2022/11/18 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にリスさんが現れました。
■リス > 金曜日の夜、久しぶりにこんな時間まで仕事したので、ちょっと一杯ひっかけるような心持で、温泉にやってきた。
お酒が嫌いとか言うわけでは無くて、一人で飲む様な趣味がないだけ、誰かと一緒に呑みに行くなら兎も角だ。
仕事帰り、他の皆は、交代でお店に入り、自分は終わって戻るとなれば誘いづらいのもあるし。
奴隷の店員達の自由も認めているし、此方から声を掛けるのは断りづらいだろうから、向こうから声を掛けなければ、と思う。
そうなると、自然と一人で家に帰ることが多くなる、そういう時は、温泉だ。
疲れが癒されるし、のんびりできるし。
運が良ければ、誰かがいるから、お話相手もいるはずだ。
何時ものように、受付で代金を支払い、道具を借りる。
今日のふたなり温泉の場所を聞いて、木製の廊下を進み、歩いていく。
今日の場所は、宿の二階に有る浴場らしい、脱衣所で服を脱いで入れば――――。
「わぁ。」
二階だ、というのに、その場所は、洞窟の中だった。
大きな洞窟の中、中央部がぽっかりと大きく開いてその中に、蒼く透き通る温泉。
流石に足元はごつごつしてはいないし、歩きやすくなっている、洗い場も、湯船もきれいなものだ。
天井が、鍾乳洞のようになっていて、ヒカリゴケが星々のように光を落としている。
そんな綺麗な温泉を、眺めながら、少女は体を洗い、埃を落として、温泉の中に、足を入れて入り込んでいく。