2020/10/25 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にキルシュナさんが現れました。
■キルシュナ > 「にゃっふっふっふっふぅ~♪ いやぁ、たまにはこういうんもええねぇ♥ なんちゅーか新鮮味あるよねぇ♥」
鼻の下を伸ばし大口をにんまりと歪めたスケベおやじの如き表情で呟くのは、日焼けの結果などではなく生来の物なのだろう褐色肌と、瑞々しく張り詰めた肉付きの良い裸身を晒した猫娘。
歩みに合わせてぱゆんっ、ぽゆんっと揺れ撓む爆乳も、しっとりと濡れた黒色の恥毛も、爛れ切った日常からすれば驚く程綺麗な形状を保ったままの秘裂も―――そして、その上端にて屹立する逞しい玉無しペニスも、惜しげもなく曝け出した素っ裸。
そんな猫娘がくねくねと気儘に太尾を揺らしつつ金瞳を泳がせ見やるのは、広々とした空間にアトラクションめいて様々な種類の浴槽を詰め込んだ大浴場と、そこを行きかう裸の男女。
ここは九頭龍温泉の中でも最もメジャーな大浴場なのだ。
そんな場所で美貌の猫娘が余す所なく裸身を晒し、ふたなりペニスという異様までも露出していれば、男女問わず多くの人目を惹きそうなものなのだけれど、キルシュナに目を向ける者は誰一人としていない。
それは、変態猫お得意の淫術が作用して、キルシュナの姿を認識できない様に意識の改変を行っているからだ。
■キルシュナ > 「まぁ、こーゆぅ場所やと可愛らし子ばっか集まっとるなんちゅう事はあれへんから、獲物探しはけっこぉ難航するんやけど……おっ♥ 美味しそうなお尻発見……―――て、男やないかいッ!」
すれ違いざま、見知らぬ男の立派なむち尻をすぱぁんっとはたいてツッコミを入れ、『!??』と困惑の表情で周囲を見回す彼を置き去りに獲物探しを継続する好き勝手。
そんな猫が本日狙うのは、大勢のギャラリーがいる洗い場での透明人間による痴漢行為♥
明らかに人の気配があり、他者のパーツが身体に触れる感触や、耳朶に囁く声さえ聞こえるのに、それでも姿の見えない何者かによる淫らな愛撫。
そんな淫技に嬲られて思わずエッチな声を漏らしそうになっても、周囲に妙な目で見られる事を気にして必死で平静を装う娘を好き放題可愛がってしまおうという非常にタチの悪い企画であった。
「はぁ…っ♥ はぁ…っ♥ あかんんぅ……もうてきとーな子でえぇからおちんぽ突っ込みたくなってもうとる……♥ は、早ぅ……早ぅ可愛い子見つけへんとぉ………おっ♥ ほっ♥ お、ほぉ…っ♥」
にゅるにゅるちゅこちゅこ、先走りと言うにはあまりに量の多い透明汁を手筒で剛直に塗りたくる手持ち無沙汰のマスターベーション。縦に割れた瞳孔が特徴的な金瞳を寄り目気味にして、窄めた唇からあられもないエロ声を漏らす変態的な様相にも、当然ながら誰も気付かない。
白く泡立つ淫液が空気を含んで一層の精臭を立ち昇らせて、すれ違う少女に怪訝な表情を浮かばせる。とりあえずこのロリっ子の顔に濃厚な一発目をぶっかけて、煮えたぎる肉欲を少し落ち着かせようか……なんて事まで考えてしまう発情ぶり。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にイリーナさんが現れました。
■イリーナ > 様々な男女で賑わう大衆浴場、九頭龍の水浴場。
日頃の疲れを癒すべく湯に浸かる人々の中に、銀髪の女もいたのである。
「あぁー……しゅわしゅわ気持ちいぃ……」
一定の間隔をあけて身体を伸ばす場所は、底に空いている小さな穴から水流を身体に浴びせるジャグジー。
足先、膝裏、腿にお尻。
水流を浴びてか、普段では出さないような気の抜けた声をあげて。
頭にタオルを巻き、心地よさげに目を閉じながら湯に浸かっているのであった。
「……そろそろ、身体洗おうかな」
と、湯船から上がれば一糸まとわぬ身体を晒しながら洗い場へと向かおうか。
■キルシュナ > 「はぉ…っ♥ は、お、おぉ……うっ♥ あ、あかん……ホンマ、もぉ…………んぉ?」
ふたなり男根を扱く手の動きがますます早まり、へっぴり腰の背筋がぷるぷると不穏な震えを見せ始めたそのタイミング、爛れた肉欲で濁っていた金眼が不意に理性の光を――理性というには色欲に塗れたままではあったが――取り戻した。
その双眸の先にいたのは、銀髪の目につく一人の美女。
普段はキリッと凛々しかろう容貌を幸せそうに緩ませて、ジャグジーの泡で引き締まった裸身を弄ばせる彼女の事とは既に顔見知りであった。
露店市場でナンパした時には確か、特徴的な赤いコートを羽織っていたはずだけど、当然今は無防備極まる素っ裸。
にまぁ…♥ と大口の円弧を強めた変態猫は、おったてた尻尾をゆらゆらさせつつ忍び足。彼女の傍らに近付いて、おもむろに伸ばした手指で銀髪を撫で掬い―――くんくんすんすん、その清らかな銀糸の香りを堪能しつつちんぽを扱く。
そのまま彼女の美貌に剥き出しの怒張を寄せて、しこしこにゅこにゅこ、それはもう濃厚な雄臭が立ち昇る程に先走りを泡立てて、猛々しい太槍の先端を彼女の鼻先に向けてクライマックスに駆け上がっていたのだが
「――――……んおっ、……ふぅうッ♥」
ギリッギリの所で不意打ち顔射を思いとどまったのは、洗い場への移動をほのめかす独り言をピクつく猫耳にて聞きつけたから。
ここで勢い任せにぶっぱなしてしまうと、流石に予定していた流れから外れてしまうだろうし、『初志貫徹、初志貫徹の精神やぁ~…ッ!』などと呪文めいた呟きで劣情を押さえつけ、湯水を滴らせながら移動するお尻を視姦しながら後を追う。
手出しを始めるのは、彼女が身体を洗い始めてその身がソープの泡で包まれた辺りとなるだろう。
■イリーナ > 「あ、ぁー……いきかえるー……」
こくん、と首が後ろに倒れ極楽気分。
時折湯船から足をあげてくつろぐ様は隙しかない。
指が銀の髪をすくうことも、顔の横ではちきれんばかりに膨らみ、びくつくものをしごかれていることも気が付かない。
リラックスしているためか吐かれる吐息が、その肉棒にふきかかったりしながら――。
湯船からゆっくりと身体を起こして向かうは洗い場。
一歩歩くごとに胸が、お尻が誘うように揺れながら向かっているとナンパの声が一つ二つ。
「はいはい、ほかの子探してね」
相手にせずに洗い場へ。
風呂椅子に座り、目の前の鏡をシャワーで洗い流してから頭に巻いたタオルを解き。
まずは、銀の髪を洗い出す。
鼻歌も混じるのは完全にリラックスしている証拠か。
手早く、頭髪を洗い流せば子供のように小さく頭を振って水を軽く飛ばしてしまおう。
次に、と。
泡立てたソープを肌を揉むようにしながら腕へ。
首筋へ、そのまま滑るように胸へと向かい……。
■キルシュナ > 「にっひっひっひっひ、ごくろーさまやでぇ諸君。この子はもうウチのおちんぽ汁でつばつけといたし、予約済や♥ これから君らの分もパコりまくってザーメンまみれにしたるわ♥」
素気無く断られ肩を落として去っていく青年の背を軽薄な声音と共に見送って、これもう誘ってんじゃないかと思えるくらい蠱惑的に振られるお尻に衝動的なおちんぽ挿入を何度かしそうになりつつも、どうにかこうにか洗い場へ。
「ふー…っ♥ ふー…っ♥ こ、これはこれで……背徳感、ヤバイわぁ……おっ、ふ…っ♥」
淫蕩なる王都の共同浴場という事もあり、多少の警戒こそしていようが、それでも髪を洗う様子は日常その物。
そんな娘の美貌やら、たわわな乳房やらを前に仁王立ちし、射精に至らぬ様気を付けながらちんぽを扱く変態猫。上下に動く褐色の手指からねっとりと糸を引きつつ滴り落ちる淫泡は、洗い流されるシャンプーに紛れるも、時に鼻先に触れてしまう程近付けた怒張の醸すオスの精臭は『ん? なんだろ、この匂い……?』なんて違和感を彼女に覚えさせもするだろう。
そして、そんな悪戯を続けるうち、ついに変態猫の待ち望んだ時が来た。
ふんわりと泡立てたソープを瑞々しく引き締まった裸身に塗り伸ばし始めた彼女から金眼を外さぬまま、行儀悪く伸ばした長脚が風呂椅子をぽーんっと蹴り上げ彼女の背後に落とす。
そうしてつるんとした木製の座面に裸のお尻を落ち着かせると
「はぁ…っ♥ はぁ…っ♥ ほしたらいただきますぅ~~っ♥♥」
むにぅんっと己の爆乳を、乳首の尖りもはっきりと感じさせるように彼女の背筋に押し付けながら、腋の下から回した手指が遠慮も容赦もなく白泡の付着した豊乳を左右から鷲掴んだ。
下方から掬い上げ、中央へと寄せる様な乳揉みが、指間から乳輪のピンクをはみ出させる。ボディーソープのすべりの奥に感じる若い娘の張りのある柔感を堪能すべく、ふにふにむにゅむにゅにゅぅんにゅるぅんっと散々に揉み捏ねる。
背筋に押し当てられた弾力と、いやらしく歪み拉げる己が豊乳、そこから乳奥へと走る妖しい喜悦。それらすべてははっきりと感じられ、見る事が出来るというのに、肉眼は勿論のこと鏡越しの視線にさえ、キルシュナの褐色は映らない。
性格に言えば映っているし見えてもいるのだけれど、そこに変態猫が居る事を彼女の脳が認識できないのだ。
■イリーナ > 背後に自分を狙う捕食者がいることなどつゆ知らず。
ふりふりと揺れるお尻は完全に誘うソレ。
だからこそ、男どもも声をかけるのだろうが袖にする。
「そういう気分なら、地下いってるってーの」
困ったものだと呟きながら洗い場へ。
鏡に映る自分の姿を確認しながらの洗髪。
洗顔の途中、鼻先。
「なにか……」
臭うような気がする。
ふん、すん。と鼻が小さく動く。
そのほんのちょっとさきに扱かれる一物があることなんて気が付かない。
指一本の隙間の先に、鼻先と唇の先に今にも爆発しそうな男根があるなどとは……。
「おっかしぃな……」
と、違和感を感じながらも細い指先で柔らかな肌を滑らせる。
その指が胸を泡でかくし、下乳と谷間を撫でているその時。
「ぇ――?」
不意に訪れる浮遊感。
座っていた椅子を抜かれると、身体が木の床に尻もち。
そのまま背中も倒れるはずが――。
ぷにゅん、と。 柔らかな感触が背中から。
わけがわからず両手を地面についてしまい背後へと首を振る、が。
「――きゃ、っ!?」
揉みしだかれる自分の胸。
訳が分からず背後を見るがなにもない。
鏡、と正面を見るがそこには愛撫される胸と驚きを隠せていない自分の表情が写るのみ。
「なに、よ。これぇ……っ」
やだ。と身をよじるが左右から抱きかかえられるようにして愛撫されているため逃げ場がない。
ならば、と。胸へと伸びている謎の感触を退けようと右手を自分の胸に重ねるようにしてほどこうとするのだが――?
「幽霊、なんて。 冗談じゃ――っ」
周りの目もあるためか、忌々しく呟く声は控えめである。
泡に包まれた胸、そこから存在を主張するように起立する頂が泡の中から現れるようにしてピンクのそれを晒している。
■キルシュナ > 「―――おふっ♥」
美貌が怪訝に歪み、すんすんと匂いを嗅ぐ形良い鼻先が亀頭に触れる。
思わずビクンッと腰を跳ねさせエロ声を漏らすも、そのタイミングでは匂い以外は完全ステルス仕様。
鼻先に触れた溶鉄の如き淫熱やら、ねっとりと糸引く先走りやら、彼女に気付かれる事はない。もうこのままぶっかけて、本人だけが気付かないザーメンパックで汚したい♥♥
そんな衝動的なエロ欲を、変態猫らしからぬ自制心で必死に耐え、ついに迎えた痴漢の時。
「くふふふふふっ♥ そない挙動不審やと、周りから変な目で見られてまうでぇ?♥」
にまにましつつ、音声オフ状態のまま囁いて、己が胸内で身を捩る獲物の柔肉を堪能する。
ふゆん、ふにゅんっとリズミカルに、優しく、淫靡に揉み捏ねる手指の動きは、女を抱かない日など無いと豪語する変態レズ猫に相応しいエロテクたっぷりの熟達した愛撫。
性感帯の開発されていない少女でさえ、訳も分からぬまま初めての絶頂へと至る程のそれが、ねっとりねちねち時間を掛けて、ただでさえ豊かな乳房の張りを増し、血行の促進によって感度を増す柔肉に粘つくような官能を送り込む。
そうして柔鞠の先端、気の強そうな外見とは裏腹に処女めいて可愛らしい乳首のピンクがキルシュナの昂りを強めつつ興奮の発露を伝えるならば―――きゅっ♥
焦らす事なくいきなりの乳首摘まみが快楽電流を送り込む。
そのままくりゅっ、くりゅんっとボディーソープのぬめりも借りつつ、乳首の尖りを育てていく。
「ほれほれほれぇ♥ イッてもうてもえぇんやでぇ?♥ せやけど声には注意しとかんとなぁ?♥ 既に隣の子ぉが妙な顔してこっち見とるし……ほれ、イけ♥ 乳首摘ままれておっぱいだけでイけっ♥♥」
彼女が歪む乳房に伸ばした手は、確かに何かに触れている。
しかしその眼には何も見えず、手首辺りを掴まれたままのキルシュナもまた乳愛撫を止めはしない。
むしろ更に、れろぉ…っとすべらかなうなじにナメクジの這い跡めいて唾液の塗り伸ばす舌舐め愛撫を加えつつ、もう相当に盛り上がってしまっているだろう乳辱のフィナーレを飾りにいく。
痛いくらいに摘まんだ乳首をそのままぐいーっと引っ張って、重力に引かれて重たげに下乳を歪ませていただろう脂肪塊を釣り鐘状のロケットおっぱいに変化させる。
見えない手指による豊乳変化はそれこそマジックめいて奇怪な現象なれど、変態猫の淫猥極まる乳愛撫に散々弄ばれた娘には、それに驚いている余裕さえ与えられぬはず。
■イリーナ > 見えない何かに襲われ、両脇から抱きつかれるようにしての愛撫で逃げ場なし。
身をよじり、逃れようとする様子はどこか怪しく挙動不審。
それが分かっているからか、女も早くなんとかしなければと手を動かして探るのだが。
「っ、ふ……っ、ぅ……ぁ!」
唇をぎゅ、と絞り堪えようとするけれどもこぼれる艶やかな声。
鏡に映る自分の顔は、若干の涙目と隠し切れない頬の紅潮。
こねくり回される胸、泡の中から起立して現れてしまう胸の頂。
そこに。
「っ、~~~っ!?」
不意の刺激、唇が緩みあがりかける悲鳴を防ぐために自分の左手が口元へ。
膝が立てられ膝頭を擦り合わせながら、乳首への愛撫のたびにガクついてしまう。
堪えきれないと身体が前かがみになり、逃れようとするのだが。
「っ、ふ……ぁ、……や、ぃ、や」
ふるふると弱弱しく振られる首。
片手だけではもう限界と右手も使って口を塞ぐが声は抑えきれていない。
鏡に映るのは切なげに悶える自分の姿。
目の端に涙を溜めながらも蕩けそうな赤い目。
隠し切れない甘い息が指に吹きかけられ、もうガードは外れてしまいそうだ。
首筋に追加された謎の愛撫。
びく、と首が震えあがる顎。
「フーッ……ん、ふーっ! ぁ、うっ――!」
吐息は荒くなり、限界なのを隠せない。
手が、腕が、足が。 びくつき、絶頂が近いのを背中に触れるものに伝えてしまう。
「ん、ぁ……ぁ、ぁ……ぃ、――ちゃ…ぅ!」
びくつく腕でなんとか唇を押さえつけ――。
顎がもう一度あがり――そのまま、2秒、3秒。
ひく、びく。と全身の痙攣を隠すことなく絶頂を迎えさせられ――。
弛緩した身体が膝を抱えるようにして前へと倒れようか。
■キルシュナ > 喜悦の涙に潤んだ赤目が、鏡に映る己の蕩姿を視認して倒錯的な興奮を覚えたことが、密着する変態猫には手に取るようにわかる。
『くふふっ、この子、やっぱしドMなんやねぇ♥』と吊り上げた唇端に鋭い八重歯の覗かせる。
そんな娘の肢体が切なげに細脚を寄せ、既にぬめりを帯び始めているだろう付け根を隠す様に女々しい内股を形作る。口元を両手で塞いで喘ぎを必死で押し殺す様子も含めて酷く興奮した変態猫は、ますますの密着で彼女の背筋に巨根を押し付け、どぷっ、びゅるっと溢れる先走りを塗り付けながら腰を使い、絶頂に向けて駆けあがる女の背筋をオナホ代わりにして
「――――おっ、ほ♥ く、ッふぅうっ♥ おっ♥ おっ♥ お、ほぉお…っっ♥♥♥」
彼女の絶頂に合わせ、その背筋に思い切り白濁をぶち撒けた。
二度三度と射精をやり過ごした上での爆発は、ただでさえ常人離れたした大量射精をいつも以上の勢いで吐き散らす。背筋を伝い、うなじにまで駆け上がった白濁で汚した背が、絶頂の弛緩にへたり込むなら、そのまま白背全体にザーメンの液流をぶっかけていく。
「は……っふ♥ おふっ♥ お、ほ………っ、ふぅう……っ♥」
しばしそのまま、丸められた背に向かって褐色の繊手の扱く太槍を向け、びゅっ、びゅくるっ、びゅるっ、ぶびゅるっと残滓というにはあまりに多い黄ばんだ粘液を浴びせかける。
そうしてようやく長く続いた射精の余韻から抜け出せば、未だ臍上まで反り返ったままの巨根も誇らしげに金眼を見下ろして
「―――――………♥」
出会ったばかりの頃の凛々しいコート姿と、今のあまりに弱々しい白濁塗れの背筋のギャップにムラついたのだろう。
未だ弛緩して力の入らぬ尻を両手でひょいと持ち上げて、あろうことか不浄の窄まりに、ザーメンコーティングのぬめりとボディーソープのすべりを良いことに、いきなりのちんぽ挿入をお見舞いしようとする。
■イリーナ > 意識が飛ぶ直前。
背中に伝わる生暖かな感触。
まるでゼリーのように濃く、大量のナニかが放たれる。
そのままソレをローション代わりに擦り付けられていたその熱と脈動は背中越しにもしっかりと伝わって。
「…………ぁ、っ……は、は……ぁ」
膝を抱えるようにして絶頂の余韻に浸り……浸り?
背中から首筋にまで浴びせかけられたそれ。
もう間違うことのないむせ返るような臭い。
まだ絶頂の余韻で震える指がソレを掬い――……。
「フー!」
顔を真っ赤にしなが、わなわなと震える手。
「だ、れか……知らないけどっ!」
ぎゅ、と握りこみ。背後の誰かに向けて肘鉄を繰り出そうとするのだが。
達せられたことで力が抜けた身体に、怒り任せの大ぶり。
呼び動作まで大きすぎたのか――。
繰り出そうとした直前に、後ろの穴へと塗りこまれる精液、そして――。
「ちょ、……っと!?」
誘うようにひくつく菊の穴。
不意にそこを押し広げようと当てられたその太さに驚きの表情が背後にいる誰かへと向けられて。
「ま、まっ……て――」
みり、と尻穴を押し広げられる感触に女の身体が小さく跳ねるが。
■キルシュナ > 怒りの気配も濃厚に、ぷるぷる震えていた背が激発の肘を飛ばしてくるも、絶頂直後で精彩を欠いた反撃がこう見えて凄腕の暗殺者でもある猫娘に通じるはずもない。
ひょいと背を反らすスウェーで肘打ちを空振りさせて、泳ぐ肢体をひょいと持ち上げ―――ぬぢゅぅうっ♥
ザーメン塗れの焼けた鉄柱が、丸く滑らかで、しかし凶悪なまでのボリューム感を持ち合わせる巨根の先端を排泄の為の窄まりに押し付ける。
「くふっ♥ 待たへ~ん♪」
弱々しい懇願に返すのは耳朶に唇を触れさせながらの容赦の無い囁き。
誰にも聞かれぬようにしていた声音を彼女にだけ聞かせる様に認識改変を修正しての西方訛りは、ハスキーなアルトボイスと白背にザーメンを塗り広げる爆乳の弾力と共にかつて出会った変態猫の姿を想起させてしまうかも知れない。
が、正体がバレようとも知った事ではないとばかり、抱え上げていた彼女の裸身を下方に降ろせば、重力に引かれる身体はキルシュナの巨根に排泄孔を貫かれる事となるだろう。
本日の変態猫のおちんぽは、いつもに比べれば大人しめ。
それでも彼女の腸管のS字結腸を貫いて、大腸の奥壁にどすんっと打ち当たるだけの長さと、腹腔内が他者の肉にて押し広げられ蹂躙される圧迫の異物感を十全に感じさせるだけの太さは持ち合わせている。
当然、カリ首の段差もかなりの物で、引き抜きの際には内臓その物を掻きだされるかの魔悦を生じさせることだろう。
そうして彼女の排泄孔を肉の杭にて刺し貫けば、改めて浮かしていた腰を風呂椅子にストンっと下す。その際の衝撃が、どすっと彼女の腹腔内に重い被虐のボディーブローとして突き刺さろうか。
そのまま彼女の下肢を片足づつ持ち上げて、ぱっくりと開いた己の膝上の外側へと置きなおせば、薄く湯気に曇った鏡の向こうに排泄孔を貫かれ、M字開脚の体でぐちょぬれおまんこを晒したメスの姿が映る事になる。
■イリーナ > 見えていない相手に通じるかどうかもわからぬ肘内。
するりと回避されてお尻を持ち上げられて後ろの穴へと濡らされる精液。
そして囁かれる言葉は、この謎の襲撃者を伝え。
「キルシュナ……ぁ!」
相手の名を呼ぶと同時に、抱えられていた身体が降ろされる。
カリクビが押し広げ抉りながら一気に貫かれる。
「おっ、ほ……ぉ――ぐ、ぅ」
顎がまたあがり、唇がだらしなく緩んで開き舌が垂れる。
赤い目はまた意識が飛ばされかけてか光を失いかけ――。
その衝撃にうめき声とも喘ぎ声が混じったような汚い声が上がる。
内臓まで伝わる響きに一本の芯を通らされたかのように身体は動けない。
「な、が……えぐ、らなぃ……でっ!」
もう唇は両手で隠せない。
椅子へと座りなおす衝撃で苦しそうに喘ぎながら。
「は、は……ぁ、」
と、ここで正面の鏡を見れば両足を左右に大きく広げ。
すっかり膨らみ存在を主張する淫核と物欲しそうに愛液を垂れ流している秘所。
それをガラスへとさらけ出している自分の姿。
「や、やめ。 こん、な。 とこ、で――っ」
いつ周りに見られるか、いや既にみられているのだろうか。
声が震えるが、期待もあってか潤んだ目が姿を隠す背後の人物へと向けられるけれども。
■キルシュナ > 「んひっ♥ バレてもうたかぁ♥ まぁ、バレたいうてもヤる事変わらへんけども♪ おほぉぉおお……っ♥♥」
怒りと羞恥のない交ぜとなった声音に名を呼ばれた変態猫は、悪びれもせずにパッとその身を曝け出す。とはいえ、姿を見せたのは彼女に対してのみ。
周囲からは相変わらず姿の見えない透明人間状態。
風呂椅子に座っている彼女のお尻が椅子から浮いて見えるといったはっきりとした違和感は自然と修正されるのが幻術ではなく認識改変の使い勝手の良さである。
「んっふ♥ イリーナ姉やんの汚喘ぎ、興奮するわぁ♥ このまま思いっきりケツ孔掘り返して、周囲がドン引きするくらい汚喘ぎ響かせたいトコやけど、今日の趣向はそういうんちゃうねん。ま、その辺終わったら本気でずこずこしてまうけども♥」
周囲から見れば、全身をボディーソープの泡に塗れさせた所でいきなりへたり込み、かと思えば改めて椅子に座り直してぱっくりと両足を広げて己のまんこをエロ顔で見つめる変な女というのが今の彼女である。
もう完全に変態娘ではあるが、その痴態を見せるのが同性でさえ思わず見惚れる程の美貌とむしゃぶりつきたくなる程の扇情的な肢体の持ち主ともなれば周囲の目も変わろうという物。
「くふふっ♥ もう何人かには見られとるねぇ……ほれ、隣の嬢ちゃん、真っ赤な顔してちらちらとイリーナ姉やんのとろとろまんこ視姦しとるでぇ?♥」
彼女の肩に顎を乗せ、摺りつける様に寄せた頬が彼女の頬を押して右隣でシャンプーを泡立てていた少女に意識を向けさせる。片口くらいまでのショートカットに指を埋めた両手は先ほどから動きを止めたまま、白泡の伝う頬を林檎みたいに赤らめた童顔が、ちらっ、ちらっ、ちらちらっ、じぃぃい…っと鏡越しに銀髪美女の姫華を観察している。
「折角やしサービスしとこか♥ ほぉれ、くぱぁ…っ♥♥」
脇腹からウエスト、ヘソの窪みを経由して下肢の付け根へと滑り込む褐色の繊手が人差し指で大陰唇の恥肉をくぽくぽと中央に寄せ集めていたかと思えば、きゅっと柔肉に食い込んだ二指が左右に広がり、内臓の肉色を外気に晒す。
その間、彼女の尻穴に埋めた巨根は腰を振るでもなく大人しくしたままなれど、どれほど強く締め付けようとも硬質ゴムめいた逞しい硬さと野太い圧迫感は些かも減じる事なく存在し続け、背徳の愉悦をじくじくと募らせ続ける。
■イリーナ > 「ふざ、けないで……よ、っ……」
背後から自分を貫いた女を恨めし気に……羞恥と快楽で蕩けた眼で見ながら。
行き場を失った両手は自分の両膝へ置かれ、若干の前かがみ。
その姿は見せつけ晒す露出狂のソレであった。
「しゅ、みが……わるいっ!」
今日の趣向を伝えるそれに毒づきながら言われるがまま視線が向く。
こちらをちらちらと眺める少女。
真っ赤になりながら食い入るようにこちらを見る視線。
「っ、ぁ――」
どくん。と高鳴る鼓動。いつの間にか呼吸は再び艶やかに暖かに。
サービスとばかりに彼女の指で広げられる秘所。
外気に触れ、晒されたソレは――物欲しそうに、卑しくひくついて。
「ゃ、キルシュナ……だめ、だって、ば……ぁ」
いいながら、女の腰が浮きゆっくりと降ろされる。
塗りたくられた精液が潰れ、跳ね。 ぐちゅりと艶めかしく響けば。
少女の視線とその音と快楽にあてられてか女の腰は止まらない。
唇が緩み、腰が浮き沈むたびに胸が気持ちよさげに揺れる。
膝に置かれていた手が、胸と広げられた秘所へ。
存在を主張する淫核へと伸びていく。
「うごぃ、ちゃ……だ、めだって……」
ぐちゅ、くちゅ。と自分で腰を動かしながら。
だらしなく緩んだ唇と、その端から唾液を垂らしながら女の鼓動はどんどんと高鳴り、隣の少女だけでなくこちらに熱い視線をおくる観客へとその痴態を晒そうか・
■キルシュナ > 「にひひひっ、そないな事言うたかて、こんだけ乳首ビンビンにしておまんことろとろにしてもうとったら迫力なん欠片もないでぇ?♥ おほっ♥ 今おまんこひくってしたで?♥ あのお嬢ちゃんに見られて感じたんやろ?♥ もっと見せたろ?♥ な?♥ 綺麗な姉やんがケツまんこにぶっといちんぽ突っ込まれて、おまんこくちゅくちゅ弄繰り回されて、マゾ丸出しのエロ顔晒してイッてまうとこ見てもらお?♥♥」
言いながら秘裂を左右に拡げていた二指を纏め、にゅるぅんっと彼女の胎内に潜り込ませる。そのまま尺取虫めいた動きでにゅっ、にゅるっ、ずりゅっとGスポットの膨らみを集中的に押し抉り、かと思えばいきなり動きを止めた二指を胎内で広げて空気を送り込み、苛烈なバタ脚でぐちょぐちょぐちゅぐちゅと卑猥な水音を響かせたりもする。
そんな愛撫と、隣り合う少女からの熱心な視姦に晒され続ける銀髪美女の腰が、恐らくは無意識のままに動き始めたことに気付いたなら
「おっほ♥ んおっ♥ おっ♥ おっ♥ おほぉ…っ♥ 何言うとるん、イリーナ姉やん、腰動かしとるんそっちやん?♥ おっふ♥ 姉やんのけつまんこ、おっ♥ ほっ♥ にゅるにゅるで、締め付け強ぉて……くっ、ふっ♥ んぉお…っ♥」
気付けばキルシュナの腰もまた前後左右に妖しく揺すられ始めていて、愛液とザーメンの粘つく淫糸の卑猥な水音を響かせていた。
周囲からは風呂椅子の上で下肢を左右に割り拡げ、変態スクワットよろしく豊尻を上下に揺すり、たわわな双乳を銀の髪束と共に揺らめかせる美女の痴態として捕らえられているだろう光景。
黙っていてさえ人目を惹く整った容貌といやらしい肉付きが、凛々しい顔立ちを生々しい雌顔に蕩けさせ、洗い場で晒すにはあまりに不自然な動きと共に衆目を集めていく。
『お、おい、あれ、何ヤッてんだ?』『し、しらねぇけど……なんか、やばい……』『はぁ……っ、はぁ……っ』『や、やだ、あの人、何してるの……?』
ピクつく猫耳が、ゆっくりと広がっていくざわめきを拾って大口を笑み歪ませる。
■イリーナ > 「そん、なわけ……な、ぃ……から!」
否定の言葉は口先だけ。
体も、心も、すっかり蕩けるのは分かっている。
秘所を愛撫する指の動き。
それに応えるように愛液が跳ねていく。
動き始めた腰はもう止められなくて――。
「なに、ぃって……るの、よ……っ」
周囲から見ればひとりで行っている上下運動。
「や、っ、だ……腰、止まらな……」
動くたびに、内を抉られ内臓を引きずり出されそうな気持ち悪さと、気持ちよさ。
周囲からのざわめきは女も感じることができたのか、恥ずかしさと心地よさからか目を閉じて――。
それでも、腰の動きは貪欲に求めんと止まることはなく。
■キルシュナ > 傍から見れば、己が手指で乳首とクリトリスを弄り回しながらの変態スクワット。しかし、実際には褐色肌のふたなり猫とのボディーソープとぶっかけザーメンを用いたローションプレイにも似た密着を伴うアナルセックス。
「ほっ♥ ほぉっ♥ おふっ♥ おほっ♥ おっ♥ おっ♥ おほぉお…ッ♥」
秘所を弄んでいた二指も抜いて、両手でがっつり彼女の腰をロックして、下方からガンガン腰を突き上げる背面座位でのハードファック。
どちゅっ、どちゅっ、ぶちゅっ、ぶぼっなんて粘着質の水音と、空気漏れの恥音が、ぱんぱんぱんぱんっとリズミカルに響くスパンキング音と共に銀髪美女の嬌声を飾る。
「はぁっ♥ はぁっ♥ おっ、ふ♥ んふぅうう…っ♥ イリーナ、姉やん、舌、だしぃや……んちゅる…っ♥ れぢゅるっ♥ じゅるるっ、れるぅ…っ♥♥」
ずどんっと一際強い突き上げにて彼女の身体を浮き上がらせる。
弾みでにゅぼんっと引き抜かれた巨根をもどかし気に彼女の尻穴に埋め直しながらの体位変更は、鏡に彼女の豊乳を押し付ける形の立ちバック。
そのまましばらくばすんばすんっと豊満な尻肉が波打つ程のハードピストンを行ってから、蕩け切った彼女の顔を横向けさせて、舌を出させてのディープなレズキス。
その間も激しい腰振りは続いているので、二人の唇はほぼ密着することなく、無様に伸ばした舌と舌を体外で絡み合わせ、唾液糸を振り散らす様な品の無い口付けとなる事だろう。
そして元々早漏気味の変態猫のピンッと立ち上がった猫尾がぷるるっと震えたかと思えば
「お……ほっ♥ んほぉおお……っっ♥♥♥」
どびゅるるるるるぅううっ!♥ びゅくっ、びゅくるんっ♥ びゅくっ、びゅくっ、ぶびゅるぅううううううッ!♥♥
液砲とでも呼ぶのが相応しいジェル状の濃厚ザーメンの液塊が、最奥に突き立てられた剛直の先端から迸り、大腸壁を乱打する。
ビールの大ジョッキを波々と満たす精液は、一応は顔見知りの被害者を気遣った特別仕様。
それは、腹腔内の汚物を取り込み、その体積までもを新たなザーメンと化す淫術が掛けられた物。唯一問題となるのは、今後1、2週間の間は彼女の汚物全てがザーメンとなるなんて副作用なのだが、その頃にはとっくに彼女の前から姿を消しているキルシュナには関係がない。
むしろ、銀髪美女が屈辱と羞恥に震えながら、毎朝の様にザーメンうんちをひり出す姿を妄想すれば
「お……ッほぉおおっ♥ 出る…っ♥ まだ、射精るぅううぅうう……っっ♥♥♥」
そのまま二度目の射精に突入する程の興奮に背筋が震え上がるばかり。
そうして変態スクワットの自慰姿を見せつけた後、周囲のギャラリーを誘うかの様に尻を突き出し、何故か丸々と肛門を割り拡げ、たわわな尻肉を波打たせて牝鳴きした体の銀髪美女は
「ほぉれ、そろそろ抜くでぇ?♥ 周りの連中にザーメンびゅるびゅるするトコ見てもらおな?♥♥」
なんて言葉と共に野太い肉栓を引き抜かれる事となる。
彼女が必死の抵抗で尻穴を締め付け、人としての尊厳を台無しとする衆人環視のザーメン排泄姿を押しとどめたとしても、既にエロボルテージが限界を超えたギャラリーによる輪姦行為は止められまい。
キルシュナの施した淫術のおかげで、後孔を使われたとて恥ずかしい汚れを付着させる事がないのは救いと言えば救いだろうが、『うは、なんだこの変態女。ケツん中ザーメン塗れじゃねぇか』『予めザーメン浣腸仕込んでたのか。とんでもねぇド変態だな』なんていわれのない悪評を塗布されてしまうのだからあまりうれしくはないだろうけど。
そんな大浴場での輪姦パーティに途中から一参加者として潜り込んだ変態猫は、適当なタイミングでぐったりした彼女を連れ出しお持ち帰り。
その後二人きりの部屋では恋人同士の如くたっぷりいちゃいちゃしようとするのだけれど、これだけのことをしでかした変態猫を、果たして彼女が大人しく受け入れてくれるかどうか……。
■イリーナ > 「おっ、ほ……お、ぐっ。 きて、るっ!」
下からの激しい突き上げに背を反らせながら受け入れる。
激しさに目がちかつき、また意識を飛ばしかけながらも、中を抉る肉棒の動きで引き戻されて。
「はっ、ぁ……ぁ、む……ん、んっ――!」
冷たい鏡に身体を押し付け、豊満な乳房を押し付けながら背後から貫かれる。
唾液の糸を引き合いながらの舌を思うがまま絡めあい――。
「、ッ……ん、ぁ……っ!」
アナルへの挿入で二度目の絶頂。
悲鳴は絡めあう舌に溶け、それでも止まらない相手の腰の動き。
こうなると声もあがらないまま何度も力強い腰の動きで達せられあとは貫かれるがまま。
「ふ、ふー……ぁ。 はぁ……」
長い長い種付けザーメンに身震いしながらそれを受け入れ――。
彼女のサイズもあったのだろう。
絶頂で緩んだ身体ではお尻の締め付けもゆるゆる。
ぶしゅ、ぷしゅ。と排せつのようにザーメンを垂れ流し――。
「――――ぁ」
背後、すっかり見世物と化した自分を囲む男達。
手首を引かれ、それ専用の部屋へと拉致されれば――。
あとはもう、なすがままされるがまま。
しばらくしてからしれっと現れた首謀者には……。
「ふっっっっざけなんじゃないわよぉー!」
なんて、怒声を浴びせたのは次の日の朝であったとか。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からイリーナさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からキルシュナさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > ここの風呂は実に――久々な気がする。
ざばん、と湯気が立ち上る中、大男が露天風呂の中に身を沈ませる音がした。
「う、ぐ、ああ……あぁー……。」
大型のけだものを思わせる声が響く。
でかく、巨大な体躯が湯煙の奥でうごめく。
夜闇の中、風呂でなければ、それこそ野生のけものであるかのようだったが。
「ん、ぐ……やっぱ風呂ォ、いいなあ、おい…。」
実際のところは、風呂が気持ちよくて出た、呻き声みたいだった。
ぶへーとお仕事帰りのおとーさんみたいに、緊張感のない息も吐きだして。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にロッティさんが現れました。
■ロッティ > 「……ここがお風呂、って言われたが……どんな風呂なんだ?」
湯気が立ち上る、その露天風呂。
女湯だと勝手に思い込んだか、誰もいない、と思って自らの豊満なその肢体を晒して、ちゃぷん、とゆっくりと身を沈める音。
「は、ふぅ……。あったかい……。」
他に人がいない、と軽く見渡しただけでそう思ったのか、風呂の心地よさに浸り始めて、一つ、吐息を漏らして空を見上げ始めて。
■イグナス > あん?と首をかしげる。
ぴちゃりと聞こえた音、はて、こんな時間に――まあないではないが、ほかの人間が来るか。
ざぶ、と湯をかきわけて、そちらに体を運ぶ。
「お?」
もっかい首を傾げた。女、とは思ってなかったからだ。
「なんだ、珍しいモンだな。」
なんてつい口に出してもしまう。
しまった、もう少し眺めてりゃあよかったって後悔は後の祭り。
仕方なしに、よう、と片手をあげて挨拶を。
■ロッティ > 「―――うえ?ひ、人?」
勝手に思い込んだことだが、誰もいない、と思って脱力して浮いていた所で、かけられた声。そちらを見やれば、かつての自分より遥かに高い身長の、男性。
「…ここは、混浴だったのか?」
ふらりふらりと風来坊。適当に入った風呂場で、こんな状況になるとは全く予想していなかった様子で、挨拶されればぺこり、軽く頭を下げて挨拶し返す。
■イグナス > 「ああ?……なンだお前、気付かずに入ってきたのか。」
間抜けだなあって、笑う。けらけら。
ま、後悔したって後の祭りとばかりに、ざぶんと。湯に漬かりなおして。
「ま、もうあきらめろ、諦めろ。
入っちまえば、湯ゥ楽しんだ方がいいぞォ。」
けらけらと笑い、気軽に言いながら。
下げられた頭には、イグナスだ、と一言。軽めに挨拶を返して。
■ロッティ > 「……まぁ、その。今まで巡ってきた国には、混浴は無かったからな。国を巡った数こそ少ないけど。」
けらけらと笑われて、思わず頬を赤らめて。
自分の不注意だというのは理解しているので、ぶくぶく、と多少顔を湯に沈めてすぐ戻る程度で。
「まぁ、それはそうだな…。
入ってしまったものはしょうがない、か。」
気軽に言ってくれる、と肩を竦めつつ。
相手の名を聞けば、ロッティ、と、自分の名を名乗り返して。
■イグナス > 「ンー、なんだ、旅人か何かか、お前は。」
珍しい職業でもないが。最近は旅とは離れていたゆえに、ほう、と少し驚いたように。
顔を湯に沈めるしぐさには、ククク、と喉を鳴らして笑って。
「そう、そう。入っちまったモンは、素直に楽しんどくのが一番だ。
あー…ロッティな。……まあ、変なのもいィっぱいいるから、気ぃつけたほうがいいだろうけどもよ。」
自分がそうだとは、もちろん言わないが。
じろじろと、彼女の肢体には視線を送り。
■ロッティ > 「冒険者、ってのが近いかな。まぁ、旅人でも間違っちゃいないが。」
小さく、小さく、風呂の心地よさに笑みを浮かべながらも答えて。
思わず、と言った仕草を笑われ、頬の赤みは引かなくて。
「変なの…?そ、そういうものなのか…。ある意味特殊なのか?この国は。」
自分みたいな、そういうのもいるのだろうか、と。
本来自分についている筈の無い、お湯に浮く豊満な乳房を、そしてその下のむっちり、と肉のついた肢体(個人判断)を見下ろして。
■イグナス > 「へえ、じゃあ同業者だ。おれも冒険者でな、この辺りを拠点にして――ま、最近はサボってンだが。」
冗談めいて、肩を竦めて笑う。実際のとこ、最近さぼってて、こうして出てくるのも久々なくらいだ。
くく、とやっぱり頬のゆるみは止まらずに。
「特殊―――あー、どーだろー、な?どこンでも変なのって、いると思うが。
ま、……混浴にそう無防備に入ってきたんじゃ、襲われても文句は言えねえかもなー?」
むっちりとした肢体は、それだけで欲情を煽る。
じろじろと遠慮なく視線を向ける。これじゃあ、自分がその、変なの、と宣言しているようなもんだが。
あんまり遠慮なしというか――むしろ隠す気がない。
■ロッティ > 「サボってるのか……。まぁ、休業期間も必要なのはわかるが。あまりサボりすぎると身体がなまるぞ?」
相手のその様子に苦笑しか浮かべられず、素直に答えて。
頬の緩みの止まらない様子は気が付いていない様子。
「確かに、どこにでも変なのはいるが…変なのがいっぱい、とかは、国にいる人には言われなかったからな。
――そ、それは、人がいないと、思ったからでっ――!」
遠慮なく、視線を向けられわたわたと慌てて否定するように。
思わず、片腕ずつで、下半身と、胸を、隠そうとしてしまう。
■イグナス > 「なァに、そこまでヤワな体のつくりァしてねえよ。よゆーよゆー」
ぐるぐると腕を回して見せる。言葉の通り、確かにがっちりとした体躯
サボっている、という言葉が本当かと疑われるくらいに、鍛えられた鋼の肉体で。
「そりゃァ、まあ、自分の国を変とは言わねェやなー……ッく、っく。
おいおい、なんだよ、せっかくなのに、隠したら台無しだろうー?」
機嫌よく話していたが、余計に機嫌よさそうに。
彼女が羞恥心を煽られている姿が楽しくてたまらない、という様子。
視線はぎらぎらと、やっぱり、楽しむだけじゃあなくて欲望もしっかりとむけて。
■ロッティ > 「よ、余裕なら、いいんだが……ってそうじゃない!」
鍛えられた鋼の肉体に、一瞬視線を奪われるも、ぶんぶん、と頭を振って気を取り直して。
「か、隠したら台無しって…!否定はしないが、こっちにだって事情があるんだよっ…!」
羞恥心を煽られ続け、ぎらぎらとした視線を向けられれば、隠したままでそう答えて。無意識か、口調が荒いものになりかけて抗議するように。
■イグナス > 「事情ぅー?」
んんー、と目を細めて、じっと相手を見つめる。
単純に見つめられて、見られて、恥ずかしいという感じ――よりも別の事情もありそうだ。
ふむと一度思考の時間。
はてさて、どんな事情があるかとも考えるが――
「まァ、いいか。」
考えるのを放棄して襲いにかかるのであった。
ざばざばと湯を掻き分けて近づけて――果たして成功するやら,逃げられるやら。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からロッティさんが去りました。