2021/06/22 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にキルシュナさんが現れました。
キルシュナ > 「――――…んくっ、……んっ、……んっ、………んっ、~~~~っぷはぁぁああ! やっぱし風呂上りのビールは最高やわぁ♪」

掲げ持っていた大ジョッキと共に天を仰いでいた顔を下し、白泡のヒゲを乗せた大口から酒精の香る呼気を吐き出す猫娘の所作は、淑やかさの欠片も存在しない中年オヤジもかくやといった有様だった。

しかし、ほのかに紅潮した風呂上りの褐色肌に薄手の浴衣だけを纏い、大胆にはだけた襟ぐりからは豊かに実った双乳の丸みと深い谷間を覗かせて、品なく広げた下肢ではぱっくりと開いた裾合わせから脚線美の際どい部分まで見せつけているともなれば、暴力的なまでの色香が匂い立つ事となる。
複数種の浴槽を内に備えた大浴場の前に作られたこの休憩スペースには、家族や恋人の風呂上りを待つ男の姿も数多くみられる。
当然の様にそうした男達の色欲たっぷりの視線が集中するのだが、機嫌良さげに黒尾をくねらせる猫娘にはまるで気にする様子が無い。
最初の一口こそ盛大に飲み下しはしたものの、残りはちびちびと唇を湿らせる程度に嗜む猫娘の金瞳は、いつも通りに獲物探しの真っ最中なのだ。

「風呂も済ませてビールも美味いっ♪ 後は可愛らし子でも見つかって、今夜のお相手務めてくれたら言う事なしなんやけども……♥」

唇上についた白泡を舌先でペロリと舐め取り、恐らくはまだ見ぬ相手との淫猥な一夜を夢想しているのだろうむふふ笑いで鼻下を伸ばす様はやはりエロオヤジ以外の何者でもなかった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリリアさんが現れました。
リリア > 入浴を済ませて姿を現したのは、金髪碧眼の典型的な神官娘。
白いドレスを身に纏っているが、混浴のこの場で下着を盗まれてしまったせいで、胸の先がツンと服に浮き出してしまっており。それを恥じらうように片腕で自分の胸を支えているが、歩みを進めるたびにたゆたゆと胸が揺れる始末で。

「は、…恥ずかしい…」

せめて人の出入りが落ち着くまで休憩所に身を潜めようと、腰を下ろした先は、ミレー族の美人の隣。
濃厚な色気を振りまく彼女へ視線をやれば、同性ながらもその艶っぽくも大胆な姿にドキリとして、思わず見惚れてしまい。
湯船から上がったばかりだから頬が上気しているのだと自分に言い聞かせながらも、視線は外せずにいて。

キルシュナ > 猫耳がぴくんっと跳ねた。
キルシュナが見ていた方とは逆側で、かすかなどよめきが起こったからだ。
知人同士で身を寄せ合い『おい、見ろよあれ』『うぉ、すげぇ』『一度でいいからあんな胸を無茶苦茶に揉みしだいてやりたいよな』なんて卑猥な言葉を交わし合う男達の囁きに金瞳を向けたなら

「――――おほっ♥ こらまたたしかにえぇ乳や♥」

切れ長の双眸が嬉々として睫毛を持ち上げ、丸くなった金瞳が囁きを交わし合う男達以上に露骨な視線でドレスの胸元を凝視した。
手にしていたビールの残りを一気に飲み干し、ジョッキを傍らの返却台に置いて、いざ魅惑のおっぱいに突撃せんと立ち上がった所で彼女の方もまたこちらに熱い視線を向けている事に気がついた。
男達からの下卑た視線のみならず、同性から憧憬交じりの視線を向けられた経験も少なからず持ち合わせている猫娘は

「にひひひひひっ♥ これは好都合やな♥♥」

悪い笑顔で忍び笑うと、こちらをぽ~っと見つめる娘の碧眼に金瞳の視線を真っすぐ絡めて近付いていく。
こちらもまたノーブラ爆乳である。
大きくはだけられた胸元は当然の様に揺れ、浴衣の柄に紛れて幾らか誤魔化されてはいる物の乳首の尖りも確認出来よう。
淑女らしい羞恥を覚えた彼女とは異なり、こちらはそれらをいっそ周囲の男達に見せつける様に堂々と歩を進め、彼女の間近で足を止めた。
数瞬遅れてふわりと彼女の鼻腔を擽るのは、ミント系の洗髪剤の爽香。

リリア > 男たちが自分について何を囁いているかなど知る由もなく。ただただ恥ずかしくて仕方ない様子で耳まで真っ赤にしながら足早に休憩室へ入る。

自分が思わず見とれてしまっていた美人が、堂々としたふるまいでこちらへ近付いてくる。
彼女が下着をつけていないことは、ひと目で見て取れた。
自分と同じ状況であるにも関わらず、恥じるどころか、見るなら好きに見ろと言わんばかりの自信に、やはり憧れる気持ちもあって。

だが、その彼女がまっすぐこちらを見つめていると分かれば、驚いたような顔をし。
「……ぶ、不躾に見つめてしまって、すみません」
と、とっさに詫びの言葉が口をついて出る。

「気を悪くさせて、しまったでしょうか。……あの、決して、差別的な意図ではなくて、……あなたが、おきれい、だったので……」

しどろもどろにそんなことを口にしただろう。
彼女らしいミント系のさっぱりとした香りに、顔を上げて。きっと彼女の鼻に届いたのは、バニラとはちみつのような甘ったるい香りだっただろう。肌に潤いをもたらすために、はちみつをベースとした保湿剤がその理由だ。

キルシュナ > さり気なさを装ってドレスの胸元を盗み見る数多の視線に初々しく恥ずかしがる様子は、キルシュナよりも外見的に年上と思しき年代とのギャップもあってかなりの好印象を淫乱猫に抱かせた。
無言のままに彼女の前で足を止めたこちらに対し、慌てて謝罪するのもまた彼女に対する印象を上向かせた。
まぁ、美味しそうなおっぱいを目にした時点で彼女が今日のおかずとして使われる事となるのは決定済だったのだけれども

「にゃははっ、別に気にしとらんよ。むしろ、あんたみたいに可愛らしぅて美味しそうな姉やんからの熱い視線に、ウチもこーふんしてもたわ♥」

不安げな謝罪を猫娘は鷹揚に許す。
次いで一歩近付き、無造作に伸ばした手指で彼女の顎を摘まみ上げ、キスでもするかの様に顔を寄せて、にんまりと大口で笑みを浮かべて冗談とも本気ともつかぬ言葉を向けると同時――――ぞりゅるんっ♥
彼女は己の胎奥に妙な違和感を覚える事だろう。
そして、浴衣姿の猫娘と、清楚可憐な白ドレスの淑女との淫靡な接近に前のめりとなった男達の何人かは気付いたはずだ。
笑みを浮かべて顔を寄せた褐色の美貌が、ちかちかっと金の双眸から妖しい光を放ったのを。
こちらと同じく風呂上りと思しき淑女から漂う甘やかな香りに理性が砕かれそうになるのを必死で堪え

「――――ほな、ウチはこれで。姉やんも早ぉ部屋に戻った方がえぇで。そないな格好でうろうろしとったら、理性無くした男に襲われてまうかもしれへんしな」

しかし、当の猫娘の方は近付けた距離をあっさりと離して踵を返すと、浴衣の臀部に開けられた孔から延ばした猫尾を揺らしてその場を後にする。
知り合いでも何でもない女同士の距離感としては、これでも少々近すぎるくらいの、まぁ、一般的に見れば然程おかしなこともないすれ違いの一幕。
だが、当然、このエロ猫に目を付けられた獲物が、何事もなく開放されるはずはない。
ここでキルシュナが彼女に仕込んだ何かは、彼女が猫娘の忠告に従い、部屋に戻った辺りで効果を発する事となる。

リリア > 相手の淫靡な思惑など知る由もなく。
自分の視線についての謝罪を快く受け止めてくれる相手を、寛大な人だなと勘違いするぐらいの世間知らずだ。
女と女がまぐわう話は聞いたことがあっても、まさか自分がその対象として見つめられているなどとは思ってもおらずに。

「御冗談を……」

僅かに笑みを見せたが、次の瞬間、無防備な顎を捉えられて。

「……ッ!?」

驚いたように目を丸くするが、違和感を感じたのは一瞬のことで。

「っ……ぁ……?」

不思議そうに自分の下腹部をさするが、特になにか異変に気がつくわけでもなく。
相手の忠告に従って、こくりと頷き、自分の部屋へ帰っていく。

(何だったんでしょう……さっきの……)

いぶかしがるも、理由は理解できないまま。
宿泊のためにとった部屋のドアを開けて、せめて下着をつけようと一度服を脱ごうとしはじめたところで、相手の術の力が発揮されてしまっただろうか。

キルシュナ > 「にひひひひひっ♥ 上手い事掛かってくれたなぁ♥ 今からむっちゃ楽しみやで♥♥」

休憩室を後にした変態猫は、そのまま手近な観葉植物の影に身を潜めていた。
そうしてキルシュナから少し遅れて廊下を出た彼女を、一流暗殺者としての技量を大人げなく発揮して尾行したのである。

さて、風呂上りの休憩室で変態猫が行ったのは、触手と催淫、二段構えの仕込みであった。

彼女の胎奥、子宮内部に召喚した触手生物は子供の手の平程の大きさで、その全身にミミズ大の繊毛を無数に生やしているという異形の淫蟲。
膣や腸内に召喚されたのであれば、その触手の卑猥な蠢きで直接的な肉悦を与える魔蟲なれど、今回の役目は少々異なる。
その全身から絶えず分泌される媚薬粘液の、時間経過に従ってどんどん強くなっていく発情効果を、指や粗末な男性器では決して届かぬ胎奥に浸潤させていく事が目的なのだ。

そしてもう一つ。
顔を寄せて囁いた一瞬の間に施した催淫の効果は、彼女が淫蟲の発情効果によって半ば強制的に行う事になるだろう自慰行為の最中、キルシュナの姿ばかりが思い描かれるという認識の割り込みを行う物。
先程顔を合わせたばかりの、僅かな言葉だけを交わした同性との淫らな妄想をオカズとしてのマスターベーション。
しかし、そんな背徳的な妄想に耽りながらの自慰行為も、子宮内部でじわじわと昂っていく淫熱を解消する事は出来ず、狂おしいまでの発情に身悶えする事となるのだ。

そうして、そんな彼女の部屋の外。
不審者丸出しで入り口扉に猫耳をぴったりと押し付けて、あろうことか浴衣裾からどりゅんっと突き出させたふたなり巨根を扱きながらはぁはぁと呼吸を荒げていた変態猫は、ここぞというタイミングで既に開錠も終わらせてある扉を開き

「おぉっと、部屋を間違えてもたわぁ♥♥」

なんてうそぶきながら部屋の中央に敷かれた布団の上で自慰行為に沈溺しているだろう彼女に近付いていくのである。

リリア > 部屋に戻ってから、へその奥がじゅく♡と熱い熱を帯びてたまらずに。
服を着替えるだけのつもりだったにもかかわらず、下着をつけないままのドレス姿で、自分の下肢へ指を伸ばして。

「……あ……っ、ン……♡ ぁ、アンッ♡ あ……ァ♡」

始終甘い声をこぼしながら、自分の奥の熱を慰めようと指を動かして。
だが、しつけされた身体とはいえ、みだらな行為は神への捧げものとして教わっている身であるため、背徳感は一層まして。

「お許しください……あぁ、ごめんなさい……ッ♡ ダメなんです……、こんな、はしたないこと、私、シちゃダメなのに……っ」

それでも、魔術の効果からは逃げることが出来ずに。
先程出会ったばかりの、しなやかで美しい猫娘の姿を思い浮かべながら、何度も何度も、自分の陰核を擦り上げて。

「ぁ……」

あの豊かな胸に、吸い付いて。
みだらな肌を重ね合わせて、自分のここち良い場所と、相手の心地よい場所を何度も擦り合わせればどれだけ気持ち良いだろうかと無双する、そんな自分にも嫌気が差して。

「お許し、くださ……」

そう呟いた瞬間、扉の開いた音がして、ぎくりと身体を固めて。
物取りだろうか、それともルームサービスだろうか。
どちらにせよ、ベッドの上ではしたなく足を広げて、着衣を乱して、身体を丸めて自慰にふけっていた自分の姿ははっきりと見られてしまっただろう。

「あ、……あなた、は……」

おりしも、自分がオカズにしてしまっていた美人が目の前に現れたことで、同様は一層まして。

「ち、違うんです、これは……、はしたない、ことで、ごめんなさい……」

あわあわと取り乱すも、シーツを濡らす愛液を見れば、すでに後の祭りだろうと。