2020/12/06 のログ
レーキ > そしてゆったりとしたひと時を過ごしながら酒を味わい、共にゆったりとしたあ一時を過ごしていた。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からレーキさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にタン・フィールさんが現れました。
タン・フィール > 「ん~~っ…っふぅ…っ♪  
この薬湯、とろとろしててきもちーっ… …どんな薬草、つかってるんだろう…?」

ぼんやりと水浴び場の湯けむりで霞む天を仰ぎながら、
乳白色のトロみのある薬湯に使って、ちいちゃな体を大の字にしてくつろぐ薬師の子がひとり。

たまたま、この時間帯は他に入浴客もおらず、
2~3人も入れば手狭に感じてしまう薬湯用の浴槽も今は貸切状態で。

ある程度の子供がそうであるように、未だお湯にじっくりと使って疲れを癒やすよりも、
体が火照ってしまう前に泳いで遊んでとっとと上がってしまいたいお年頃。

そんな薬師ですらも恍惚と包む柔らかな感触の湯が全身を撫で、
38℃程度の優しい湯音で華奢な四肢や背中、お尻まで温められる。

くるり、と仰向けの大の字からうつ伏せに、お湯の上に寝転ぶような格好になれば、軽い体重の体はぷかりと浮き、お尻がぺろんと乳白色の湯面からのぞく。

少なくともお湯で濡れた水浴び場の床を裸足で鳴らし、
この近くにひたひたと歩む足音でも聞こえぬかぎりは、
うとうとと眠たそうに目を細める。