じた。

「アスタルテのなか、あったかい……すごく、いやらしい……」

陶然としてそう呟く。
やがて、下半身がまるごと飲み込まれ、続いて上半身――
最後は全身までもが、アスタルテの秘部へと消え、外からは見えなくなる。

(ふぁぁぁぁぁ……ああ……ああああ!!)

ねっとりとした粘膜に全身が包まれる。
膣に挿入される逸物に意識があるならこういう感触なのかもしれない。
息苦しくて暑いのに、すごく気持ちよくて、ほっとする。
粘膜に揉まれ、全身の意識がほぐされて、自己が希薄になっていく。

二度目の絶頂寸前のティネは、真っ暗な肉の洞窟の中で、小さな身を蠢かせる。
叶うことならばこのまま粘膜の海へと融けて、膣のもっと奥深く、子宮で眠りたい――
壊れてしまいそうな法楽のなか、そんな余人には理解できない願望を抱きながら。
ティネもまた狂っていたのだ。

魔王アスタルテ > (ティネに舐められると、頭が真っ白になるぐらいに気持ちが良い。
 嬌声を我慢なんて出来ない……。

 秘裂を舐められて、弄られる。
 やがて、ティネの小さな爪先がアスタルテの膣口へと入った)
「ひあっ……んっ、ああっ…………♥
 ら、らめ……ティネちゃん…………♥
 そんな事しちゃぁ……あたしが……こわれちゃう…………からぁ……♥」
(アスタルテは全身を痙攣させながら、もう立つ事すらままなくなり、その場に座り込んでしまう。
 膝を降ろして、そのまま女の子座りをする。

 ティネの秘所を舐めて、啜って、ただそれだけで悶絶しそうと思うぐらいに興奮していた。
 その可愛いティネに、こんなにも秘裂を弄られちゃ……もう耐えらんない……♥
 そうだよ……可愛い女の子の愛撫なんかされちゃ、アスタルテなら狂っちゃう程に快楽に堕ちちゃう。
 ティネにアスタルテのものをさらに与えてしまうのは早計な判断だったのかもしれないけど、あんなに可愛くせがまれて嫌だなんて言えるわけがないよね……♥)

「んあっ…………ティネちゃんが……♥
 ティネちゃんが……入ってくるの……♥
 だ、だめだよ……ティネちゃん…………♥
 あたし……変に…………なっちゃうの……♥」
(ティネの脚が入っていく……。
 もう、えっちな事しか考えられない。
 頭がおかしくなっていく。
 アスタルテの膣内が抉じ開けられ、妖精ちゃんの両腕も中に入っていく……♥
 その瞳が快楽で潤んでいく。涙が、頬へと流れ落ちた)

「んあっ…………そんなっ……♥
 いあらしいのは……ティネちゃん…………だよ……♥
 あ、あらしの中に……入っちゃうなんてぇ……♥」
(ろれつが回らなくなっていた。
 予想外の事態に、アスタルテは対応しきれていない様子。
 やがて、ティネの全身はアスタルテの中に消えていった)
「あふっ…………あっ……あぁんっ……♥
 やらぁ…………何か……きちゃう……の…………♥」
(処女膜に迫るところまで、ティネが入ってしまった。
 だがさすがに、その純潔の膜より先にティネが入るこむ事は拒んでいる様子である。

 それでもアスタルテは全身を痙攣させて、もう限界といった感じで表情を蕩けさせていた。
 自分が溶けているような……壊れていくような……そんな感覚。
 小さな妖精に、魔王が狂わされる……♥)
「もう…………らめ……なの……♥
 ティネちゃん…………あたし……もう……♥
 あぅ…………あっ……!♥
 いあああぁぁっ……!!!♥」
(アスタルテは絶頂をむかえてしまった。
 それと同時に、背中を大きく逸らす。
 大量の愛液が噴出し、床を濡らしていく。

 全身を激しく痙攣させ、その息は荒くなる)
「はぁ……はぁ…………」
(アスタルテは茫然とし、焦点が合わなくなっていた。
 潤んだ紅の瞳から、ただ涙が溢れだしている。
 それでもアスタルテは、とろんと蕩けた表情をしていた)

ティネ > (ひゃああ、ああ、ひ、ふ、ああああっ――)

アスタルテが快楽に痙攣し、ティネを包む膣壁が彼女をもみくちゃにし、五感を撹拌する。
誰も立ち入れない秘裂の内側で、くぐもった喘ぎ声を響かせる。
互いの声はどれだけ認識できていただろうか。

(ふっ、うっ、あっ……ボク……も、だめ……アスタルテのなかで、いっちゃう……!
 いっちゃうよぉ――ッ!)

二人の絶頂は同時だった。
アスタルテの潮吹きの勢いで、膣に閉じ込められていたティネは
どろりと愛液とともにアスタルテの足元の床へと産み落とされた。

「はーっ、はーっ……」

大きく呼吸し、胸に酸素を取り入れ、窒息寸前だった状態から復帰する。
常人の経験し得ない前人未到の快楽の余韻が、じんじんと脳を焼いていた。外の光が眩しい。
どうやら未だ自分は生きて、正気を保てているらしい。
安心もしたが、それとは別の感情もあるのは確かだった。
それはどうしようもないものだった。

ふとアスタルテを見上げれば、だらしなく滂沱しながら
蕩けた様子で座り込む少女の像を見つけることができた。
彼女の術で周囲が近づかないようになっていなければ
大変なことになっていたであろう。

自分の与えた快楽に咽ぶ彼女は、
今この時だけは多数の魔物を従える得体のしれない魔族ではなく
見た目相応の幼い少女であるように映った。

ティネに芽生えた新たな感情がとくんと彼女の胸を叩く。
ジュースまみれの身体をふらふらと引きずって歩き、女の子座りをするアスタルテの脚の付根――
太ももの内側に可愛らしく、愛おしげにキスをした。

「よかったよ……アスタルテ」

魔王アスタルテ > (絶頂の余韻に浸るアスタルテ。
 全身を痙攣させているが、特に下半身がガクガク震えて動かせない。
 小さな妖精ちゃんにイかされちゃうなんてね。
 人形だと思っていたティネの身体を弄って愛でていたら、とんでもない目に遭ってしまった)
「はぁ…………はぁ……」
(息を少しずつ、整えていく)

(その小さな妖精ちゃんが自身の愛液と共に、出てくる。
 ティネが出てくる瞬間、アスタルテはビクンと一層激しく身体を震わせた。
 自分の身体から女の子が出てくるなんて、奇妙な感覚だ。
 アスタルテは、愛液塗れのティネを茫然と眺める)

(ティネは、大きく深呼吸をする。
 アスタルテの中で、窒息しかけていたのだろう。
 その後、ティネはアスタルテを見上げる。

 彼女には、今のアスタルテがどう映っているのだろうか。
 アスタルテにとっては、ティネが可愛らしく愛おしく映っているのは変わらない。
 自身の愛液に塗れるティネの姿はゾクゾクする。
 だけど、それを堪能できるだけの余裕は、絶頂の快楽に堕ちてしまった今のアスタルテにはなかった)

(ティネはふらふらと歩き、アスタルテの太股の内側にキスをする。
 そんなティネの姿が、狂おしい程に愛おしい。
 涙を流すアスタルテは顔を赤らめながら、そんなティネに優しく微笑む)
「もぉ~……ティネちゃん、やりすぎだよー……♥
 あたし……えっちぃ気分になってる時は、すっごく敏感になっちゃうんだからね」
(そして、ティネを優しく自分の右掌にのせる。
 そのまま右掌を自分の胸あたりまでもっていく)

「あたしの中にティネちゃんが入って、もうほんとにえっちぃ快楽で壊れきっちゃうと思ったんだよ……♥
 もうね……激しくイった後で、脚もガクガク震えて動かないの……。
 可愛い妖精ちゃんがあたしの中に入ってきて、耐えきれるはずなんてないよ。
 責任……とってよね♥」
(そう言いながら、ティネの頭を優しく撫でてみせる) 

ティネ > 「ん……。
 さいしょにいやらしいことしたの、そっちだし……
 ボク、わるくないですぅ」

アスタルテも本気で責めているわけではないだろうが、
ティネはあえてつーんとした態度でそう応える。理性を取り戻しつつあった。
しかし身を焼くような悦楽の余韻は根深くティネの中に残っていて、
自分を掌の上に乗せる少女の声が響くだけで、
支配されたい、愛でられたいという欲求が再び頭をもたげ始める。
目の前の少女の表情が欲情を誘うように蕩けきっているからなおさらだ。

続く予想外の言葉には目を丸くする。
責任。常識人を標榜するティネがまず思いついたのは『結婚』だったが、
まさかそんなことはあるまいと首をぶんぶんと振って打ち消す。

「ボクだって、アスタルテのなかで溺れ死んじゃうかと思ったし。
 せきにん、ね……えっと、どうすればいいの?」

どこかおどおどとした様子で、手の上からアスタルテを見上げ、伺う。
アスタルテの晒す恥ずかしい姿に、確かに責任を感じなくもなかった。
頭を指で撫でられれば、ふにゃと緩んだ表情となる。どうしてもこれに弱い。
ただでさえ目の前の少女には何かしてあげたいと思っているのに、
こんな風に可愛がられながらお願いごとをされれば、なんでも引き受けかねない。
この小さな身体でできることなど、たかが知れているだろうけど。

魔王アスタルテ > (アスタルテはまだ変な感じが残っている。
 理性も、保たれているかどうかあやしい。
 絶頂の波も、もうしばらく収まりそうになく、時々大きく身体を震わせている。

 つーんとした態度のティネに、アスタルテは微笑んでみせる)
「ティネちゃんが可愛らしいから、それは仕方がないよね。
 あははー♥ そりゃあ、いやらしい事もしたくなっちゃうよ。
 ティネちゃんが……あたしをえっちく誘惑してくるんだもん……♥」
(まあ、元の原因を振り返れば、人形だと思ったティネの身体をおもいっきり弄んだアスタルテにあるのは間違いない。
 というか、ティネの今の姿を見れば、アスタルテの興奮が収まるわけがないのである。
 可愛い妖精ちゃん、その上自分の愛液がぶっかかっているのだから。

 自分の脚が動かない。つまり、しばらくここから移動できない。
 人避けの結界などは、維持し続けなければいけないという事である。
 さて、責任を取って、とはいったものの……小さな妖精ちゃんがアスタルテを抱きかかえらるとは考え辛い)
「あたしの中で溺れ死んじゃうなんて、とっても可愛らしい結末だね♥
 あははー。あたしの脚が動けないという事は、しばらくはこうしてなきゃいけないって事なんだよね。
 こんな所で翼を出すわけにもいかないし、ティネちゃんがあたしに激しく乱暴しちゃうせいで、快楽に狂っちゃって魔術も発動し辛くなってるの。
 だから……ね♥」
(顔の紅潮もまだ収まらないし、涙も拭わなければ流れてるままだ。
 可愛いティネの前だから余計に、絶頂の余韻が収まらないのだ。
 頭を撫でて緩んだ表情をするティネが可愛らしすぎるよー。
 ずっとでもいいから、そんなティネの顔を見ていたい。
 そう思い、アスタルテはティネの頭を撫で続ける)

「あたしが元の状態に戻るまででいいから、ここに一緒にいてよー、ティネちゃん
 一人で置いていかれるのは、つらいからね」
(そう言って、アスタルテはティネに微笑んだ)

ティネ > 「あんまりかわいいかわいいって言わないでよ。
 はずかしいなぁ、もう……」

掌の上でもじもじとうつむく。
ティネとアスタルテが互いにしたことを考えればこんなことで恥ずかしがるのは
おかしい気もするが、それはそれである。
溺れ死の末路までをも可愛いと評されれば、ドキリとしてしまう。
もしそうしろと求められれば――きっと断れないから。

アスタルテの告げる『責任』の取り方については、気の抜けたような表情を浮かべた。

「なんだ……それだけでいいのか。
 ペットになれとか下僕になれとか言うのかと思ったよ。
 身構えて損しちゃった」

実のところ満足に動けないのは快楽と疲労が残るティネも同じだった。
少し歩くぐらいはできるが、飛ぶなど以ての外だ。
アスタルテの足を使おうと皮算用していたのだが当の彼女はこの様子である。
アスタルテのお願いがあろうがなかろうが、しばらくは共に過ごすしか選択肢はなかったのだ。
わざわざそんなことを説明する義理もないが。

「しょーがないなっ。とくべつだよ、とくべつ、……
 あっ、ふにゃ……うう……」

頭をさらに撫でられればもっとふやけた声を上げる。
あまりにも心地よすぎて永遠に手の中にいたいとすら思い始めてしまう。
そんな無防備すぎる姿を晒しながら、アスタルテが復調するまでは(あるいはその後も)いっしょにいるだろう。

魔王アスタルテ > 「あははー♪ ティネちゃん、そーいう所もすっごく愛らしいんだよー。
 あたしをこんなにも狂わせているのは、そんなティネちゃんなんだからね」
(もじもじ俯く彼女を見て、アスタルテはなおゾクゾクする。
 アスタルテの中で溺れ死んじゃうのは可愛い結末だけど、実際にそんな事になっちゃうのは悲しい。
 なにせそれは、可愛いティネが死んでしまうという事だから。

 責任の取り方を告げると、ティネは気の抜けたような表情を浮かべる)
「それだけっていうけど、あたしとしてはそうしてくれると、すっごく嬉しいんだけどなぁ。
 あははー♪ ティネちゃんをペットや下僕にしちゃうのもいいね♪
 だって、そうしたらずっとティネちゃんを可愛がれるもんね。
 そうだねー、ペットや下僕じゃなくても、これからもあたしと仲良くしてくれたら嬉しいかな~」
(実際、ほんとに一人で置いていかれたらすっごくつらい。
 ティネまでアスタルテと同じように動けない状態だと気付ける余裕は、今はない。
 なので、アスタルテだけが一方的に動けない状況だと思いこんでいた)

「ありがと~、ティネちゃん。
 それじゃあしばらく、楽しくお話でもしてよっか。
 そのティネちゃんの声も……とってもステキだよ♥」
(ティネの髪の感触が心地良いよー。
 そのままティネの頭を撫でながら、一糸纏わぬ姿の二人は楽しく会話していくだろう。
 アスタルテが復調したのは、それから数時間程過ぎた頃になる)

ティネ > 「そうなの……」

辟易とした様子を見せるが、かわいいとか愛らしいとか言われて悪い気はしない。
そう告げられる度に、相手の存在が自分の中に入り込んでくる気がするから。

(アスタルテのほうが可愛いと思うけどな)

いやらしいけど可憐な彼女のペットになら、なってやってもいいかな、
などとは思い始めてはいたが、いろいろな意味で危険が予想されたので口にはしない。

「ん……いいよ。
 ボクのこと……その、また、かわいいかわいいして、ください」

うつむきながらのそんな小さなつぶやきが、
アスタルテに届いたかは知れず。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区/玩具店」からティネさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区/玩具店」から魔王アスタルテさんが去りました。