2021/12/19 のログ
■シャルティア > ゆっくり温まった少年は、
「ぶくぶくぶく……ばぶぁぶっ!?」
うとうとして顔を湯船にぶつけて、びっくりしたように顔を上げる。どうやら気持ちよすぎて眠ってたらしい
じゃばっと起き上がると湯あたり気味でふらふらーとしながらも、んしょ、んしょ、となんとか湯船から出て、脱衣所にゆっくり歩いていって
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリンカさんが現れました。
■リンカ > (静かな昼下がり、偶には温泉でも、と宿に来て女性用の露天風呂に入浴中。今は満月の時期ということもあって、気力体力、魔力他諸々が充実している為、発散したいなーと感じている)
「あー、本当に誰かいい子来ないかしらねぇ。たっぷり可愛がって色々と発散したいところなんだけど」
(そういうことをしてもいい、と言われているので好みの女の子が来たらたっぷり楽しませて貰おうと思いながら肩までお湯に浸かっている)
■リンカ > (それからお湯に浸かっていて、誰も来そうにないなと思えば湯を上がり、脱衣場へと向かいそれから部屋へと戻っていった)
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からリンカさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にタン・フィールさんが現れました。
■タン・フィール > 木々の葉の擦れる音や、風の吹く音が心地よい外気に舞う湯けむり。
その夜空の下、てちてちと柔らかな裸足が岩肌に音を立てて入り込んできて
「ん~…どのおふろに、しよっかな。
…熱すぎるのはニガテだしー…こないだのなんて、お酒の混じったお風呂だったし…
でも、ちょっとオモシロイお風呂のほうが、楽しいし…」
入浴前に、手頃な浴びせ湯で身を清めながら、湯けむりのむこうのさまざまな天然温泉に目移りする。
その香りや湯の色からして、薬師である少年の知的好奇心もそそる温泉もいくつかあるだろう。
そのなかから、うっすらふわりと鼻孔をくすぐった、なにやら花めいた魅力の香りにつられて
「~~~~っ…あ、…ちょうど、いいかもっ…」
きゅっと目をつむり、ぷるぷる震えながら湯へと小さな体を沈ませる。
お湯の温度は38度に満たないぬるま湯が丁度気持ち良いお年頃。
ぱしゃぱしゃと頬にお湯を染み込ませれば、ほんわかと上気した赤い頬がつやつやと潤うそのお湯は、
上流のある花の蜜が発酵したエキスが染み出す…簡潔に言えばハチミツ酒のお風呂のようなもの。
肌を切り傷や火傷、湿疹や荒れから保護し、潤いや清潔さを保つ、少しトロみのある温泉。
当然、湯けむりに混じってアルコール分もあるために、ふにゃふにゃと幼子は無自覚のうちに酒気を帯びて、
ご機嫌にお風呂の岩肌にべったりとしなだれかかって、ふー、ふー、と息を荒げる子猫のように仰向けで寝転んだ。