2021/04/03 のログ
リス > 「やっぱり、こう……うん。」

 如何に人気の場所、という所ではあっても、時と場合がある。
 流石に、この時間に誰かが来ると言うのは薄いのだろうし、先に来ている人は早々に相手を見つけている模様。
 じゃぶ、じゃぶ、と一人歩く少女は、湯煙の所為もあり、相手を見つけられないでいる。
 最近ご無沙汰だし、こう……濃厚なものがたっぷりと出るのだけれど、出す相手が居ないというジレンマ。
 こういう所で見つからなければ、とぼとぼお家に帰るしかない。
 温泉自体は良い所なので、ちゃんと浸かって楽しむのも良いのだけども。

 本来の目的から考えれば悲しいことこの上が無いのだ。

「かわいい子、とか、エロイ人とか、居ないのかしら。」

 いて欲しいなぁ、とポツリ、と呟いて見せつつ少女はとりあえず腰を下ろす。
 檜の風呂のちょうど真ん中地点当たり、此処でのんびりすると、お風呂を独り占めしているような気分にもなる。
 肩までお湯に浸かり、温まり、ほんのりと桜色に色付く肌。
 はふ、と息を吐き出してから、こういう時は、お酒、とか良いのかしら、とぼんやり、天井を眺めて考える。

リス > 「やっぱり、遅すぎた、かしら。」

 のんびりとお風呂の中心でぷかりぷかぷか浮いては見たものの……誰かが来る気配はない。
 そして、時間だけが過ぎていく状況と相成って、ううむ、と少女は目を細める。
 お湯は気持ちがいいが、浮かんでいるだけというのも寂しいし、誰かと喋りたいと思う気分はある。
 しかし、それもままならぬ様子で、仕方がない、かと、息を吐き出して。
 ざばり、とお湯を流しながら身を起こす。
 もう一度クルリ、と身を回して、周囲を確認してみるものの、寧ろ、相手を見つけてお持ち帰りされているばかり。

「――――もう。」

 仕方がないわ、と立ち上がることにする。
 また別の時を探せばいいか、と少女は小さく身を震わせて、水分を弾き飛ばす。
 もう一度、もう、と小さくつぶやいて。

「今日は、戻りましょう。」

 あまり長く此処にいても仕方がない、逆上せることはないと思うが。
 それでも長くい過ぎるのは良くない。
 この場所は、毎日のように魔法で変わるらしい、お湯が急に変質すると言うのも間違いではないのだと思う。
 だから、変えることにする。
 媚薬のお風呂になって居た、とかは、よくある話なので。

 少女は脱衣所に行き、お湯を拭い、服を着て、去っていく―――

ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」からリスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 広い、大きな露天風呂
格安の宿にしては広すぎる露天の天然温泉。しかもかけ流し
繁盛してないかというとそんな事はない。女将が宿を広くしたり、客が多すぎて温泉をゆったり楽しめない、等無理な商売をしてない故の場所である。
立派な建物、多くの客室、露天風呂の多さ――
そういった者からは気づかれもしない小さな穴場というやつだ

今日はそんな温泉を、一人の少年が独占している
昼なので人気がないが、ぬるめで湯あたりしにくい温度の温泉をゆったり、ふにゃふにゃとした緩んだ表情で楽しんでいる。
まだ、少年というも少し幼いような小さな子どもである。
気分がよさそうに、首を左右にゆっくりとゆらし、ゆらゆら
足を伸ばし、大の字に広げたり、真っすぐにしたり
とっても気持ちが良さそうに、温泉に浸かってる

「おーんせん♪ おーんせん♪ ぽかぽかおーんせん♪」

シャルティア > んー……っと大きく腕を前に伸ばす。くるんと首を回して
肩を温泉の中でくるくる。足をかがめて、前のめりになって――たーんっ!となめらかな岩を蹴って、プールで足蹴りをするようにじゃばぁっと前へ

「わーい、あはは♪」

たったこれだけなのにとっても楽しそうな顔
また、戻っては、岩を蹴って、じゃばー!と水中を滑る

シャルティア > 温泉に浸かったまま、ぽかぽかと肌は桜色。
ぬるい温泉なのでのぼせたりはしないし温泉が大好きな少年は、そこらへんも知識がついてる。
暖かくなってきたら上半身をだすように半身浴で腰を落ち着ける。岩に置かれた瓶に、手を伸ばして取って、中のぶどうジュースをごくごく♪と美味しそうに飲み干す。水分も大事

そして、周囲をキョロキョロと見回す。
誰もいない―――それに、ちょっとだけ、ぷぅと頬をふくらませる。温泉は大好きだけど、人懐っこい少年は誰かと一緒に入るのも大好き
だから一人で入ってると、こうして時々周囲を見回す。
まあ、誰も居ないならしょうがない。とまた、肩をのんびり揺らして

シャルティア > 「よーし、ぽかぽかー!」

じゃばっと、元気よく温泉から飛び出すように上がる。そのままとたたたっと、元気よく脱衣場へ消えていって

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にリスさんが現れました。
リス > 「急に与えられた暇、となると……うまく思いつかない物、ね。」

 昨日も来ていた温泉今日も来てしまった。
 この場所自体は好きなので、通う事自体は、嫌だ、とかそういう思いはないし、娘たちも気に入っているみたいだから構わない。
 ただ、ワンパターンになりがちね、と少女は思う次第だ。
 と言っても、ル・リエーの水浴び場は、一人で行くような場所ではない気もする。
 酒場とかは……お酒をわいわい飲むのは兎も角、一人で行くには騒がしすぎる気もする。
 しっとり一人で飲みに行くようなBARもあるのだけども……、其処で酒を飲むと言うのも何となく気が乗らない。お酒自体は飲めるのだけど、好きだという訳ではないし。

「明日は、何か別の事を考えてみる、というのも良いのかもしれないわ。」

 降ってわいているがゆえに、何かを計画するには急すぎる。
 実家に帰って、ダイラスに行くと言うのも一つの手だし、明日はそうしようかしら。
 できれば、誰かと誘い合わせて、遊びに行くのが良いのだけども。
 そんな風に考えながら、温泉に浸かる少女。


 今日の温泉は、月見風呂、と言わんばかりに空が見えて、露天の風呂になって居る。
 覗かれる心配は薄そうだ、湯煙とかがもわもわしているし。
 外に見えてここは屋内なので、外から見れば、普通の宿の壁が見えるだけなのだろう、多分。

リス > 「ダイラス、かぁ……。」

 ダイラス、それは自分の生まれた町でもある。両親が其処に住まい、トゥルネソル商会を立ち上げて居るので、そちらに遊びに行くのはどちらかと言えば、帰郷に近い感覚を覚えてしまう。
 全部を回った、というには年齢も若いし、遊ぼうと思えば遊べるのだけども、さて、何をするのかしら、と考えてしまう。
 ハイブラゼールはそれなりの資金が必要だし、余り贅沢は好まないので、幾ら迄のお小遣いで考えるべきか、とか。
 闘技場に関しては、殴ったりけったりするのを見るのは好まない、痛そうだ、とか、辛そうだ、が先に来てしまう。
 何かイベントで楽しい事を、拳闘以外の何かがあるなら、それを見に行くのは良いのだけども。

「―――あれ?」

 ふと、其処まで考えて首を傾いでみる。遊びを、狭めてないかしら、と。
 痛いのを見るのは嫌なので、拳闘は論外としても、色々経験してみる必要はあるかもしれない。
 ふぅ、む、とちゃぷんとお湯を体に掛けて少女は首をひねる。
 少し、考え直してみるのも良いかもしれないわ、と。
 新たな発見があれば、それを、嫁達にフィードバックするのも良いのだし。


「とはいえ、誰か、知っている人に案内してもらいたい、というのはあるわね。
 どんな遊びがあるのか、というのは、自分で手探りもいいけれど。
 教えて、学んでみたいのよ、ね。」

 遊びに関して、詳しい人知り合いにいたかしら、少女はむむ、と唸って悩む。

ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にアラミルさんが現れました。
アラミル > 最近は、娼館で働くことでお腹を満たしている淫魔
けれど、たまには…お客さん以外の『ごはん』を食べたい。
人間で言うところの、甘いものばかり食べていたら塩っぽいものが食べたくなる、といったところ。

そんな時、彼女が来るのはこの浴場だ。
相手が見つかる時は、その『ごはん』を食べたりするし。
あるいは、見つからなくても…周囲に満ちる淫気で少し満足できる。
お金は娼館の稼ぎで十分賄えるし、淫魔にとってはメリットしかない。

元々それほど大喰らいでもない。
あればあるほど嬉しいと言えば嬉しいけれど、最近は仕事の影響で飢えることは少なくなった。
そういった理由で、ふたなり浴場と呼ばれる…面白いごはんがたくさん居る場所が最近のお気に入り。

ふたなりさんの精気は…男と女が混じった独特の味がするから。
珍しいからこその味なのだろうかとも考えるが答えは出ていない。

そういった思いから、今日も…タオルで身を隠すことなく
月見風呂になっている浴場へやってきた。

月の光を反射する銀糸のような髪を結い上げて。
ちゃぷ、と音を立てて…悩むふたなり少女に湯煙の外から眼を向けてからお湯に入る。

「……こん、ばんは……?、……ぁ。……ひさし、ぶり……、覚えて、る?」

風呂に入る際…挨拶するのがマナーだと教わった大人しい淫魔は、偶然近くに居た少女に挨拶を。

と、そこで…湯煙の奥の顔を見て、首をかしげる。
そういえば以前に同じ精気の匂いを嗅いだことがある、と…記憶と、お腹に聞いてみれば。
小さい体ながら、しっかりと…大きな体の自分を愛してくれた相手だ。

淫魔の艶やかな肢体も、髪も、表情もあまり変わってはいないが。
以前と比べて…多少、人間に馴染んでいる。
そのため、少女が覚えていれば、以前より雰囲気が柔らかく、容姿と合わせて大人っぽくなった印象を与えるだろう。

リス > 思考に耽る少女は、普段とは違い、自分からは探してはいなかった―――一応探してはいたけれど、それは二の次の様な形。
 明日の予定をどうするのかを考えていたから、新たに来た気配に気が向いてはいなかったのだ。
 声を掛けられて、初めて少女は視線を其方に向けた。声でようやく気が付いたのだ。
 そもそも、剣士とか戦士とかそう言った存在ではないので、気配という物には疎い、匂いとかで知ることが出来るのだけども。
 それは今は意識してなかった。
 そこにたって居たのは、白磁の肌、といって良いほどに白く薄い色素の少女。
 どこか茫洋としている視線は、此方を見ているようで見ていないようにも見えて、実際には見ている。

 月の光と、銀色の髪の毛がマッチしていて、さらに、白い肌が月の色を受け止めて幻想的にも見える。

「こんばんは、お久しぶり―――――アラミル。
 忘れないわ?子作りをしようとした相手、はね。
 あれから全然会えなかったのだもの、ちゃんと孕んでくれたのかしら、と心配していたわ。
 実際は、如何なの?

 ともあれ、貴女凄く大きくなったわね。
 肉体的な物も、精神的な物、も。」

 前に見たときは。もう少し年下の雰囲気だった。
 今は、大きくなっていて、女という雰囲気がしている、匂い立つエロス、という雰囲気にも見える。
 近づいてくる彼女を招き入れるように手を伸ばして、ちゃんと孕んだの?なんて問いかける。
 初めて出会ったときは、孕ませたい、出来るならどうぞ、なんてじゃれ合いながら交わっていたわね、なんて。

「ふふ、好い女になっちゃって。
 また、貴女を抱きたくなるわ。」

 遠慮なく、彼女の事を眺めて、再度確認する。
 やはり、大人びている、色々経験しているのだろう、と思えた。
 彼女の事は一度しか出会ってなかったけれど、強く、強く印象に残る子だった。
 エッチな事もとても大好きだったわね、とも。

 ざばり、と立ち上がって見せれば、リスの股間に有る肉棒も、彼女と交わりたい、と。
 彼女の色気に誘惑されていることを隠すことなくそそり立っていて、ふふ、と照れ隠しの様に、頬を赤く染めて笑って見せる。

アラミル > 特段、風呂に入って騒ぐような性質でもないので気づけなかったとしても不思議はない。
思索に耽っていたのなら猶更。
淫魔は教えられたことをしているだけではある。
ただ、だからこそ…今、彼女が所属しているとある娼館は、噂が立つほど盛況なのだけれど。
そして、少女に遅れてようやく、頭とお腹から、相手の名前が思い浮かんでくる。

「……ん。リス、も。久しぶり…。
あ…………それ、は……、うん。色々、成長、した」

口調自体は変わっていないものの、いきなり値踏みをするような発言をした前回とは違い会話が成り立つようになっている。
孕んだのか、と聞かれると、少し答えを保留、というよりゆっくりとした淫魔の口調では言葉が追い付かず。
一先ず、成長したという部分に頷いておく。

湯に浸かった体は、白さにほんのりと桃色が差し、色気が匂い立つ様。
いきなり肉棒を見せつけられても、動揺することなく、くすりと笑って。
座っている自分と、立っている相手であれば…丁度頭の辺りに肉棒が来ているだろう。
知っている相手なら、距離を詰めても問題ないと判断し。

ちゃぷり、と湯に波を立てながら、ゆっくりと相手に近づいて。
ふぅー、と…そそり立っているそれに息を吹きかける。

「…あ。……えと、さっきの、答え。受け入れてくれた、人なら…言っても、いい、かな。
…私、は…人間じゃない、から……妊娠、はできない、けど。……別の形で、受精、したことは、わかる…みたい」

そこでふと。
焦らすつもりは無いのだけれど、問いに答えていなかったことを思い出して。
たどたどしいながら…妊娠、という現象は起きないものの、彼女特有の何かは起きることを告げて。

「…ほんと、は…その、証?みたいなもの、を渡したかった、けど…私の、お部屋に置いてきちゃった…。だから、ぁ……♡」

今、淫魔は娼館でのんびりと働いている。
住居というより、その娼館にほぼ住み着いており。
だから、そこに…今まで得て、渡せていない証は溜め込んでいる状態だ。
けれど、それは…新たに交わる理由にもなる。

「もう一度、私を犯して…、ここに、じゅせー、させて、みて?」

持ってきていないからこそ、もう一度注いで確かめて欲しいと、自分のお腹を擦りつつ、強請ってから。
以前の彼女には見られなかった、口による奉仕を始めようとする。
お湯とは違う、ぬめった唾液で濡れた舌で…そそり立つ肉棒の根元を舐め。
徐々に、興奮を最大限煽るように…ゆっくりと上へ、上へと。

「れ、ぅ………♡、えぅ……♡」

時折、悪戯に上目遣いで微笑んで挑発的な態度を見せるのも忘れない。
ただ従順に受け入れるだけではなく…少し反抗的な態度を滲ませることで、より嗜虐を煽る。
人間と多く交わってきた淫魔だからこそ見せる、技術と素質の融合だ。

これをすることによって、奥手な相手でもいきなり押し倒してくれたりするし、精も美味しくなるということを淫魔は知っていて。
止められなければ、そのまま…舌だけではなく、唇も使って。
ちゅ、ちゅ、とリップ音を響かせながら相手の興奮を高めようとしていく。