2022/05/16 のログ
エレシエル > 「おお、やはり戦争ですか……成る程、戦争メインというよりかは何でも屋なんですね。
 冒険者と少し似通っています」

何となく、冒険者と似通っている部分があったので親近感が湧く。
結構稼げます? 不躾にそう聞いても見た。

「おや、私のイメージだと手数で圧倒できるという感じでしたが違うのですね。
 勉強になりました…鍛錬の結晶である素晴らしい筋肉です」

勉強不足です。と浮かべていた笑みをなくし悔しげに眉に皺を寄せ
そうして、手を揉むように動かされたらマッサージされている気分で心地がよく
じーっと揉まれている腕を、双眸を細めながら眺め。

「そうでしょう? 昔からしっかりとしたトレーニングと実践で鍛えておりますので。
 貴方の筋肉には負けてしまいますが」

彼の筋肉の出来は凄まじく、見本にしたいくらいなのだが
鍛えてもそこまでのものにはならないだろうな、と残念そう。
ひとしきり揉んでいた手が離れたら、もう少し揉んでも良いのですよ? とマッサージ希望。

「それは私もそう思います。一緒の仕事であればきっといいコンビになると思います。
 冒険者、してみません?」

彼は中々忙しそうだから無理だろうな、とは思いつつも勧誘してみる。

クレイ >  
「まぁな、稼ぎは仕事次第だ……よければ10万単位で入るけど、悪ければ1回の飲み代で消える程度の時もあるし」

 ギルドを通す訳じゃないのでやはりどうしてもムラが出てきてしまう。まぁ彼の場合無駄にふんだくったりする場合があったり逆に安値で引き受けたりするのも原因なんだろうが。
 そして揉んで良いと言われれば少しケラケラ笑ってマッサージを開始する。揉んだりさすったり。別に嫌な訳ではないので。
 筋肉に負けてしまうなんて言われればハッと鼻で笑う。

「別に勝ち負けなんてねぇよ。いかに自分の仕事をこなせるかだ。弓兵として十分の仕事果たしてるならお前のだって最上の腕だって思うぞ」

 裏を返せば実績がないのなら見かけどれだけよくても無駄だという意味でもあるが。彼女の場合そういうことはないだろう。
 冒険者に誘われれば肩をすくめて。

「嬉しいお誘いだけどお断りする。俺は依頼人の懐事情で報酬を変えてるからな。例えば同じ仕事でも貴族相手からはふんだくるけど貧民街の奴相手なら安く。なんて冒険者じゃ無理だろ?」

 これは逆にギルドを通さない傭兵ならではの利点だろう。
 そのお陰でくいっぱぐれるという事は少なくとも無い。いざというとき飯を食わせてくれる環境を用意しているのだから。

「ま、魔物退治とか族退治とかで一緒になったらよろしく頼むわ。冒険者組とはそういう所で一緒したことはあるし。後、遺跡とか行くときに俺に依頼するとかな。それなら一緒にいくぜ?」

 報酬はキッチリ貰うけどなと少し悪く笑って。

エレシエル > 「そんなに入るのですか。それはとても魅力的ですね…ん、中々テクニシャン…」

傭兵はムラがある、と記憶したもののマッサージを開始してもらえたら
物凄く気持ちよさそうな顔で肩まで浸かってリラックスモード。
強請ったみたいで申し訳ありません。とか強請っておいてこの言い草。

「ありがとうございます。そう言ってくれると自信が出てきます。
 仕事はきっちりが性分ですので最上の腕です。貴方もですよね?」

見かけや話していての印象はとても誠実な男性、ということ。
彼ならば依頼を途中で放棄するなんてことはないだろうと見立て。
しかし、肩を竦めたのを見たら、やっぱりと肩を少しだけ落とす。

「そうですね。その仕事のとり方だと冒険者では無理だと思います。
 ……貴方は優しい人なのですね」

そんな仕事のとり方をしているのは優しい人くらいだろうとクスクス笑い
貴族相手に踏んだくれる胆力も持ち合わせていると評価を上昇させ。

「はい、そうなったらよろしくお願いしますね。
 おや、じゃあ今度お暇なときにでもお誘いしてみようと思います」

悪い顔で笑う彼に、肩を揺らして笑ったら。勿論です、しっかり頷き。
半分で如何でしょう? と早速交渉の真似事。

クレイ >  
「舐めた事抜かした貴族とか相手からはふんだくるからな。まぁ俺を雇うんだそれくらいは取ったって罰は当たらないだろうさ」

 なんて悪い顔をする。
 お湯の中でマッサージをしていれば温度も高く、触っていて気分も良い物だ。テクニシャンと言われれば少しだけ悪戯っぽく笑ってグッと強めに押す。
 だが、腕に関して最上と言われればニヤリと笑って。

「当然……って言いたいが。舐めた事抜かされたら依頼捨てるしどうだろうな。今回も依頼途中で打ち切り喰らったし? いや、だってよ。拠点ひとつ落としたのにそのまま休みなしで進撃するなんて仕事。たった数千ポッチで受けられるかってんだ」

 中々に不満があったのかそんなことをブーブーと言いながら愚痴る。実際あれを受けたメンバーは今も戦場にいるのだろうか。それは自分にはわからない事だった。
 優しいといわれれば首を傾げる。

「優しいか? だってあれだぜ。結局金はとるわけだしな。少しでも広い範囲で働けるように。そうなったら相手の懐に合わせた方が賢いだろ」

 と少し恥ずかし気に言うのはどこか嘘が混じっているとバレるだろう。
 その後の会話には力強くうなずく。

「ああ、ぜひ傭兵のクレイまでご依頼を姉ちゃん。知り合い価格ってことで安くしとくぜ」

 と報酬の話題を出せばマッサージを終える。

「じゃ、俺は結構入ってたから出るわ。もしかしたら飲んでるかもしれねぇから風呂出たら顔のぞかせてくれよ」

 なんて言って風呂から歩いて出ていくだろう。
 その後飲み屋で再び出会えたのか出会えなかったのか。それはタイミング次第だろうか。

エレシエル > 「成る程、それでも成立しているのだから信用があるのですね…うひゃぃ…!」

悪い顔の彼にクスクスと笑い、相当腕がいいのだろうと予想し。
肌は荒事をしている割にケアされていて、心地良い肌触りを返し。
さらに、いたずらっぽく笑って強めに押されたら肩をビクンと跳ねさせてお湯が跳ねた。
むぅ、と頬を軽く膨らませても見る。

「おや、打ち切りされたのですか? あー、それはきついですね。私はやりたくありません」

そういう過激というか、重い仕事は打ち切って正解だと愚痴る彼に頷きを一つ。
首を傾げたのには、此方も同じ方向にぐいっと首を傾げてみせた。

「……ふふ、そうですね。頭脳プレイということにしておきましょう」

かしげた首を戻しつつ、照れているのだろうと結論を下して、可愛いな、と柔らかい笑みが浮かぶ。

「本当ですか。では、お安くしてもらいます」

安くしてもらえるとなれば浮かべ続けていた笑みを嬉しげなものへ。
するりと、腕から彼の手が離れたら残念そうだったが、ありがとうございますとお辞儀を。

「あ、了解です。お会いできれば嬉しいです」

風呂から出ていく彼の背中を見送って
景色を見ながらのんびりと風呂に未だ浸かり、のほほんと過ごす。
その後、飲み屋で出会えたのかはタイミング次第だろう――

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレシエルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からクレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアライダさんが現れました。
アライダ > ペタペタと足音をさせて無警戒に歩く女が一人。
腕に覚えがあるのか、別段に周囲を警戒する様子はない。
男が先客としてくつろいでいる姿は、ちょうど岩が影になって見つけられなかったらしく、軽く身体を洗い終えるとちゃぽりと湯に浸かる。

時間で性別ごとの入場を区切っているのか、そもそも混浴なのかは知らないが、温泉の利用について従業員に確認したところ「どうぞお寛ぎくださいね」と聞かされていたため、肌をくすぐる気泡に、時折みじろぎしながらも、リラックスした様子で空を眺めていた。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からアライダさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアライダさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にグライドさんが現れました。