2022/10/01 のログ
リス > 「………デート、とか、したいわぁ。」

 最近は忙しく、皆と有って居ないような気がする、というか逢えていない。
 食事に行ったり、遊びに行ったり、そう言ったことがしたいのだけども、出来ていない。
 お店が忙しいので、仕方がないと言えば、仕方ないのだけども、それでも人肌は恋しくなる。
 そういう時期というのを、引いても、だ。
 ナンパしちゃうぞー、と温泉の湯船につかりながら、小さくつぶやいてみるとりとめのなさ。
 と。言ったとしても浴場は、湯煙に包まれていて、人が居るかどうかわからない。

 いるんじゃないかなぁ、とは思うのだけど、その程度。
 さて、如何したものでしょうね、と、浴槽の縁に頭を預けて呟いた。
 お湯が、茶プリ、茶プリと首筋に当たって心地がいいわ、と、目を細める。

リス > 暫し以上の間、ぷ借りぷ借りと、お湯に包まれていたのだけれども。
 矢張り時間が時間なのだろう、今日はもうそろそろ戻った方が良さそうだ。
 ざばり、とお湯を掻き分けて立ち上がり、少女は周囲を見回す。
 がらんとしているお風呂は、まあ流石にそうなのだろう。
 ふたなりというのは少ない、珍しい部類の人種でもあるから、見かけられないと言う事もよくある。
 こういう事はよくある事と、と割り切って、少女は浴室から出て脱衣所で汗や水滴を拭う。

「―――よし。」

 綺麗に拭い切れたから、と、種瑠璃、と衣擦れの音を響かせて服を着て。
 帰りましょう、と脱衣所から出ていく。
 其のまま、少女は自分の家に、戻っていくのだった―――。

ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」からリスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエルビーさんが現れました。
エルビー > 余はエルビー・カルネテル。
この国の王族の一人で、今日はいわゆるオフの日だ。
屋敷の中で籠っているのもあまり良くないと言われたので、出かけたはいいが暑かった。
この時期はそろそろ涼しくなると聴いていたが、とても暑かった。

汗だくになってきた余は早くも九頭竜の温泉で寛いでしまっているわけだ。

「はぁぁ~~~、ここの湯は本当に気持ちいいなあ。」

おまけに値段も手ごろだ。
この街の住人は良い施設があって良かったなとつくづく思う。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエルビーさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 九頭龍の水浴び場の客室から離れた露天温泉
広く無色透明のぬるめのお湯は風呂好きには物足りない温度だがずっと浸かっているにはちょうどいい。
そんな温泉に腰をつけて足を伸ばしてる子供。
人懐っこそうな少年は足をゆらゆらさせて気持ちよさそうな表情でゆらゆらしてる

「くぁ……ぁぁ、きもちいぃ♪」

あくび混じりの声もゆるゆるだ。懐っこく活発な少年はんぅ~っと伸びをして

シャルティア > んぅぅ、こく……こく……うとうと

「―――あぶぁっ!?あぶばばば!?」

じゃばばっ!ばしゃっ!
ウトウト気持ちよくふねをこいで……鼻からはいったお湯にびっくりして暴れる
おおっ!?とキョロキョロして。流石に気持ち良すぎて寝るのもあまりよろしくない
温泉からじゃばっと飛び出て、脱衣場にかけていく

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にラミラさんが現れました。
ラミラ > ふん、ふん、と鼻歌を歌いながらステージを降りる。
今日も今日とて発情を促す舞を披露し、宿の売り上げに貢献しているワタシ偉い!的に気分も上々。

「おやおや。」

発情させたものの、少し精神力で耐えている女性客を見つける。
近くにいた男性に誘われているものの、羞恥からか断っていた様子。
うーん、だめですねぇと内心にんまりしつつ女性に近寄り…。

「えっちなこと。好きですよね?」

と目を合わせながら問いかける。
じっと見つめていれば次第に女性の様子が変化していき…。
あっさり、先の男性の元へとふらふらと旅立っていった。
ごゆっくり~と手を振って見送り、席を見回す。

効き目にちょーっとだけ個人差がありますねェと考えながら…。
さて、効き目の悪いもの、発情したのに相手がいないもの。
…もしくは今この場に現れるもの。目に留まる者は…?

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にカイナさんが現れました。
カイナ >  
 そんな部屋の隅、荒い息をしながらしゃがみこんでいる人物がいる。
 給仕として臨時で手伝いをしていたのだが、そこでこのステージを見てしまったのである。
 ただでさえ発情しやすい体質なのにそんな物を見せられれば反応しないわけがない。

「ダメこんな場所で」

 だけど必死に抑えるのは自分の性質を知ってるから。
 明らかに人ではない無限に精を吐き出す性質。そんな物を普通の人相手にやってしまえばバレてしまう。
 そう思って無理やり抑えていた。
 しかし、隠そうにもどう見ても隠せていない状態。その上発情に伴って漏れ出す魔力は強大な物。目に入り安いと言えば入り安いのかもしれない。
 だけど、なんとか立ち上がって。ラミラの方を向く。

「あ、あの踊り凄かったです」

 と、なんとか挨拶だけして、内またになりながらもなんとか歩き出す。
 内またになっているのは自身の陰部を隠す為、既にそれは普通に立てばバレてしまう程に堅くなってしまっていたのだから。

ラミラ > うん?と部屋の隅に目をとめた。
なんだかしゃがみこんで何かを隠している様子の少年が一人。
ん-、と考えるまでもなく何か妙に強い力が漏れ出している。
これは美味しそうですネ、と口角をわずかに上げて近寄っていく。

「ふふ。そうでしたか? それは嬉しいですネ。」

不意に立ち上がったので、お?、と思ったが平然を装ってこちらを向いてきた。
まぁ、内またではあるし、頬は赤らんでいるし、でバレバレではあるのだが…。
かけられた声に、ははぁんステージずっと見てたんですねぇ、と確信し、
何とか隠しおおせて歩き出せたと思っているであろう少年の背中にひっそりと近寄っていく。

ステージから入る従業員用の通路。
つまるところ死角の多いところへ来てから…。

「気持ちよくなっちゃいましたか?」

とにやにやとした笑みのまま、両手を伸ばす。
抵抗されなければそのまま後ろから抱き着く態勢へ。と同時に面白そうな声が耳元にささやきかけるだろう。

カイナ >  
「!?」

 後ろから抱き着かれればビクッ! と大きく反応する。開発されつくし、強力な発情の舞を見せられた今はそれすらも大きな感覚に感じられて。
 だけど、気持ちよくなったかと聞かれれば。

「い、いやその。そんな事はない! けど」

 と少しだけ言い淀むように口を開いては閉じて開いては閉じる。
 だけど、もう彼女を振り払う余裕は残っていなくて。

「踊りを見てたら、なんか変な気分になって……きて、だけど他の人にぶつけるわけにもいかない……から」

 後ろから感じる暖かさや柔らかさ。もう彼の下半身は完全に熱が灯っていた。
 浴衣の上からでもわかる程度に大きくなってしまったそれは後ろから抱き着かれた状態では隠す事もままならない。

「ご、ごめん! 気持ち悪いよな。だから離れて……!!」

 とモゾモゾと動くけれど、もう大きな力は入れられない。
 感情はともかく、体がこのままいることを望んでしまっているのだから。

ラミラ > 少年にひしと抱き着いたまま、自らの柔らかな肉体を背中に押し付ける。
ふにゅ、ふにゅ、と乳房の感触を押し付け、さらに少年の興奮を促しながら…。

「んふ。別に、気持ち悪くないですよ? そうしてるんですから。」

振りほどこうとする少年の力は思ったよりも弱い。
発情で若干力抜けてるのかもしれないが…正直組み伏せるのも簡単そう。
しかし、それはせずに唇を耳元へとさらに寄せていく。

『変な気分になって…ぼーっとして…だんだん気持ちよく、なっちゃったんですよね?』

囁く声音には魔の力が込められている。
少年の耳朶をくすぐり、鼓膜を通して、頭の中に染みわたっていくような感覚がするだろう。
はぁ、と甘い吐息を耳元に吹きかけながら…ゆっくり片手を少年の腰回りに這わせていく。

『私の腰振り。えっちな体。思い出しちゃいますねェ…♪
いいですよ♪ ほら、頭ぼーっとさせて…気持ちよくなってェ…♪』

そして、する、する、と浴衣の上から少年自身を撫でまわし始める。
快楽と共に舞踊を思い出させ、さらに深い情欲の沼へと手を引いていくように。
甘い快楽を餌に少年の抵抗する理性を溶かそうとするだろう。

カイナ >  
「そうしてるって、どういう……?」

 聞き返すまでも無く、彼女の声が脳に響く。
 脳の奥がドロドロに溶けていくような、何かがしみていくような感覚。
 それに思わず身震いをしてしまう。

「……うん、凄く。フワフワしてきたんだ踊りを見ていたら」

 素直に口にしてしまう。
 彼女の愛撫が始まる。浴衣の上から体をさすられる度に甘い刺激が全身を這う。

「ッ」

 思わず息を吐き出しながら、体はピクピクと反応をする。
 無意識なのだろう。腰が動き、それに合わせ彼の陰部もまたピクピクと反応をする。

「良いのか……素直に気持ちよくなって……?」

ラミラ > 「なぁんにも気にしないでいいですよ♪」

身を震わせる少年の表情が緩んでいく。
理性という抵抗の皮が剥がれ、徐々に従順になるように。
ゆっくりゆっくり。すっかり起ち上がったソレを上下に撫でまわす。
同時に、

『ほら、きもちいーい♪ きもちいーい…♪』

と、甘い声が囁きかけていく。
少年の頭の中で気持ちいいというフレーズがぐるぐると回っていくように感じるかもしれない。
それが少女の手管。ただ少年を気持ちいいという快楽だけの思考に染め上げていくように。

「ほら、こうしちゃいましょうねぇ…♪」

しゅるり。浴衣の露出は簡単だ。
陰部を弄ぶ指先は簡単に少年自身を外気へ晒し、改めて絡みついていく。
同時にぎゅうっと自分の体を深く押し付け、女体を少年へと感じさせて。
少年を淫らな思考へと染め上げさせて。

カイナ >  
「う、うん気持ち……いい……!」

 服の上からさすられる度に、体はピクピクと反応を返す。
 そして完全に無意識なのだろう。手に押し付けるように腰が勝手に動いてしまっている。
 息は徐々に湿っぽい呼吸に変化する。
 細身で筋肉の少し乗ったその体はうっすらと赤みがかり、完全に発情しきった事を知らせる。

「お願い……もっともっと」

 もっと触って。そういうように少しだけ後ろを見た目は潤む。
 自身のそれが外に出され、弄ばれる。それだけで。

「っあ!」

 声が漏れる。
 年相応。その程度の大きさのそれは先走りでヌルヌルに湿っており、完全に上を向いている。
 そして同時、その液に触れれば魔力や活力を相手に与える。

「ッッ」

 そして快楽もまた大きく押し寄せる。
 指先がわずかに動くだけで体は大きく反応する。しかし抱き着かれている状態では快楽を逃がせない。
 荒い息だけがなんとか快楽を逃がす方法だった。

ラミラ > 最初に疑問思った理性はもう残っていないのだろう。
すでに快楽だけを貪るようになった少年は、肉茎を扱き上げる手に腰を押し付けて、
荒い息を吐きながら、溶けた瞳をこちらに向けてくる。

「ふふ。いいですヨ♪」

先走りにすでに濡れて輝く少年のソレを。
手慣れた様子でくちゅりぬちゅりと音を立てて弄り回して。
じっくりと竿の下から上まで指先を絡ませ、しなやかな動きで扱き上げていくだろう。
時折、カリ首へと指を巻き付かせ、裏筋を指先で撫でまわして。
熟練の娼婦のように、男性を快楽の虜へとする手つき。

「ほぉらぁ…我慢しないで、声出しちゃいましょうねェ…♪
開放的に声を出して、もっと気持ちよくぅ…♪」

甘く囁きかけ、少年の羞恥を更に煽り立てて快楽へ没頭させていく。
むにゅ、むにゅ、と柔らかな乳房が少年の背中へ与えられ、
指先は少年の亀頭へと絡みついて…5本の指がぬるぬると先端だけを弄り回していく。
しかし、最後の絶頂へは到達させず。肉茎をビクつかせようとすると、ゆっくりと柔らかい刺激の愛撫へと変化するだろう。
そうやって少年自身を焦らしていく。

カイナ >  
「うっぁっ……!」

 彼女の声に落ちきってしまっている自身に抵抗の余地はない。
 声を出して、そう言われればもう躊躇もなく声が漏れる。
 1度扱かれる度にトロトロと先走りがあふれ出し、彼女の手を動かしやすくする。
 
「あ、ダメもう俺……俺……ッー! ……ぇ……?」

 か細い声が漏れる。
 イケる。そう思った矢先に弱まる刺激。
 
「なんで、なんで……ッ」

 小刻みに体が跳ねる。
 腰を動かして手に押し付けようとする。しかしそれでも最後には至れない。

「お願い……もっと強くして。俺をイカせて。もっともっと……気持ちよくしてッ!!」

ラミラ > 「ふふふふ…♪」

絶頂へ至ろうとしても、それを許さない手つき。
甘い快楽だけが降り積もり、少年の中のどろどろとした情欲を更に高めていくだろう。
残るのは精を吐き出す欲求だけ。
そこまで少年を高めながら、はらりという衣擦れの音が同時に。

「ふふ。さぁ…見てくださぁい…♪」

一度少年から手を離せば、ほぼ至近距離のまま少年を振り向かせて。
下半身の衣装は脱ぎ落ちて。褐色の生足が、股間部分が露になっているのを見せつけるだろう。
んふ、と笑うと少年を優しく抱き寄せる。
そんな滑らかな動きで―――少年自身をいともたやすく自らの中へ。膣内へと迎え入れるだろう。
ぎゅっと抱きしめ、少年の視界を遮りながら……。

「ほぉらぁ…思い出してくださぁい…♪ 私の…お・ど・り♪」

同時に始まる、にゅるん、にゅるんと少年の肉棒を妖しく愛撫していく感触。
それは否が応でも、あの妖しい舞踊を、腰の動きを想起させていくだろう。
思考と、体を、同時に犯していくような。そんな快楽の体験を少年へと与えていって……。

カイナ >  
「っー!!」

 絶頂を許されない甘い手つき。
 イキたい。そんな快楽にだけ支配されたまま頭をブンブンと振って、腰を動かす。
 それでも至らない。至れない。

「えっあっッ!!」

 後ろを振り向いた少年の顔は既に快楽に染まり、それでも出せない苦しさからわずかに涙にぬれていた。
 しかし、それもその直後まで。膣に誘われれば目を見開き。パクパクと口を動かすが。
 彼女の腰の動きに合わせ、こちらも腰が動く。少しでも彼女に快楽を与えるように、ずっとそうだった。相手に快楽を与える奉仕としての精神だった。
 だが、焦らしに焦らされた今ではそれも長くは続けられない。

「俺、もう出る……出ちゃう」

 膣内でビクンビクンと自身の陰部は何度も何度も大きく跳ねている。
 もう絶頂はすぐだと言うように。
 目が彼女の目を捕らえる。

「良い……? もう、出しても……良い……?」

 散々焦らされた。故に彼女はそれが好きなのだと。奉仕される側は思った。
 だから許可を求めた。絶頂に至る許可を。ただ懇願した。

ラミラ > 踊り子の中は少年自身へと淫らに絡みついて、
踊り子の腰の動きに、少年の腰の振りに合わせてぬるぬると刺激し続けるだろう。
さして本気になってもいない様子の踊り子の中は、男性を絶頂させるのに十分な感触。

「ふふ♪ いいですよぉ…さぁ、出しちゃってくださぁい…♪」

懇願するような目つき、言葉。
踊り子の嗜虐心をぞくぞくと刺激するような様子ににんまりと笑顔を浮かべて。
同時にきゅうっと膣内を締め付けていく。
少年の肉茎は何かに吸い付かれるような甘い感触と共に、
ぬるぬると何かがしっかりと纏わりつくような感覚を与えられるだろう。

「ほら。ほら。ほぉらぁ…♪」

出せ。出せ。と少年の顔を覗き込みながら、何度も何度も少年自身へと刺激を与えていって……。

カイナ >  
「うん、うん……!!」

 許可をもらえた。そのうれしさから腰の動きはますます激しくなる。
 絡みつかれる感覚、吸い付かれるような感触。それらに耐え、少しでも彼女に奉仕しよう。
 必死で腰を動かし、彼女を突く。
 
「ダ、ダメ……俺もう……!!」

 彼女に抱き着くようにしながらそのままドクンドクンと精を吐き出す。
 見た目に反しその量は多量かつ濃厚。そして注がれた瞬間から多量の魔力と活力を与えるだろうか。
 そしてもうひとつ、普通との違いがある。

「はぁ……はぁ……」

 その状態でありながらも少しだけ腰が動く。
 まだその陰部は熱も堅さも一切衰えて等いない。
 故にその体が求めるのは。さらなる快楽。

「ごめん……俺、俺もう止まらない……」

 動かしたい。それを必死に抑え込む。
 挿し込んだまま、こすりつけるように動かす。でもしっかりと動かさない。

「もっと、もっと気持ちよくなっても良い……?」

 動かしても良いか、そう目が彼女を見つめながら訴える。
 完全に食われる側の存在がここにはいた。

ラミラ > どくん、どくん、と膣内に放たれる白濁。
んふ、と笑みを深めながら踊り子の中はそれを受け止めていくだろう。
同時にぶわっと感じるほどの強い精力・魔力。
これは拾い物ですねぇと内心は冷静に考えながら、少年の頬を両手で包み込んで…。

「んふふ。いいですよぉ? 私の中でもっと気持ちよくなってください…♪」

そう囁くように告げて、ゆっくりと唇を重ねていく。
唇が重なれば、ねっとりと舌を絡ませていくだろう。
同時にゆらゆらと腰が揺らめいて、さらに少年の快楽を引き出そうとする。
甘い快楽と水音。まるで少年を支配するようにそれは深まっていくだろう。
あたかも少年を捕食するかのように。実際に、それは捕食だったのかもしれない。

ゆっくり。じっくり。時間をかけて少年の精を搾り取っていく。
自分にとっての美味しい餌。
少年の前に快楽をぶら下げて、喜んで精を捧げるように仕向けながら、時間をかけて搾精していくだろう…。

カイナ >  
「んっ……」

 唇を重ねられる。今まで無理やり絞られる事はあってもこうして優しく搾り取られる事等ほとんどなかった。
 だから、まるで慣れたような腰使いと異なり舌を絡ませるのはどこか不慣れでぎこちなかった。
 許可をもらったからだろう。腰の動きは擦り付けるような動きから大きく彼女を突くような動きに変わる。
 
「はぁ……はぁ……気持ちい良い。気持ちいい……!」

 もう快楽に完全に囚われていた。
 ただただ快楽の為に腰を振る。
 別に陰部の形がすぐれているわけではない。だが確実に女性が感じるであろうポイントに当てるように。

「俺だけじゃなくて踊り子さんも気持ちよく……なって」

 一緒に気持ちよくなろう。そう言いながら目を見る。
 

ラミラ > 「あぁん♪」

こちらが感じるように必死に腰を振る少年。
ちょっとわざとらしかったかな、と思いつつも思わずといった様子で声をあげて。
どうやら二人で気持ちよくなるということを考えている様子ではあったが…。

「ふふ♪」

目が合った瞬間、踊り子は視線に魔力を込める。
ふわりと少年の思考が宙に浮くような感覚がするかもしれない。

ダメですよ♪と内心で踊り子はほくそ笑む。
この後も踊り子は舞踊を披露する予定となっている…スケジュールには穴をあけないように。

そして少年に夢を見せていくだろう。
少年が腰を振る度に甘く喘ぐ踊り子の姿を夢想させていく。
夢か、幻か。実際には繋がったまま、甘い甘い幻想の世界へ。

「…ほらぁ…♪ 頑張って突いてェ…♪ 私を感じさせてェ…♪」

踊り子が甘い声で少年の耳をくすぐる度に、少年の目の前で感じ、喘ぐ踊り子の幻が浮かんでいく。
その姿でも少年の興奮を煽り、射精への快楽を導いて…。

そうして幾度か、少年が気を失うくらいの快楽の中で精を搾り取っていく。
少年が気を失えば、踊り子はステージへと戻っていくだろう。
より強まった魔力で舞踊を披露し、この夜現れた観客を残らず情欲の沼へと引きずり込んでいくだろう。
踊り子にとってはいつもの事ではあるが…多少は少年への感謝の気持ちもあったのかも、しれない。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からラミラさんが去りました。
カイナ >  
「よかった、へへへ」

 夢なのかもしれない。それでも少年は楽しそうに笑う。
 ただ自分だけが気持ちよくなる。それは今までの世界ではダメな事だったから。

「うん、俺がんばるよ。がんば……あっ!」

 そして耐えられず精を吐き出す。それを幾度も繰り返す。
 そうして何度も精を吐き出し、脳が処理しきれなくなった時、眠るように彼は意識を手放す。
 目が覚めた時、だれも通らなくてよかったなんて思いながらも快楽を思い出し、モンモンとした夜を過ごすのだろう。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からカイナさんが去りました。