2022/01/09 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にダソさんが現れました。
ダソ > 本格的に賑わう前の、大浴場。

夜勤明けの仕事人や、夫が帰る前に身を清めに来た子連れの主婦などが訪れて、
その客足も落ち着き、ひとときの無人となった水浴び場…その、床に広がった水たまりがぷるぷると震えて、
徐々に渦巻きながら一箇所に集まり…肌色のスライムの集合体となって立ち上る。

「とぷっ…っ あれが、にんげん、 にんげんの、カラダ、う~んと…うん、しょ、うん、っしょ…っ」

スライム体は、じっくりと観察した人間の身体を真似るように、
一所懸命に粘液を5体へと伸ばし、頭と、足と、腕とを、
最初はヒトデのようなおおざっぱな不格好さで形取り…
徐々に、徐々に、精度を上げて人の形をつくりだしていく。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にガーネットさんが現れました。
ガーネット > 「たまにはこんな時間からというのも、ある意味豪勢と言うべきかしら?」

日が頂点に上りきる前にやってきた大浴場。
更衣室に人の姿はなく、珍しい事があるものだと思いながら、服を下着を全て脱ぎ代わりにタオルを身体に巻いて中へと入っていく。
扉を開くと風が流れ、籠っていた湯気を浴びて一瞬目が眩むが、これも醍醐味のようなものねと納得して中へと入っていく。

「本当に珍しいわね。他に人がいないのかしら。」

他に誰もいない静かな浴場にぽつと呟くとまずはかけ湯を浴び、撒いていたタオルを解いて湯に浸かる。
近くの岩陰でスライムが人の形を作っている事には気が付かないまま。

ダソ > やがて、人形めいたクオリティであったスライムの人形は、130センチほどの男児の姿へと固着し、
徐々にその髪の毛や表情、未発達な四肢や性器までも精巧に再現し、完成していく。

「…ぁ、…あーっ… わ、 んんっ……
…ぅん、ちゃんと、しゃべれる。」

ぱちくり、と瞬きまでも再現し、一見すると人間の男の子そのままとなった容姿で、のんびりと温泉内を散策し始める。

公衆浴場の各浴槽や天然温泉からは、温泉成分の持つ硫黄めいた匂いや、薬湯の香りが混在し、
訪れたものの心身を鎮める効果を有している。
そんな嗅覚の麻痺も起こり得る空間で、人ならざる幼子の小さな鼻がひくん、と鳴る。

これから混み合う前の時間…本来は魔物である少年一人が悠々と姿かたちを変えた幼子が、
人の気配、においを感じて岩陰向こうの湯に感じた気配へとひたひたと歩んでいき、
ちゃぷん、とお湯に浸かる音が相手にも聞こえるだろう。

数秒の後に湯けむりが晴れれば、あどけない表情の男の子が、
膝から上をお湯から出し、ぺろんと裸のまま、湯に浸かる長髪の相手をじ…と観察するように見つめていて。

「ん、ぅー、ぁ、ぁー、 こ、んにちは。
にんげん、にんげん_?の、おんなのひと。
おねえさん、で、あってる?」

と、「彼」からすれば懸命な初コンタクトの、緊張とぎこちなさの混じった挨拶を放ってみて。

ガーネット > 肩まで湯に浸かっていると周りで広がる己の髪、何しているのかしらと微苦笑するとその場で簡単に髪を纏め、あまり広がらないようにする。
目を瞑り一人静かな空間を味わいながら、うーんと一度上に向かって腕を伸ばし、温泉特有の香りをかいでリラックスしている。
ちゃぷんと音が聞こえると薄く目を開き音の元を確認する、湯気に包まれた反対側、風が吹いて晴れると確認できるのはあどけない男の子にきょとんと首を傾げる。

「えーと、お母さんは?」

緊張とぎこちなさ音混じった幼子からのコンタクト、少し距離が離れているからか、反響音や周りに音を吸われたりで全てがはっきりとは届かない。
届いたのは、挨拶とお姉さんという声、湯から出ている影から幼子が一人で来ているとは思えず、怯えさせないように優しく語りかけて。

ダソ > 声をかけられた幼子に、怯えた様子などはなく、
しかしいざ返事をされれば微かな驚きを感じたように、ひくん、と小さな体が揺れた。

ちゃぷ、ちゃぶ、と一歩一歩と先に進んみながら、問われた言葉に返事をひとつ

「んぅ、おかあさん?
ぼくに おかあさんは、いないよ。 ぼくひとりで、にんげんがよくくる おふろってところ、きたの。

ここで、カラダきれいにするんでしょ?」

と、見かけ相応の年齢や教育が行き届いているならば、問いかけるはずのない常識。
湯けむりの中で揺らめくシルエットが、湿った靄のせいではなく、
時折本当にゼリー状のスライム体が揺らめいているため…と彼女が気づくには、
だいぶ接近せねば気づかないだろう。

「おねえさんは、…ひとり? からだ、きれいきれいに、しにきたの?」

と、立ちっぱなしの姿勢からかがみ込むようにしゃがんでお湯に半身をつける。
お湯に浸かる…というよりは、子供が大型犬を覗き込む時のような、
興味深そうに対称を見つめる視線と仕草。

とろ、とろ…と徐々にそのスライム表皮からは、お湯の表面にスライム少年の一部が染み出していて、
気づくか気づかれぬか微妙なほど弱く、優しく、
一部が彼女の皮膚に張り付いていく。

ガーネット > 問いを返すと怯えるのではなく、どことなく驚いた様子にまたきょとんとする。
肩まで使っている自分と膝ぐらいまでしか隠れて無く近づいてくる影、薄白く濁った湯なのできっと小さい子が溺れないように歩く場所があるのだろうと勝手に思い込んでいて。

「そうなの、ごめんなさいね。
 そうよ、それも目的の一つね。」

お母さんがいないを幼い頃に無くしたと勘違いし小さく頭を下げて。
お父さんが一人で頑張って育てているからかしらと常識の足りなさをかってに補完して訊ねずに答える。

「そうね、身体を綺麗にして休もうと思ってきたのよ。」

だいぶ距離も近づきシルエットのおかしさ人?と軽く首を傾げ、しゃがんでお湯に半身が浸かるのを転んだのだと勘違いし慌てて立ち上がる。
そこまでは良かったのだが、足元がドロッと粘度が高い感じで進めず、向けられる子供の好奇心から観察するような視線に改めて少年を見つめる。
そこで人間ではなかった他のに気が付くのだが、既に時は遅く、足に張り付かれ逃げられなくなっていて。

ダソ > 「ぅーうん、いいの。 
にんげんと、こうやっておはなししたりできると、さみしくないし。

…ね、ね、それより、もぉ…っ」

親兄弟の無い自分に対しての、女性の謝罪。
その理由や意図を汲み取れるほど発達していない知性ゆえか、首をかしげて不思議そうに頷く。

ただ、自分が特に気を悪くしたなどということはない、と示すように、
「笑顔」の形を愛らしいと呼べる造形の顔が映し出す。
それらは人間の感情の仕組みとは異なるのかもしれないが、
少なくともこのスライム固体の「喜び」「楽しさ」を示すサインで。

「ぅん、ぅん、 ほかのにんげんが言ってたの、きいたの。
このおふろ、おんせんって、身体をきれいにして、つかれたの、なおすんだよね。

…ぼくも、そういうの、とくいなスライムなの。
…ね、だから…おねえさんのからだ、きれいにして、つかれたの…とってあげる、ね。」

そわそわ、ぞわぞわと、水面に広がった油膜のように展開したスライムが、
ねっとりと粘度を上げて、幼子を助けるために立ち上がった彼女の足元からゆっくり這い上がってくる。
まるで、その太ももやお尻や下半身から、全身をスライムで薄くコーティングしていくかのように。

その感触は、痛々しい拘束や強制的な様子というよりも、
くすぐったくまとわりついてくる厄介な愛玩動物のような人懐っこさ。
その愛撫を浴びる彼女がどう感じるかまで、スライムの社会性は発達してはいないのだが。

しゅわしゅわと、彼女を取り巻いたスライムの膜から弱い酸性がにじみ出て、
覆った彼女の皮膚を炭酸に漬けているかのように、皮膚表面の汚れや老廃物を除去していく。

それも誤解されたままならば、じんわり皮膚を溶かしていると思われてしまうかも知れない。

ガーネット > 「それなら良いのだけど。」

幼子に感じる微かな違和感、腑に落ちない所もあるのだが、素直に返ってきた返事に軽く頭を振って悪い考えを振り払う。
気を悪くしたというよりもそれなら話し相手になってというように向けられる愛くるしい笑顔、近づいてくる姿にうんうんと頷いて。

「そうよ、僕の言うとおりね。

 スライム!?
 いいから、止めなさい。」

幼子が湯に浸かる前の質問には、そうよとにっこりと微笑んで肯定する。
次の瞬間湯に浸かる姿、慌てて助けに行こうとしたところで足が進まず、少年の姿を視認すると同時に告げられた言葉を驚いたように繰り返す。
湯の粘度が足元からゆっくりと上がっってくる、まずは拗ね、次に膝、太腿と生暖かいゼリーに包まれていく感覚が広がっていく。

多少身体を動かしたところで、肌を這って包み込んでくるスライムを剥がせるほどの抵抗にはならず、止めさせようと言葉をかけても気っくはずもなく首までが包み込まれてしまって。
包み込まれ拘束されているのは確かだが、攻撃するというよりも無邪気に懐いてくる感じが強く無碍にも出来ない。
いちばん厄介なのは冷たいでも熱いでもなく温かい点、良い事だと思ってやっている感じがある所が、このスライムの恐ろしい所なのだろう。

とりあえず温めてくれているのだと思い込もうとしていると肌に感じる小さく弾ける感覚、痛いというよりも擽られている感じが強く、幼子が言った通りに身体を洗っていると言い切れないこともない。
そう思えるようになると肌を洗い終えたら離れてくれるのだろうと深く考えずに身体を預けて。

ダソ > お湯に溶け出した幼子の身体の一部が膜となり、しなやかな相手の女体の膝から上を、
太もも、下肢、股座、腰、お尻とその谷間…乳房や脇首にかけて、
みっちりと埋め尽くし包み込み、
その擽るような、スライムの蠕動めいた動きの刺激と暖かさを存分に与えていく。

そうして、「まずは」身体の表面を文字通りキレイにしていき、
彼女から制止する言葉が飛び出せば、今度は明確に驚いた様子でぶるん!と全身を震わせて、
その振動も、乳首や秘所、お尻にまで張り付いたスライム越しに彼女に同様が伝わって。

しゅるるる…にゅるるる…と、未だ彼女の全身を薄く包んだまま、
その女体のの前面にスライムが集約していき、
お風呂で立ち尽くす女性を、ひとまわり小さな裸の幼子が下からぎゅっと抱きしめて、不安げに見守るような体制に。

「…ぁ、ぁれ、いたかった? いやだった?
きもちよく、からだ、きれいにするように、したんだけれど…。
…ぼく、そうやって、きれいに、きもちして、つかれ、とる生き物だから…。

おねえさんのからだ、なんだか、ふしぎな感じがして…きっとつかれてるから。
あったかぁくして、とろーんって、きもちくなればいいなって…」

と、たどたどしく、自身が死傷される方面での害意ある魔物ではないと説明するような、自身の習性を伝える言葉。

その習性ゆえか、相手の身体の一風変わった場所を気にするように、
下腹部に感じる模様めいた魔力を感じる部分を、スライム膜の上から小さな手ですり、すり、と撫でて、
胸元にハートマーク状に刻まれた紋にも、魔力を検知してスライム体が反応してしまい、
張り付いたスライムが乳房を優しく寄せては上げるように、
優しく全身をバイブレーションさせてマッサージをしていく。

「イヤだったら、ぼく、すぐにいなくなるけど…
つかれてる、おねえさん。
おんせんよりも、あったかくって、きもちくなって…?…ね…?」

と、秘所の割れ目をちゅるちゅると流れるスライムの流動。
其れ以上押し込まず、その粘ついた流れは後ろの尻穴を優しくくすぐって、
彼女が強く暴れだすなどの抵抗を見せないのならば、
そのまま人間の少年体で彼女を抱きしめ、そこから滲むスライムの膜で覆ったまま、ゆっくりと彼女をさらに人気の無い温泉の縁へと誘導していく。

ガーネット > スライムに包み込まれたというよりも肌の表面に薄い膜一枚であれ、場着込んだといった方が正しいのかもしれない。
ただし、首から下の肩、脇、豊満な乳房、谷間、腹、臍、腰、尻、谷間、股座、太腿、脛と皴の一本まで余す所なく上肢下肢とも埋め尽くされているのだが。
僅かに身動ぎすれと連動して、表面のスライムに全道めいた動きで肌の表面を優しく撫でられ思わず甘い声が漏れて。

身体の表面がしゅわしゅわと擽ったくも気持ちの良い感触に包まれる。
それでも止めてと言った瞬間にブルンブルンと全身が震える、豊満な乳房がたゆんたゆんと重たげに揺れる様子が、他にも人がいたら分からせるになる事だろうか。
蠕動と微振動で乳首は尖り始め、秘所は淫蜜に湿り、尻孔もひくひくと蠢く様子がスライムにも感じ取れるだろうか。
目の前の幼子も、その動きに合わせてゆっくりと移動集約を始め、何時しか幼子に抱き締められてどうしようか迷っているように他人から見える事になるのだろう。

「いえ、痛くはないですし、嫌かと言われたら、そうではないですけど、何と言ったら良いか。
 少なくとも、敵意が無いのは分かりましたから。

 えっ、ぁっ、熱ぅっ……」

全身包み込まれ、何時でも好きに出来る状態でのたどたどしい説明にこくりと頷き理解はする。

スライムの力に呼応したのか、淡く輝く淫紋、元々気が付いていたのかすりすりと撫でられると淡い光から輝きが強まり完全に浮かび上がる。
浮かび上がった淫紋は熱を孕み、ゆっくりとスライムの力と結びついて体に変化を与える。
胸の淫紋は乳腺を刺激して母乳を作り始め、恥丘の淫紋は媚薬効果を孕み始める他、スライムが望む事があれば何等か反応が増えるだろう。
豊満な乳房を優しく寄せては上げゆっくりと形を歪ませ楽しまれると熱い吐息を漏らし、優しい全身のバイブレーションではたまらず甘い声を上げてしまって。

「…………」

快楽に声が漏れそうになるのを必死で耐えていると質問に答えはなく、嫌な様子も伺えない。
秘所の割れ目をゆっくりと流れて受ける刺激に淫核がゆっくりと膨れ始め、甚割と淫蜜が滲み始める。
な×板流れが尻孔に周り皴の一本一本まで伸ばすかのように優しく擽ってくるとビクンと跳ね、特に反応が良い様子を見せる。
そして、抱き締めてくる幼子を抱きかかえるように操られ、人気の無い温泉の縁に連れて行かれる。

ダソ > 【お部屋移動いたします。】
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からダソさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からガーネットさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 休憩所」にアダンさんが現れました。
アダン > 温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」内の休憩所の一つ。
座敷の他いくつかの席も置かれており、飲食物も提供されている。
王国の腐敗貴族であるアダンは、今日は一人この温泉旅籠に来ていた。
もちろん単純に温泉を楽しむために来るはずもなく、腐敗貴族らしく今日の獲物を探すためにである。
休憩所内のカウンター前の椅子に腰掛け、注文した飲み物を呷りながら、注意深く客たちの観察を行う。
狙うのは年若い女性だ。それが少女であろうとアダンは遠慮などはしない。

休憩所には入浴前に食事などを取りに来た者や、入浴後に涼みに来た者など様々である。
その中から獲物を探し求め、アダンは視線を走らせる。
この旅籠の裏の姿、調教施設を頻繁に利用しているアダンは、それ用の温泉に見つけた獲物を連れ込む算段をしていた。
魔導機械の仕込まれた指輪は常に魔術が使用できるように起動させてもいて。
獲物がこちらに近づけばそれでよし。もちろん自身でもそちらに向かえるようにと、休憩所の奥や廊下にも視線を走らせて。

アダン > 【急用のため落ちます】
ご案内:「九頭龍の水浴び場 休憩所」からアダンさんが去りました。