2021/02/21 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にタン・フィールさんが現れました。
■タン・フィール > ちゃぷん……と、装飾で植えられた温泉の木の葉から、お湯にしずくが滴る音が響くほど静かな浴場で。
十数人が一度に入浴してもまだゆったりできそうな大浴槽をひとりじめに、
まるでプールかなにかのようにお行儀悪く仰向けに浮かび上がっている小さな体が一つ。
今日は、この温泉の様々な薬湯のもととなる素材を、薬師の少年が薬袋や湯の管に仕込むのを依頼された日で…
疲労・怪我・病気・毒・妊娠促進・性欲増強・その他諸々…
さまざまな効能の温泉を仕込み終え、「ただいま薬湯準備中」の看板を外したばかり。
この広い温泉浴場に、いまは幼子ひとりだけという束の間の貸切状態を楽しむように、
いまだけならば文句はいわれまい、と仰向けの幼児体型のシルエットのまま、ぴょんと生えた男の子部分を隠しもせずに背泳ぎをしたり、
お尻を湯面からぺろんとまるだしにして犬かきをしたり、と、やりたいほうだい。
「っふふ、いまだけ、いまだけ~~っ…♪」
怒るおとなも、いまはいないのだから。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からタン・フィールさんが去りました。