2020/12/16 のログ
ナイジェル・R・ホーク > 「これは、絶景とでもいうべきであろうか。」

風の吹くまま気の向くままに、目に付いたからやってきただけで元々何か目的があったわけではなかった。
タオルを片手に入ってみると目に入ったのは湯船に浮かぶ少女の姿。
己も周りを気にせずに古傷の浮かぶ身体を隠す様子もなく、肉付きの良い姿態をじっくりと視姦する。
聞こえるようにぽつりと呟き、湯船の端で掛け湯をした後、無造作に近づいて。

リラ・フィオーネ > 「……ふぁ……んっ…………ふぇ?!」

つい少しの間、意識を完全に飛ばしていた。どうやら湯船の中でくつろぎ過ぎたせいかうたた寝をしてしまったらしい。
そのせいもあり、このような無防備というかはしたない姿で居る状況にも関わらずに他人の接近を許してしまったらしい。
この露天風呂は深夜に男女入れ替わりますという注意を受けていたというのに、とんでもない事を現在進行形でやらかしていた。
ばしゃっ!と湯船の中で浮かぶのを止めて、すぐに両手で胸と下腹部を隠したがすでに遅いだろう。
羞恥に顔を耳まで真っ赤にしながら、咄嗟に何をどう喋れば良いのか言葉が思い浮かばず。
無造作に近づいてきた大柄な年上の男の人をおっかなびっくりという風な面持ちで見つめるばかりで。

「あ、あの、えっと、その、こ、こんばんは?」

どもりながら、ようやく出てきた言葉はそれくらいだった。
顔は未だに茹蛸のように真っ赤なままで、恐らくはしかりと見られてしまっただろう。
片手ではとても隠しきれないような豊満な乳房をどうにか乳輪や乳首を隠すように手で覆い隠し。
両足はぴったりと閉じるようにして、気恥ずかしそうにモジモジと身じろぎを繰り返していた。

ナイジェル・R・ホーク > 「湯につかったまま眠っては危険だぞ。」

呟きで気が付いたのか、はしたない姿を晒していたと少々慌てる様子をくすっと笑う。まだ入れ替わったばかりで他に人はいなく、二人だけだがこの後は分からない。
増えようが増え無かろうが構わないと、手の届く距離まで近づいたところで見せる姿は、真っ赤になって恥ずかしながらもどうしたら良いのか分からずに戸惑っている姿。
見上げてくる視線の端には隠していない股間も入っている事に気が付いていないのか、おっかなびっくりな面持ちを可愛らしいと笑って。

「こんばんは。相手によっては毒気を抜きもするだろうな。」

天然なのか、向けられた挨拶をくすっと笑って返す。茹蛸の様に真っ赤なまま、ぱちぱちと瞳を瞬かせ悩んでいる様子にこくこくと頷き返す。
隠している腕に余る豊満な乳房、これ以上は見せないと頑張っている腕を掴み、気恥ずかしそうな姿を眺めた後剥がす。
まずは此処からだと豊満な乳房に顔を寄せ、じっくりと乳輪や乳首を観察した後首筋に唇を落とし、少し強めに吸って乳房に赤い華を咲かせる。
そのままちゅっちゅちゅっちゅと啄むような口付けで肌を味わい、乳首を咥え、舌で転がしては突っつきと弄び始める。

リラ・フィオーネ > 「え、ええっ…そうですね。注意しますけど、毒気? ふぇ?! ちょ、いきなり何をするんですか!!!?」

挨拶はしたものの、会話らしい会話へと繋げるような思考回路に未だになっていなかった。
唐突に近寄られた後、無遠慮にこちらを見る視線がやけに突き刺さるような気分だった。
しかし、会話は即座に中断する事になる。いきなり腕を掴まれ、乳房を隠す事を止めさせられた。
突然の行為に大きな声を出してしまいながら、パニック状態となり何があったのか訳が分からない。
快楽よりも困惑と恐怖、別に妄想では何度となくした事もある。しかし、いきなりの行為に困惑が隠せなかった。

「いっ、嫌っ!! 離し、ってくださいっ!!」

身体に触れらた感触にくすぐったくも有り、ただどちらかと言えばいきなりの行為に困惑の度合が大きく。
少しだけ暴れた事で身体の距離が開いたのならば、そのまま脱衣所の方へと全速力で逃げ出していった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からリラ・フィオーネさんが去りました。
ナイジェル・R・ホーク > 「逃げられたか。」

火事場の馬鹿力だろうか、流されはせずに必死の抵抗で掴んでいた手が離れて距離が開く。
脱衣場の方へと進むのを阻みはせず、苦笑いを浮かべて逃げ出す姿を見送ってしばらく湯に浸かった後姿を消す。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からナイジェル・R・ホークさんが去りました。