2021/09/19 のログ
■キルシュナ > 男達との暇つぶしの雑談に興じていたキルシュナの猫耳が不意にぴくんっと跳ねた。
次いで一方向に向けた金瞳が湯煙の向こうからゆっくりと近付いてくる人影を捉える。
女にしては高めの身長。
キルシュナよりもなお高い。
しかし、優美な曲線を描くそのシルエットは、男の物とは到底思えない。
双乳においても尻の大きさにおいてもキルシュナのそれを上回る見事なボディラインには少々覚えがあった。
どこで見たんやったかなぁ…? とぼんやり記憶を探っていれば、程なく湯煙のカーテンを開いて現れるその体躯。
輝くような金髪、澄んだ碧眼。
以前見かけた際に身に着けていた白金の鎧とはまるで異なるタオル一枚の半裸なれど、育ちに育ったその肢体に比べて幼げな顔立ちは間違いなく
「―――おぉ、誰かと思たら姫騎士ちゃんやないか」
そんな気安い声掛けに反応し、ぐりんっと勢いよく身をひねった男達が口々に『おぉぉぉお―――!』『来た、来た、来たぁぁあああっ!』だのと歓声を上げる。
その声音が抑えめなのは、ここでテンションを上げ過ぎると怯えた獲物に逃げられると分かっているからなのだろう。
まぁ、平静を装っていてもいっきにぶわっと上がったテンションは、何やら異様な熱となってこちらに近付く姫騎士にも感じ取れてしまうかも知れないけれども。
■シルヴァ > 「―――――――ふぁっ?」
しばらく進んでいると露天風呂の方からかけられた声、湯気のせいで己には相手が誰なのか分かっておらず間抜けな声を上げてしまう。
さらに奥の方にいる男の姿等はもっと気が付ける筈がなく、上がった声も男の湯の方で何かあったからだろうと思い込んで進んでいく。
露天風呂に近づくにつれ、湯気の中で浮かび上がっていく姿、シルエットからミレー族だという事は分かり、僅かに足を止め記憶を辿る。
「えーと、キルシュナさん、少々よろしいでしょうか?」
それだけでははっきりとは浮かび上がらず、姿を見ればわかるだろうと露天風呂の縁まで歩いて浸かっている人物を見つめる。
以前の出来事は記憶の底にまだ眠ったままだが、誰なのかを思い出したのと同時に遠くの方にいる男達の姿に気が付く。
名前を呼んで手招きをするが、悩んでいる表情が誘っているわけではなく、どういった状況なのかを訪ねたがっているのを教える。
■キルシュナ > 温泉を楽しむ人畜無害な一般人を装う者、下卑た欲望を隠しもせずにニヤニヤ笑いを浮かべる者、男達の反応はそうした二種類に分かれたが、そのどちらの視線も柔らかそうな白肌にタオルを巻いた姫騎士の肢体に向けられていた。
彼らの視線がちらりとその下腹部に向けられたのは、キルシュナと呼ばれた猫娘と知り合いらしいこの娘にもまた、彼女の様ないかつい剛槍が生えているのではないかという一抹の不安を抱いたがためだろう。
「んぉ? なんや、おっちゃん達に近付くんは流石の姫騎士ちゃんもちょっと怖い言う事かいな? しゃあないなぁ」
少女の手招きに一瞬怪訝な表情になるも、再びその美貌にからかいを帯びた笑みを浮かべた猫は立ち上がり、大きさの割に形崩れの見られない爆乳と、その乳底に届きそうな程に猛々しく反り返るふたなり巨根を揺らしつつ彼女に近付き
「ほれほれ、こないなトコで立ち話しとったら身体冷えてまうやろぉ? とりあえず風呂入って話そうや♥」
褐色の細腕を無造作に伸ばすと馴れ馴れしく姫騎士の肩を抱き、湯煙の立ち昇る露天風呂の一角へと連れ込もうとする。
男達の屯する位置から少し離れてはいるものの、何の対策もせぬならば程なく彼らも近付いて、エロ猫のおこぼれを頂戴しようとするのは間違いなかろう。
■シルヴァ > 一瞬怪訝な表情を浮かべたが、素直に手招きに応じてくれたのを見るとほっと息を吐く。
豊かな肢体を隠さずに立ち上がり、爆乳の乳底に届きそうなほどに反り返る猛々しく凶悪的なふたなり巨根を揺らして見せ付かれると真っ赤になって目を逸らす。
その隙をつかれ、傍らに立って馴れ馴れしく抱かれる方、逆の手で巻いていたタオルを奪われて男達に豊満な肢体を晒されてしまう
「そっ、そういうわけ……でもありますが、それよりも……って、返してください。」
途端に上がる男達の歓声、向けられる下卑た視線によって初めてタオルを奪われた事に気が付く。
奪い返して身体を隠そうとするも、がっしりと肩を抱かれていては奪い返す事も隠す事も出来ず、言われるままに従うしかなく露天風呂の一角に連れ込まれる。
「とっ、とりあえず、此処の事を教えて貰え……って、話をするのではぁっ……」
連れられた一角の対策は、男達は手を出せないだけで声をかけたり覗いたりするのは自由といったもの。
訊ね始めるとくすっと笑い、舐め上げられる耳朶に思わず声を上げる。
きっと睨みつけるが、それを気にする様子なくお尻に手を回され、尻たぶを撫で回されたり谷間に指先が潜り込んでくると僅かに声に甘さが混じり始める。
もう片方の手が、男達に見せ付けるように豊満な乳房を揉みしだき、ゆっくりと勃ち始める乳首を扱き捏ね回しと弄ばれ、魔力が呼応してきたのか眼元が蕩け始める。
■キルシュナ > 「くふふふっ♥ ええやんええやん、そないな事はどーでも。ほれ、ウチのおちんぽ好きにしてもえぇんやで?♥ 代わりにウチはシルヴァちゃんのけつまんこ好きにさせてもらうな?♥」
この期に及んで会話を望む少女を耳朶への舌舐めで黙らせたキルシュナは、タオルの剥ぎ取られた純白の裸身を横から抱きすくめる様にしてたわわに実った乳果実を揉みしだき、下腹に滑らせた細腕の手首で秘裂を弄びながら姫騎士の後孔にその指先を潜り込ませる。
少女の弱点を知り尽くした卓越した手管が、不浄の孔を弄ばれて、しかしどうしようもなく甘声を漏らしてしまう少女の媚態で男達を愉しませる。
その夜、数多の娘たちが切望し、しかしてその美肌効果は淫欲に滾る男達にばかり施される露天風呂に訪れた彼らの欲望は、直接的な手出しこそ叶わなかったものの大いに満たされる事となった。
褐色肌のミレーと、白肌の騎士娘との絡みは、男達の視線を厭うどころかむしろ彼らに見せつけるかの様に激しく、ねちっこく、長時間に渡って行われる事となったからだ。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 美肌の湯」からキルシュナさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 美肌の湯」からシルヴァさんが去りました。