2021/07/15 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にキルシュナさんが現れました。
キルシュナ > 「ん、ぁ……ふわぁぁぁ……ん、ぅ……」

字面だけ見れば何やら色っぽくも感じられるが、別にエロい事をしている訳ではない。
大口をはしたなくかっぴらき八重歯を光らせ、のどちんこを見せつけながらの大あくびをしているだけだ。

若干の寝ぐせを付けた前下がりのショートボブをわしわしと掻いて温泉宿の廊下を歩く姿は寝起きその物。
シルエットだけを見ても足の長さの分かる腰に帯を巻き、纏う浴衣は爆乳の谷間を大胆に見せつけ、前合わせのスリットからはむっちりとした太腿からきゅっと締まった足首へと続く脚線美を覗かせる。
七宝柄の薄布に浮き上がる雌肉はボリューム感たっぷりの曲線をなまめかしく見せつけつつも、下着のラインは見受けられないノーブラノーパン。

キルシュナ > 「昨日も遅くまでがっつりヤッとったから流石に眠いわぁ……」

ゆっくりと浸かる事の出来るこじんまりとした露天風呂の脱衣所にたどり着いたエロ猫がそんな呟きと共に腰帯を解けば、際どくはあっても肝心な部分はきっちりと覆い隠していた浴衣はあっさりと合わせを開いて褐色の女体を露わにする。
浴衣越しにも多くの男達を欲情させただろう肢体は彼らの期待を裏切る事無く優美で淫靡な褐色の裸身――――なのだけれども、もしもこの猫の脱衣を覗き見している者がいるのであればとある一点で愕然とする事となるはずだ。
形良く手入れされた黒色の恥毛の下、むっちりとした太腿に挟まれる形で第三の脚の如くでろんっと垂れ下がる太幹。
萎えている今ですら十分すぎる程の威容を誇るどす黒く淫水焼けしたふたなり巨根。
昨夜のお相手をたっぷりと泣き善がらせたであろう逸物は、行為の後で身を清めぬまま眠りについてそのままだったのだろう。
その太胴からむわぁ…っと立ち昇るのは、精液と愛液のどろっどろに絡みついた濃厚極まるセックス臭。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からキルシュナさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリスさんが現れました。
リス > 平民地区の九頭龍温泉は、さまざなな温泉があるので、毎回来ても飽きない。
 今日も今日とて、少女は仕事の終わりの一日の疲れを癒すために、九頭龍温泉にやって来た。
 受付で代金を支払いながら、『今日』のメニューと言わんばかりに貼られている地図に視線を向ける。
 この宿は、毎日のように温泉宿の形が変わり、温泉の場所や、湯質が変わるのでどこに何があるのかを正確に言えるのは、この地図だけらしい。
 と言うよりも、地図も刻一刻と変化しているので、さて、どうしたものなのかしらね、と、地図を眺めながら考える。

「偶には、デートで使いたいと思う時は、どんな温泉が良いのかしら。」

 じ、と空色の瞳は、動いていく温泉の部屋を追いかけるように、右に、左に動かして、様々な温泉を見て考える。
 そして、そのうち一つの温泉に留まる事になった。

「大瀑布温泉?」

 だい、らしい。瀑布、らしい。意味が判らない。そもそも、遠くの島国の言葉らしく、マグメールの言語ではないので、妹の家庭教師とかから意味を聞かないと判らない。
 九頭龍温泉と言う時点で、其方の国のホテルの系統を取っているのもあり、多分その国に関連する何か、なのだろう。
 今日は、此処にしようかしら、
 大幕府温泉。と、小さく口の中で転がしてみるも、しっくりするような気がしない。
 珍しい場所に行けば、物珍しさから誰かが来るかもしれないし、その時にナンパできたらいいな、なんて思考。
 軽く鼻歌を混じり入れながら、場所を再度確認し、とことこ、と、少女はその、大瀑布温泉と言う場所へと足を運ぶことに。

 和風の木の板でつくられた廊下は、きしり、きしり、とそんな音を響かせて、少女はのんびりと進んでいく。

リス > そして、たどり着いた大瀑布の湯と言う場所。
 扉を開き、その入り口に立ち、脱衣所で服を脱いだ時、少女の耳に入る音。それは、ドドドド、と言うような音だった。
 首を傾ぎつつ、服を脱ぎ去って、全裸になる少女、一応己の柔らかな体に、タオルを巻いて隠す。
 脱衣所と、浴場を仕切る扉を開いてその光景を目にした。

「――――――。」

 ドラゴン娘はぽかんとした。
 目の前の光景は、なんというか、滝だった。上は何処まであるのかは見えないが上がある。
 そして、その高い高い所から、凄い勢いで落ちてくる水―――ではないのだろう、お湯、で、それが、滝壺のようなお風呂に堕ちていくのである。
 ドドドドドと言う音は、滝が落ちてきている音であり、その凄まじい勢いは、水しぶきと共に少女を一瞬でぬれねずみにする。
 何らかの魔法の効果なのだろう、脱衣所にお湯が飛んでいかないので、服は安全である。
 ただ、頭から足先までお湯に塗れた少女、その肉体にタオルが張り付いて、ボディラインが確り見えてしまう。
 むろん下半身の凶器も確り見えてしまう感じとなって居て。

「なに、これ……?」

 予想外も良い所、吹き飛ばないのは、ドラゴン的なパゥワーで重心がしっかりとしているから。
 もしかしたら、心地いいのかもしれない、と少女は恐る恐る、温泉の方に近づいていくのだった。
 洗い場で、体を洗わないといけないし。

リス > 洗い場を見つけ、体をきれいに洗っていく。
 直ぐに体が綺麗になるのだけれども、近くでドバドバどぼどぼ、勢いよく落ちる大瀑布―――滝。
 あれに当たれば、自分はきっと大丈夫だとは思うのだけども、普通の人はちょっと大変なことになるのだろう。
 さて、どうしたものだろうか。
 たぶん、あの拾い滝壺の所に入って、お湯で温まるのがこの場所の使い方ではないだろうか。
 そういう所はとことん不親切で説明書きすらないこの場所。うん、と唸りながら少女は滝壺の方へと近づいていく。

「うーん。うん。」

 少女はゆったりとした足取りで、滝壺に近づく。やはりというか縁の方までは激しくはなく、普通に入れそうだ。
 そして、目の前にある滝と、勢いよく落ちるお湯が掛かるのは、なんとも心地よい感じに思える。
 滝の方を向いて座るも良いし、背中を向けて、背中にお湯の流れを感じるのも面白そうだ。
 もしかしたら、あの中に入って打たれるという上級者もいるかもしれない。
 自分はやりたくはないけれど。

 今度はなしのネタに良いかもしれないわ、と考えながら、温泉に入り、滝を眺める。
 ただ、水しぶきで顔が濡れてしまうのは、何とかしてほしいな、と考える少女だった。