2022/10/16 のログ
■リス > 「んー……ちべたい。」
ぽたり、ぴたり、と堕ちてくる水滴は、温まっている肌にとても、気持ちが良い。
洞窟の様な温泉は、とても、非日常的で、のんびりして居たくなる、というか、何があるかどうか、わくわくしてくる。
何か、イベントのようなものは……あるのだろうか、と思う。
逢ったら、それはそれでとても面白いかもしれない、一寸考えてみる事にする。
自分で、こういう時はどんなイベントをしてみようか、と考えてみる事にした。
「うーん、こういう時は、襲撃……という所かしら。」
こう、何かしらの、脅かしを行う様な行為がいいのだろうか。
と言っても、脅かしに関しては、程度が難しいかもしれないわね、とおもう。
商人として考えてみるのだけども。
流石に宿屋という商売体系流行ったこともないし、それが妥当とは思えない。
「難しいわねぇ……。」
商売柄色々手を出すことは、有るのだけども。
あまり手を広げ過ぎるのも問題はあるのだろうから。
やめておいた方がいいわね、と。
そして、縁に体を預けて、むふぅ、と息を吐き出して。
■リス > 「色々と、商売の事ばかり考えるのは……やっぱりね。」
職業病でしかないのよねぇ、と考えて、天井を見上げる。
商売の事を考える事は、楽しいのだ、新しい商売などを考えるのも。
それを成功させるために色々することも、お金を貯める事は大好きなのだ。
ちゃんとした理由で使うのもまた、大好きだ、すかっとするし。
今度、家族みんなで、何処か旅行行きたいわね、と、小さく伸びをしながら考えて居て。
「あら……?」
階段の方から足音がして、視線を向けてみれば、どうやらお迎えの様で。
思った以上に長湯をしていたらしくて。
場所も場所なので、迎えに来たのだろう。
この店の地下というのは、余りいいうわさなどは聞かないし。
心配になったのだろう、戻るわ、とお迎えの子に言いながら、立ち上がる。
脱衣所に行って、服を着て。
そして、自宅へと戻るのだった―――
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」からリスさんが去りました。