2023/06/08 のログ
■エルフェ > 「あー……今日もお疲れ様、私! 頑張った! とっても頑張った!」
脱衣所から歩いてくるのは、身体にバスタオルを巻いた一人の少女。
その肌には僅かな切り傷。刺し傷。此処に来るまでに夜しか出現しない魔物の討伐クエストを受諾しており……それらを倒すために、色々と頑張った結果、生傷絶えない状態になったのだ!
こんな格好では眠れないし、帰宅したら怒られそう。
そう思って、家族には泊まってくるね!と精霊を通じて連絡をして、湯治も兼ねて水浴び場にやってきたのである。
「今日のお湯はー。お、なんかいい感じ? 人の新陳代謝を高めるとか傷の治りも早くなりそう!」
では、失礼して……――って、そのまま湯船に身体を浸からせる。
肌に染み込むお湯の成分は文字通り、体全体に染み渡り、傷口に少しムズ痒さを与えながら治りをよくしていく。
……別の場所の代謝がよくなってしまうのも、少しだけ難点かもしれないけど。
■エルフェ > 「これで、肌が綺麗になったら、このまま宿に泊まって……。んー、明日はなにしよっかなー……。
授業終わったら時間も開くし。クエストで臨時収入も増えたし……また少し買い物とかでも行ってみよっかなー……?」
肌に伝わるぴりぴりした痛み。それと、お腹の奥に広がる熱。
代謝がよくなる。それは他の場所も活性化する。両性である自分のお腹の奥。其処から繋がる牡の象徴にまで熱が染み渡る感じがするけどー……。
相手がいない所でそんな風に臨戦態勢になっても、ちょっと虚しいだけ。
煩悩退散ー……。なんてぶつぶつ言葉を零しながら、ゆったりじっくり。明日の予定なんかを考える私なのであった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエルフェさんが去りました。