2020/08/23 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
■シャルティア > 湯けむりで、温泉の向こうが見えぬほどには広い露天温泉
源泉かけ流しで、岩の湯船から温泉がわき溢れる贅沢な温泉を、一人の少年が独り占めしてる
人懐っこそうな顔立ちの、まだ幼い子である。顔立ちも、幼さ故に少女にも少年にもみえるが、ちっちゃなモノはちゃんとついている
「あーしをのーばしておーんせん♪きゃふー♪」
両手で、温泉のお湯を救って宙へと投げる。水しぶきが散って落ちるのを愉快そうに眺めて
■シャルティア > ひょいっと、立ち上がる
ぽかぽかに温まった桜色の身体で温泉から元気に飛び出て、とたたっと岩場をかけて、脱衣所へ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にはばりさんが現れました。
■はばり > 今日は混浴、そして濁り湯の日。
白く濁ったとろみのある湯舟は一度潜ればだれがもぐったか分からなくなりそうな程濃く、沈められれば底なしと見紛うてしまうやもしれない。
観えないことによる恐怖というものはなんにでもあるもので、同時に何をしているかバレにくいというのは利点にもなる。
「わっせ、わっせ」
何が言いたいかと言えば、周囲は既にピンク色の雰囲気に包まれていた。
湯殿の掃除をしているミレーの子は汚れた床を雑巾で掃除をしている。
「……へぇ、盛況なのはよござんすが、始末が大変でいけねぇや」
■はばり > 兎は宿のバイトである。炊き出しから掃除、お背中流しに夜のお相手まで、お客様にサービスを提供する役割を持っている。
今もこうして男女の嬌声を音楽にリズムよく掃除をしている。
尾は僅かに跳ね揺れて、尻を振る。
「……ったく熱くてかなわねぇ」
■はばり > 一頻り掃除を終えたタイミングで掃除用具を仕舞い込み、風呂場を一瞥する。自分の仕事はひと段落ついたが、監視ついでにやることがある。
客が何かを頼んだらそれに応答できるように待機しなければならない。風呂に入りながら飯が食いたい、酒が飲みたい、あるいは相手をしてほしいという客がいたら対応できるように。
「……まぁ、わっちゃあ人気がねぇんですけど」
■はばり > 待ち人となって待機していた他の従業員は次々と呼ばれていった。飯炊きに向かったり、酌をしたり、そのまま行為の相手になるよう要求されて湯船に引きずり込まれたり。
立ちんぼでぼけらっとしていると番頭に殺されるから、身なりは多少汚くてもぴしっとしている。まるで折檻を受ける時に並ばされている気分だ。
湯煙に当てられ、少しゆらゆらとする思考。
「……っと、いけねぇ」
気もそぞろに持ち直し、ぴしぴしと自分の頬をサンドして叩いた。
■はばり > 「……掃除でもすっか」
余り物は余り物なりの仕事をしないといけない。やれやれと肩を竦め、また掃除用具を取りに向かい、清掃を開始するのだった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からはばりさんが去りました。