2022/06/29 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にロブームさんが現れました。
ロブーム > 旅館の遊戯場。そこには、幾人かの人間が、カードやルーレットで遊んでいる。
その中に、悪魔にして魔王である、ロブームも混じっていた。
普段は、王都で陰謀をめぐらせるか、さもなくば【美しい心探し】をしている男だが、気紛れというものはあるもので。

「ふっ――」

真剣な目で、ビリヤードの白球を打つ。
白球は反射し、最後のボール――12番ボールを過つ事なく弾き、ポケットに入れた。
それを確認すると、ふぅ、と一呼吸を置いて。

「人の遊びも、悪くはない物だ。
シンプルだが、中々奥が深い」

そう言いながら、ビリヤードキューを元の場所に戻す。
今は、客。客の領分を犯すつもりは無いという様に。
だが、それは、この旅館の客と何ら変わらないという事でもある。
気紛れに旅館に来たとは言え……その結果、美しい心を見つけられたなら、それはそれで宜しい訳で。

「(とはいえ、今回は狩りではないからな……。暇を潰す為に、客と話すのも良いだろう)」

その辺は偶然次第。
偶には、陰謀も狙いもなく、単純に旅館で遊ぶのも良いだろうと。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からロブームさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にゲーゲン・アングリフさんが現れました。
ゲーゲン・アングリフ > 「……う~む……」

九頭龍の水浴び場。その内部にて。
一人の男が目を見開いている。
男がこの宿に以前来たときと。
その様子が大きく様変わりしているように感じたからこその反応だが。

「……こんなに広かったかな?
 それに、なんだか……」

宿の中の空気が。
少しおかしいような。
そう考える男だが。その直感、というか。
感覚の理由に思い至ることできず。
とにかく、宿の中をうろうろとうろつく。
まず入浴か。それとも食事か。あるいは娯楽施設に?
なにをすべきか、ということも悩みながら。
廊下を歩く男であったが。

「……ん~?」

すれ違う他の客。やたらに親密そうな男女。
目のぎらついた男性客などなど。
やっぱりおかしくないかな? と。
男は首を傾げていたりする。

ゲーゲン・アングリフ > そうして、男は宿の中を色々と見て回り。
最終的に、湯に癒され。
日々の疲れを見事に取ることに成功したのであった……。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からゲーゲン・アングリフさんが去りました。