2023/05/18 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場 足湯」にサウロさんが現れました。
■サウロ > (偶には温泉に行くか、という隊のリーダーの鶴の一声。
王都にある有名な温泉処といえば、九頭龍の水浴び場と呼ばれる旅籠だ。
外観から見ても王都には珍しい異国情緒溢れる風格。
中はどんな術を使っているのか、外観から見るよりも広々としている。
部屋を取って後は散り散りに。部屋で寛ぐ者、露天風呂に行く者、呑みに行く者。
こういう休息は珍しいので、サウロも物珍し気に散策をしていたが、
ふと足湯と書かれた看板を見つけてそちらへと赴いた。)
「なるほど…足だけを湯に浸すから、足湯か」
(木製のバルコニーのような場所に座布団の敷かれた長椅子があって、
足場には足だけを浸せるような木枠に、流れるように温泉の湯が通っている。
物珍しさもあって、空いているスペースに腰を掛けてから、雪駄と呼ばれる履物を脱いだ。
普段はブーツやグリーブなどを履いて酷使する足を労わるように湯に浸しつつ、
じんわりと足の先から伝わる熱にほう、と息を吐く。)
「あー……これは気持ちいい」
(視線を上に上げれば月と星がよく見える。良い眺めだ。)