2022/02/19 のログ
■ヴェルソート > 「はぁ……んん。」
甘い匂いの湯に少しばかり、そわりと背筋が泡立つような感覚、ほう…と吐く息に自然と熱がこもるのは、湯のせいか、熱のせいか…。
ただ、疲れが熱に解けていくような感覚にだらりと…薄く濁った湯の中で体の力をぬいて、風呂の縁に頭を載せて…肩まで沈んだ体から…なんとも言えない吐息が漏れた。
「……ほんと、東の奴ってすげぇよなぁ…湯に入るのってこんな気持ち良いんだなぁ…。」
ここで湯に浸かる、ということを知らなければ、水浴び程度で済ませていたのだ…入浴、の文化、侮りがたし。
■ヴェルソート > 「……あー…駄目だ、これ以上は茹だるわ、上がるか。」
そういってざぱりと湯船から体を引き上げると…体を洗いに湯船を後にして……。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からヴェルソートさんが去りました。