2020/07/19 のログ
ボブ > (広い部屋の中に小さな浴槽が幾つもある薬湯風呂部屋。
その中の一つ、筋肉疲労回復の効能がある薬湯風呂に浸かっている褐色肌の筋肉質な身体付きをした男)

「あ……ああぁぁぁ……、いい感じに身体に薬効が染み込んでくるなぁ~。
この浴槽は真っ当な薬効の風呂だけど、周りの浴槽の中には妖しい効能の浴槽もあるんだよなぁ~。
うっかり肩まで浸かり込む女性なんかいたら、とんでもなく身体の芯まで熱く身を焦がされるだろうな……」

(浴槽の一つ一つにはきちんと薬効の説明書きはあるが、ちょっと目立ちにくい置き方をしてる為、
説明書きを見落とした者にとってはトラップだらけの怪しいエリアである事を男は独り言のように呟きながら湯船に浸かっている)

ボブ > (薬湯風呂に浸かり、普段の仕事で酷使している身体を癒し上げた男はゆっくりと湯船から上がり、腰にタオルを巻いていけば)

「ふぅ~~~、今日も実にいい湯に浸かれたもんだな。
後はどっかの飲み屋でも探して、風呂上がりのいい酒でも飲みあげるとしますかね」

(水浴び場を出た後のお楽しみを心待ちにしつつ、男は浴場を後にしていった)

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からボブさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 「よ、はっととと…とーぅ!」

滑りやすい、大理石を器用に走る小さな少年。そのまま、かけ湯もせず、浴槽へどぼーんと飛び込む
九頭竜温泉の室内浴場
まだ幼い顔立ちの少年は、ぷはー、と顔をだし、顔をごしごしこする。温泉の暖かさがじんわりと伝わると、ふにゃぁ~と気持ちよさそうに目を細めて

シャルティア > いっぱい温まったら、ひょいっと温泉から出て、脱衣場へと駆けていく
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にタン・フィールさんが現れました。
タン・フィール > 大浴場から十数歩ほど歩んだ先に設置されている、清め湯やシャワー、石鹸や化粧水などが並ぶ洗い場。

暖かなシャワーを浴びながらアーモンドほどの大きさの、琥珀色の宝石のような石鹸を取り出した少年は、
こしゅこしゅと掌でそれをこすりあげる。
またたく間に小さな手のひらからは、もこもこと白く質量感のある泡がたちこめてきて…。

「おおーっ! っふふ、特製の薬用石鹸、だいせいこう!
これくらいちっちゃくって、泡立ちが良ければ…冒険者のヒトも旅の途中、便利だよねー。」

少ない量と水で、身体や食器や衣類を清潔に保てる石鹸を作っていた少年。
その固形量に対する泡の生成量や、殺菌成分、美肌成分、泡の質感の心地よさにうっとりして、
ふわふわと掌に泡を乗せ、少女のように華奢な身体の、胸元やお尻や髪の上にぺたぺたと泡をはりつけて遊ぶ、

「―――あっ、ひつじ! ひつじさんみたい!」

洗い場の鏡に映った自分の姿は、胸元に綿あめのような飾り付けの、短いかぼちゃパンツ状のもこもこの白泡に包まれた、
子羊のミレーのような風貌で、子供っぽく泡で自分の身体や髪をいじりまわす、
最近お気に入りの、少年の一人遊び。

タン・フィール > 「よし、ツノとかもつくってみよっ!」

掌で泡をねりねり、まるでホイップクリームを入念に泡立てて、
形状を変化させ維持させやすくするように馴染ませながら、
そのクリーム状の泡を黒髪にちょこんとのせて、
羊の耳や巻き角を表現していく。

お尻にも、綿あめのようにふわふわの泡を形成して、真っ白の泡パンツと合体させ、羊の尻尾をイメージして。
少年の想定する「ひつじさん」の造形にあわせた仮装の化粧をほどこしていく。

「ん~! このかっこ、気に入っちゃった、こういう服とかって王都で売ってるのかな…。
―――いや、いっそ、ホントに羊さんに変身できるお薬でも、つくっちゃおうか…
…ええと、まず必要なのは、ホンモノのひつじさんの毛と、蒸留酒…
ミレー族の遺伝子情報の、なにか…」

ぶつぶつと、羊のミレー属に一時的に変身できる薬を思い描いて、
それを作るにはどのような素材や調合が必要か、ぶつぶつと呟き始める。