2021/09/07 のログ
ご案内：「九頭龍の水浴び場　混浴温泉」にルナールさんが現れました。
■ルナール > 今日は知り合いの娼婦に頼まれ、代理での夜のお仕事をする事になっていた。
やってきたのは混浴温泉で有名な例の宿で、説明を受けて案内されたのは何回も来た事のある混浴温泉。
脱衣を手早く済ませ、他のも数名居る娼婦達と共に温泉の中へと少し離れた距離を保ち客が来るのを待つ。
温泉に入りながら娼婦を抱ける―――と、これは別にこの宿ではあまり珍しくはない。
淫気にあたられた客同士が行為に及ぶ事もあるのだから、これ自体は特に珍しくは無い。

「んっ♥　少し、薬が……っ、牛乳風呂ならぬ母乳風呂ね。宣伝通りだわ……っ♥」

ちゃぷりと、膝下だけを白濁湯につけながら豊満な過ぎる乳房を隠そうともしない女が一人いた。
入浴前に飲んでいた薬が効き始めたのか、じわりと乳輪の縁に白い染みが浮かびだし。
そしてそれは呼吸を重ねる度に、染みは雫となり乳首の先端からトロトロと溢れ出してきていた。
肌をほんのりと桜色に染めながら、事前に説明されていた今日の宿の混浴温泉は母乳風呂との事。
特に乳房の大きな娼婦達を集め、浴場でミルクサーバーとして備品代わりに設置された娼婦達。
湯煙の向こう側の、やや離れた位置からも聞こえてくる艶の混じった声。
いずれ、私も他の娼婦達と同様に―――そう思考を巡らせると、じわりと下腹部が熱を帯びてしまい。
薄っすらと笑みを浮かべた頬がさらに色を鮮やかにしてしまっていた。
ご案内：「九頭龍の水浴び場　混浴温泉」からルナールさんが去りました。
ご案内：「九頭龍の水浴び場」にシェリルさんが現れました。
■シェリル > 多くの利用客で賑わう大浴場の片隅。
熱いとも冷たいとも言えない絶妙な水温で調節された岩縁風呂の中、
人を寄せ付けないオーラを放った少女が一人。

キラキラと輝く白金色の髪をサラサラと弄繰り回し、
周囲の目も気にせず「はぁ～～～～……仕事終わりの一風呂は最高ね～」なんて、
おっさん臭い台詞を口にしている。

そんな彼女の様子をクスクス笑う女性客も少なくはなく、
少女は今、この大浴場の注目の的になっていた。

「しかし、変わった温泉ね。
今どき、混浴温泉なんて入りたがる人なんていないだろうに」

ここは女性専用の浴場。
その隣が混浴温泉……らしい。
男にとっては最高の楽園かもしれないが、自らそっちへ進む女性もそこまで多くはないだろう。
少なくとも自分なら、絶対に入らない。

そんなことを思いながら、シェリルはちゃぷちゃぷと湯遊びをする。
■シェリル > 「そろそろ上がろうかしら」

頭もだんだん逆上せてきたので、シェリルは息を吐いてから立ち上がる。
ふらりと体が揺れる。
今夜はこの旅館に泊まっていこうかしらなんて考えて、少女は大浴場を去っていった。
ご案内：「九頭龍の水浴び場」からシェリルさんが去りました。
ご案内：「九頭龍の水浴び場」にプリシアさんが現れました。
■プリシア > 九頭龍の水浴び場。
よく来るのはお友達とやって来る時なのだが、買い物帰りやお友達と遊んだ後の帰宅途中には一人でやって来る。
お友達との楽しい一時も好きなのだけれども、一人でゆっくりと寛ぐ一時も好き。

ペタペタと足音を立て入って来たのは露天風呂のスペースだ。
広い空をのんびりと眺められる屋外の温泉に、横になっても眺められる休憩スペースに在るデッキチェア。
先ずは温泉に入ってから、温まった身体をデッキチェアで涼しませる。
そんな予定を立て乍、今日はどの温泉に入ろうかと幾つか在る温泉を見比べてゆく。

最初の内は背中やお尻の小さな翼や尻尾で目立っていたりしていたのだが。
最近では何度も通っているのも在るのだろう、そうした事は少なく為ってきた。
尤も、其れでも気にする人は気にしているのかもしれないけれど。
■プリシア > 「今日は、どの温泉、入ろうかな…？」

小さく首を傾げて呟き乍考え込む。
見比べる視線が向けられるのは、此の辺りに普通に設置されている表向きな温泉。
探し方次第では、体験した事もない様な温泉も存在する。
然し、好奇心は旺盛なものの入って良いのか如何か判らない場所には入らない。
其れが幸いしてそうした場所に踏み込む迄に至る事が無いのだ。
今も、有り体の温泉にしか行きそうな雰囲気は無さそうに見える。

アッチへフラフラ、コッチヘフラフラ、其れでも中々決まらないらしくて。
露天風呂スペースを歩き回っているのだった。
■プリシア > 「……今日は、こっち」

フラフラとはっきりとしない足の向く先が、ある一点に定められた。
其れは熱くも無く冷たくも無い、微温湯に満たされた温泉だ。
出てから少し涼もうと考えているのだから、其れくらいは丁度良いとの判断で。

其れが決まれば、後は入って寛ぐだけ。
ゆっくりとした時間を過ごし、家へと帰って行く事だろう。
ご案内：「九頭龍の水浴び場」からプリシアさんが去りました。