2021/11/28 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にキールさんが現れました。
キール > 山中の遺跡に潜り、煤けた体を洗い流し、一度風呂に浸かって体を暖め一息ついた男。
腰にタオルを回しながら、戦闘で未だ昂った心を内に秘めたまま巨躯の男は様々な温泉へとつながる道が伸びる広場へと姿を現す。
今はトランクスタイプの水着を履き、タオル地のガウンを羽織っているが、ガウンの合わせ目から見える筋肉が作り出す谷間や足を進める度にちらりと見える男の鍛え抜かれた足が存在感を与えるだろう。
そして、男が姿を現した広場はある種の出会いの場にも、休憩所にもなっており、寒くないように温泉の蒸気で温められた空気により寒さを感じさせることはない。
酒やら摘みやらフルーツ等が売られており、男は迷うことなく、酒を売る出店へと進んでいく。

キール > 東洋の酒。
曰く米で作られており、透明度高く、器の底まで見え、香りの高く、ものによっては甘い物や辛い物もあるらしい。
たまにはそちらを呑んでみるのも良いかと、何故か瓢箪のような固い実を加工した水筒に満たされたそれを受け取り、飲み口の下、大きく膨らんだ部分を手に持ちあげ、飲み口に口をつけ傾ければ口の中に流れ込んでくる酒。
舌を包む円やかな甘さとその後に来るほんの少しの辛み、そして、アルコールの刺激が舌を楽しませると同時に口の中に広がる芳醇な香り。
満足気に頷くとそれを持ちながら摘みでも手に入れようと歩き始める。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からキールさんが去りました。