2021/03/20 のログ
ご案内:「お昼の湯浴み場」にタン・フィールさんが現れました。
タン・フィール > 明るい日差しと晴れた空が心地よい、昼日中の九頭龍の水浴び場。
最近になって新設された大浴場は、たまたま混み合う時間でもないのか貸切状態に広々としていて、
十数人以上でも一度に入浴できそうな大浴場の真っ只中、ぺちぺちと裸足の音を立てて歩んでいく人影が一人。

「あ、らっきー! これもしかして…一番ぶろってやつ? …っふふ、ひとりじめーっ

…せっかくなんだし、先にカラダきれいにしてから、ゆーっくり入ろうっと」

晴れた湯けむりの合間からのぞく新雪の平原のごとき、まだ手つかずの大温泉。
それをしばらくは自分一人で堪能できるのではと心躍った幼い薬師は、
まずはその前に自分の身を清めてからにしようと、
前を隠すこともなく素っ裸で洗い場を探してきょろきょろ周囲を伺っていた。

タン・フィール > 「~~~うぁう…のぼせた…」

その後、身を清め終えて様々な温泉を堪能した小さな薬師は、すっかり身も心もリフレッシュして、己のテントへと戻っていった。

いささか長湯が過ぎたのか、火照った肌でふらつきながらの家路ではあるが。

ご案内:「お昼の湯浴み場」からタン・フィールさんが去りました。