2021/05/18 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアンネマリーさんが現れました。
アンネマリー > 「これが…温泉…!」

浴室の扉をがらりと開け、見るからにそわそわとした様子で入ってきたのは、
紺色の髪をした一人のエルフ女性。
実は王国軍の軍人であるのだが、服を脱いでしまえばそれはわからない。
見る範囲では、浴室内に人はおらず、貸し切りのような状態であった。

「では早速…!」

逸る気持ちを抑えつつ、体を流し、洗う。
このエルフの故郷に温泉などというものは無く、入るのはこれが初めてであった。
落ち着かない様子で体を綺麗にし、流し終えると、いよいよ浴槽に近づき、
足先から、ゆっくりと、湯の中に入っていく。

「…………ふぃ~…」

肩までつかれば、染み込む温かさに、力が抜けていく。
その白い肌が、ほんのりと朱く染まっていく。
エルフは目を閉じて、温泉をじっくり味わう。

アンネマリー > じっくりと温泉を堪能したエルフは、リラックスした様子で宿を後にした。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からアンネマリーさんが去りました。