2021/07/17 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場 特濃ローション風呂」に真白さんが現れました。
真白 >  
客を取り、連れてこられた水浴び場。
代金として支払われたのはここの宿泊費。
客はやるだけやってさっさと帰ってしまい、自分ひとりだけこの施設に置いて行かれた。
とは言えこういうことは初めてではない。
とりあえず施設をうろついて、入ってみたのがこのローション風呂。
脱衣所で服を脱ぎ、戸を開けて浴室へ入る。

「わ」

滑る。
転ばないように気を付けて歩き、湯船に手を突っ込んでみた。
どるんどるんする。
手を引き上げれば湯が絡み付いて来て、なるほど特濃と言うだけはある。

「あったかい」

たっぷり絡みつく分、湯の温かさが気持ちいい。
両足を突っ込み、そのまま浸かる。
どるんどるんしていて動きにくい。

真白 >  
身体に纏わりつくローションが、しかしそのおかげで温かく気持ちいい。
比重が水より重いと言うのもあって、湯船の底まで身体が沈まず、まさに浮かんでいると言う感じ。

「きもちいい……」

何やらほんのり良い匂いもする。
何の匂いかはわからないが、落ち着く匂い。
湯船の縁に頭を乗せ、ローション風呂にぷかりと浮かんでゆらゆら。