2020/11/14 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にキールさんが現れました。
キール > 大きなあれをぶらぶらさせながら大浴場を進む男。
大きいのはもちろんあれだけではなく、体も大きく太い。
男の体を作るのは太い骨にみっちりと締まり膨らむ太い筋肉。
傷一つなく、搾りぬかれたその体は彫刻のようにも見える野性味の塊のような男は湯気で温かい大浴場の中歩みを進めていく。
体はあらかじめ洗い、次はもう風呂を楽しむだけではあるが、どの風呂に浸かるか品定め中。

キール > 深めの広い風呂をようやく探し当てると、男はその中に足から入っていく。その深さに満足しながら男はゆっくりと腰を下ろし、肩まで浸かってから足を広げ湯船に背を預け体を伸ばしていく。
キール > 体を包み込む熱に身を任せ男はゆったりと深い吐息を漏らしながら身を委ね、体に伝わる熱を味わいながら肌に熱を擦り込んでいく。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からキールさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にリスさんが現れました。
リス > 「……こういう日に来るのって、何時振りかしら、ね。」

 基本的に、休日前と言うのは、忙しい時が多く、中々にこういう場所に足を運ぶことができないのだが、今日は、早く仕事が終わった。
 終わった、と言うよりも、店員たちに、早く帰りなさい、と蹴り出された、と言う表現の方が正しい。
 週末は、船便や馬車便、ドラゴン急便などの移動の業務や、其れの護衛などの手配でてんやわんやとなるはずなのだけれども、何時もより早く仕事が終わったのだ。
 とは言え、仕事の疲労がそれなりに在るし、とりあえず、此処でお風呂に入りましょう、とやって来たわけで。

 ―――疲労回復のために来て、躊躇なく、女の子を抱けるお風呂を選択するのは、少女の性格と言うべきか。
 可愛い女の子と、いちゃいちゃしたり、エッチしたいという溢れあがる下心……本能の仕業なのだろう。

 今日のお風呂は、露天風呂で、外はそれなりに寒くなってきているが、その風を感じながら、お湯に浸かるととても気持ちがいい。
 お風呂の中でイチャイチャして、本番は外で激しく、とかそんな楽しみ方が、良いわね、なんて考えてみたりしつつ。
 少女は洗い場で体を洗い、桜色のお湯を眺める。
 今回のお風呂も、屹度。

「とはいえ、流石に、ね。」

 露天風呂なので、外で待機とかはしたくない、白く滑らかな肌を、つま先からそっと、お湯につけていく。

リス > 「ん……ふ……ぅ。」

 爪先から感じられる熱は、お湯の温度とは違うそれである、やっぱり、と言う思考もあるけれども、そういう場所なのだからむしろ当然なのかもしれないと、考え直すことにする。
 外の寒さと、お湯の温度の差が激しいからか湯気がとても多く沸き上がっていて、視界はあまりよくない。しかし、其処此処で、甘い声と、肌を打つ音が聞こえてくるので、誰も居ないという訳ではないのだろう。
 とりあえず、少女は自分の肌に、お湯を掛ける。熱く痺れる様な刺激を覚え、息を吐き出す。辛いとかそういう訳ではなくて、むしろ、寂しいという感情が浮かぶ。
 寂しいというか、人肌恋しいが、正しいか。兎にも角にも、お湯の刺激に対して少女は身を震わせて、ほんのりと白い肌を桜色に染め上げる。
 気持ち良い事がしたい、誰か、居ないかしらね、と、きょろり、きょろり、と視線を動かして、少女は熱く籠る熱を吐き出す。

「とはいえ、この寒さがちょうどいいと、感じられるのが。」

 外の寒さは頭を良い感じに冷やしてくれる、躰は、お湯の温度に、熱に、媚薬の効果に、温まり、性欲が高まるのを感じるが、ちょうどよく冷やしてくれる気温に、理性は保てている。
 ちろり、と舌なめずりして、紅い唇を濡らしてみて、目を細めるのは、肉食獣の様で。
 誰か、来て、くれないかしらと、ちゃぷ、ん、ちゃぷん、と己の肌にお湯を掛けつつ、少女は待つ。

リス > 「うーん……。」

 じりじりと灼かれる感じがするのは、媚薬のお湯の所為だと判る、現にお湯の中に沈んでいる筈の肉棒はギンギンとそそり立ち、獲物を狙う杭のようになっているし。
 使う積りの無い、己の秘所もとろとろになっていて、愛液をお湯に滲ませているのが判る、そもそもだ。発情しきっているのだ。
 頭が冷えているから、一人きりだから。今はまだ理性を保っていることが出来るけれど、誰か来たらその理性さえも危ない気がしてきた。

「でも、口説いて、押し倒して、抱いて、種付けしたいな……。」

 はぁ、と濡れた吐息を零す少女、思考はかなり、性欲で塗りつぶされている、自覚は何とかできているが、止める気も止まる気もない。
 可愛い女の事か、美しい女性とか、人妻とか、屹度、遠慮なく寄るだろう。
 子作りしたいな、とか獣の様な本能のままに、身を震わせる。
 ちゃぷ、ちゃぷ、と湯を掛けていたが一度立ち上がり、縁に腰を下ろす。

「ぁ……つ……。」

 はふ、と甘い息を吐き出す。全身が熱く、熱を持って、お湯に入り続けたから逆上せかけている……訳ではなく。
 逆上せるよりも媚薬の効果で発情しすぎているので、一寸だけ、治めたいなと、言う調節でしかなくて。
 トロンと、蕩けた表情、半開きになる桜色の唇。
 はぁ、はぁ、と呼吸を繰り返し、少女は、足だけをお湯につけていた。