2015/10/18 のログ
マードック > 「くくっ…よぉし、イッたみてぇだな…。」

少女の小さな身体が跳ね上がりその絶頂を男が気取れば、その平たい胸から口を離し、鏡からも手を引き抜いて、自身のペニスを取り出すと少女の両足を持ち上げ、左右に大きく広げる。
絶頂を迎えたばかりの少女の秘所を覗き込んで舌なめずりする様は、浮浪者が幼女に襲いかかっているようにしか見えないだろうか。

「ずいぶんの間ご無沙汰だったからなぁ。タップリと楽しませてもらうぜ、嬢ちゃんよ。」

抜身のペニスの先端からツンと強い精の臭いが立ち上る。それは死体とは相反する、生命力の溢れるものというべきか。
鈴口から既に滴る半透明の汁を擦りこむように少女の秘所に擦り付け、男は少女の整った顔を覗きこむ。

「…そういやぁ、魔族って言ってたなぁ、お嬢ちゃん。……楽しみだぜ…魔族を孕ませるのは久々だ…。」

少女の封印のことなど男は知らないというのに、まるで身の危険など考えず少女を怯えさせようとするかのような口ぶりで、男はゆっくりと腰を少女に押し付け始める。亀頭の先端がくち、と少女の秘所を左右に開いて。

ノエルノート > 「むっ…むりっ…そんなのはいらないよぉ//」

絶頂の余韻で乱れてしまった呼吸を整えていたが休む間もなく両足を広げられて肉棒を敏感な部分に押し付けられていやいやをして。男性の股間を見るのは初めてであったらしくその予想外の大きさに壊されてしまうのではと恐ろしくなってきて力なくも激しく抵抗を試みて。しかし実際に先端が中に侵入すると普段相手にする死体と正反対の強い生の力にすぐさま身体を侵食されてしまいもはや雌家畜のような表情になってしまっている顔を覗き込まれてしまい思わず涙目ながらもおねだりするような瞳で相手を見つめてしまって

「やだっ…赤ちゃん欲しくないっ…人間の仔なんていらないもんっ」

容姿は似ているとはいえ相手は異種なので、本人にしてみれば犬や触手に孕ませ宣言をされたように感じているらしく何とかして股を閉じようと身をよじるもかえって相手の侵入を許してしまっていて

マードック > 「ん?なんだぁ、お嬢ちゃん、魔族だっつぅからとっくに経験済みなもんかとばかり思っていたが…人間様のチンポを見るのは、ひょっとしてこれが初めてかぁ?」

だったら許してやろう――と言葉が続くはずもなく。少女の小さな身体の締め付けを堪能しながら、男のペニスは少女の膣内を一気に突き進む。
亀頭が少女の最奥で子宮口をコツンとノックし、そのまま体を被せて少女の両足を己の腰に回せば、男の肥えた腹回りを少女の脚で抱えることはできないだろうけれど、少なくとも閉じることは出来なくなるだろう。

「くくっ、諦めなぁ、お嬢ちゃん。俺様も過去にいろんな女を犯してきたがなぁ……相性っつぅのかね。魔族の女は、まぁ、決まって百発百中、俺様の子供を孕んでたぜ。」

その言葉は少女の言葉を聞いてより泣かせようとしてのハッタリではあったけれど、少なくとも孕ませることを悦びとしていることは真実で、その男の意志は少女にも届くだろう。
意識せず、犬や触手に孕まされるのと同じ嫌悪感を少女に与えることになるのだろう。

「わかるだろ、お嬢ちゃん。今俺様のチンポが、お嬢ちゃんの子宮口を解してるんだ。ここに俺様の子種注いだら、半年もすればお嬢ちゃんのお腹の中で俺様の赤ちゃんが動くんだぜぇ…。」

笑いながら、男が腰を激しく動かし始める。引き抜く際に傘が少女の膣内で襞を掻き毟り、突き上げれば先端が子宮口のリングを激しく小突く。少女の身体が余りに小柄なせいで地面いてをつく男の手は少女の肩より先に置かれ、そのせいで突き上げる動きから少女の身体を逃さずに。

ノエルノート > 「やっ、やだっ…赤ちゃんいらないっ!!許してっ…お願ぃっ…ひにゃあああああっ!?」

ひょっとしたら見逃してもらえるかもと一縷の希望を抱いていたが、そんなわけもなく子宮まで一気に侵されてしまいさらに足を腰に回されて股を閉じることすらできなくなって声を上げて嫌がるももはや抵抗などできるはずもなくされるままで

「赤ちゃん…確実にっ…い…や…いやっ、いやああああっ」

相手のはったりを信じてしまい、絶望の表情で泣き叫ぶがその一方で身体のほうは確実に雌の喜びを感じ始めており膣内をかき回している肉棒を包み込みながら物欲しそうにひくひくと蠢いており

マードック > 泣き叫ぶ少女の姿に男のサディスティックな部分が擽られ、その小さな身体をぎゅう、と抱きしめる。愛情ではなく、突き上げを逃さないように。
ぐぷ、とペニスに感じた締め付けるような感触は、亀頭が子宮に届いたということだろうか。
泣き叫ぶ少女の耳元で、男が囁くように告げる。

「…ほぉら……孕んだ。」

次の瞬間、少女の膣内で男のペニスがぶるんと大きく震え、先端から少女の子宮内に向けて激しく男の精液が吐き出される。
濃厚なソレは水鉄砲のように少女の子宮内で壁にぶち当たり、びちゃびちゃと撒き散らされていく。
未成熟な体躯に押し付けた中年男のだらしない肉がブルブルと震え、最後の一滴を吐き出すまで少女を逃すまいと、ぎゅう、とその身体を抱きしめて。

「くくっ…見た目だけじゃあなく中身までも子供だったとはなぁ。…だが、よかったなぁ、お嬢ちゃん。これでお嬢ちゃんも大人の仲間入りだぜ?」

ノエルノート > 「やだっ…やっ…あぁ…///」

逃げられないように体を抑えられて思わず全身に力が入ってしまい、結果として相手の肉棒をぎゅーっと強く締め付けるようになってしまい、子宮に精液が放出されると放心したように脱力してまるで人形のように抱き締められても抵抗は見せず

「あは…あはははっ!!赤ちゃん孕んじゃったぁ…私…人間の雌になっちゃったよぉ…」

放心状態で泣きながらもケタケタ笑い始めて、タガが外れたのか自暴自棄に陥ったのかうつろな瞳で相手を見つめるとそのまま胸に顔をうずめるようにして

「ご主人様…ノエルノートのこと…もっと雌にしてくだひゃい…ご主人様の生処理道具にしてくださいぃ♪」

精神的に耐えられなかったのか現実逃避気味に頭の中で自ら性奴隷となることを望んだのだと思い込むようにすると甘えた声で上目遣いでおねだりして泣き腫らして真っ赤になった瞳で相手を見つめて自ら腕を回して抱き着いて

マードック > 唐突に嗤い始めた少女の様子に、気でもふれたか、と舌打ちする。
女を犯すことは好きだが狂人には興味がない。折角面白そうな玩具だったんだがな…と考えていたところで、続く少女の言葉に、狂ったわけじゃあないのか、と考えを改める。

「…ほぉ、ちったぁ可愛いことを言うようになったじゃあねぇか。…ノエルノート、ね。それがお嬢ちゃんの名前か?」

笑いながら男が少女の身体を抱えたまま立ち上がる。ペニスは少女の膣口に繋がったまま。
愉快気にワザと上下に体を揺さぶって、再び少女の膣内で固くなり始めたペニスで少女の子宮口を突き上げ続ける。

「…まぁ、暫く女の宛もないし、お嬢ちゃんならそうそう年はとらねぇから、性処理に使う分にはちょうどいいな。」

随分勝手な台詞はやはり男にとって女が愛情を向ける対象でないことを知らしめているだろう。
地面に置いたままの麻袋に手を突っ込んで何やらごそごそと弄り、抜き出した男の手に何かが握られていた。

「こいつはな、俺様がかつて飼っていた雌どもにつけていたもんだ。…まぁ、忠誠の証ってやつだな。」

それは丈夫な革で出来た犬につけるものと変わらぬ首輪。銀色の鋲がファッションではなく尊厳を貶めるものだということを象徴していて。
少女の豹変ぶりも、きっと魔族というものは負けたらこうなるもんなんだろう、と自分勝手な解釈で納得すると、どこまでも強気に少女に命じる。

「ノエルノート。こいつを自分でつけるんだ。自分から俺様の性奴隷になると望んでみせな。…そうすりゃあ、このマードック様が、性処理に飼ってやろう。」

ノエルノート > 「んっ♪はいっ、私の名前ですっ♪」

身体を抱えられたまま立ち上がる相手にされるままで時折子宮口を突き上げられるたびに嬌声を上げながら返事をして相手の口調から自分への愛情など一切ないことなど理解しており、そもそも被虐心が強いためかただの道具やペットのような扱いを自らが望んでおり

「はいっ、つけますっ♪マードック様♪だから私のことペットとしていっぱい侵してめちゃくちゃにしてくださいっ♪」

以前は人間を格下と見下していたもののここまで完膚なきまでに蹂躙されたらもう相手に対して言いなりになることしか考えられず自ら言われた通り首輪を着用してその尊厳を貶めて。

マードック > すっかりペットとなり下がったその少女に男は愉快気な視線を向けて、首輪に鎖を繋げる。それこそ人ではなくペットに対する扱いのように。

「くくっ…いいとも、ノエルノート。…それじゃあご褒美だ。お前さんが欲しがってたものをくれてやろうじゃねぇか。」

くれてやる、と言いながら男は少女の秘所からペニスを引き抜く。射精したばかりの精液と少女の蜜が絡み付いたペニスが引き抜かれて、ボタボタと地面を汚し。
そのまま少女の身体を反転させて、まるで幼子におしっこを刺せえるかのような姿勢を取らせる。
周囲に人の気配こそないものの少女の秘所を大きく晒して…ペニスが触れたのは、その奥。先程指で触れ少女が過剰に反応を示した少女のお尻の孔。

「ほぉら、ノエルノート。これでお前さんの穴は全部、性処理用の穴になったぞっ!」

ずぶずぶ、と男のペニスが半ば強引に少女のお尻の孔に穿たれていく。

ノエルノート > 「ふぁぁっ♪ごほーびっ…♪きもひいよぉ…」

鎖を繋がれていよいよペットに成り下がってしまったがご褒美と言われてるのに肉棒をにかれて一瞬残念そうな顔をして。しかしお尻に肉棒を入れられると前の時とは比べ物にならないほど脱力してプルプルと小刻みに震えながら快感に打ちひしがれて

「おひりきもひいっ♪ノエルの体全部ご主人様の生処理専用になっちゃったよぉ♪」

Mっ気が強いためか自ら被支配の様子を口に出して自分で自分の立場を確認すると自分のあいている手で乳首とクリを弄り始めて、後ろを突き刺す肉棒にも、肛門をしめることでしっかりとご奉仕してさらに見上げるように相手の顔を見つめると自らキスを迫って

マードック > 少女が意識してお尻の締め付けを強めれば、男はまるで少女を玩具のように乱暴に上下に動かし、自分のペニスを少女で扱くように動かす。
此方を見上げる少女の顔に、一瞬何を意味するのか分からず眉を顰めるが、意図に気づけば見下すような視線を向けて鼻で笑う。

「ふんっ、すっかり色ボケしやがって。…いいさ、その分お前さんにはタップリと働いてもらうからな。」

少女の膝裏を腕で抱えたまま、少女が自分で弄るクリトリスを男がやや乱暴に抓る。
それが躾なのかご褒美なのか、微妙なところではあるが。

「いいな、ノエルノート。これからお前には何度でも俺様の子供を孕んでもらうぞ。いずれ俺様の子供で魔族の軍団を作るっていうのも悪くねぇ…。」

既に脳裏には自分の子供だけではなく、もっと凶悪なモンスターの子供でも孕ませてみるかと企みながら、男はようやく少女の求めに応じ唇を重ねる。
同時、少女のお尻の孔の奥深くで、弾けるように二度目の射精が行われた――。

ノエルノート > 「はいっ、マードック様の赤ちゃんいっぱい孕んでマードック様のための軍団を作って、人間も魔族もいっぱいご主人様のペットにさせるのっ♪」

乱暴にお尻を責められ続けると突き上げられるたびに海老反りになって平らな胸を突き出して、主人からの躾という名のご褒美を与えられると再び絶頂が近くなってきたのかお尻がヒクヒクと蠢き始めて。魔族の軍団と言うのが冗談か本気かは少女に判別できないものの、自分の封印を解いて死者の力も利用すれば一国を気付きあげることなど造作もないだろうと考えており、主のためだけの国と子作りも最高だなどと思いつつ、キスと射精を受け入れて絶頂して

マードック > 男の小物っぷりを少女が気付いていないのは、男にとって幸いなことで、少女にとっては不幸なことだっただろう。
例えば少女が引きずってきていた麻袋…その中身を男が先に見ていたなら、腰を抜かし一目散に逃げ出していただろうから。
けれど久々の交尾に満悦した男は少女の運んでいた麻袋などもはや意識の外。
2度目の射精を終えて、少女の小さな身体を引き抜くと地面におろし、代わりにじゃらり、と首輪から延びる鎖を手に取る。

「さぁて、と。それじゃあノエル…とりあえずいつまでもここに居るわけにもいかねぇから、な。続きはベッドの上でタップリと楽しませてもらうぞ。」

『楽しませてやる』ではなく『楽しませてもらう』という、あくまで己が主人だということを主張して、男は自分の荷物だけ回収し、片手に杖、片手に鎖を引いて歩き始める。
路地を出る前に一度だけ少女に振り返り「ペットってのは四足で歩くもんだよな。」と、蔑むような笑みを浮かべて。

ノエルノート > 「はいっ♪ノエルの身体…いっぱい楽しんでくださいっ♪」

魔族でも決して弱くはない自分をここまで貶めた相手なので相手が小物であるなど夢にも思わず、というより思いたくはなくせっかくの大漁の獲物たちもそのまま置き去りにしてしまう形になってしまったが今の少女にはそんなことはあまり問題ではなく主に言われた通り全裸でまるで犬のように四足歩行でついていくと時折奇異のまなざしを向けてくる一般人に構うことはなく主の後をついて行って

「ご主人様…死んだらさぞかしお美しいんだろうなぁ…♪」

完全陶酔と言っても過言ではないがやはり死体性愛者。生きている者より死体のほうがよいらしく聞こえないようにだがそんな物騒なことをつぶやいて。もちろんだからと言って主を手にかけることはない、というより呪いでできないのだがいつか寿命で朽ち果ててしまったら飼い主である主でさえ自分のコレクションにして愛し続けようなどというゆがんだ愛情で頭の中は満ちているようで

マードック > 「…ん?何か言ったか?」

男は一度だけ後ろを振り返る。もしかしたらその言葉すら耳に入っていれば男は薄気味悪さを覚えて少女を見放していたかもしれない。
たとえ少女が本当に身籠ったとしても男が気にするはずもなく。

もっとも、少なくとも見放すのは今夜一晩、少女の幼い身体を堪能した後のことになるだろう。
さて、どの辺の宿ならこのまま少女を連れまわして入れるか、などと考えながら、男は街中に向けて足を運んで行った――。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区【路地裏】」からマードックさんが去りました。
ノエルノート > 「いえ、なんでも♪」

ペットとして自らを貶めながらも魔族特有の妖しい笑みを浮かべてはぐらかすと、そのまま長い夜を性処理のはけ口の道具ためだけに侵されるために主につれられるままに街中を裸で練り歩いて行って

ご案内:「王都マグメール 富裕地区【路地裏】」からノエルノートさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 路地裏」にリノさんが現れました。
リノ > (月明かりもない深夜の時刻。賑やかな富裕地区では、どこからか華やかな音楽も聞こえてきて、馴染みのある平民地区や貧民地区との違いを痛感する。一方で、近くから聞こえるのは女の嬌声。それはこの都市であれば、どこででも聞こえるもの、場所の相違はないに等しかった)………遅いな。(男性にしては高く、女性にしては少し硬い声で呟くも、見た目は少女に相違なく。メイド服姿で路地裏の影に隠れている様は、見ようによっては、主の屋敷から逃げ出していたメイドがほとぼりが醒めるまで、表通りへと続く路地を見つめて佇んでいる、とも見えなくもない。実際には、すでに何時間こうしているかしれないが、今宵のターゲットを待って佇んでいるだけであり、むしろ殺伐とした雰囲気があると言えた)
リノ > (その時、表通りの方から馬の嘶く声が聞こえた。路地の影に半身を隠し、気配を消して外を見遣る)…馬車って聞いてないんですが。(依頼主の話では、ターゲットは毎夜毎夜、従者を連れずに娼館へと通い、裏門から屋敷に帰る、という話だったはず。なのに、今宵は馬車らしい。やれないこともないが、従者もいるし、何より臆病な馬は、何かあれば嘶き、暴れる可能性が高く、暗殺の手数を考えれば、面倒の方が多く予想され)………。(壁伝いに背を預け、逡巡の間。すぐに息を一つ吐き、決断を下すのは早い。無理はしない、それだけのこと。この失態に対して、依頼主の怒りを鎮める術はいくらでもある。それでも怒りが静まらないというなら、今後の依頼を失うのは勿体ないが処分すればいいだけのこと、と柔和な表情とは裏腹に冷淡に判断を下し)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 路地裏」にティネさんが現れました。
ティネ > 「やっほー。待ちぼうけでもくらったの?」

暗い路地の雰囲気にはそぐわない甲高く能天気な、
しかし人の出すものとしてはどことなく小さい声がどこからか響く。
声を追い、目を凝らすなら、背後、足元近くに人形のような何かが立っているのが見えるだろう。

リノ > (諦める、と決めれば、ここを離れるに越したことはない。緊張を解くように息を吐こうとした矢先、聞こえた声にはっとして目を見開き辺りを見渡し。どこからか、だれか、という疑問ばかりが浮かぶも、見渡していた視線を落とした先に何かが見えて)………や、やっほ、う…。(ものすごく阿呆な返事をして。ちょうどその時、すぐそばを2頭仕立ての馬車がスピードを上げて走り抜け。その先の、豪奢な屋敷の裏門の前で止まった。幸い通りに背を向ける恰好になっていたから、馬車からは気付かれず。声をかけた彼女に感謝すべきところ)ええ、待ちぼうけ、ですね。…世の中いろいろと上手くはいきません。(ため息をつき、苦く笑ってから、少し屈み。不躾に相手を眺めてしまう)
ティネ > メイドの心中や想念など露知らずといった調子で、
声を発したものはふわりと浮かび上がる。
蝶の羽根。散って暗がりに淡く光る燐粉。

「路地裏に一人でいるメイドさんってなんだかちぐはぐで面白いな、って思って。
 やっぱ身分違いの相手と駆け落ちー、とか、そういうドラマチックなアレ?
 あ、ボクはティネ。俗に言う妖精さんってやつ」

ティネと名乗る羽妖精が、かがむメイドの眼前を楽しそうにふわふわと浮かんで、
無邪気に笑いながら見当違いの想像を口にする。

リノ > (ふわと宙に舞い上がったその様を見れば、屈んでいた体勢を戻し。物珍しそうに見る視線は相変わらず。興味をそそられ、指先でちょん、とその羽を突っつこうと手を伸ばし)え、…あぁ。そうですね、ええ、まぁ、駆け落ちというか、相手だけあの世逝きというか、そんなところです。(誤魔化しているんだか、いないんだか、愛想笑いを浮かべて答え、目の前の暢気、それでいて微笑ましげな様に、事実は口にせずに)私はリノといいます、初めまして、ティネ。…妖精さん、ですか、確かに可愛らしいです。ティネはどうしてここへ?ヘンな輩も多く住むんですから、捕まっちゃいますよ?(羨ましげに目を細め、その瞬くように光る鱗粉をまとった羽から相手へと視線を戻し、当たり障りなく自己紹介を。そうしている合間に、馬車から降りてきた今宵のターゲットは裏門から屋敷へと戻り事なきを得たわけだが)
ティネ > 「ん? あのよいき? ふーん……なるほど……なるほどねえ?」

さらりと出てきた物騒なフレーズに、首を傾げてわかったふりをした。
羽根をつっつかれれば、わぁ、と宙でくるくると舞う。
そうして伸ばされた手の中にすとん、とその小さな身体を収める。ちょうどそれぐらいの大きさだった。

リノに危険がないと判断したのか、油断しきったような様子。
かわいい、と評されれば、照れくさそうに顔を緩ませる。

「……退屈だったから、話し相手を探してて。
 ヒトがたくさんいるところだと、ボクの姿は見えにくくなっちゃうんだ。」

捕まっちゃいますよ? という言葉には、それキミが言える? と言い返す。
ティネの視点では、リノも変な輩に搾取されるタイプの人種にしか見えない。

「大丈夫大丈夫そんなヘマはしないよー。
 キミみたいな可愛いコになら捕まってあげてもいいけど。なーんちゃって」

ころころと人懐こい笑み。

リノ > (誤魔化したつもりではあったが、相手が復唱する様を、少し苦く笑いながら、あえて言及はせず。ちょっと突っつくつもりが力加減がわからず、相手をキャッチ、したあとで、思っていた以上の小ささと思いのほか温かな感触に、今更ながら感心したように頷く仕草が)そうなんですか、人ごみだと見えなくなるんですね。でもよかった、今日は仕事が上手くいきませんでしたが、ティネに逢えましたし、いい日のようです。(押し潰さないように加減し、両手で包むようにその身体を支えていたものの、こちらへ言及されて、ふふっと笑みを零し)私も大丈夫ですよ、こう見えて強いですし。…そんなことを言うと、本当に捕まえて帰っちゃいますよ。そしてこき使いますが、大丈夫ですか?(微笑ましげに相手を見つめながら、本気なのか冗談なのか、いまいち判断しづらい言葉を返しては、捕まえていた手に少し力を込めて、離しませんよ、と付け加えて冗談めかす)
ティネ > 「うん、いい日、いい日! ボクもリノに会えてよかった」

調子よくそう答える。
包む手に力が加えられれば、ひゃ、と甘ったるい鳴き声。

「こわーいっ。どーいう風にこき使うの? 興味あるなあー。
 肩もみでもさせてみる? 報酬は甘いお菓子がいいな」

甘えるように手に身体を擦り付ける。
両腕で自分を掴まえる指を抱きながら、すこし挑戦的な視線を向ける。
逃れたり、抵抗しようと言う素振りはまったく見せない。

リノ > (相手の言葉に賛同を示して相槌を打つが、やや力を込めたところで相手が上げた声に力を緩めて。その声が悲鳴ではないと解ってはいるものの、驚きが先に立ち、両手を広げ)とりあえず、今からそこの屋敷に行ってもらっていいですか?調合した毒があるので、飲ませてくれればいいです。それから、明日は歓楽街の奴隷商人の始末が1件あります。いやー、ティネのように小さくて空が飛べるって素晴らしいですね。勿論、報酬は弾みますよ、甘いお菓子、いくらでも食べてくださいね。(にこっと満面の、少女らしいと言えるような柔らかな笑みをたたえながらも、言う事はとんでもなく物騒なこと。こき使うというより、暗殺の手助けを乞うているようなものだが、擦り寄る彼女を優しく人差し指の腹で、よしよし、と撫でる仕草は終始優しげであり)それとも、ティネは人間にご奉仕できますか?そのテの仕事も、私と一緒にしてみます?(と言っても、単なる奉仕活動ではなく、暗殺に続く行為なのだが、それもここでは伏せておき、あくまで穏やかな口調でさらりと述べて)
ティネ > 「えっ」

表情が固まる。
毒、始末。その言葉の意味を理解できないほど愚かではない。
冗談だよね、と言いかけた言葉が止まる。あまりに流暢すぎた。
続く奉仕、という話の内容に、さらに困惑は深まる。

「……そんなの、甘いお菓子なんかじゃ全然足りないよぉ……。
 それ、しなきゃだめなの? 他にはないの……?」

打って変わって、怯えたような乞うような潤んだ瞳で見上げる。
それでも、指で撫でられれば、顔を赤くしてほふ、と息をつく。

リノ > ふふっ。(相手の表情の変化を見ても、笑みを深めるだけで、特段それが物騒なこととも、むしろ相手に驚かれることとも思っていないような、ごくごく日常の世間話のような雰囲気のまま)ティネと私なら、きっと今以上に上手く仕事ができると思うんですけど。毎日がいい日、になりますよ、きっと。(相手の困惑を余所に、つらつらと述べたのち。少し不思議そうな表情になって目を瞬かせ、首を傾ける。艶やかな黒髪が少し揺れ)甘いお菓子じゃ足りないですか?いっぱい食べてもいいんですよ。んー…ほかには、そうですねえ。んー。(暗殺者としての仕事以外、思い浮かばないのが悲しい現実。何かあるかと思案しても、思い浮かぶのは血生臭いシーンばかりだから、言葉にするのは難しく。それに、今までとは異なって、怯えたようにこちらを見上げる相手を見ると、あ、と漸く気付いて)こき使うのは諦めるとして、観賞用にします。お話もできますし、楽しく過ごせそうです。(全然冗談っぽくない話をつらつらしていたものの、無理やり冗談だと言い切ったのち、相手を捕まえたとして、その行く末は在り来たりな観賞用に落ち着いて。捕まえたままの手は緩めてはいるので、逃げ出そうとすればそれは可能な力加減)
ティネ > あっさりと諦められて、それはそれで寂しいような気持ちになる。
そしてそれと同時に、当然のような表情でつらつらと語るリノに、自分がなにかとてつもなく
恐ろしい者の手の中にあるのではないか、という疑念が湧く。

「人殺しも、しらない人に奉仕するのもいやだけど……。
 リノになら、その……奉仕できるよ、ボク。おともだちだから」

やわらかな肢体を、より強く押し付ける。身体が熱を孕む。
失望しないで欲しい。そんな、媚び、すがるような表情。
恐怖がティネには心地よいものだった。
逃れることなど、忘れてしまったように、リノの手からは離れない。

リノ > (にこやかな笑顔を浮かべたままなのは、こちらの思考が、真っ当な彼女のそれの対極にあり、倫理観や道徳心、罪悪感なるものが欠如しているから。目の前の彼女の様子を見てもなお、人間性の欠陥を取り繕うこともない)ティネはイイコですね、うん、とても真っ当な感じがします。……え。(自分にはない、人殺しは嫌だという感覚を持ち合わせた彼女の言葉に、少しまぶしげに目を細めたあと、思わぬ言葉に今度はこちらが固まってしまう)え、ええと…その、奉仕って…あの、ティネ、解って言ってます?友達なのは嬉しいですけど、あの…奉仕ですよ?(今までの平然とした様子から一変して若干動揺が隠せず。己の奉仕と相手の奉仕の相違を確かめるかのように確認をして)ティネ、あの……その、だから、何と言うか…。(指先に感じる相手の温かさとしなやかさ、それにこちらを見上げる視線に、図らずも下腹部が疼くのは生理現象として不可抗力。こくり、と生唾飲んでは、その肢体を確かめるかのように用心深く指の腹で身体をなぞり)
ティネ > 「え、うん……奉仕、だよ。
 ……こんなちっぽけなヤツにされても、うれしくない?
 だって……思いつかないんだもん。ほかに、できることが」

誰一人として真に対等な間柄になれないティネにとっての
『友達』や、そういった行為に対する価値観は少しだけ一般とはズレているのかもしれない。

「ひゃ……」

身体をなぞられて、上ずった声を出す。
リノの手の上で、きちんと仕立てられているわけでもない白い衣が乱れ、
汗ばんだ太腿や胸元が露出する。息を荒げる。

「いいんだよ。ボクのこと、使ってくれても……」

リノ > そういうことじゃないんですよ、ティネ。嬉しい、です、それは。(少しあわてて相手の言葉を否定して首を振り。嬉しいし、期待はすれども、聊かこちらには問題があるわけで)小さくても…やっぱり感じちゃうんですね。可愛い声です。(当たり前とはいえ、妖精だという彼女の反応は新鮮味が強い。不器用ながらも、相手の服を肌蹴させるのは造作もなく、曝け出された素肌を見下ろせば、股間に昂ぶりを覚えてしまう。言えば、この背徳感たるや、言葉にできない興奮を煽るものであり)………ティネ、その…じゃあ、シて、くれますか?(堪えきれるわけもなく、そう呟くや、片手でワンピースの裾を掴み捲り上げる。色白で肉付きの薄い太腿の付け根には、彼女の身体より小さなペニスが、女性物の黒いレースの下着の中で精一杯に勃起してしまっている様を見せつけるように、彼女を股間へと誘い、手を離すと共に、自ら下着をズラして小さな怒張を曝け出す)黙ってましたけど…私、男なんです。(今更のカミングアウト。ほっそりとした腰を突き出し、その怒張への刺激を心待ちにするかのように腰が浮き上がってしまう)
ティネ > 「嬉しい? えへへ、ありがと……」
否定されれば、淫蕩の中にも幼い笑いを浮かべる。

「わ……」
股間の前で手を離されて、思わず黒い下着の部分にしがみつく。
眼前に現れたものには、さすがに驚きの声を上げる。
男性だからといって、ティネがそれを拒む気持ちはないが。

「どして、女の子のかっこしてたの?
 お仕事に必要だったから?」

下着にぶらさがりながら、怒張したそれと、
女の衣装の取り合わせを物珍しげに眺める。
少ししたあと、ひょいと飛び上がって、愛しい人にするように、肉棒へと抱きつく。
汗に湿った肌が張り付く。

「ふふ……抱き心地いいよ、リノのえっちなところ」

誰からも見下されるティネにとって、相手の身体の大きさの違いはそれほど重要ではないが、
見た目の歳相応に幼い性器を見せつけられると、彼女の背徳も燃え上がる。
太腿や睾丸を足がかりにして、ぎゅっ、ぎゅっ、と、両腕で竿を抱いて扱き上げるように。

リノ > (勿論、と大きく頷くも、昂ぶる興奮のため、言葉にできず。は、は、と浅く早い呼吸を繰り返しながら、壁に背を預け、自ら恥部を曝け出し、腰を突き出す淫らな姿を見せつけ)そう、です。こういう格好のほうが…都合がいいんです、いろいろと。驚かせてごめんなさい。(興奮に掠れた声で答えたのち、相手の視線に少し恥ずかしげに目を伏せ。息を吐いたその時、しっとりと湿り気を帯びた熱く柔らかな感覚に包まれ、思わず腰が弾み)っ、ぁあっ…。(痺れるような甘い刺激に声が上がってしまう。ワンピの裾を掴む手に力が入って、無意識に腰が前後に揺れて)あっぁぅっ…ティネっ、あぁ、いい、…っ、いい、ですっ!…あぁ、こんな、のっ…こんなの、ダメ、なのにっ…!(人間は散々相手をしてきたとはいえ、今の感覚は未知であり。手とも口とも、そして秘所とも違う感覚が齎す快感に翻弄され)ティネっ…あぁっ、お願いっ、ですっ…先っぽ、先っぽも触ってくださいっ!(躊躇していた理性はどこへやら、すっかり箍が外れて淫らなオネダリまでしてしまう。とはいえ、こちらだけ気持ち良くなるのも不公平だと、日々の経験から理解しているのか、抱きついてくる彼女の胸や腹部を、特に胸の突起にまるで擦りつけるようにその陰茎を押し付け)
ティネ > 陰茎に抱きつくこの位置では、リノの表情を伺うことはできない。
視界に映るのは、ティネにとって抱えるほどの大きさの肉の槍だけ。
しかし、どんな顔をしているのかは見ずともわかる。
こんな奇妙な身体を喜んで使い、そして興奮してくれていること、
その事自体に悦びが全身を駆け巡るのを感じる。
こうやって、肌を触れ合わせている間は、何も関係なくなるのだ。

はだけた胸に、欲に濡れた肉柱がじゃれついて、ひぅ、と嬌声を上げる。
灼けた鉄が落ちた雪原のように、融かされてしまうのではないか、そんな錯覚。
ティネの理性も同様にして、淫らに蕩けていく。

「あは、いやらしいなあ。
 じゃあこういうのはどうかな?」

胸の突起を、ペニスの先っぽに、逆に押し付け返す。

「はっ、あっ、いっしょに、気持よくなろっ……!」

ぐり、ぐり、と彼女にとっての全力、しかしきっと
リノにとってはささやかであろう力で先端部に押し付けて責める。
リノの嬌声の音楽の中、ティネの動きもリズミカルに、速くなっていく……

リノ > (ワンピの裾を持つ手は力を入れ過ぎて少し指先が白くなるほど。その上、未知なる快感に指先が震えてしまっている。こちらも相手の様子を伺うことはできないが、彼女が全身を用いて与える快感に、痛いくらいに昂ぶった怒張から先走りが溢れ、抱きつく彼女の身体を濡らし、滑りを良くしている)はふっ、ぅ、…ぁぅっ…すごい、ですっ、…あふっ。…ぁぁぁぁぅっ、それっ、おかしく、なりそうっ!(甘い声を上げ、淫らに空腰を使い、貪欲に快感を貪り。胸の突起が鈴口に押し付けられた瞬間、びくっと腰が跳ね上がってしまい、場所も鑑みず、嬌声を上げ、その快楽に溺れていくのは明白で。小さいながらも、雄の機能を持つ怒張が白濁を迸らせるのは間近。そのあとは、こちらが奉仕をする番。彼女に悦んでもらうために、いろいろと頑張ったんだとかどうとか………)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 路地裏」からリノさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 路地裏」からティネさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にルーキさんが現れました。
ルーキ > 少し遠出をした心算。
夜の帳が落ちた富裕地区、多々な音楽や賑やかな笑い声が何処からか聞こえてくる最中。
その場にあまり似つかわしくもないフードを身に纏い歩く影が一つ。

「―――……どうにも、妙な気分にはなるな」

平民地区の空気に慣れきっているせいか、どうも落ち着かない。
道端、壁に背を預けて小さく溜息を吐いた。

「正直、あまり来たくもない場所だ……」

ぼそっと小さく呟いた独り言は、誰が聞くわけでもなし、声も少し大きめ。

ルーキ > 「これほど賑やかな所にも――魔族は現れるものなのか」

増えてきた目撃談を小耳に挟んだことはある。
壁に寄りかかったまま空を見上げて、少し物思いに耽るような風。
幸い、明るい屋内より外を眺めるといった酔狂な輩もいない。今はまだ。

「………魔族か。―――…」

ルーキ > 「………ふん」

めぐらせていた思考を、鼻で笑って打ち消した。
魔族などは何処にでも現れ得るものだ。
丁寧に説明されなくとも、それくらいは理解していると。

「……気の迷いか」

小さく呟けば、広場に向かってゆっくりと歩き出す。
ローブの裾を風に揺らしながら、軽く辺りを見渡して様子窺い。

ルーキ > 暫し歩いていたが、やがて小さく咳き込んだ。
口元を雑にローブの裾で拭い、平民地区の方を見遣る。

「―――息が詰まる」

そう言い捨てるとやや早足に、己の住処へと戻っていく。
あとはもう振り返ることなく―――

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からルーキさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にロザリーさんが現れました。
ロザリー > 闇が渦巻き、少女がそこから現れた
簡単な転移魔法くらいならば難なく行使できる

街に仕掛けたエンチャントフィールドは問題なく機能しているようだ

街のほんの一角だけではあるものの、
アイオーンの加護による退魔の力を抑えこむことに成功している

「よい月夜だ…もう少しばかり、領域を広げても良かろう」

以前よりは多少満ちた月を見上げる
信仰が失われて尚、魔を退ける力を人間の国に齎すアイオーンの加護

その中においては例え魔王といえども満足に力を発揮できはしない

「(月が欠けている時に比べれば、多少マシ…といったところか)」

ロザリア自身の魔力もやはり抑えこまれているが、以前程ではない
退魔師に発見されたとしてもこれならば一人くらいならば始末できそうなものだ

ロザリー > 「にしても相も変わらず……」

肩を竦める
街中に魔族の力を感じるからだ

人間の中にもこれを感じ取れるものは多くいるだろう

「…あまり人間達に警戒をさせるのも望むところではないのだがな」

貧民街、そして王城の方面にも強い魔力を感じる
加護で抑えこまれていて此処まで届く、恐らく魔王クラスだろう
王城のほうに感じるものは、知っている気がするが今は関係はない

「さて…」

その手に銀色に輝く羽毛のようなものを何処からともなく取り出す
所謂、手製の触媒である
アイオーンの加護の中で弱まった力では魔術の行使もいつもどおりとはいかない

現在は直線的なラインになっている、加護を打ち消すエリアを拡大するにはもう一点
もう少し離れた位置に第三のポイントを作ればその形は三角形を描き、ますます効果と範囲が強くなる

最終的には六芒を描くのがもっとも効果的ではあるが

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にマリーさんが現れました。
マリー > 「え、なにこれ……?」

なんか富裕地区の方が変だ。
そんな感覚に襲われて、用意を整えてきてみれば……アイオーン神の加護が弱まってるエリアがあった。
パリパリ、と体全体を帯電させる。本来のスタイルは基本的に手のひらへの雷光の集約だが、それはあまりに目立つし、煩い。奇襲向けじゃない。
こうなった以上原因がいる……そう判断して、周囲を見渡す。

「(こんなのほっといたら絶対にマズい……!)」

こんな魔族が大暴れしているような状態でも辛うじて拮抗を保っているのは、アイオーン神の加護があるからだ。
それが無ければ本当に手が付けられなくなる……そうなる前に、狩らないと。