2023/02/12 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場 個室風呂」にイェンさんが現れました。
■イェン > 「―――――はぁぁ……♡ 《個室風呂》など簡素なだけの狭い浴室を想像していましたが、良いですねこのお風呂は」
(4人掛けの丸テーブルくらいの大きさの掘風呂に細身を浸し、イェンはぷかぷかと湯船に浮かぶ己の白乳に顎先を埋めるようにしてどこか艶のある吐息を零した。目弾きの朱も印象的な双眸が艶っぽく蕩けた紫瞳で見つめる先、脱衣所から入って真正面の壁は一面がガラス張りになっていて、美しくライトアップされた庭の風景を楽しむ事が出来る。その明かりが薄暗い浴室内に差し込む様子は、どこか幻想的でさえあった。北方帝国からの留学生が現在利用しているのは、九頭龍温泉のとある廊下にずらりと並ぶ《個室風呂》。本来は個人、もしくは恋人や家族といった少人数で利用するプライベートな浴室として利用されていたそこが、ここ数年はまるで異なる使い方をされている事をぼっち学生は知らなかった。そこは現在、一夜限りの出会いの場として利用されていたのだ。入室時、入り口脇に掛けておく《使用中》の札が、赤、青、白に色分けされていた事には小首を傾げたイェンだったが、最も手前に置かれていた赤札を掛けたのが運の尽き。赤は女性が、青は男性が、その浴室で待機中という意味であり、そこに相手が入る時には札を白に変えておくというのがここでのルール。要するに今のこの場所は《相手》待ちの娘が一人、無防備極まる全裸姿で逃げ場も無い浴室内にて待機していると示しているのだ。それがどれほど危険な状況なのかは考えるまでもあるまい。)
ご案内:「九頭龍の水浴び場 個室風呂」にジュンさんが現れました。
■ジュン > 「さてと今日は…」
そこに一人の青年が、温泉を訪れていた
ここに来たときには最初に一応、個室風呂を訪れ
人がいないかを見てから普通の広い温泉に行くという流れを取っていた
そして普段であればあまり人もいないのか札がないことばかりであったが
「おやおや、今日は来てみたいだな…折角だし、今日はこっちで」
と珍しく札がかかっている、しかも赤があったことに気が付き個室風呂を利用することにして
白い使用中の札をかけてから、浴室の中へと向かっていくのであった
■イェン > 「――――っ? これは……盗人……? だとしても妙に堂々と…………、ッッ!!?」
(脱衣所の方から聞こえてくる微かな物音にポニーテールの小顔が怪訝な表情で振り返る。気配を殺すつもりも無いどころか、独り言まで零す何者か。どういった対処をすべきかと思考を巡らせる留学生に対し、その不審者はよもやの行動に出た。あろうことか着衣の一切を脱ぎ捨てて、スライドドアをからりと開いて浴室に入り込んで来たのだ。日頃は表情変化に乏しく人形の様だとも言われる少女の美貌も、この時ばかりは目弾きの双眸を見開いて強張った。)
■ジュン > 「おぉ、これはこれは中々の…」
浴室に入り戸をしっかり閉じて、少女と対面すればじっとその姿を観察する
男の姿はもちろん全裸で股間を隠すこともしておらず
そして股間からはなにやら不思議な雄の匂いを漂わせている
「さてまそんじゃ今回はよろしくねちょっとごめんよーお湯貰うね」
そんな少女の様子を気にすることもなく桶で湯を掬い掛け湯をしていく
■イェン > 「なっ、……なっ? なん……っ、な……っ!!?」
(全裸の不審人物は鍛え上げられた上半身どころか下半身も剥き出しのまま、ご丁寧にも脱衣所の扉をきっちり閉める。飄々としているというよりも、ある意味でずれたその行動に留学生の理解は及ばず、強張ったままの美貌は困惑の単音を漏らすばかり。改めて振り返った大男がこちらをじぃっと見下ろしている事に気付き、イェンもまた遅ればせながらに晒したままだった双丘を両の細腕で抱きしめる様に隠して後退る。)
「―――――い、いや……待って下さい。そんな軽く……こ、ここ、……ここは個室風呂ですよ? わ、分かっているのですか?」
(我ながら何を言っているのかと思わなくもないが、余りにマイペースな男の行動に思考が乱される。一切隠そうともせず曝け出されたままの男性器がいちいち視界の端に映り込むのもまた生娘の言動を怪しくさせていた。)
■ジュン > 「ん?そうだよ個室風呂だよ?」
何を当たり前の事をとばかりに
掛け湯が終わればそのまま湯船に近づき性器を見せつけるようにし匂いを近づけながら
「何を今更それに札をかけてたのは君の…」
と言ったところで
「もしかして…本当にただの個室風呂だと思ってた?」
という思考に至り訪ねてみる
しかしこれでそうだといったところでこのまま逃がすのは惜しい
どうしたものかと思考を巡らせて
一先ず逃がしにくいように湯船に入れば出入り口側に浸かるのだった
■イェン > (『いや、だから貴方は何故そんなに堂々としているのか……』と心底問いかけたいと考えつつ、異性の駆け湯を間近に観察するという非日常に半ば以上思考停止状態の留学生。そんな乙女の困惑など知らぬかの様に、隠すどころか見せつける気たっぷりの動きでイェンの浸かる浴槽ににじり寄ってくる大男。)
「――――ッま! 待って、待って下さい! あ、ああ貴方は何故入って来ようとしているのですかっ!? す、すすす少しは前を隠すという慎みを―――――………??」
(片手で炎熱する目元を覆い、もう一方の手を前に出して不審人物の接近を阻もうとする留学生。その動きと共に少しでも己の双乳を隠そうとする所作が、純白の柔肉を悩ましく拉げさせるも先端を彩る桜色が仄かに覗く様は余計に煽情的にも見えるだろう。どれほどに後退ろうとも4人掛けの丸テーブル程にしか広さの無い浴槽内。すぐに退路を塞がれて、その反対、出口側に巨躯を沈めた男の奇妙な問いにはきょとんとした反応を返す事となった。)
■ジュン > 「ふぅむ、その反応はやっぱり何も知らないみたいだねぇ」
慌てる少女に反して青年は堂々たる物
逃げ道を塞ぎつつも少女の身体をじっくりと観察してから
「まあ説明くらいはしてあげよう、そのかわり逃げないこと、実は」
そう言って少女に近づき隣につくと、少女の肩から腕を回して抱いて逃さないようにしながら
この個室風呂の役割を説明する
「───とまあそういうことなんだよねぇ、なんでま知らなかったとは言え知らなかったことを恨んでね」
とそのまま回した手で少女の双丘に手を伸ばしている