2021/07/16 のログ
リス > 「―――ふぅ。」

 しばらく風呂に入り続け、体がいい感じに温まって来た。
 さて、そろそろ出ることにしよう、あまり長い事は言っていると逆上せて仕舞うだろうし。
 帰りが遅くなり過ぎたら、家のヒトーーー竜か、彼女達を心配させても仕舞うだろう。

 それは望むことでは無いから、と。
 少女は立ち上がり、大瀑布の音に、感想を一つ。
 此処でおしゃべりは無理ね。と。

 景色を楽しむだけの場所と認識しつつ、去っていくのだった―――

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からリスさんが去りました。